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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約5年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

合理性メシアコンプレックス

作者:お嬢様
 遥か、遥か昔。俺という存在が構築されるよりも1000年ほど前であったか、とかく、昔だ。

 未だ、この大地の上に、概念によって構築された古い神々が、今より遥かに多くいたらしい。伝聞調であるのは許されたい、何せ、俺が構築されるより古い時代のことだ。我らが父は、彼らを駆逐した。俺達の原型、己に似せたもの達を使って、1柱たりとも残さずに駆逐せしめたのだ。


 しかし、古き神とは厄介なもので、砕かれ、千にさかれたその残り滓を集めて再構築してを、本日只今まで、その争いが続いている。

 その間にも人の世は発展を続け、人を傷つけずに争うことの叶う場はどんどん駆逐され、ひとつ、条約が結ばれ、争いの形が変わった。


 ひとつに、互いが直に交戦することを禁ずる。

 ひとつに、人を直に傷つけることを禁ずる。


 そうして生まれたのは、人に、代理の肉体を与え、我らの力を貸し与えて争わせる戦争様式。


 稀有な金の魂を持つヒトを、古い言い回しにおいては『巫女』として、我らの代わりに、古い神と争わせる。


 今主流な言い回しは、たしか。


 『魔法少女』であっただろうか。


ダヴィドの余韻
2020/04/25 22:48
アカシアの釘跡
2020/05/20 19:54
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