496杯目「紅色の欲」
弥生と皐月とハイタッチを交わし、勝利の喜びを噛みしめる。
今までの経験上、予選も準決勝もギリギリ通過したチームが優勝する確率は極端に低い。
時刻は午後4時を回り、途中の休み時間に昼食を取らなかった僕を空腹が襲う。
バールスターズ2025東京大会も決勝トーナメント進出チームまでが決まった。
特にラテアート競技では大いに助けられた。脂肪分の少ない国産牛乳を使っているため、固まりにくい分ラテアートを描きやすい利点が活きた。無論、それは他の国も同じである。
日本のバリスタ競技会の環境にあっさり対応しているし、何週間も前から訪問し、時差ぼけも回避するのが当たり前となっている。何年もかけてバリスタオリンピック並に準備を行う必要があるが、大きなハードルとなっていたシグネチャードリンクや国内予選がないことや、チームを組むことで団結と技能向上のインセンティブとなり、練習をしているだけでバリスタとしての実力が伸びるのだ。
この大会に出場すること自体がバリスタ修行だ。
当然、やり方は誰も教えてくれない。故に自分で練習方法を考えるわけだ。大まかな課題だけを与え、方法は個人かチームに委ねる。自律ができる人間でなければ出場すら厳しい。何より自分との戦いに勝てるかどうかが問われている。新しいアイデアは求められないが、常にコンディションを維持し続けられるかが重視され、昨日の自分に勝つくらいのつもりで臨まなければならない。
バリスタになれば成功するわけじゃないが、成長は保証される土壌がある。数年後には習い事の選択肢に入っているだろう。算盤や習字と同じ感覚で当たり前のように通い、旧態依然の教育を見限り、実学を身につけていく。明治時代にはもっと大きな荒療治があった。急いで兵隊を作らなければならなかった。高度成長期まではそれで良かったかもしれないが、あんな社畜養成工場をいつまでも続けるなら、いずれ多くの子供たちは思うだろう。お前たちは時代にそぐわない教育をしたと。
「決勝トーナメント進出、おめでとうございます」
小さく柔らかい声が聞こえてくる。
赤みを帯びた茶髪が微風に揺られ、桜子が笑みを浮かべた。昨日の約束をすぐに思い出した。大会が終わってからにしたいが、早く決着をつけたいと思う自分もいることにやきもきしている。目線が大きな膨らみに集中するが、すぐ逸らして顔を見ようとすると、クスッと笑った桜子が耳元まで近づいた。
「見たいなら見てもいいんですよ」
「……済まん。気を使わせてしまって」
「謝らなくてもいいんです。あず君になら見られても大丈夫ですから」
「それはありがたいけど、桜子のこと、不純な目で見てしまってるだろ」
「不純なんかじゃありません。あず君が私と向き合ってくれていることは十分伝わっています。むしろ女性として見られない方がずっと悲しいです」
「なら良かった。この後空いてるか?」
「はい。参加者に付き添うのも、サポーターチームの仕事ですから」
色気のある声が僕の中にある紅色の欲を掻き立てる。
意思をコントロールされているようなこの感覚……だが悪い気はしない。
桜子が魅力的なのは周知の事実だが、今はどちらかと言えば、魅惑的にも思える。受動的で自分からはアプローチなんてしない桜子が背中を押されたかのように自ら歩み寄り、関わる機会が増えている。彼女はきっと、朝日奈珈琲先代マスターの代わりとして、僕の活躍を見届けてくれているのだ。
近いくらいの距離を保ち、会場から去っていく。
就寝前までは桜子に会えない。遅い昼食が終われば昨日のように練習に明け暮れる。決勝トーナメントで行われる競技は限られている。いずれも全員参加の競技だ。総合力を試すに相応しい競技ばかりだし、生き残った全チームが紛れもない強豪だ。正直に言えば、強い相手にビビっているが、これくらいじゃないと面白くないと意気込んでいる自分に驚いた。
「マイケルさんが言っていた、失ったものですけど、取り戻せそうですか?」
「聞いてたのかよ」
「あず君の隣のテーブルにいるお客さんに配膳していたら、聞こえたんです」
「……失ったものか」
「私には何となく分かる気がします」
「教えてくれないか?」
「言葉にしてしまったら、あず君が本当の意味で取り戻せなくなる気がします。それにあず君は誰かに教えてもらった答えを真に受けるほど、単純じゃないはずですよ。皮肉な話ですけど、本当に大事なことほど人は教えてくれないものですよ。自分自身で考えて導き出した答えこそが、あず君がかつて失ったものの正体だと思います」
「……」
桜子が言いたいことはよく分かる。誰かがこれだと言っても、それは誰かにとっての答えだ。
