9杯目「将来の夢」
僕に友達がいなかった理由は言わずもがな。
我ながらこれほど好きでぼっちをやっていた人間を知らない。だが後悔はしていない。自分を押し殺してつき合う相手を友達とは言わないのだから。
ぼっちという言葉も変えた方がいいのだろう。積極的自立とかの方がずっといいだろうし、前向きな言葉にするだけで、友達がいないことを悔やむ気持ちも和らぐだろう。友達がいない自分が悪いと思ってる人は、積極的自立をしていると思えばいいのだ。
この時、暦は2000年を迎える。
みんな20世紀末を祝っていたが、僕にとって暦はただの数字でしかなかった。
――小3の3学期がやってくる。
担任と会わなければならない日数が残り少ないのが幸いだ。次にこの担任と同じクラスになった奴らの冥福を祈っておこう。完全に窓際族と化していた。言っちゃ悪いが、学校で窓際だった人は会社でも窓際になる確率が高い。早めにレールから脱出した方がいいだろう。レールから脱出しなければ時代に適合できない人間になる。社会不適合者は救いがあるが、時代不適合者になれば取り返しがつかない。
時代が求める能力を持っていない者は、それだけで貧困まっしぐらだ。昭和の発想で、今の平成生まれの子供を育てている。今後は時代不適合者の割合がかなり濃縮された世代が出てくるかもしれない。皆等しく昔の教育の被害者だ。かく言う僕もそうだった。
成人してからも、しばらくは学校教育の悪影響を受けることになるのだから。
3学期は当然のように厚着で学校に来ていた。体育の時間に僕以外の生徒はみんな半ズボンだ。寒くないのだろうか。後で知った話だが、冬に半ズボンにさせるのは生徒の心を育てるためらしい。このくだらない根性論のために、どれほど多くの生徒が風邪を引いたのだろうか。もちろん僕は積極的に体育を休んでいた。僕が体を動かすのは体を動かしたい時であって、体育の時間ではない。
下校してからは積極的に体を動かしているため、運動不足にはなっていない。誰かに指示されるよりも自分で運動メニューを決める。それができるだけでもだいぶ違う。帰宅して夕食を済ませた後、風呂に入った時に自分の体を鏡で確認する。以前よりも確実に大人に近づいていく体。
「美しい……なんて美しい体なんだ」
鏡の向こうにいる自分を顔に手の平を当てながら自信ありげなドヤ顔で見つめる。
――筋トレで鍛えた体が成長していることが分かるだけで、高ぶるっ、高ぶるぞっ!
長くてゆるふわな茶髪、女性のような顔立ち、うっすら割れた腹筋。でも腕力は相変わらず弱いまんまだし、顔も年より若く見える。全体のバランスを意識して鍛えているから、1箇所1箇所の筋肉はそこまで強くない。髪は念入りに洗っている。臭いなんてしようものなら即パッツンだ。そこらのハゲよりも清潔感はあった。性的対象が女で、鏡に映る自分も女っぽく見える。だからこそ、自分自身の見た目にうっとりしてしまうのだ。僕の好きなタイプは、僕みたいな人かもしれない。運動自体は好きであるものの、運動をさせられるのは嫌いである。日本人の運動嫌いは体育の授業が原因だろう。
やり方も分からないままスポーツの指導をされ、ミスをすれば怒られたり笑われたりする。やりたい競技も選べない。本来スポーツというのは、楽しみながら健康を増進させるためのものだ。それを無理やり勝つためにやらせているのだから、好きになる方が難しい。体育の授業にあまり参加しなかったこともあり、運動嫌いにはなっていない。むしろ参加していた方が運動嫌いになっていた。体育の授業に参加させられていた僕の知り合いはみんな運動嫌いになっていた。原因は教師の指導だったらしい。
