461杯目「日本の最も長い決算日」
3月も終わりが近づき、葉月珈琲とも別れの時がやってくる。
予定通り、皐月の別荘を僕の名義に変更し、一家総出の引っ越しが始まった。
仕事の節目でもあるこの時期の引っ越し業者は大忙しだ。うちは今より広い家に引っ越す。持ち運ぶ量も多いが、幸いにも全て収納できた。子供たちは自分の部屋が持てるのが嬉しいのか、全身をピョンピョンと跳ねさせている。永遠の別れじゃない。葉月珈琲にはいつだって行けるのだ。
うちの家は、もはや店に収まりきるような規模じゃなくなった。
最初こそのんびり店を構えるためだけに葉月珈琲を始めたが、今は家族を養うためにより相応しい家が必要となったのだ。しばらくは伊織の別荘となったが、伊織は葉月珈琲に住むつもりはなく、あくまでも僕と一緒に住みたいとのこと。そりゃそうだ。彼女は立派な家族だもの。
伊織の腹は大きく膨らみ、いつ生まれても不思議じゃない。
彼女の腕を握り、安心感を与えながら新居へと入った。
各部屋に積まれている段ボールが目立つが、徐々に減っていくことを知っている。段ボールが家から完全に撤去されるまでが引っ越しだ。1階のリビングは子供たちがボードゲームやビデオゲームで遊べる空間にし、2階は子供たちの部屋とし、3階は僕、伊織、唯、皐月の部屋とした。ここまで広いと、もはや豪邸だ。小さくて機能的な家に住むつもりだったが、お陰で家事が忙しくなる。
新しく買ったダブルベッドは、一緒に寝るのは1人までと言っている。以前はシングルベッドに3人で詰めるように寝た日もあるが、僕と一緒に寝るのは一度に1人までという暗黙の了解ができた。暑い夜は過ごしても、暑苦しい夜にはならないのがいい。久しぶりに段ボールに触った気がするが、角で切ってしまうのが怖い。地味に切れる凶器でもある。引っ越して最初に一緒に寝たのは唯だった。事実上の正妻と見なされている唯に、伊織と皐月が逆らえるはずもなく、唯は引っ越したての自室で僕に顔を近づけた。花の香りが鼻の中を吹き抜けていく。唯はいつものように耳かきをしてくれた。
数日後、3月末にして、オリエンタルモール決算日が訪れた。
閉店後には各店舗代表オーナーが集結し、『決算記念パーティ』が行われる。
今年度の売り上げランキングの総計が算出され、各都道府県代表店舗の順位が発表される。杉山社長も鍛冶議員も一度に集うこのパーティが行われる理由は簡単だ。全国のコーヒー会社のオーナーたちに葉月グループが杉山グループに敗北する様を見せつけることだ。プロ契約制度の総本山でもある葉月グループが本部株を取られてしまえば、多くのコーヒー会社はプロ契約制度を廃止せざるを得なくなる。
ワールドコーヒーコーポレーションの役員までもが招待されている。
才能あるバリスタは、正式にワールドコーヒーコーポレーションに入社を申し込むことができる。
正午を迎え、僕は喫茶処江戸へと赴いた。客は全くいない。当然ながら彼らは暇である。
バリスタランドのカフェの中で唯一定価で店をオープンさせるが、はなっから集客を諦めたかのようにシグネチャー開発を始めてしまった。他の店舗と同じだ。アマチュアチームもプロ契約を結びたい本音が見て取れる。海外組に至ってはバリスタオリンピックチャンピオンを明確に目指している。
「水無はいるか?」
「……何の用ですか?」
「不愛想だなー。せっかく客が来たってのに」
「うち以外の店舗が全品1億円で提供されています。あなたの仕業じゃないんですか?」
「だったらどうする?」
「何考えてるんですか。お陰でお客さんが1人も来なくなったじゃないですか」
「その割には困ってなさそうだけど」
オープンキッチンを覗いてみれば、アマチュアチームの連中は次のコーヒーイベントに向けたプレゼンを行っている。客が来ることなど、まるで想定していない。
「売り上げランキング勝負は捨てたんですか?」
「捨ててねえよ。むしろ勝つ気でいる。そっちこそ、勝負を捨てたんじゃねえのか?」
「この前は世界のトップバリスタがうちの商品をたくさん買ってくれたんだ。売り上げランキングは俺たちが1位だ。それに杉山グループの社員が何人も来店してくれたからな」
自慢をするように大きな声で村雲が言った。
「ちょっと、そういうことは言わないの」
「何だ、やっぱりそっちもズルしてたんだな」
「あなたにそんな言い方をされる筋合いはありません! あなただって葉月グループのプロバリスタを宣伝に使っていたじゃないですか! 中山道葉月に頻繁に出入りしていることもお見通しですよ!」
「お前らさー、売り上げランキング1位を取ったら、何か褒美でも出るのか?」
「それは教えられない」
