422杯目「二正面の戦争」
4月下旬、僕の嫌な予感が的中する。杉山社長が早速仕掛けてきたのだ。
5月から各エリアの端にある大きな空き家が新たなアトラクションエリアとなる。
本来はテーマパークスタッフが担当するはずだが、バリスタランド規則では、該当するエリアでアトラクションが開催されることとなった場合、該当するエリアの店舗スタッフが担当の義務を負い、アトラクションで得られた利益は担当した店舗のものとなる。
できなければアトラクションを放棄した店舗の社内貢献度にマイナスが記録されるものとする。
ただでさえ集客力のない中山道葉月が売り上げランキング1位を取る方法があるとすれば、アトラクションと合わせた売上総利益で勝負するしかない。株を奪える1位以外は全てが失敗だ。テーマパークスタッフを雇わないのは経費削減のためであることが見て取れる。そのしわ寄せは参加した各都道府県の店舗に伸し掛かるわけだが、南東エリアにも同様の施設がある。しかもアトラクションの内容は各エリアの店舗に丸投げときた。運営側が考えるべきものを店舗に考えさせるとは良い度胸だ。
正午を迎えると、僕、神崎、成美が事務室に集合する。
バイトたちを観察している内に、彼女たちのおおよその生活態度も分かってきた。澪は昨日寝不足だったのか、目を半開きにさせながらボサボサの髪をバックヤードでまとめていた。対照的に渚は来る前から毛先まで手入れが行き届いている。実莉は澪以上にとろーんとした表情のまま、欠伸をしながら素の顔を僕らに見せているが、料理に化粧品が入るため、うちではメイクを禁止していることを告げてからはメイクをしていない。他の企業にはない文化だが、それでもそこらの女性よりは端正な顔立ちだ。
理恩と真凜は必要最低限の格好で来ているあたり、生活が厳しいことが見て取れる。百美は大学で早速苦戦を強いられているようだ。時給3000円に上がったとはいえ、今すぐ貰えるわけではないし、来年には撤退してクビになるかもしれないことを彼女たちは肌で理解しているようで、バリスタランドの店舗が入れ替わりの激しい場所になることは間違いないと、以前からコーヒー業界では話題となっている。
「それホンマかいなー。ゆうてること滅茶苦茶やん」
「ブラックな界隈じゃ当たり前のことだ。杉山グループは元々居酒屋事業出身だし、全国中に居酒屋チェーンがある。そこと同じノリをコーヒー事業に持ち込んでる。飲食事業自体がブラックの温床っていうのもあるし、杉山社長なら考えかねない」
「それがバイトをたくさん雇ってる理由かいな。下手したら過労死するでー」
「理恩ちゃんを美羽ちゃんに勧めたの、ちょっとまずかったかなー」
「そうでもないぞ。体力自慢の理恩がうちに来てくれたのはかなり助かるし、長期休暇の期間中は毎日来れるのも強みだ。どの家も全面的に貧しいから、シフトを最大化せざるを得ないはずだし、結果的に美羽の人選は正解だったってわけだ」
「アトラクションはどないするんや?」
冷やかな目線を突き刺すようにしながら神崎が尋ねた。
背中を壁に預け、先が思いやられると顔が言っている。
「マニュアルに書いてる。全員のスマホに送信して、目を通すように言っておいてくれ」
アトラクションはそれぞれの店舗が考案し、各エリアに建てられている施設内で行うが、コーヒーにまつわるアトラクションであればいくらでも考えられる。大会を模したイベントが良いかもしれない。カッピングをさせて間違い探しをするも良し、ラテアートを描いて公開するイベントにするも良しだ。
――ん? 待てよ……ラテアート? 何か引っ掛かる。
まずは他の店がやっているアトラクションを思い出してみるか。
