429杯目「真っ先にやるべきこと」
6月中旬、大役を終えたばかりの皐月が中山道葉月を訪れた。
皐月は伊織の愛弟子及び後継者として注目され、スポットライトを一身に浴びていた。
バリスタマガジンの表紙を飾り、コーヒー業界に突如現れた新生というキャッチコピーまである。冷徹な目をカメラに向けている可憐な佇まいはさながらモデルのようで、大人びた外見から、学生の時は地元のスカウトに声をかけられ、芸能活動をしていたことを明かした。
バイトたちは憧れの眼差しを皐月に集中させるが、皐月は気にする素振りも見せない。
適度に応えるように軽く手を振り、カウンター席に腰かけた。
「二冠達成か。まさか僕にも伊織にもできなかった偉業を成し遂げるとはな」
「今回は運が良かった。バリスタオリンピック優勝候補は別の大会に出ていた。マイケルジュニアはWCIGSCに参加していたし、ジェシーもWCTCに参加していたぞ」
「同じ大会を連覇するよりも、色んな大会を制覇する方が、書類選考で有利に働くからな。バリスタオリンピックファイナリストとしての実績は考慮に入れないことになってるし、油断はできないが、これなら選考会進出は堅いだろうな」
「今度はJLACとJCTCに出る予定だ」
「……そうか」
「どうしたんだ?」
「何でもねえよ。応援してるぞ」
僕のぎこちない反応に首を傾げる皐月。
二冠達成はおめでたいが、優勝回数勝負においては実にまずい。
コーヒーイベントの山場であるJBCとJBrCに強い駒を置けなくなった。バリスタオリンピックを除けば、最も参加者の多いこの2つには出てほしかったが仕方がない。強化合宿があるとはいえ、大半はバリスタ競技者としての経験に乏しい。
主力と呼んでいいのは、千尋、桃花、響、皐月の4人。中でも皐月が頭1つ抜けている。弥生は決勝までいくだけの実力はあるが、最後に勝ちきれず、勝負強さが欠けている。那月も貴重な1勝を挙げてくれたが、ワールドパティスリーカップに出るため、コーヒーイベントには出ない。桜子はJCCでアマチュアチームに敗北し、決勝にも残れなかったが、ロースター競技は得意中の得意だ。生き残りさえすればチャンスはある。他は優勝どころか決勝も怪しい。
せめて順位で勝てればラッキーと言っていいレベルだ。
「そういえばアマチュアチームのことだが、優勝しても日本代表にならなかったことが気掛かりだ」
「そりゃ外国人もいたからな。日本代表になれるのは、日本国籍の奴だけだし」
「日本国籍を持っている杉山珈琲の代表も、結局しばらくしてから日本代表を辞退した。しかもまたコーヒーイベントに参加する予定だ。トップバリスタを目指す競技者としては不自然だ。まるでコーヒーイベントにだけ、焦点を当てているような」
「……何がしたいんだろうな」
「あず君は何も情報を得ていないのか?」
「情報なんてねえよ。仮に有益な情報を得たとしても、僕にできるのは、仲間を応援することだけだ」
「あのっ! サイン頂けませんか!? 昔からファンなんです!」
深く丁寧に息をしながら、四角いサイン色紙とマジックペンを差し出す理恩。
「ちょっと理恩ちゃん、お客さんに迷惑だよ」
「構いませんよ。サインくらいすぐ書けますから」
真凜が腰に手を当てながら理恩を咎めようとするが、皐月は快くサインを書いた。
本当に19歳なのか……。
気品ある大人の対応に、理恩はますます顔を赤らめた。
「ありがとうございますっ!」
頭頂部の旋毛を見せるようにしながら礼を述べる理恩。顔は満面の笑みに違いない。
これが、スーパースターなんだな。急速に成長する皐月は、かつての伊織の姿を思い起こさせる。
