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ゾンビが大量発生した世界vs一般人  作者: リクルート
chapter.1「悪夢の始まり」
2/50

2.救助作戦

どうも、リクルートです。

2話、救助作戦です。

ぜひご覧下さい。

俺は、リーダーである華澄の話を聞き、インペリアルトパーズの基地を後にする。

そして、彩花と大祐は武器庫に案内してくれるようだ。


武器庫へ到着。


「一弥ってハンドガン持ってるよね?」

「ん?あぁ、まぁ」

拾ったヤツだけど…

「ほら、ハンドガンのマガジン、弾はもう詰まってる」

大祐がハンドガンのマガジンを沢山机の上に置く

(マガジンは、銃弾を装填する物)


「あと、これ、マガジンを腰とかに付けれるやつ、あと、荷物も入れれるポケットも」

彩花がマガジンを付けるベルトと、荷物入れもくれた。


「銃撃ゲームとかやってて、リロード早くね?って思ったことあるだろ?」

確かに思ったことある。


俺は、ベルトを装着し、マガジン10個ほど付ける。


「ごめんね、もっと強い武器あったらあげたいんだけど…今はもうないの」

「大丈夫だよ」


彩花の優しさにホッコリした。


「あと、これトランシーバーだ、俺達と連絡取る為の」

大祐からトランシーバー貰う。

「携帯はダメなの?」

「今はもう電波塔もやられてる…携帯はもう使えない」


携帯はただの温かい板に変わりましたとさ。


すると、トランシーバーから華澄の声が聞こえる。

「あ…あーよし、聞こえるな、いきなりだが、ミッションだ」


「逃げ遅れた人がいる…でしょ?」

「正解だ、彩花…ここから西区に逃げ遅れた人がいるらしい」


西…?俺が住んでた家の近くかもしれない…

「急ごう!きっと俺の家の近くだ」

「お、いいね一弥!」

大祐が俺の肩を叩く。


そして、俺達はバギーカーで西区へ向かう。


【西区に到着】


「俺は、バギーカーをゾンビらから守らなきゃいけないから救助は2人に任せたぞ」

「おっけ/任せて!」

俺と彩花は返事をし、バギーカーから降りる。


「二手に分かれて、逃げ遅れた人を助けよう」

「わかった」

いきなり、1人だけど…大丈夫だ、1回ゾンビ倒してるもん!


そして、二手に分かれた一弥と彩花



一弥は住宅地を進んでいく。

「生存者ってどうやって見つけるんだ…?」

そう思いながら歩いていると、前からゾンビが1体やってくる。


「改めて、戦闘だな」

ハンドガンの装弾数は、10発、マガジンが10個で100発…十分過ぎる量だ。


「うがぁっ!」

早速、ゾンビが襲いかかってくる。

俺は落ち着いて、狙いを付けて5発ほど撃つ。

4発は胸付近にあたり、5発目は頭にクリティカルヒット。


あれ?俺、銃使うのほぼ始めてたんだけど?

すると、近くで女の人の声がする。

「だ、誰かぁ!助けてぇ!」

どこかの家の中だ!急がなければ!