中央エリアはゲストホイホイなだけあり、万人受けしそうなアトラクションで溢れている。バリスタをテーマにした演劇、コーヒーカップを模した乗り物でバリスタランドを探検できるものまである。とことん贔屓にしやがって。しかも人気アトラクションを動かしてるのはアマチュアチーム。終始あいつら有利に働かせるつもりなのが嫌でも分かる。出来レースは真っ平御免だ。
「あず君、何イライラしてるの?」
「何でもねえよ。それより覚悟しとけ。5月から休み時間はねえからな」
「休み時間がないって……堂々とブラック労働宣言かいな」
「2人共よく聞いてくれ。あんまり詳しいことは言えねえけど、葉月グループは杉山グループとコーヒー業界の覇権を争ってる。もし負けたら、中山道葉月は乗っ取られちまうかもな。そうなったら休み時間どころか、休日すらない過労死一直線のハイパーブラック労働がみんなを待っているだろうよ」
「こっ、怖いこと言うなぁ~」
冷や汗をかきながら背中をのけ反らせる神崎。
「確かに杉山グループは、社員が過労死したり、過労入院したりして、最近じゃ問題視されているけど、休み時間がないって、どういうことなの?」
「成美は昼まで仕事をした後、どうしてる?」
「どうしてるって、午後の書き入れ時になるまで休息を取ってるけど」
「じゃあその休み時間に、あの建物でアトラクションを担当することになったらどうする?」
「どうするって……それじゃ休み時間がなくなっちゃうじゃん。他の人を行かせるにしたって、ちゃんと休ませないと、午後からの仕事が持たないよ」
「なるほど、そういうことかいな」
「納得されても分からないんですけど」
「中山道葉月はカフェの営業に加えて、5月からはアトラクションの営業までやることになる。平たく言えば、二正面の戦争になっちまったんだよ。カフェの営業にだけ専念していれば、客がいない時だけ休めたけど、あいつら、南東エリアが担当するアトラクションの時間を書き入れ時の正午から6時までに設定しやがった。丁度みんなの休み時間と被ってるし、他の店は比較的人がいない時間帯、つまり開園時間と閉園時間付近にアトラクションを行うことが決定してる」
「とことん嫌味な連中やな」
神崎と成美は心に火がついたかのように、苛立ちが顔のしわに現れた。
閉園時間は午後8時だが、それは店で言うところのラストオーダーにあたる時間であり、アトラクションは午後8時まで行われるものもある。来園者は遅くとも午後8時から午後10時までの間に帰宅すればいい。午後から勤務しているスタッフの大半が帰宅する時間帯でもある。午後10時から午前8時までの間は、夜間警備や深夜清掃などを担当するスタッフが仕事を行うため、24時間365日、常に誰かが働いているディストピアだ。バリスタランドにはホテルもあり、宿泊することもできるが、出張先として泊まりに来る客も少なくない。ビジネスマンにとって、ここはあくまでもショッピングモールでしかなく、イメージキャラクターがバリスタのチョッキを着用した土竜とは……やっぱりセンスがない。
これ以上人を雇おうにも、バリスタとしての技能を持つ者は他の店に吸着してるし、ここまで無理なく通勤できる福井市周辺のバリスタに限って言えば、失業率はゼロと言っていい状態と美羽は言った。バリスタランド周辺にも数多くのカフェが乱立し、バリスタ経験があるというだけで雇われる始末だ。
だから学生を雇わざるを得なかったのか。ここまで不利な状況から脱出して勝利を収めるには、百年戦争の逆転劇のような奇跡でも起こらない限り無理と言っていい。ただでさえ店の営業面で苦戦しているというのに、更に別の戦いまでしなければならない。他の店も同様、カフェとアトラクションを同時営業しなければならないが、条件が同じとはいえ、トップバリスタを目指しているバリスタと、生活費のために働いている者とでは仕事レベルに差がありすぎる。
この過酷な戦いを乗り切る方法が1つだけある。それは他の店と同盟を結ぶことだ。