仮にそれが真実だとすれば、疑り深い僕は一生真実には辿り着けなくなる。自らの行動で僕の気づきすら遮ってしまうことを桜子は恐れている。ここまで僕のことを想ってくれている。やはり彼女の想いは本物だ。下心の恋ではなく、真心のある愛だ。胸ばかり見て発情している場合じゃねえ。
――決めた。今夜桜子を呼び出そう。
こんな中途半端な気持ちで何かを気にしながら競技に臨むなんて、無様に負けにいくようなもの。明日に集中するためにも、今日中に決着をつける必要がある。
僕らだけで食事をしようと思い、東京の町中を静かに歩くが、親戚に仲間たちが後ろから走って僕らに追いつく。足音が段々と大きくなり、迫ってきたことに気づいた僕と桜子が後ろを向く。
「はぁはぁ、あず君移動するの早すぎ」
「桜子さん、移動する時は伝えてくださいよー。サポーターチームのリーダーなんですから」
「ごめんなさい。あず君が昼食を食べていなかったみたいで、食べる場所を探していたんです」
「へぇ~、そうだったんだー。じゃあさ、あたしたちも昼食食べてないから、一緒に食べようよ」
エマが僕の手を引っ張ると、近くのファミレスへと入ってしまった。
桜子のそばにいようと思ったが、リサたちが桜子を連れて行ってしまった。桜子から離れてエマと隣の席になった。エマは拓也と交際しており、近々結婚する予定だ。拓也はニート系動画投稿者としてニート事情を投稿しており、チャンネル登録者数は10万人に上る。趣味でやっていた雑談やゲームだけで飯が食えるようになってしまった。もはやニートと呼んでいいのだろうか。
僕らが入ったのは某大手チェーンのイタリアンだ。どこにでもあるからと敬遠していたが、スタッフにテーブルへと案内され、早速メニューを見て注文を考えた。だがテーブル席に置かれていたのはメニューの他にはメモ用紙、ボールペン、食器、呼び出しベルのみ。みんな商品に書かれている記号の意味さえ分からなかった。僕は店の目的がすぐに分かった。注文番号を書いて提出すればいいのだ。
葉月珈琲創成期の頃、一度は考えたことがある。店側が楽できるし、実に合理的だ。
うちの場合はタブレットを使うことで店側の負担を減らしているため、コミュ障でも十分にスタッフが務まる環境が整っているが、客とのコミュニケーションは絶たれてしまう。故にこの店には来店客との接触を減らさない工夫が凝らされている。注文用タブレットにかかる経費を削減し、メモ用紙で済ませていることもあり、料理の手軽さもあって効率的だ。
店の工夫をみんなに説明する――。
「へぇ~、だからメモ用紙があるんだー」
「知らないで入ったのかよ」
「だって最後に来たのって子供の時だし、葉月グループに入ってからは稼げるようになって、昔の稼ぎだったら行けないようなお店にもたくさん行くようになったし、大手チェーンのお店って、葉月グループのお店みたいに、多様性がないっていうか、どこも似たような場所だからさー、飽きたら行かなくなっちゃうんだよねー。それに色んなお店に行ってる内に舌が肥えてきちゃったし、その点葉月グループのお店は全部バラバラでチェーン店がないから、飽きることがないもんね」
「何言ってんの。どこに行っても同じ物を買えるのがチェーン店の強みだよ」
リサが多角的な知見を示すように言った。
何だろう、また親戚の雑談大会が始まっちまった。
早く抜け出したいが、桜子は雑談に夢中で抜け出せそうにない。明日の決勝までに終わらせなければならない課題が目の前にあるってのに。かと言って桜子とただならぬ関係にあることをみんなにバラすわけにもいかねえのが悩みどころだ。桜子はサポーターチーム筆頭として全幅の信頼を置かれている。
大会中に参加者と熱愛なんて発覚すれば、彼女の名声は地に落ちるかもしれない。
ましてや負けるようなことがあれば、桜子が僕を惑わせたなんて噂話にもなりかねない。何としてでも彼女を守りたい。あんなにも心優しい人間性を疑われるようなことなんてあっちゃいけない。最悪僕が犠牲になろう。僕がここまで力を蓄えてきたのは、あの掛け替えのない笑顔を守るためだ。
何か伝えられる手段はなかろうか、桜子のスマホは電池切れで使えないし、口頭で伝えるならどこかに呼び出す必要がある。桜子は人としても気遣いができるし、ルックスやスタイルの良さも相まって人気がある。競技の時以外は可処分時間の長いのがサポーターチームの特徴であることはリサたちも熟知しているだろうし、当分は解放してくれそうにない。何かテキトーに用事でも思いつくしかないか。
せめて何か渡せれば――そうだ、このメモ用紙を使おう。