トップバリスタは実力第一主義に思われがちだが、実はそうではない。いくらバリスタとしての才能があろうとも、民衆から尊敬され、夢を与えられる者でなければ、真のトップバリスタにはなれない。皐月はそのことを誰よりも理解し、節度ある立ち振る舞いを見せているが、僕には素の自分を見せてくれる。
「では私はこれで。あず君から皆さんの話は聞きました。応援してますよ」
勘定を済ませた皐月が挨拶を済ませて帰っていく。
理恩たちは余韻に浸り、皐月の背中を目で追っている。
一方で百美が子供のような目を見せるようにしながら僕と距離を詰める。
先月から時折後ろめたそうに外に顔を向け、思い詰めている。目の色はくすんだまま、さっきもバックヤードを右往左往していた。レールは途切れている。だが将来を考える余裕は感じられない。目先のことしか考えない者は失敗する。行き当たりばったりはカッコ良いが、耐えられなかった先は地獄だ。
「あず君、私今日は早めに上がりだから、一緒に来てくれない?」
「別にいいけど……」
言われるがまま連れて行かれたのは、すぐ近くに位置するカフェ大和だった。
店先で足を止め、外から中の様子を確認する。森田さんの姿が見えた。他のスタッフは欠伸をしながら暇を持て余している。南東エリアは最初こそトップバリスタ効果のお零れに与っていたが、トップバリスタが直々に訪問する期間を過ぎてからは、一向に客が来なくなった。
トップバリスタがアトラクションに来ていたのは、中山道葉月のスタッフを指導してもらうためだが、コーヒーイベントが迫っていることもあり、予定よりも早く切り上げてしまった。準備に時間を割きたいだろうし、シード権を持っていない者は7月から始まる予選のため、6月には準備期間に入る。理恩や真凜はともかく、他の指導はまだ不十分だ。成美が補ってくれているのが幸いか。
「この前一緒に行ってくれるって言ったよね」
「そういうことは覚えてんのかよ」
「私1人だと怖くて……だからどうしてもあず君に見守ってほしいの」
服の袖を掴みながら幼女のような上目遣いで訴えかける百美。
こいつ……男の弱点を知ってやがる。自分から言った手前、断りにくいなぁ~。
「しょうがねえなー」
「しょうがないんですー」
小悪魔のような歯を見せながら笑みを浮かべる百美。
しかし、すぐに真摯な目つきへと変わった。いつもの百美じゃない。それもそのはず、百美には真っ先にやるべきことがある。自分がしたことの責任を取る。たったそれだけのこと。言うのは簡単だが、行為に移すのは至難の業。大人でさえやりたがらない。いや、大人になりきれてないだけなのかもしれん。
店内に入ると、僕らに真っ先に気づいたのは苗代さんだった。
戸惑ってはいたが、てっきり追い払われるものかと思いきや、意外にも一月前の出来事を知らなかったかのように受け入れるが、百美を腫れ物のように監視しながら僕らに近づく。
「いらっしゃいませ……お好きな席へどうぞ……」
「森田さんいるか?」
「いますけど、何の御用でしょうか?」
「こいつが話し合いをしたいみたいでな」
「少々お待ちください……」
苗代さんが森田さんを呼びに行くが、まるで誰かがお礼参りをするような顔だ。
南東エリアの店は全部杉山社長の手下、つまり後の犠牲者でもある。味方でいる内は心強いが、へまをした部下や店舗には容赦がない。杉山社長の別名は『鋼鉄総帥』、今まで競争に敗れた多くの役員や社員が左遷されたり首を切られてきたことは記憶に新しい。メニューの値段は元に戻っている。名目上は期限不明の割引期間が終わったことになっているが、それでも中山道葉月の売り上げを下げることはできず、値下げ作戦は失敗に終わった。こいつらは罰を受けているはずだ。表情が沈んでるし、会って話す理由としては十分だ。森田さんが現れると、唇を強く閉じながら百美の前に立つ。
「あの……えっと――」
「済まなかった!」
先に深々と頭を下げたのは森田さんだった。
「えっ……」
