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情報を整理しましょう 2

ブクマ登録してくださった皆様!!

感謝カンゲキ雨あられです。流れる涙が止まりませんッ!

本当にありがとうございます!


さぁさぁ忘れないうちにさっさと書いちゃいましょう!と鼻息荒くペンを握ると、私は目を瞑って頭をフル稼働させながらノートに情報を書き綴った。


まず、ここは某ゲーム会社の某制作チームが作り上げたスマホゲームアプリである。

その名も『王宮帝華‐君に出会って恋を知る‐』という恋愛ゲームだ。


発表と同時に予約は殺到、シュミレーションPVは異例の300万回再生の食いつきぶりで、配信されてからというもののストアの1位を掻っ攫い、準備段階だったため1名しか攻略対象が居なかったにもかかわらず人気は増す一方だったこの神ゲー。


はてさて、一体何がこんなにも人気を集めているのか、そんなお決まりの言葉が朝のニュースで聞こえる度、既に流行の一歩前らへんで沼にハマってしまった私は鼻で笑った。


このゲームの良さは3つ、いや4つかも、いやいや5か6か?...もういいや、キリがない。


兎に角何と言ってもこれだけは言いたいのは、え?絵が神過ぎない?というもの。

その他にも、魔法名かっこよすぎん?ちょっ厨二再発したんごwwwなどの書き込みから始まり、ここはMMORPGか?と思う程の神グラフィック等等。


このゲームの感想言うにしてもネット内で乱闘が巻き起こってしまう程の人気っぷりだった。



と、ここまではいいだろうと私は簡単に今のことをノートの端の方に書いておいた。



ふぅ、そして今から書くのが本命の本命、ノア様の命を簡単に刈り取ってくれた某制作チームが作ったシナリオだ。


まず、このゲームには5人の攻略対象+隠しキャラの計6名の攻略対象者がいる。


一人目の攻略対象は、ルイス・アーノルド。

このゲームのメインヒーローである。金髪碧眼の第一王子でいつも笑顔を絶やさない、それでいて優しさや正義感が強くザ・勇者様!という感じの王子。


そしてこのルイスを陰で守るのが愛しの君ノア様であるっ!!


ノア・マグレガン様はルイス専属の騎士で常にルイスの傍に控え、その神々しいお姿を皆にさらしているのである。くっ、ルイスが羨ましいっ!!お前毎日ノア様のあ~んな顔やこ~んな顔飽きる程見てきたんだろ?ちょとっとそこ代わりやがれ!!


っといけない、話が脱線してしまったわ。

話を戻すけど、ノア様はルイスの護衛として暗殺集団や第二王子派から色々と使者が送られてくるため、日々そんな奴らと戦っているのである。なんと老いたしや...今すぐそんな王子ほっぽってくださればいいのに。


そして私がやりにやり込んで手に入れた情報によれば、王子ルイスを庇って死ぬのが一回、選択肢が3つから4つになった時のヒロインの選択でバッドエンドルートに進んだ場合死ぬのが一回。他にもルイスを攻略する場合や第二王子攻略の際にも命を落としてしまうなどのノア様推しにとってのバッドエンドは数知れず。


それもこれもノア様が御落胤だったが故の暴挙だったのだ。

ノア様はルイスよりも2歳年上で、現在の正妃と結婚する前に国王が遊び半分で手を出した皇国(隣国)の公爵令嬢から生まれた子供だったのだ。留学生として王国で勉強を学ぶさなか現在の国王が遊び半分で手を出してしまったのが事の発端。最初はその公爵令嬢との結婚の話が上がるも、皇国側は拒否、また婚約期間中に大国の皇帝の血を引く令嬢を孕ませたなどと口が裂けても言えない醜聞を王国が披見する方針に決定したからだった。


といっても、芽生えて間もない命を摘み取ることなどできなかったため、泣く泣く子供は生むことになったのである。


それがノア様だ。


生まれて間もないノア様は皇国の公爵令嬢クリスティ―ナ様、つまりノア様のお母様が大事に大事に育てていた、それがたとえ無理やり作った子供であったとしても。

1年、2年とクリスティーナ様はノア様と一緒に暮らしていた。

けれど、そんな日々が続くはずもなく、クリスティーナ様のお父様がクリスティーナ様を有力貴族に嫁がせるためにノア様を殺そうとしたのだ。


そして、これがきっかけでノア様の運命が大きく変わってしまったのである。


クリスティーナ様はノア様を守るためにまだ満足に歩くことのできないノア様を抱えて馬車に乗り、逃げるのである。だが結局先回りされた父の追手の手によってノア様を庇ったクリスティーナ様は死んでしまう。


しかし、必死の思いで森の中に隠したノア様は死なずに済み、幸か不幸か王国のしかも代々国王を守る騎士として使える騎士家に拾われ、自分の父親である国王またはこれから生まれてくるであろう王子を守る者としての教育を叩き込まれるのである。





長くなりそうなのでここで切ります。

だらだらと本当にすみません。

早く進めって話ですよね、本当にすみません。

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