鷹見が水無を守るように僕の前に立った。
「じゃあ僕が代わりに答えてやる。ワールドコーヒーコーポレーションへの推薦権だろ?」
「「「「「!」」」」」
全員が一瞬体の動きを止める。相変わらず目先のことしか考えてねえ連中だ。
「一生分稼いだとしても人生は続く。それに使っちまったらまた食い扶持を探さないといけない。けど日本はプロ契約制度を徐々に廃止する動きだ。バリスタ競技会に人生の全てを懸けてきたお前らにとって、最後の居場所はバリスタの仕事しかねえよな」
「……この前杉山珈琲で……大規模なリストラが行われたんです」
「アナ、企業の内情を話すのは良くないぞ」
「いいえ、言わせてください。アマチュアチームに入る予定だった人たちが、みんなコーヒーイベントで予選落ちしたというだけで一斉にクビになったんです。私はあの人たちの事情を知っています。ただでさえロクに練習できるだけの環境も整っていなかったのに、たった一度の失敗でクビだなんて……」
「それが日本社会だ」
「「「「「……」」」」」
杉山珈琲の事情は僕も知っていた。杉山景子は経営がうまくいかず、夫とも別れてしまった。
夫の正体は土門剛輝だった。戸籍上は土門が名字を変えていた。結婚後も旧姓使用していたが、土門は手続きがあまりにも不便であることを思い知ったようで、バリスタランドが旧姓使用を認めている理由が判明した。このことを知った杉山との間で口喧嘩へと発展し、夫婦仲に亀裂が入った。バリスタランド開園からは土門が単身赴任となったために別居し、一度追放されてからは杉山珈琲の経営に乗り出したが、人件費削減のために大規模なリストラをしてしまい、穂岐山珈琲時代から在籍していた古株全員が職を失った。今頃は自分たちの決断を棚に上げ、穂岐山社長についていけば良かったと思っているんだろうが、全てが遅すぎた。あいつらは味方をする相手を間違えた。
ざまあみろってんだ。選択肢のない老後を送るんだなと、昔の僕ならそう言っていただろう。
だがそうも言っていられない。飯を食えない大人が増えれば治安悪化の原因になる。
夫婦仲は徐々に悪化し、遂に離婚に至った。だが杉山グループとの同盟関係は継続するようで、杉山も土門も次の結婚相手を探しているようだ。結婚には向き不向きというものがあるってのに。やっぱ独身向きの人が、政略結婚なんてするもんじゃねえな。
この国には、図らずとも多くの反面教師がいることを改めて認識した。
アマチュアチームの面々が目線を僕に集中する。
「杉山グループは絵に描いたような保守派だ。こんなことは昔からずっと続いてきた。杉山グループに属することは、保守的な方針を支持するということでもある。みんなブラック企業なんてなくなればいいと思ってる割には行動を起こさない。これだけやりたい放題されてるってのに、ストライキすらしないなんて情けねえよ。失敗に不寛容な日本社会も、労働者の人権を認めないブラック企業も、全部1人1人の国民が社員として所属することで支持してきた結果だ。仮にお前らが勝って、ワールドコーヒーコーポレーションに推薦してもらえることが決定しても、お前らがトップバリスタになることはない」
「ちょっ、おい、何言ってんだよ。そんな根拠がどこに――」
「あるんだよ。この前世界のトップバリスタたちがここに来ただろ。そこにある村雲のシグネチャーを飲んだことも聞いている。あいつらが後で何て言ってたか知ってるか?」
「なっ、何言ったってんだよ?」
「確かに美味いけど、これだったらコーヒーを使って作る必要を感じないって、みんな口を揃えて言ってたぞ。村雲、君がJBCで負けたのは偶然じゃない。勝とうとするあまり、余計な成分を添加しすぎて、コーヒーが持つ本来の味わいが置いてけぼりになっていた。日本では通用しても、世界では通用しないだろうな。いくら改良を重ねたとは言っても、所詮は僕がバリスタオリンピックで作ったシグネチャーの模倣だ。君が一度も優勝できなかったのはそのためだ」
「村雲にそんなことを教えてどうするつもりだ?」
「どうもこうもしねえよ。僕は最後通告をしに来ただけだ。邪魔をしたな」
喫茶処江戸の扉に手をかけ、ドアベルを流しながら外に出た。
客がいないのに周囲がうるさいけど、やっとこの場所の本来の姿を見られた気がする。
バリスタランドって、こんなに広かったんだな。ただ人が集まるだけの場所は苦手だ。コーヒーだって未だに制限されてるし、全品1億円提供によって客を遠ざけたのは別の意味もある。しばらくは客が来ない状況にすることで、来年度以降の計画案に僕の要求を盛り込みやすくなるのだ。鍛冶は来年度の改革案の1つである、バリスタランドの研究所化を可決した。郷土料理ばかりが目立ち、カフェとしての側面が極限にまで薄れているこの場所は、ただの飲食街にすぎなかった。