3学期は相変わらず平和だった。みんな1学期で僕に驚いて、2学期で僕と対決して、3学期でようやく僕の扱いに慣れる。小学校時代は全体で見ればこのサイクルだ。最悪放っておいてくれていれば、1学期から平和に過ごせるというのに……。
4月を迎え、小4に進級する。
この新しい担任もかなり癖のある人で、学校行事の強制参加を当たり前だと思っている人だ。
担任の高畑先生は中年くらいの男で、典型的なコピペ教師だった。価値観も昭和から止まっている。今までにもこんな教師はいたが、この教師の行事に参加させようとする意欲は悪気がないこともあって特に厄介だった。毎回のことだが、また茶髪のことを指摘される。
「茶髪は印象が悪いからやめなさい」
「茶髪に偏見持つのも印象悪いから止めたら?」
この頃には差別や偏見といった言葉を覚え、積極的にこれらの言葉を返しに用いている。語彙が豊かになると返しが上手くなるし、単語の勉強は必須かもしれない。
全員が自己紹介を済ませた後、どのクラブ活動に入るかをプリントに書くことに。小4からは毎週木曜日の6時間目にクラブ活動があり、第1希望から第3希望まである。
――正直に言おう。どれも入りたくねぇー。
第一希望は帰宅である。だが帰宅部なんてものはないため、料理クラブに記入をした。この時点でコーヒーと料理とスイーツが得意だった。10歳を迎えるまでは家事のお手伝いに駆り出される。10歳を過ぎてからは本格的に家事を行うようになった。理由は料理に興味があったからで、見よう見まねで次々と料理を覚えていき、10歳を迎える頃には、基礎的な料理は全部マスターした。しかも料理クラブには野蛮な男子共がいない。これも評価のポイントだ。
自分の得意を活かせることなら、少しは有意義な時間を過ごせると思った。
第1希望だけを書いて提出する――。
しかし担任は受理してはくれなかった。
「料理クラブは駄目!」
「何でだよ?」
「料理は女がするものだからだ!」
「でも僕、料理の方が得意だよ」
「男は外で仕事、女は家で家事育児。男はしなくていい!」
「他にやりたいことがないんだよ」
「駄目だ!」
「じゃあどこにも入らない」
「勝手なこと言うな!」
「勝手なのはどっちだよ!? 性別だけで生き方を決めるなっ!」
またしても会話成立ならず。同じ言語を使っているとは到底思えないな。言っちゃ悪いけど、頭悪い人と会話するの疲れるんだよな……いちいち自分と相手の価値観の違いとか、ちょっと難しい単語の意味とかを全部説明しなきゃいけないのが地味に面倒だ。多様性の概念がない奴とは口も利きたくない。
――大体男は外で女は家って、いつの時代の話だよ?
20世紀が終わろうという時に、何考えてんだ。
シェフやパティシエだって男の方が人口が多い。どう考えても女だけの専売特許ではない。専業主婦の人口は年々減っている。もはや専業主婦がいる家庭は貴族階級と言える。うちだってバブルが崩壊して親父のいた会社が倒産するまで、お袋は専業主婦をしていて、それが普通の家庭とされていた。あの頃の感覚を未だに捨てきれない人がいることに驚きを隠せない。
あの時代こそ、歴史上稀に見る異常なまでの好景気だったのだ。あんな好景気を想定した教育を施された子供は、これからの停滞期や衰退期を生きていけるのだろうか。
しばらくは担任と言い争いになった。最後には担任の方が折れ、小4以上の全校生徒の中で唯一の無所属となった。毎週木曜日の5時間目と6時間目が空いてしまった。
休職の時間が終わると、受ける授業がないならと思って帰ろうとした。
「何で帰るんだ?」
「受ける授業がないから」
担任は終礼まで居座るように言っていたが、正直居座る意味が分からない。
――居座って何をしていろというんだ?