しかし、周辺の店はうちよりも値下げをすることで、客がうちに来ることを意図的に防いでいる。
うちに味方してくれる確率はかなり低い。
「えっ……それかなりやばくないですかっ!?」
獣を前に震え上がる小動物のように澪の体が反応する。
「そうだな。しばらくは忙しくなると思う。でも今いるバイトの中で1番融通が利くのが君だ。この店の命運は君に懸かっていると言っても過言じゃない」
澪はフリーターではあるが、高校時代から多種多様なアルバイトをこなしてきただけあって、臨機応変な業務が期待できる。接客、事務、調理に至るまで幅広く対応してきた。それも学業をこなしながらだ。マルチタスクはお手の物だろうが、この慌てようから見るにカフェとアトラクションは流石にキツイか。
「まあでも、すぐに受け入れろなんて無理だよな」
「いえ、あたしすっごく楽しみですっ! だってカフェをしながらアトラクションもできるなんて今までにない仕事じゃないですか~っ! 早くやってみたいですっ!」
両腕の握り拳を震わせ、目を輝かせながら澪が言った。どうやら武者震いらしい。
「休み時間なくなるけど、本当にいいのか?」
「あたし、テーマパークのアトラクションスタッフになりたくて、千葉まで引っ越す覚悟で応募したんですけど、結局枠が埋まってるって言われて、そんな時にバリスタランドが地元にできて、ここで働きながらお金を貯めて、中央エリアの土産物店に買いにいくことをずっと楽しみにしてたんですけど……やっぱり行っちゃ駄目ですよね」
「別にいいぞ。プライベートであればな。あっ、そうだ。遊びに行くついでに、スタッフがどんな様子だったか調査してきてくれよ」
「スタッフを調査するんですか?」
「ああ。他の連中も多忙になってるだろうし、一体どうやって二正面の戦争に対処しているのか、是非とも知りたいとは思わないか?」
「あぁ~、確かに」
トンカチを打ちつけるように納得しながら、右の拳で左の手の平をパチッと叩いた。
「澪は何かやりたいこととかあるか?」
「あたしは人前で目立つ仕事がしたいんです。でも具体的に何を目指せばいいのかが全然分からなくて、色んな仕事に手を出してみたんですけど、なかなかこれだって思うものが見つからないんです。親からは定職に就くことを望まれてて、でも仕事って面白くないなーと思って、未だにふらふらしちゃってます」
「澪にとって面白いって何だ?」
「えっと、それは……まあ、みんなと一緒に笑顔になれる空間を共有するというか、心が震える感覚を刺激してくれるもの……ですかね」
目を逸らしながら澪が言った。普段は明るいが、本質を問われると急に弱くなる。
一目ですぐに分かった。道筋を見つけられないのではない。道筋を見つける能力が育っていないのだ。
文字通りに解釈するならば、澪にとって面白いものはアイドルライブだ。履歴書の特技には歌とダンスって書いてるし、体力があるからこそ、様々な業務を行うことができるようだ。一時期ではあるが、高校卒業後は地下アイドルとして活動していたこともあり、メイドカフェで働きながら地下アイドルライブにも精力的に参加していたが、やはりこの世界もトップに立てるのはほんの一握りのようで、澪は蹴り出されるように引退し、再び迷子の空間を彷徨いながら後塵を拝していた。
目立ちたがり屋の女性であれば、誰もが最初にアイドルを目指したがるものだが、有名なのは全て成功した例のみで、笑顔を振り撒きながら歌って踊るトップアイドルの足元には、数多くの夢破れた敗者たちの屍が埋まっている。そんなことも分からないまま、彼女はまんまと釣り出された。夢破れた後のアフターケアをしていなかったことが見て取れる。この美貌と元気の良さがあれば、そこそこ良い仕事に就けるはずだが、それをしないのは自分の道筋を知らないまま生きてきたからだ。
