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マシックガールズ  作者: まーだ
第三章 デミック・パンデミック
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幕間 二年後の世界

☆登場人物☆


『レイス・アタラクシア』

天才研究員リンネの元助手。黒のポニーテールに黒い瞳。21歳の女性。

リンネをことを信頼しているが、非人道的な研究態度に対しては懐疑的。

リンネの研究を引き継ぎ、「魔法少女病」の特効薬を開発している。

それなりに成果が出ている模様。



『アビス』

レイスの助手、兼魔法少女。レイスと同じく黒髪に黒い瞳。

シロとクロが消えてから数日後、突然レイスの目の前に現れた。

レイスの研究のため、自らを実験台として協力している。



魔法少女病の論文が公表(つまりリンネの死後)から2年。


人類の医学は急速に発展した。

欠損した部位の治療。致命傷からの回復。


『人が死ぬときは寿命と銃で脳を撃たれた時だけだ』

とまで言われるようになった。


魔法少女の力を利用した再生治療。半魔法少女(デミ)化手術。


その名の通り、この手術は魔法少女の力を一般人に与えるというものである。


魔法少女同様、ケガの治癒速度が異常に早くなり、魔法も使えるようになる。

純粋な魔法少女と違って、年をとることが出来る上、魔力の消費による消滅の危険性もない。


人類はたった二年でこの技術を確立した。


この技術の第一人者であるレイスは世界中から賞賛された。


----------


レイスは自室に戻ると、ふんわりとしたソファに飛び込み手足を伸ばした。


「いやぁ、今日も会見で疲れるわぁ……」


愚痴を言うレイスの元に、音もなく少女が忍び寄った。


「でも嬉しそうだね、レイス。」


少女はレイスにお茶とお菓子を渡した。

そしてレイスの隣に座った。


「ああ、ありがとうアビィ。」


少女の名前はアビス。レイスの助手であり、魔法少女である。


レイスはシロとクロの最期を見届けてから、デミの研究に没頭していた。

そんなレイスの元に突然現れた魔法少女であり、謎が多い。


だが、アビスはデミの研究に協力的であったため、レイスは歓迎した。


デミ化手術はアビスの協力無くして完成できたものではない。

とレイスは思っていた。


「あと、リンネ博士。あなたのおかげでもあるわ。」


レイスは天井に向かって呟いた。


「ん、なんか言った?」


「なんでもない!」


レイスはアビスからもらったお菓子を頬張って微笑んだ。


自分たちの技術は世界を救った。

レイスの頭に不安なんて言葉は一切なかった。


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