帰る以外の選択肢ねえだろうが。居座る意味がないことを説明したが、担任は聞く耳を持たなかったばかりか、足止めしようと腕を引っ張ってくる。必死に抵抗して帰ろうとした。担任に抗うように反対方向に走ろうとすると、そこに隣のクラスの担任が慌ただしく歩み寄ってくる。
隣のクラスの担任は僕の事情を知ると、担任を説得した上で、早退扱いでの帰宅を認めてくれた。
以降、木曜日は僕だけ5時間目で帰宅することを認められた。至極当然である。
6月を迎え、10歳の誕生日を迎えた。誕生日ケーキはいつも1人1切れのケーキで、これでもうちにとっては贅沢品だ。ケーキはいつも優子の両親が経営するヤナセスイーツで買うのだが、この時は璃子も一緒だった。好みのケーキを選ぶためには店まで行かないといけない。僕の好みはキルシュトルテだが、スフレチーズケーキも捨て難い。作り方さえ分かれば自分で作ることもできるけど材料がない。そこで僕は優子の家の厨房を見学させてもらうことに。
「あず君またイケメンになったねー」
「そうかな? 優子お姉ちゃんはいつも通りだね」
「うわー、あず君腹筋割れてるー」
「ちょ、ちょっと、やめろって」
優子はいきなり僕の体をもふもふと触り、僕のTシャツを掴んで中をチラ見した。
「こら優子、あず君嫌がってるでしょ」
「あはは、ごめんねー」
「ねえ、キッチン見てもいい?」
「うん、いいよ」
優子の母親に嗜められた優子に謝られると、キッチンの中を見学するよう求めた。
すると、優子が急に張り切り出し、キッチンへと向かった。
「あず君今日が誕生日でしょ? とびっきり美味しいチーズケーキを作ってあげるから待ってて」
「作り方教えてくれるならいいぞ」
僕は優子たちの作業を監視カメラのように見回した。
一度見れば覚えられる。後はレシピさえ教えてもらえれば十分だ。
「スイーツ作ってる時の優子って、本当に綺麗だな」
つい思っていることをそのまま言ってしまった。
「えっ、そっ、そ、そんなことないよ! いつも通りだって」
優子はそっぽを向き、顔が赤くなっていた。
「酒でも飲んだの?」
「まだお酒飲めないから」
優子は中3である。高校受験のために勉強しているみたいだが、身が入らない様子だった。しかしながら、僕はそんなことには目もくれず、完成したチーズケーキを4切れ買って帰る。
帰る前に焼きたてのチーズケーキを試食させてくれた。優子グッジョブ。
「どう? 美味しいでしょ」
「コーヒーに凄く合いますね」
「うん。中に入ってるレーズンの酸味が、チーズの甘味と相性ピッタリだ」
「何? その料理評論家みたいな感想」
「ねえねえ、あず君は将来何になりたいの?」
璃子と話していると、お袋がさりげなく将来の夢を聞いてくる。また将来の夢か。自己紹介カードは毎年白紙で通してきたが、そろそろ決めた方がいいのか思い悩んでいた。実に面倒な課題だ。
「うーん、コーヒー好きだから……バリスタがいい」
「お父さんも大手コーヒー会社にいたし、おじいちゃんもコーヒーの焙煎やってるもんね」
お袋は納得していたようだった。親父はともかく、おじいちゃんの影響は大きい。
「じゃあバリスタになるんだ」
お袋が嬉しそうな顔で確認する。
「できれば働きたくないんだけどな」
めんどくさそうに本音をポロリと零した。
「そんなの駄目。じゃあ大手のコーヒー会社にしなさい」
この言葉には反射的に敵対心を持った。
バリスタになる方法は、何もコーヒー会社に入ることだけじゃない。個人事業主として起業したり、バイトとしてキッチンに入ったりする方法もある。この頃は起業家=変人という方程式があった。しかも仕事=就職という考え方が蔓延していたため、起業家が生まれやすい土壌など、全国のどこにも存在しなかった。このことが本格的にバリスタを意識させられる機会となり、明確な目標ができた。