さながら、動物園からサバンナに出たばかりの子羊ってとこか。
澪の怠惰な労働とは、補助線が見えないことだ。
人生の基礎がしっかり定まってないと補助線が見えないし、どの分野に進んでも迷いが生じて失敗し続ける。それがうちの業務にも表れている。ただ言われたことを黙々とこなすだけで、特に指示がなければ勝手に休息を取ってしまう。無理して働いたことで、パフォーマンスを落としていた理恩とは対照的だ。
葉月グループは既定の時間内であれば、好きに休み時間を取ってもいいことになっているが、それがうまく当てはまるのは、向上心と才能を併せ持った者のみ。中途半端に生きている者には、むしろサボるための口実でしかなく、逆効果でしかないのだ。ましてや最もパフォーマンスを落としやすい時間帯すら把握していない者が休み時間を取っても意味がない。
これが義務教育の成れの果てか……泣けるぜ。
主体性を削がれた奴隷たちは、こうやって夢を失っていくんだな。
奴隷の鎖自慢までし始めた日には末期だ。
仕事ができないのではない。仕事を自分なりにうまく運ぶ思考を知らないのだ。
「地下アイドルやってたんだってな」
「はい……去年までやってました。仲の良いアイドルの友達もできて、ライブでデュエットもして、芸能界デビューを考えたんですけど……ファンたちはみんな胸の大きい人にばかり目が行ってしまって、歌とダンスさえ上手ければどうにでもなると思ってたんですけど。駄目だな……あたし」
喉の奥から涙声を振り絞り、折られた自信を吐露する。
「今の君じゃ、地下アイドルどころか、普通の就職すら無理だ。だってそうだろ。見た目より歌とダンスを好きになってくれるファンの存在に気づこうとすらしないんだからさ。世の中には色んな需要がある。確かに巨乳の方が有利だけど、スレンダーバストが好きなファンを独占してしまえば、そっちのジャンルで生きていけたかもしれないのに」
「……その発想はなかったです」
「一緒に来てみるか?」
「えっ、いいんですか?」
「どうせこの時間帯は客来ないし、昼までに戻ればいい。ついてこい」
「はっ、はい」
澪と一緒に外に出たが、やはり客はここに辿り着く前に別の店に吸着されている。
値下げをしても敵の思う壺だ。こっちの売り上げを少しでも下げるための策なのは見えている。
5月から始動するアトラクションスタッフには、成美、澪、真凜、渚を抜擢すると決めているが、流石に全員は起用できない。ユーティリティー社員であれば、実務扱いで徐々に馴染ませて習得させられるんだが、何もやりたいことを見つけられていない連中を扱うのは大変だ。
葉月グループへの仲間入りを志望する人間はトップバリスタを目指している。やりたいことがハッキリしている人間の方が扱いやすい。本来はそういう人間を雇うべきなのだが、面白いの定義すらふんわりしている人が相手では話にならん。僕にとって面白いとは継続に値すると思えることだ。誰かに言われるまでもなく、自ら進んで長期間夢中になれるものだ。無自覚ではあるが、澪も面白いことを実践している。
他のカフェを覗いてみると、特に何の知識も技能も持ち合わせていない連中をマスターと思われる人が研修している。あいつらはここで事の重大さを思い知ったようだがもう遅い。
「なんか凄く慌ててますね」
「うちが何で中山道葉月の営業に8人も起用してるか。よく分かっただろ」
「もしかしてアトラクションスタッフを雇ってるんですか?」
「その通り。まさか来月からいきなりアトラクションまでやるとは思ってなかったんだろうな。アイデアなんてロクに考えちゃいない。中央エリアの連中は、予めこのことを知らされていたから、スタッフの数が多かった。うちは優秀な参謀が情報をリークしてくれたからな。今頃は他のエリアの連中も大慌てだ」