みんな話に夢中だし、今なら大丈夫そうだ。
メモ用紙を取り出し、ボールペンで裏側に用件を書いてポケットに入れた。
『今夜10時、僕の部屋に来てくれ』
会計を済ませ、全員分の飲食代を僕が奢ることに。
だが桜子と2人きりになれるわけじゃない。きっとリサたちに連れて行かれるだろう。
ホテルの自室で練習できる以上、サポーターチームにこれ以上の仕事はない。隙を見て桜子のカバンにこっそりメモ用紙を入れた。僕の名前まで書くわけにはいかない。後は桜子が気づいてくれればいいが、悪戯と思って捨ててしまう可能性もある。ここは抜かりのないよう声をかけるか。
「あず君、ちょっといいか?」
僕が桜子に駆け寄ろうとすると、足止めをするかの如く、皐月が不意に声をかけた。
「どうかした?」
「何か隠してるな」
「何だよ隠してるって……」
「本当に分かりやすいな。嘘を吐く時に目を逸らす癖、直した方がいいんじゃないか?」
「……大したことじゃねえよ。大会が終わったらちゃんと話すからさ、帰って練習するぞ。時間がない」
誤魔化すように言うと、早歩きでホテルへと戻る。
桜子の部屋は僕の部屋から少し離れている。すぐ隣には弥生と皐月の相部屋がある。桜子に伝わるかどうかさえ分からない。全ては運次第だが、今日が駄目なら明日のチャンスを窺おうなんて考えは僕にはないのだ。明日やろうは馬鹿野郎だ。今日できることを明日に回す奴は結局何もしない。今しかないんだ。
「明日は決勝だ。みんな10時にはちゃんと寝ろよ」
「分かってるってー。あず君は心配性だなー」
「桜子、みんながちゃんと寝たか、見回りしてくれよ」
「はい、任せてください」
柔らかくもしっかりとした口調で桜子が答えた。バールスターズ決勝に向けた練習が続く。皐月には感づかれているが、気になることを引き摺るほど子供じゃないし、他の連中とは精神年齢が違うのだ。真の大人は細かいことを気にするべき時しか気にしない。
練習が終わる頃には8時を迎え、辺りも暗くなった。
1階のレストランで夕食を手早く済ませた。食べすぎると競技に支障が出る。思う存分食べるのは大会が終わってから。休日だって大会が終わってからいくらでも休める。今をどれだけ全力で生きているかが問われる。弥生と皐月が真っ先に食べ終わると、一度部屋に戻ってから大浴場へと向かっていく。僕はもう少し桜子の様子を見ようと待った。風呂は遅めにしないと、10時までに寝てしまいそうだ。
他のサポーターチームの面々は次々と姿を現すが、何故か桜子だけ来ない。
心臓の鼓動が早くなってくる。桜子の様子を確かめに行けと、脳が執拗に命令してくる。下手に動けば皐月たちにばれちまう。だが大浴場にいる時くらいしかタイミングがない。
そう思っていた時だった――。
桜子がサポーターチームを引き連れる形でレストランに入ってくる。笑顔で手を振ってくると、僕も手を振り返した。桜子が近くを通りかかると、僕の机の上に折り畳まれたメモ用紙を置いた。
『今夜10時、必ず伺います』
何だ、ちゃんと分かってるじゃん。
書かれていたのは表側だった。
注文番号のスペースには葉月梓と書かれており、隣の個数スペースには1と書かれている。
僕はいつから商品になったんだろう。彼女なりのジョークなんだろうか。時間が迫る毎に緊張感が増してくる。今度は不思議と風呂に入るなと体が命令してくる。興奮のせいか、冬なのに汗かいてるし、早く風呂に入って寝てしまいたい。桜子が気づいてくれたことを確認すると、僕はリサたちと仲良く話している桜子を見守るように首を固定しながらレストランを去り、部屋へと戻った。
僕だけの個室にしては広すぎる。
窓からは明かりが照らされている東京の摩天楼が見える。地上には車が走っており、夜だというのに、交差点は渋滞だ。やばい……気持ち悪くなってきた。あんな光景をずっと見ていたら病気になっちまう。僕が大浴場に行けば騒ぎになる。昨日も女子中学生と間違われ、女風呂に案内されてしまったが、あんなことがいつまで続くんだろうか。皐月が僕を35歳のアラフォー男性と言ってくれたから良かったけど、脱衣室でも浴室でもジロジロ見られ、目立たないように縮こまるしかなかった。
集団生活が苦手というよりは、狭い世界しか経験していない人間に固定観念を押しつけられるのが苦手と言った方がいいだろうか。唯たちと5人で一緒に風呂に入った時は何の苦痛もなかった。見える光景全てが天国だ。凜が他の彼女の体に悪戯で触った時の浴室内に響き渡る喘ぎ声がたまらない。
――やっぱり僕は……20世紀の男なんだな。