それからしばらくの時が経つと、音楽の時間に変化が訪れる。
音楽会のために全員で課題曲を練習することになり、ここでピアノ担当を決めることに。ピアノは幼少期にドレミの音階を覚え、その後は目を瞑ったままでも弾けるようになっていた。むしろ目を瞑った方が弾きやすい。目を開けていると、余計な視覚情報が入ってきて弾き辛くなってしまう。
他の人は目を開けたままピアノを弾けるらしい。僕はマルチタスクが苦手だ。何かを見ながらピアノが弾けるのは凄いと思う。無論、楽譜なんて全然読めない。手の込んだ暗号がなくても、一度聞いた曲であれば頭が覚えてる。後はその音に当てはめて弾くだけだ。ピアノの端から端まで覚えていれば問題ない。音楽会に参加する気はなかったけど、歌が音痴だから歌わされるくらいならと思い、ピアノに立候補しようと思った。担任がピアノができる人に挙手を求めた。僕と合わせて2人が手を挙げた。もう1人は清楚で可憐なアイドル系女子で、ピアノができて歌も上手い子だった。
美濃羽小夜子という女子だ。
黒髪のロングヘアーで、才色兼備なクラスのアイドルである。
一言話せただけでも恐悦至極と言われるほどの人気ぶりだ。身長は比較的高めで、スラッとした体型が特徴だ。彼女が他の男子に声をかけると、大体みんな緊張する。
「ねえ、これ一緒に運んでくれないかな?」
「う、うん、いいよ。美濃羽さん、今日も綺麗だね」
「ありがとう。じゃあ行こっか」
この日も彼女の方から男子に声をかけ、男子はまるで女王陛下の執事のように、言われるがままお手伝いへと駆り出される。みんな鼻の下を伸ばしていた。確かに英才教育を受けてそうな感じだ。僕がその様子を座ったまま眺めていると、美濃羽と目が合った。
美濃羽がクスッと笑うと、教室からのっそりと出ていく。
昨日までは当り障りのなかった美濃羽と、思わぬ形でぶつかることになってしまった。彼女も譲る気はなかったし、ピアノ候補が2人以上いる場合は投票で決まる。人望がない僕が投票で勝てるわけがない。しかも相手は人気者。投票に持ち込まれた時点で負けが確定しているようなものだ。
「美濃羽さんが手を挙げてんのに図々しいぞお前!」
「歌うの無理だから」
「じゃあもう投票にするぞ。美濃羽がいい人ー」
「「「「「はーい!」」」」」
野次が飛んでくると、それを中断させるかのように強行採決が始まる。僕と美濃羽以外の全員が手を挙げた。ピアノ担当の投票結果は、満場一致で美濃羽に決まってしまった。
――こいつらは馬鹿なのかな?
ピアノの候補2人の内、僕はピアノができて歌は音痴、美濃羽はピアノができて歌も上手い。
この場合、どちらをピアノ担当にするべきかは明白だ。うちのクラスの連中は間違った選択をした。アイドル系女子である美濃羽を引き立たせるためなのか、僕の立候補を邪魔したかったのかは分からないが、あまりにもお粗末だ。こんな簡単なことも分からないのは知的障害を疑っていいレベルだ。理屈が通らない奴が嫌いだ。最適解よりもその場の感情や空気を優先してしまうからだ。クラス対抗の音楽会優勝が目的のはずなのに、何故総合戦力の最大化ができないのか。
チームワークの国が聞いて呆れるし、無能な集団は最悪だ。
結局、美濃羽がピアノ担当になったため、僕は合唱担当に回されてしまった。これで僅かばかりのやる気も失せた。僕は担任に音楽会への参加辞退を申し出た。他にも楽器はあったが、ピアノ以外はまるでできないし、他も枠が埋まっていたし、やる気などすっかり失せていた。
担任は参加の辞退に真っ向から反発した。