アルバイトという待遇でここまで働きに来てくれる人は少ない。バリスタとしての技能どころか、まともに働ける人すらも一通り枯渇した状態で、何の能力も意欲も持たない連中の研修や特訓に骨が折れるだろう。情報をリークしていなかったら、僕らは杉山社長の仕掛けた最初の罠に嵌るところだったのだ。
あぁ……何と恐ろしい光景だろうか。
早速新人の1人が焼き加減を間違えてハンバーグを焦がしてしまい、客から調理に時間がかかりすぎていることを指摘されている。マスターはペコペコと頭を下げ、再び指導に追われている。表情に余裕などなく、研修を急ぎ過ぎるがあまり、新人の適性に合わない指導ばかりでついてこれていない。片や新人も挙動不審というか、多動で落ち着かないところがある。片や別の新人は生真面目すぎるのか作業が遅い。
施設の連中を駆り出したのがすぐに分かった。ハロワを紹介されるような連中を指導するのがいかに大変か。あいつらはそのことを思い知らされることになる。やっと業務ができるようになったかと思えば、3ヵ月もしない内に、キツイので辞めますの一言で、またゼロからやり直しのエンドレス地獄だ。
「水面下でそんな情報戦が行われていたんですね」
「澪、やりたいことが見つからないなら、まずは目の前の仕事を一生懸命やってみろ。働く時間とか休み時間とか気にしないで、全部自分磨きの時間だと思って、バリスタもアトラクションスタッフも、無我夢中でやってみてくれ。必要があればサポートする」
「はい。あたし、両方共精一杯頑張ります」
まずはオープンキッチンでコーヒーを淹れる作業の手本を見せた。
いつもより早くドリップコーヒーマシンからコーヒーサーバーを外し、底が見えないくらいの茶色に染まったコーヒーを注いでいく様子を澪が見守っている。真凜や実莉までもが興味本位で顔を覗かせる。
「飲んでみろ」
「……凄く……美味しいです」
「私にも飲ませて――ホントだ。全然違う。全く同じコーヒーですよね?」
「ああ、全く同じだ。さっきまで実験してたんだけどさ、通常より早いタイミングで抽出を止めた時は苦味が少なくなって飲みやすかった。このコーヒーは抽出する時、最後の10秒間は強烈な苦味と渋味を出す性質を持ってる。これなら甘味と酸味をしっかりと味わえる。明日からこの方法でやってみろ」
「そんな工夫、よく思いついたね」
「この頃うちに来る客がコーヒーメニューを敬遠してた。それで思った。もしかしたら苦すぎるんじゃないかってな。客を相手に商売する時は、客の立場になって考えるようにしなきゃ駄目だ。アンケートが何故必要なのかがよく分かっただろ。どうしてもできない仕事は人任せでいい。その代わり自分にできる仕事を引き受けて最大限工夫しろ。ジグソーパズルのように、みんなで仕事をカバーしていけば、最後は立派な1枚絵になる。何でも1人で抱え込むな。仕事は1人じゃできねえんだ。よく覚えとけ」
「……はい」
顔を赤らめながら少し遅れて返事をする澪。真凜は口を開けながら、見惚れた顔で僕を見つめている。実莉は手で口を塞ぎながら不敵な笑みを浮かべると、クローズキッチンへと戻っていく。
その後ろ姿は何かに負い目を感じているようだった。
数日後――。
澪は休み時間がなくなってから一転して働き者だ。主体性がなくとも、次にやるべきことさえハッキリしていれば、迷うことなく仕事をこなせることがよく分かった。
指示待ち族には常時仕事を与えろってことか。
どうしても暇な時は、直々に上級者向けの抽出を教えた。幅広く仕事を習得していると言えば聞こえは良いが、どれかに特化していない分、プロのレベルで仕事がしにくいし、ポテンシャルを発揮しにくい。
人間もコーヒーと同じだと僕は知る。弱点を埋めてやれば、長所が浮き彫りになるもんだ。
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