417杯目「バリスタカードの誘惑」
バリスタランドを見学しに来た僕らを待ち受けていたのは搾取の構造だった。
出資した企業を優遇したいのは分かるが、これじゃ他の店舗が不憫だ。
行列に耐えかねてやってくる客は、お世辞にも礼儀正しいとは言えない。多くの客は中央エリアの店舗やアトラクションにばかり目を奪われている。しかも末端のエリアにいる店舗はメニューの数が限られているし、中央エリアの店舗は内装も広く、メニューも豊富に揃っている。もはや大型レストランだ。
千尋と皐月は仲良しそうに話している。選ばれし者としての自覚があるのか、妙に意気投合している。普通の人が理解できない学者同士のような会話を淡々と繰り広げている。特に意見が一致しているのは経営学だ。千尋は葉月グループも立花グループも、蟻地獄のような競争に晒されていることを告げた。
「もしそうだとしたら、早く親父に伝える必要があるな。だがすぐには引けないだろう。今まで投資した分があるから、しばらくは動けない。ここらの設計は全部親父がしたものだ。見ればすぐに分かる。立花グループ総帥というだけじゃなく、類稀なセンスを持つ建築家でもある。だが職人気質で希代の天才故、誰からも理解されないところがあってな、古風な建築を好む一方で、近未来を意識した建物ばかりを建築することに飽き飽きしていたところにカジモール計画の話が舞い込んできた。建築物の設計は好きなようにしていいと言われて、二つ返事で話に乗ったらしい。杉山社長は親父の好みまで熟知しているようだ」
「つまり近代のカフェがテーマになったのは、立花社長の影響なんだね」
「ああ。元々は何年も前からこの場所をショッピングモールにする予定だったみたいだが、優先的にカフェの設計をしている内に、カフェが主役のテーマパークにしてはどうかと杉山社長に提案したら、この案が通って路線変更になった。その際47都道府県を呼ぶ案は、杉山社長が言い出した」
「結構詳しいんだね」
「さっき親父から聞いた」
立花社長はずっと居座っているのか。
だとすれば理由は恐らく――。
「皐月、ありがとな。お陰であいつらの意図が少し分かった」
「そ、そうか……役に立てて良かった」
上目遣いの顔を見せながら、優しく祈るように両手の指を組んだ。
かっ、可愛い。クールビューティーと言われた皐月も、こんな乙女みたいな顔するんだな。
「土産物店は全部見たか?」
「全部は見てません。カフェ優先的に見て回ろうと思ったんですけど、優子さんが勢いのまま入ってしまって、あれこれいっぱい買っていたので、一部だけ回りましたけど……」
「優子さんって中身は子供だもんね」
「それ優子の前で絶対言うなよ」
「分かってるよー」
遠慮気味に話す弥生に対し、千尋はいつもと変わらない立ち振る舞いだ。
それよりも気になるのは、WTD優勝がどのような影響を及ぼすかだが――。
「あの、一緒に土産物店を調査しませんか?」
弥生が僕に歩み寄りながら声をかける。
真顔の中に真剣さが透けて見える。千尋は皐月と一緒に別の土産物店に入った。
『土産処珈琲屋』という文字が右から書かれている。
店名が書かれた大きな看板の真下にある木造の引き戸が開いている。
中に入ってみれば、バリスタランドのキャラクターが描かれた食器が重ねて置かれている。箸に皿にコップにコーヒーカップまである。コップの外側や皿の中央にはバリスタランドを代表するキャラクター、『バッキーモール』というバリスタのチョッキを着用している出っ歯の土竜がドヤ顔で描かれている。
何と……趣味の悪いデザインなんだ。
よくこんな原案通したよな。コーヒーの魅力に心が束縛されるからバッキーか。SNSでもネタされてたし、キャラクターデザインには拘りがない。となれば別のところに力を入れているのだろうか。種類はこれからも増えていくようで、大半は昔の童話にいたキャラクターがモチーフなんだとか。
気味が悪いと言わんばかりの表情を浮かべる弥生。明らかにデザインのセンスを疑っている。
「このキャラクターって、人気出るんですかね」
「デザインが酷すぎたり、戦力的に弱すぎたりしても、逆に印象に残る場合がある。競馬で1勝もできずに引退した競走馬がそこらの馬よりも有名になっただろ。あいつらにとって、キャラクターは二の次だ。恐らく土産物店で1番売れているのは……これだろうな」
僕が指差した先にあるのは、『バリスタカード』と英語で書かれた商品だった。