「仲間のことを馬鹿にされたら、怒るのは当然だよな」
「私もごめんなさい。怪我は大丈夫ですか?」
「あー、軽い打撲だから心配しなくていいよ。治療費もいらないから」
森田さんが包帯が巻かれた右腕を動かして見せると、百美は優しいジト目で患部を見届けた。
謝る練習もした。僕が思った通り、百美は謝罪が得意ではない。表情と思考が一致しないことが多く、心では謝っていても、見た目は真顔だったり笑顔だったりで、誠意がないと勘違いされることも少なくなかった。人間は相手の表情だけで態度を決めつけてしまいがちだ。謝る時は落ち込んでいる演技をするよう指導しながら何度も繰り返したが、百美は練習内容を忘れ、安心の笑みを浮かべた。
嘘を吐けない性格か。本来は性格の良い部類だが、社会では通用しない。
特に百美のようなタイプにとって、演技をしなければならない日本社会は、呼吸するだけでも大変だ。
本来は家に引きこもっていてもできるような仕事をするべきなのだが、この国の仕事の7割がサービス業だ。在宅勤務だって、人と話さなければならない時があるし、残り3割の枠でひっそりと生きるのも、プロ級に難しい。百美が学校で孤立していた話を聞いた時はつい泣きそうになった。
「こいつもちゃんと罰を受けてるから安心してくれ」
「大学を謹慎処分になったことは聞いています。1ヵ月はちょっと長すぎると思いますねー」
「どうして森田さんが知ってるんですか?」
「コーヒーハウス出雲の関係者から聞いたんだよ」
コーヒーハウス出雲って――確か同じ南東エリアの店じゃねえか。
この前は珈琲屋川崎の面々が喫茶処江戸にいたし、やっぱりつるんでいたのか。
あの連中からも何の話をしていたかだけでもどうにか聞き出したい。後は百美がどこまでがんばれるかに懸かっている。この前の失敗を取り返すくらいの活躍を期待しているぞ。
「コーヒーハウス出雲?」
「島根県代表店舗で、うちから見えるくらいの距離にある。ていうか気づかなかったのかよ」
「だってお店が多すぎて覚えられないもん」
「……うちもあんまり人のことは言えませんけど、あそこは特に杉山珈琲と密接な関係です」
「――やけに素直だな」
「うちは杉山珈琲と密約を交わしていました。中山道葉月にお客さんが来ないようにする代わりに、ペナルティを免除するという内容です。それでメニューの値下げをしましたけど、ご覧の通り、計画は失敗。杉山珈琲からは契約違反として、ロイヤリティ100%の刑ですよ」
「客が来ないように休憩中の看板を立てているのは、ペナルティに対する抵抗ってとこかな」
「まあそんなところです。売り上げが全部持っていかれてしまう以上、どうせ利益は出ませんから、お客さんが来れば来るほど杉山グループの利益になるくらいなら、いっそ誰も来ないようにしましたよ。でもこれはほんの一時凌ぎにすぎません」
実にこの国の連中らしい抵抗の仕方だ。
日本人は自分が損をしても相手に損させてやりたいと考える意地悪な人の割合が世界一であると、最近の研究によって証明されている。自己肯定感が低い人ほど、他人の足を引っ張ったり、他人の不幸を笑う確率が高くなるという臨床実験もあるくらいだ。これも教育が招いた結果であると僕は断じている。
とはいえこればかりは好都合だ。
カフェ大和はペナルティを受けた途端、一転して杉山社長に不信感を抱いている。
――これ……つけ込めるな。
「それだったら、カフェもアトラクションも閉店した方が早いと思うけど」
「閉店した場合は撤退と見なされるって契約書に書いてある。だろ?」
「そうです……」
「撤退したらどうなるの?」
「契約違反で重いペナルティに課せられる。本部株を20%も取られたら、残りは杉山グループに自力で取られちまう。今の杉山グループは1つでも多くのコーヒー会社を欲しがってるからな」