それからは担任との力勝負だ。音楽会の練習はクラス全体で行い、1日1回のペースで体育館で行われていた。練習の時間になると、みんなは体育館へと歩いて行ったが、練習であることが分かっていたため、教室に留まろうとするものの、担任が僕の体を引き摺って教室の外に出し、廊下と階段を引き摺り出し、体育館まで無理矢理運んでいくが、僕は抵抗して担任の腕を引っ掻いたり噛みついたりした。
4階の教室から体育館までは多少なりとも距離がある。担任に腕を引っ張られながら少しずつ移動していく。僕の引っ張る力よりも担任の引っ張る力の方が強いため、少しずつ引っ張られる格好となってしまった。つまり4階の教室から、廊下と階段、そして体育館までの道全部で綱引きだ。
これを1日1セット繰り返すのだから、担任には相当良い運動になっただろう。こんな辛い思いをさせてまで行われる学校行事に、一体何の価値があるのだろうか。僕は1つ作戦を思いついた。音楽会は保護者も参加するため、僕は間違いなく親に連れて行かれることが分かっていた。
絶対に逃げられない。そこで僕はわざと音痴な歌を歌い、自分のクラスを最下位にしてやろうと考えたのだ。あの時僕をピアノ担当にしておけばよかったと、後悔させてやろうと思った。うちの親も大恥をかけば、二度と僕を音楽会に参加させようとは思わないだろう。僕はこの台無し作戦に賭けてみることにした。いつも茶髪の件で殴ったり、ストレスのはけ口にしてきた連中への仕返しにもなる。
後になってわざとと言われないよう、僕は音痴だから歌う気はないと、担任にもクラスメイトにも聞こえるように言った。アリバイ工作は完璧だった。表面上は足を引っ張ろうとするようには見えないようにした上で、参加させた連中の責任にしようと考え、心の中でドヤ顔を決めていた。
我ながらゲスいやり方だ。剣には剣を、策略には策略でお返しする。それが僕なりの礼儀だ。やられたらやり返さないと舐められる。そんな惨めなことを考えながら計画を立てていると、美濃羽が話しかけてくる。他の男子がこっちを見てるし、他の人みたいにとりあえず褒めておいた方がいいのかな。
「梓君、ピアノ弾けるの?」
「うん、一応ね。家にもピアノがある」
「ふーん。何で立候補したの?」
「――歌うのが嫌だったから」
「ふふっ、あははっ! 何それ、面白い」
「……美濃羽って、凄く綺麗だな」
とりあえず褒めておこうと思って言うと、美濃羽が赤面して情緒不安定になる――。
「そ、そう? あ、ありがと。じゃあね」
明らかに他の男子に褒められた時とは違う反応だ。
――いつもはクールに返してたのに、一体どうしたんだ? そんなことよりもまずは音楽会をどうにかしないと。このままじゃ歌う側として参加させられてしまう。
学校行事の強制参加は人権侵害だ。選ぶ権利がない時点で、自由権の剥奪にあたるからだ。奴隷的拘束及び苦役からの自由により、国家権力は子供にやりたくもない行事を無理矢理させる権利などないはずだ。任意参加にしない時点で立派な憲法違反だと思うのだが。
少なくとも、僕みたいな子供にとって、学校行事は苦役以外の何物でもない。でも僕以外は誰も気づいていない。苦役をさせてもいいのは囚人くらいのものだ。つまり、日本の子供たちの待遇は囚人に同じということだ。実際、学校と刑務所のスケジュールはあまり大差がない。学校で懲役16年、その後は会社で懲役43年、彼らが一体何をしたというのか。
生まれてきたこと自体が罪だとでも言うのか? いや、周りに合わせられないことが罪なのだ。
日本人は働くために生き、生きるために働く。この国でやる気があるのはワーカーホリックだ。
人の浮気は叩くくせに、労働基準法は平気で破る。あいつらの倫理観はよく分からない。
4階の教室から1階の体育館まで、
毎日のように担任に腕を引っ張られていた経験を元にしています。
美濃羽小夜子(CV:寿美菜子)