声の方角を頼りに生存者がいると思われる家に着く。

玄関から突入し、助けを求める人の所へ向かう。


「誰か…!お願い…助けて…」

リビングの角に追い詰められている女性。

俺は、リビングに突入し、ゾンビをこちらに振り向かせようとする。


「おら!ゾンビ!こっちだ!」

ゾンビがこちらへ振り向く。俺はゾンビを撃とうとした。

でも、もし弾がハズれて女性に当たったら…と考えたら撃てなくなった。


そう考えていると、気づいたら目の前にゾンビが迫っていた。

流石に首はマズいと思い、即座にガードする。


しかし、腕にゾンビは噛み付いてくる。

「ぐううっ!!!」

再生能力があっても痛いものは痛い。


俺は、ゾンビを腕から離し、ゾンビを蹴りで押し倒し、倒した状態で頭を撃ち抜く。


「あ…あの!大丈夫…ですか…?あのよかったらこれ、救急セットです。」

「おぉ、助かります」


箱の中には、包帯や治療薬が入っていた。

早速、包帯を噛まれた所に巻く、巻いただけなのに痛みがもうなくなった気がした。


女の人を連れ、俺は家の外へ出る。

すると、家を出たすぐそばに、武器持ちゾンビがいた。


「うわ、武器持ち…厄介過ぎるだろ」

武器持ちは、通常より賢くなったゾンビ。

武器を持ち武装する事で、即死攻撃などをするゾンビも現れてくる。


「うがっ!」

ゾンビは斧で斬りかかってくる。

動きは遅いので簡単に避けれる。


攻撃を避けたあと、冷静にゾンビに残りの弾数を撃ち切る。


「よし…じゃあ行こう」


俺は走りながら、ハンドガンをリロードする。

そして、バギーカーの場所へ着く。


「おぉ、おかえり、無事1人救出だな」

「こっちも救出したよ〜」

彩花も戻ってくる。


彩花が連れてきたのは、猫だった。

「にゃぁん」

「猫?」

俺と大祐はハモる。


「うん、猫…というか人がいなかったよ…」

すると後ろから。

「うがぁぁっ!」


どこからか湧いたか分からないが、大量のゾンビが彩花の後ろからやってくる。


「お前達は、バギーに乗れ、アイツらは俺に任せろ」

大祐はバギーから降りて、ゾンビの集団の前に立つ。


「はぁぁぁっ…」

大祐は力を溜めている。

「ハッ!」

大祐が拳で攻撃すると衝撃波で集団全てがぶっ飛ばされる。


「す…凄い!」

「あれが、大祐の能力の怪力だよ、もう人間の領域じゃないよね」

俺達が言えた訳じゃ無いけど…


「さて、戻ろう!」

大祐は運転席に座り、バギーカーを走らせる。


そして、安全場所へ向かっている最中に、華澄から連絡が来る。


「緊急ミッションだ!北区に変異体ゾンビが出現!放っておけば、大変な事になる!直ちに討伐を頼む」

ゾンビが変異するのはあるあるだ。


「くそ、俺は、バギーの運転があるし」

「私は猫を…」

俺しかいないやんけ…


「とりあえず、一弥を北区の近くに送る」


北区に付近に到着。

「任せたぞ、一弥」

「うん」

バギーカーは猛スピードで去っていく。


「変異体が居そうな所へ向かうか」

いかにも居そうな所へ進む。

すると、道に人が倒れている。


「これは…軍の人…?」

身体に穴が空いている…

その軍人の近くに武器が落ちていた。


「お!ショットガンじゃん」

ゾンビゲーム、序盤最強武器キタコレ。ご親切に弾まで落ちてる。5発くらいか。

そして、近くで爆発音が聞こえる。


音のする方を見ると、壁を壊して現れたゾンビがいた、姿がほぼ人間ではない、恐らく変異体だろう。


「ぎしゃぁ!」

変異体ゾンビは舌を伸ばして攻撃してくる。

「痛っ!」

普通に肩に喰らってしまった。


この変異体は遠距離でも近距離でも対応できる訳か。

ならば、距離を詰めてショットガンで…!


「ぎしゃぁっ!」

もう1回、舌を伸ばしてくる。

「…!ヤバいそれは!」

横に回避する。


今の攻撃は、即死だ…さっきの軍人の身体に穴が空いていたのこいつのせいか。


さっきのは、距離があったから少しのダメージで済んだが、近すぎると即死攻撃に変わるようだ。


「ならば、距離を取って遠くからハンドガンで」

「ぐわっ!」

変異体ゾンビはジャンプして攻撃してくる。


俺は、ショットガンでガードする。

ショットガンのような両手で使う武器は、敵の攻撃がガードしやすい。


攻撃を防いで敵に隙ができた。

「今だ!」

俺は1発ショットガンをぶちかます。

そこまで撃った反動はなかった。


変異体ゾンビは怯んでいる。

その隙を狙って、3発くらいショットガンをぶち当てる。さらに追撃で渾身の


変異体ゾンビは倒れる。

やっぱり、ショットガン強いな。

そして、さっき拾った弾をリロードする。

我ながら、使い慣れてるかのように素早いリロードだ。



すると、再び華澄から連絡が来る。

「一弥、聞こえるか?」

「はい、聞こえます」


「どうやら、その近くにゾンビの巣窟がある、殲滅を頼めるか?アイツら2人はまだ戻ってきていない」

「了解」


俺は、先程の変異体が出てきた壁の中へと進んで行った。

2話ご覧頂きありがとうございます。

一弥のゾンビ慣れは、ゾンビゲームのし過ぎから来ています。ゾンビの扱いに慣れているんでしょうね。

3話もお楽しみに

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