迷惑系コズミック邪神チューバー
B…ボケ T…ツッコミ
B「コズミックチューブ視聴中のみんな! ばんちゃ~す! オレ、コズミック邪神のニャルラだぜ!」
T「皆様こんばんは~! ボク、コズミック邪神のホテプで~す!」
B「今回のターゲットはこの海のある惑星! まだ命も生まれていないこの星に、早速迷惑かけちゃうぜ!」
T「うわ~、いったい何しちゃうんですか?」
B「デュフフ、まあご期待しやがれ! あッ、見ろ! いまこの星に最初の命が誕生しやがった!」
T「新たなる命! まさに奇跡の結晶ッ!」
B「プチッ!」
T「つぶしたーーーッ! なんと邪神ニャルラ、最初の命を指でつぶしてしまったッ!」
B「デュフフ、星の未来を閉ざすなど、このオレにかかれば指先ひとつで十分ッ!」
T「指先を天にかざすニャルラ! 実に誇らしげなドヤ顔をしています!」
B「あれ? もう次なる命が発生しやがった!」
T「なんとたくましい生命力! この星に今、新たな生命が次々と誕生しているッ! し、しかし~ッ! ここでニャルラがアルコールスプレーを手に取った~ッ!」
B「原初生命は消毒だあ~~~ッ!」
T「出たぁ~ッ! 邪神ニャルラのアルコール攻撃ッ! これでは原初生命などひとたまりもな~いッ!」
B「さらに塩素剤バスターからの~、銀イオン固め~ッ!」
T「ああ~ッ! 殺菌から抗菌へと容赦ないコンボ攻撃ッ! なんと恐るべき迷惑行為なのか~ッ!」
B「ホホホ、貴様らごとき単細胞生物では相手になりません! 教えてさしあげましょう。私の細胞の数は53兆です!」
T「信じられませんッ! 原初単細胞生物に細胞の数を自慢しているッ! なんてゲスい多細胞生物なのか邪神ニャルラ~ッ!」
B「原初生命は手応えが無さすぎですね。少し手を加えてさしあげましょう」
T「ああ~ッ! 邪神ニャルラ、コズミックミジンコ培養セットを取り出したッ! 水槽の中で増やされていくコズミックミジンコッ! そして水槽いっぱいに増えたそれを、あ~ッ! 海に放流した~ッ!」
B「さあ、さっさと進化してかかってきなさい! 時間加速!」
T「凄いスピードで時間が過ぎていく! コズミックミジンコが進化して、進化して、進化してッ! 巨大な恐竜となった~ッ! 邪神ニャルラ、こいつと戦うというのかッ! 互いの肉体がぶつかり合う激しいバトルが期待されます!」
B「メテオ!」
T「あッ、あ~ッ!? ま、まさかの隕石投下~ッ! 我々の期待を裏切り、卑劣にも宇宙から恐竜たちを殲滅ッ! なんてえげつない、汚ないぞ邪神ニャルラ~ッ!」
B「ホホホ、いつから私がまともに戦うと錯覚していました?」
T「開き直った~ッ! 堂々と開き直ったぞ邪神ニャルラ~ッ! さすが邪神ッ! そこに痺れる、痺れクラゲーーーッ!」
B「おやおや、隕石のせいでほとんど生物がいなくなりましたね。仕方ありません、時間加速!」
T「またまた凄いスピードで星の時間が過ぎていく! あっ、地上に二足歩行生物が生まれました! そしてたちまち数を増やしています。一体どんな生物でしょう!」
B「ほほう、人間、ですか? ほんのわずかな間に地上を我が物顔で歩くとは、だいぶ腕に覚えがあるようですね?」
T「新たな生物は人間と名乗っているようだ! その一人に邪神ニャルラが接触する~ッ!」
B「ほう、迷惑力たったの5。とんでもなく善良な生き物のようですね。教えてさしあげましょう、私の迷惑力は53万です!」
T「邪神ニャルラ、ゲス顔で人間さんに迷惑力自慢だーーーッ!」
B「えッ? 人間よ、今なんと? この星には私より迷惑なものがたくさん存在する? 教えなさい、それはなんです! 巡航ミサイルに弾道ミサイル? 核兵器に温室効果ガス? テロに戦争、地震カミナリ火事コロナ? ホホホ! そんなものすべて私が解決してさしあげます! やっておしまいなさいホテプさん!」
T「なんと邪神ニャルラッ! 自分が解決すると言いながらボクに全部押し付けてきた~ッ! しかしそこに痺れる、痺れクラゲーーーッ! じゃあ人間さんに対して迷惑レベルの高い事象をすべて改変するるよ~ッ! いあ! いあ! ノープロブレム!」
B「さあ人間よ、問題はすべて解決しました! もう私がナンバーワンの迷惑だとお認めになりますか? えッ、あなたが神かですって? そ、そうです! 私が神です!」
T「おっと~ッ! どさくさに紛れて神を騙っているぞ邪神ニャルラ~ッ! とはいえこの星の生き物はすべてコズミックミジンコから進化しましたから、それを放流したニャルラこそまさしく神と言えてしまう! 邪神なのにちゃっかり神の座につくとは恐るべし迷惑行為だ邪神ニャルラ~ッ!」
B「よっしゃあ! みんな見ててくれたかい? 今回も迷惑大成功だったぜ! と、いうわけで、あなたのおそばに這い寄る迷惑コズミック邪神ニャルラと」
T「ホテプでお送りしましたーッ!」
B&T「「またね~ッ!!」」