今やテーマパーク評論家として活躍している真由でさえこう言った。
バリスタランドはカフェでもなければテーマパークでもないし、バリスタが主役ですらないと。
真由は桃花の妹、陽菜子と結婚し、今では2人の子供がいる。
陽菜子は長らく出産と育児に追われ、葉月グループのハウスキーパー制度の援助を受けていた。今年からバリスタ競技会に復帰する。ドリップコーヒーの技術は伊織とも比類なきもの。まだ26歳だし、これからが楽しみなバリスタの1人だ。
午後8時、バリスタランドにおける今年度の営業時間が終了する。
この日も客の出入りは全くなく、喫茶処江戸も売り上げゼロに終わり、お手上げ状態だ。
全国各地から大手コーヒー会社のオーナーや社長が、ぞろぞろと劇場の大広間へと集まってくる。
今日が客の出入りよりも、オーナーの出入りの方が多い日になるとは誰も思わなかっただろう。皐月も立花グループの関係者として合流する。立花社長も出席するが、既にバリスタランドからの撤退を発表している。オリエンタルモールの株を僕に渡したことがばれてしまったようだ。
「あず君、新居はどうかな?」
「問題ない。機能的で快適だ」
「そうかそうか、あず君が言った通り、杉山社長はうちを狙っていたばかりか、立花グループにスパイを送り込んでいた。もし気づくのが遅ければ、今頃は大変なことになっていた。今後は杉山グループとの取引を考え直すことを役員会議で決定した」
「そりゃ良かった。取られた本部株も、後で僕が取り返してやるよ」
「それは心強い。ついでと言っちゃ何だが、もう1つお願いしたいことがある」
「別にいいけど、無理のない範囲で頼むぞ」
「――皐月を幸せにしてやってくれ。どこの馬の骨かも分からん隠し子にうちの娘はやれん」
全てを悟ったような顔で立花社長が言った。
僕と皐月のそばを離れると、すぐに他のコーヒー会社の社長たちと談笑を始めた。
集計は既に終わっているはずだが、予定の時間を過ぎても照明が暗くならない。
目と鼻の先には杉山社長と鍛冶議員の姿が見える。すぐ隣にいるスタッフは何やら顔が青褪めている。オープン記念挨拶の時は、杉山社長自らが率先して方針の発表を行ったが、既に撤退を決めた企業が多いためか、次なる都道府県代表店舗の招集には手間取っていたようだ。だが全品1億円提供の店舗が増えるにつれ、参加を希望する企業は減っていき、杉山グループ側に属しているコーヒー会社は、杉山珈琲しかいない状況となってしまったのだ。
璃子はまたしても罠を仕掛けた。美羽率いる人事部は葉月グループ側のコーヒー会社を招集した。プロバリスタを目指す者たちをゼロから育成し、シグネチャー開発をするための研究養成所とする案を訴え、多くのコーヒー会社が立候補したのだ。全て葉月グループ側のコーヒー会社だ。杉山グループ側の意向を無視する条項があり、裏切りがあってもすぐ対応できるよう、契約は1年毎に更新するものとした。ただ居座っているだけの社長でしかない鍛冶一茂には、自らの派閥を招集するだけの力はなく、社内ですら空気のような扱いであることが見て取れる。葉月グループが事実上の受け皿となることで、バリスタランドに空いた多くの穴を埋める結果となった。
「これはこれは、葉月社長じゃないか。久しぶりだね」
「今日で全てが決まる。覚悟はできてるんだろうな?」
「それはこちらの台詞だ。君こそワースト5位に入ったら、本部株20%のペナルティだ。最下位になれば、更に30%のペナルティも払ってもらうぞ」
「一応ここにある。でもこれがあんたの手に渡ることはない」
「ふんっ、後で吠え面をかいても知らんぞ。君はここで私に負け、消え去るのだ。合計50%の本部株をペナルティとして支払い、残り半分の内、1%でも株を買えば、葉月グループは私の手中に収まる」
「それがあんたの書いたシナリオかよ。つまんねえの。B級映画でももっとマシな台本を書くぞ」
「……始めろ」
「はい……」
杉山社長の一声でスタッフが動き、ジェスチャーで伝達し、スイッチに手をかけて照明が落ちた。
「皆さん、本日はお忙しい中集まっていただき、誠にありがとうございます」
スタッフの1人にスポットライトが当てられ、マイク越しの声に人々が注目する。杉山社長に対して負い目がある様子だったが、まさか作戦が失敗したのだろうか。結果の偽造防止という観点から、売り上げの事前報告は禁止されている。不正さえしていなければ、杉山社長でさえ知らないのだ。