表紙には大会に出ていた頃の僕が描かれており、僕と死闘を繰り広げた日本のバリスタたちも集合するように印刷されているが、まさか僕を利用してこんな手を使ってくるとは。
外国人バリスタは1枚もないが、日本人バリスタに関しては、ジャパンスペシャルティコーヒー協会がバリスタたちの肖像権を握っており、現在の会長が杉山社長であることを考えれば、このバリスタカードの流通を決めたのは杉山社長だろう。どれもメジャー競技会に出場したバリスタばかりだ。
バリスタがコレクションカードになる時代か。
「あっ、あず君が映ってますね。バリスタカードって、ただのカードコレクションじゃないんですか?」
「1弾で100種類あるカードの内、いくつかのカードは確率が1万分の1とか、10万分の1とかで当たるようになってる。中には世界に1枚から10枚しかない種類のサインカードまである。ホームページにカードの詳細なレア度に確率まで書かれてるし、レジを見れば分かるように、購入している人の大半が大人だ。土産物店は家族連れだけじゃなく、単身でやってきた大人たちも立派なターゲットだ。珍しいカードは高く売れる。1パック1000円で10枚入り。その内高値でカードショップに出回るだろうな。カードゲームにしちゃうとルール設定が難しくておじゃんになるし、コレクションカードの方針にしたのは賢い選択だ。絶版になればもっと値段が上がるし、バリスタが有名になればサインカードの価値が高騰する仕組みだ。全国各地のバリスタがご当地キャラとしてカード化されてるし、人気は出るだろうな」
「そこまで考えてるんですね」
ビジュアルはともかくとして、レアカードを当てる好奇心を擽るのはかなりの中毒性がある。
パック売りだけでなく、20パック入りのボックス売り、20ボックス入りのカートン売りまである。
サインカードは全部印刷されたもので、本人直筆ではないものの、それでも枚数が限定されていれば、該当するバリスタが活躍すればするほど価値が上がるのは自明の理。
――バリスタカードの存在が公開されたのは今年の1月。
何か頭に引っ掛かる。肝心なことを見落としていると直感が訴えてくる。
さっき優子にエコバッグの中を見せてもらった。バリスタカードは他の店舗でも売っているとのこと。園内でしか売っていないし、どうりで人が大勢並んで買っていったわけだ。
「あず君、顔色悪いですけど、どうかしたんですか?」
「いや、何でもない。とりあえずこれを買っていく」
「えっ、バリスタカード買うんですか?」
「ああ。とりあえず1カートン買っていく」
「私も買います。あず君のカードを当ててみたいです」
「やけに乗り気だな」
「そういうあず君だって乗り気じゃないですか」
呆れるようなジト目を見せつけながら、顔の距離を縮めてくる弥生。
結局、僕と弥生はバリスタカードを1カートンも買ってしまった。不覚にも優子の二の舞だ。美羽は僕がのんびりとコーヒーを飲んでいる間、窓越しに見えていた土産物店に入って戻ってくると、バッキーモールが描かれた買い物袋の中身を印籠のように見せた。優子からメールでバリスタカードの売れ行きを教えてもらったようで、カフェ巡りをしている時のメールは優子からのメールであったことが発覚する。
「子供の時はコレクションとかできませんでしたから、この機会に始めようかなって」
「あー、そういや実家が貧しいとか言ってたな。そんなに貧しいのか?」
「はい。葉月グループに就職してからは生活が安定して、両親も弟もあず君の大ファンなんです」
「弟がいるんだな」
「今高校生なんですけど、葉月珈琲塾にも定期的に通っていて、生きる力を養っているところです。最初は私も半信半疑だったんですけど、塾に通い始めてから人生が変わったといいますか。弟は中学まで不登校だったんですけど、葉月珈琲塾のカリキュラム通りに学習をし始めてから、頭の中が入れ替わったように変わったんです。今までは見えなかった補助線が見えるようになったというか、自分が次にするべきことが分かるようになったんです」
「補助線が見えるようになったか」
「はい。あず君のお陰です」
弥生が意気揚々と口を動かし始めた。家族の話をしている時は妙に明るい。
彼女が言っているのは補助線が見える能力だ。生きる力を養う上で大事な能力の1つだ。これがあれば新しい仕組みを思いつくだけじゃなく、既存のシステムを改良したりする時、もっとこうした方がいいんじゃないかと思いつければ、うちに入った時に貢献しやすくなる。
人生に迷いにくくなるし、不況に強い人間になれる。