「このままじゃ、売り上げが全部杉山グループに持っていかれてしまいます……クソッ!」
カウンターテーブルを拳で叩く森田さん。
「心配すんな。要は閉店しなきゃいいんだろ。切り抜ける方法を教えてやるよ」
「本当ですか?」
「その代わり、今後は葉月グループに味方すること。あんな奴に仕えてもロクなことがない。現に利用されるだけ利用されて、あっさり捨てられただろ」
「分かりました。約束します。それで、方法は?」
手繰り寄せるように耳を貸してもらい、助言をしてやると、顔が真っ青に染まる。
「それ……本当にやるんですか?」
「もちろんだ。一見馬鹿げてるようにも見えるけど、それしか方法はない」
「でも……そのやり方で売り上げワースト5位に入ってしまったら……」
「ペナルティは僕が覇権争いで杉山グループに勝ったら、帳消しにしてやるよ。杉山グループが勝てば、君たちの会社もただでは済まない。覚悟はできてるか?」
「そう言われても、勝てる気がしませんよ」
「勝てるかどうかなんて聞いてねえよ。戦う気があるのかないのかを聞いてんだよ。やるしかねえんだ。ここで戦わないと、また悲しむ人が出てくるんだぞ」
「……社長に一度相談してみます」
「期限は今週が終わるまでだ。決まったら百美に伝えてくれ。今は1人でも多くの仲間が欲しい」
「森田さん、私からもお願い」
うるうると目を震わせながら百美が言った。
「私からもお願いします。社長もあんな強引な人についていくのは疲れたと仰ってました」
今度は林原さんが百美に便乗するように懇願する。
木村さんも林原さんに同意するように、コクリと小さく頷いた。
「……分かったよ。そこまで言うなら相談する」
一斉に笑顔の花が開き、店内に温かい明かりが灯った。森田さんは中山道葉月をなかなか落城させられないことに苛立ちを感じ、僕らが聞いているとも知らずに愚痴を漏らしてしまったのだという。攻撃対象を狙った位置に集中させるところは立派だが、やはり人の心を掴むのは不得手のようだ。何故あれほどの人間が後継者の確保に手古摺ってるのか、ちょっと分かった気がする。
人の心は力では支配できないことを一度思い知るといい。
明確な形で味方となったカフェ大和は、今後も杉山グループからの情報を提供してくれるという。百美は森田さんたちと仲良くなり、主にコーヒーの話でカフェを賑わせている。バリスタにとってはコーヒーは共通の話題だ。無数にある品種の雑学だけで一生話していられる。予てから孤立しがちで、いつも1人でいた百美は共通の趣味を持ち、同じ感覚を共有できる仲間に巡り合えたのであった。
数日後――。
カフェ大和の中を覗いている客たちが、何やらガヤガヤと騒いでいる。
雁来木染に変装すると、客たちに紛れて情報を探った。
「おいおい、何だよあれ!」
「ハハッ! 全品1億円だってよ。何考えてんだか」
「馬鹿だよねー。自分から客足を遠のかせるなんてさー」
「カフェ大和は脱落か。結局あいつらも大したことなかったな」
客だけかと思いきや、コーヒーハウス出雲のスタッフたちが訪れている。
名札は小谷、中村、大黒、巨摩と書かれている。カフェ大和の動向を見守っているが、どうやら裏切りを悟ったようだ。島根県代表店舗であり、ここも大手コーヒー会社だが、今にも杉山グループに飲み込まれそうな状況だ。
服装から察するに、マスターは巨摩さんのようだ。
巨摩さんたちはさっきからカフェ大和のありえない値段表示に笑いが止まらない。
何を隠そう、カフェ大和は全品1億円という、ふざけた方針に打って出たのだから。閉店すれば契約違反だが、このままでは客たちが杉山グループを稼がせてしまう。ならば大幅な値上げをすればいいのだ。それもただの値上げじゃない。誰がどう見ても注文する気すら失せるような値段であれば、閉店することなく、売り上げを防ぐことができる。アトラクションを担当していた新人スタッフ全員に暇を出し、森田さんたちだけが残った。経費は極力削減してもらい、買い出しも当分はお休みとなった。