コーヒー会社の社長だけでなく、社長夫人に御曹司に令嬢までいる。一家揃って財を築きながらもコーヒー好きな者たちが一堂に会し、売り上げランキングの結果発表を見守っている。撤退が決まった企業の連中は正規非正規問わず、それぞれの都道府県へと戻っていった。大きなスクリーンには、各都道府県代表店舗のリストが表示されている。47都道府県の内、ワースト6位からベスト6位までを順位が低い順に発表し、最後にベスト5に入った都道府県及びワースト5位を発表する形式であることが説明された。売り上げ金額は最後に発表されるため、分かるのは順位だけである。
42位から順番に発表されていき、各店舗のオーナーが一喜一憂に喘いだ。喫茶処江戸以外は全て葉月グループに味方しているため、ロイヤリティ100%のペナルティは受けてしまうし、ワースト5位に入れば、来年度のオリエンタルモール社長に本部株20%を支払わなければならない。だが1つの余興として楽しむくらいには開き直り、競馬でも見ているかのように歓声を上げている。
ワースト6位からベスト6までの店舗が発表された。残るは10店舗。中山道葉月も喫茶処江戸も入っていない。この時点でペナルティなし、もしくは本部株20%ペナルティのどちらかに転ぶことが確定している。順位が低かった店舗の多くは南東エリアの店舗。ネガティブキャンペーンの影響が大きく表れている。中山道葉月の悪評を受けて来なくなった客は南東エリアからも離れた。人を呪わば穴2つだ。
最後の中間発表では、中山道葉月が2位、喫茶処江戸が1位を記録していた。
最終5位は沖縄県代表店舗、『うちなーかふぇ』であった。店の前にシーサーの木像を2体、左右対称に置いている南西エリアの店舗であり、コーヒーよりもゴーヤチャンプルーの方がよく売れた。
最終4位は千葉県代表店舗、『カフェ・チバニアン』であった。中央エリアで勢いのある店舗だ。コーヒーよりも蛙を使った最古カレーという料理の方がよく売れた。
最終3位は大分県代表店舗、『豊後可否茶館』であった。立花グループの傘下企業、立花珈琲から出店された。外観から内装までもが、明治時代の建築をより忠実に再現している。中央エリアの店舗の中でも一際存在感を発揮し、コーヒーよりもトンカツの方がよく売れた。
最終2位は愛知県代表店舗、『尾張コーヒービーンズ』であった。中部地方の中でも岐阜に並ぶカフェの激戦区とされているだけあり、シグネチャードリンクに勢いがあった中央エリアの店舗だが、コーヒーよりもアトラクションで販売した戦国武将の甲冑の方がよく売れた。三英傑が出てくる時点で時代背景を無視している。この時点で中山道葉月と喫茶処江戸のワンツーフィニッシュはなくなり、1位を取れなければ、ワースト5位以内が確定する。下手をすれば痛み分けもあることを覚悟した。
中央エリアの店舗ばかりが上位に入ったことで、あからさまな贔屓が浮き彫りとなった。最初から出来レースだった。杉山社長は同伴している杉山景子のため息にも気づかぬまま、確信の笑みを浮かべ、鍛冶議員は息子と共にスクリーンに釘づけとなっているが、彼らのそばにはアフタヌーンティーセットが置かれている。趣味かどうかは定かではない。確か千尋が闇信号を見抜いた時と同じものだ。
よくよく考えてみれば、いきなり闇信号なんて見抜けるわけがない。
千尋は最初から杉山社長から闇信号を教えられていた。それは杉山社長に仲間入りしたこと以外の何ものでもなかった。そばには皐月がいる。手を伸ばせばすぐ届くくらいの距離だ。部屋の端を見てみれば、テーブルクロスの下から千尋の頭がひょっこりと現れた。
一向に動こうとしない。様子を見てから話しかけてみようと考えた。
順位よりも千尋の動向が気になってきた。
司会者はもたつくように1位発表を引き延ばし、観衆のストレスを堂々と煽っている。
――だが変だ。まるで発表を躊躇っているような。
杉山社長は頭に血が上り、細い目を尖らせながらピクピクと動かした。鍛冶議員は対照的に表情を変えないところに、彼らの方針における一貫性のなさが表れている。恐らく鍛冶議員はバリスタランドの売り上げランキング勝負には一切関与していない。コーヒーに興味がないことは事前に判明している。
他に目的でもあるのかと、疑心だけが増幅する。今すぐにでも聞きたいが、恐らくロクな答えは返ってこないだろう。のらりくらりとかわされるのがオチだ。
「それではバリスタランドのカフェで最も売れた店舗を発表します」
心臓が飛び出そうとするくらいに手が震え、皐月の手を強く握りしめた。
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