金持ちって、夜景を見下ろすようにしながらワインを飲むイメージがあるけど、僕は見下ろすよりも、見上げた先にある目標を追い続ける方がずっと合っている。
しばらくして午後10時を迎えた。弥生と皐月には早く寝るよう伝えた。
部屋の外では桜子が部屋を回りながらサポーターチームを就寝させているところだ。
恐らく彼女も気づいている。僕の重大な決意に。
インターホンが鳴ると、扉の向こう側にいた桜子を迎え入れた。
「誰にも気づかれてないな?」
「はい。みんな寝たみたいです。決心がついたんですね」
「ああ……決勝の前にちゃんと言っておく」
「覚悟はできています……流石に5人目は……無理……ですよね――んっ!」
不意に桜子の唇を奪い、体の支配権を得ようとするが如く、目の前にあるたっぷりとした膨らみを服越しに皺ができるほど揉みしだいた。全身を震わせながらも、桜子はすぐに受け入れた。ご丁寧に服の下には勝負下着を着用している。無理だと言いながらも、心のどこかで期待を寄せていたことが窺える。無理とかできないとか不可能なんて言葉は嫌いだ。
思わず口を塞ぎたくなった。言葉なんていらない。否定語は全てを台無しにする。全ての願いが叶うわけではないが、どんな夢だろうと、最初は実現を願うところから始まるのだ。大会だって優勝したいと願わなければまず叶わない。何かを叶えたいと願うことに意義がある。
桜子の体は少しばかり汗でべとついている。まだ風呂には入っていなかったようだ。
服の中に手を入れ、今度は生の半球型の膨らみに指を食い込ませる。理想的な形と大きさだ。彼女の服を脱がせると、体を密着させたまま、2人で部屋のユニットバスに入った。胸だけじゃなく、腰の括れと尻の丸さを目の当たりにし、普段は誰にも見せることのない妖艶な裸体を恥ずかしそうに手で包み隠そうとする姿に、つい惚れ惚れと赤面してしまった。シャワーを浴びながら桜子の背中を壁に押しつけると、僕らは深く繋がった。下半身の感覚を一体化させ、桜子の黄色い喘ぎ声を聞きながら快楽を味わう。床に滴る血を洗い流した後、彼女の中に色欲の象徴をたっぷりと流し込んだ。
何回中に出したか分からなくなったところで、僕と桜子は静かにお互いの全身を洗い、欲情に溢れた浴場から引き上げた。溜まりに溜まった我慢を解き放った僕と桜子は、気絶しそうなくらいの満足感を前に呼吸を整え、勢い良くベッドを弾ませる。今度は桜子の上に覆い被さり、掛け布団を端に追いやりながら同じリズムを刻む。あまりの気持ち良さに腰を掴む腕の力が強くなり、桜子は頭の後ろに置かれている枕に両手をしがみつかせた。無我夢中のまま、再び中に出してしまった。ぐったりとしたまま、僕らは同じ枕に頭を乗せ、抱き合いながら床に就いた。
一夜にして、桜子を大人の女性にした。
「君がいた店の先代は、僕がバリスタの夢を実現するきっかけを与えてくれた。今にして思えば、桜子が昔の僕の話を聞いた時から、ずっと気になってた」
「私もです。一昔前だったら、きっと諦めていたと思います」
「僕もそう思ってた。好きなタイプがたくさんいるってのに、たった1人としかつき合えない寂しさはあったなー。唯が事実重婚を勧めてくれたお陰だ」
「あず君が道を開いたからこそ、周囲の人たちもできたんだと思いますよ。道を開く覚悟が」
「桜子、今度からは誰かに誘われても、堂々と彼氏がいるって言え。唯は必ず説得する」
「……はい」
笑みを浮かべながら優しく返事をする桜子。ここまで妖艶な姿の桜子は初めて見た。
目を瞑りながら口づけを交わし、桜子の腹部を擦ると、内側から熱が伝わってくる。僕の気持ちを全て受け止めてくれたのが肌で分かる。もう戻れない。僕と桜子は結ばれた。守ってあげたくなるお淑やかさと力強く生きていける逞しさを併せ持つことが女性に求められる世の中に辟易としていた。思い描いていたものとは違うだろうが、家庭を築きたいという彼女の細やかな願いを叶えたくなった。
ちょっとやり過ぎたかな。でもさっきまでより、重りが外れたように体が軽い。
十字架を背負い続けていた気がするが、今は気が抜けていて分からない。大会の練習ばかりで、唯たちと体を交わらせていなかった。息抜きも大事な仕事だ。明日は午後からが競技時間とはいえ、桜子は最後に大事な準備をさせてくれた。僕のために文字通り体を張ってくれている最高のサポーターだ。
昨日とは異なり、日付が変わらない内に眠くなってくる。
夢を見ないくらいに深い眠りに就き、廊下の足音さえ聞こえなくなっていく――。
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