森田さんと苗代さんは店に残り、木村さんと林原さんはアトラクションへと向かった。アトラクションの内容も、2人いればできるくらいのかなり簡易的なものにした。コーヒーに関するクイズをいくつか出題し、全問正解すれば商品を出すという簡単なもので、土産物を販売しなければ儲けはなくなるが、どうせ全部持っていかれるのだから関係ない。だが妙だ。あの悪党にしてはいかんせん人に見切りをつけるのが早すぎる。もっと粘られるものと思っていたが、ここまでうまくいきすぎるのも不自然な感じがする。
客たちに至っては、カフェ大和の値段表示を見ながら開いた口が塞がらない。
あまりの値段の高さに関心を持つばかりだが、一向に店内へと入る勇気はない。珍しい生き物でも発見したかのように看板から離れない。ジョークだと思い、店内に入る者もいたが、やはり本当であることを確認すると、苦笑いを浮かべ、両手の平を上に向けながら店の外に出た。
「ねえ、コーヒーハウス出雲を探してるんだけど」
「あー、うちの店ならあそこですよ。今は休憩中なので開いてませんけど、4時になったらまた開きますので、しばらくお待ちください」
「ふーん、空き時間があるんだー」
「そうですね。バリスタランドのお店はどこもカフェとアトラクションをこなしているので、バラバラに空き時間を作ってるんです」
「なるほどねぇ~」
中村さんが周辺の事情を説明してくれた。
周囲の店と連携し、休み時間を極力共有しないようにしながら客を配分し、必要があればスタッフを足りていない店舗に派遣しているとのこと。どうりで人数が少なくて済むわけだ。
そうか、近隣の店舗同士が仕事の空いているスタッフを貸し借りすることで、不足を補っているのか。誰か1人でも優秀なスタッフがいれば、他のバリスタのコーチングもできるし、雇ったばかりのバリスタをトレーニングすることもできる。このシステムはうちのユーティリティー制度そのものだ。他の企業もうちをマネして取り入れたと聞いていたが、それは本当のようだ。
「へぇ~、結構可愛いじゃん」
「雁来木染ちゃんかぁ~。俺、あいつ誘っちゃおうかなー」
「えっ、お前あんなちっちゃい子が好きなのかよ」
「成人してるんだから大丈夫だろ」
「ねえ木染ちゃん、今度一緒に飲みに行きませんか?」
中村さんが如何わしさを隠しながら声をかけた。
「じゃあ今度の日曜日、正午からでどう?」
「はい。これ、俺の連絡先です」
白い名刺を差し出しながら中村さんが言った。コーヒーハウス出雲の面々が店へと戻っていく。
昼メニューをなくし、朝食と夕食のみにし、昼間はアトラクションに専念している。
どの店もうまく凌いでいるようだ。空き時間を作って客がいない時間帯を無駄にしない動きはどこの店も共通している。喫茶処江戸に至っては、コーヒーイベントが近づいていることもあり、アトラクションスタッフを雇い、委任しているとのこと。バリスタランドである以上、アトラクションだからといって、バリスタとしての技能が全くいらないわけじゃないが、人を雇わずとも、非正規社員を送り込むことで補充はできる。わざわざアマチュアチームをここに居座らせている理由がよく分かった。
恐らくアマチュアチームは、鍛冶にコーチを依頼している。
バリスタランドを拠点とすることで毎日のコーチングに没頭できるとしたら。
底なし沼のように謎が増えていく。更なる調査が必要だ。
読んでいただきありがとうございます。
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