状況が変わっても自分で判断できるようになれば、何も怖いものはない。
バリスタランドは令和恐慌に苦しむ杉山グループの打開策と璃子は言った。
杉山グループもまた、不況に弱い連中の集まりだ。このテーマパークがその裏返しだとすれば、僕らにも十分つけ入る隙はある。葉月グループは不況の被害をほとんど受けず、予め行っていた事業のオンライン化ですぐにリカバリーできたし、他の国内グループにはない強みと言える。
昼を迎え、弥生と一緒に東北エリアのカフェへと向かった。
意外にも東北地方のメニューには独自性が際立っていた。『蝦夷市場』と縦に書かれているカフェにはコーヒーだけでなくラーメンが完備されていた。札幌の味噌ラーメン、旭川の醤油ラーメン、函館の塩ラーメンがメニューに並び、やや大衆食堂としての色が強い。
おおよそカフェらしさのないカフェが建ち並び、カフェの定義を再確認したくなるが、人の多様性には不服な連中も、物の多様性にはとことん拘るところが店舗や商品という形で表れている。移動しなくても本場の味を楽しめるよう、食材は全て該当する産地のものを使っているようだ。僕は醤油ラーメンを野菜抜き大盛で、弥生は味噌ラーメンを半熟卵つき並盛で注文する。
フードメニューを注文するとコーヒーが安くなるが、やはりおまけ感が否めない。
美味いと言えば美味いが、これじゃショッピングモールと同じだ。
今やカフェの激戦区となった岐阜市とは異なる光景で、本来のカフェの姿じゃない。もし伊織がここにいたら、拒否反応を起こしてしまいかねない。コーヒーが主役のはずなのに、まるで裏方のような役回りである。今飲みかけているこのコーヒーがしょんぼりしているように思える。
最愛の恋人を幸せにできないようじゃ、バリスタ失格だ。
ラーメンを食べ終え、外に出た時だった――。
「あっ、弥生。お前、あず君と一緒にいたのか」
やや不機嫌な様子の皐月が弥生に詰め寄った。
「うん。あれっ、皐月ちゃん、その買い物袋」
「弥生こそ、まさかとは思うが、土産物店に行ったんじゃないだろうな」
ガサゴソと弥生の買い物袋の中を漁る皐月。
「ちょっと皐月ちゃん、行儀悪いよ~」
「やっぱりバリスタカードか。抜かりないな」
「どの口が言ってんのかなー。さっき皐月ちゃんもバリスタカード買ってたくせにぃ~」
「何でばらすんだよっ!」
「ふーん、皐月ちゃんも抜かりないねー」
「千尋も買ってるよな」
「あははっ、バレちゃったかー」
遊ぶように皐月をからかう千尋。伊織が葉月珈琲マスターに就任してからターゲットを変えたか。
僕ら全員がバリスタカードを買うとは思わなかった。6人全員が1カートン以上購入か。今日中に全部売り切れる勢いで数が減っていったが、後発でバリスタランドにやってきた連中は落ち込むだろう。生産数が追いつかないだろうし、バリスタランドだけじゃなく、インターネットでも購入可能になるだろう。だがそうなれば、バリスタランドに人が来なくなる危険性が高くなる。
バリスタカード以外に有力なやり込み要素もないし、リピーターは望めない。
夕方までアトラクションを回った。初日なだけあり、群衆はパークチケットを物ともせず押し寄せてくるが、午後3時を過ぎたあたりで来園者がピークに達し、太陽の位置に比例するように減っていく。バリスタランドを知れば知るほど、素人が考えたとしか思えないシステムであることが浮き彫りになる。
「では私はこれで。今日はとても楽しかったです」
買い物袋を軽々持ち上げる弥生が言った。
「僕も楽しかったよ。明日以降は店の業務に集中してくれ」
「分かりました。調査頑張ってくださいね。応援してます」
後ろを向きながらメインゲートの方向へと歩いていく弥生。
「皐月は帰らなくていいのか?」
「私もカジモール計画の関係者だ。オープン記念挨拶には親父も参加するからな」
「立花グループの関係者としてか?」
「そういうことになるな。千尋は帰らないのか?」
「僕も呼ばれてる。オリエンタルモールの株を買ったからね。株主優待券の持ち主も参加できるよー」
ちゃっかり千尋も残っちまったか。
当初は僕1人だけで参加する予定だったが、結果的に3人での参加か。
あんまり目立たないようにしたかったが、千尋がここまでするということは、何か有力な情報を得られるものと踏んでいる。葉月グループで投資をやらせたら千尋の右に出る者はいない。
夕食は取らず、閉演時間まで待った。午後6時を過ぎると、目に見える形で来園者がいなくなり、人だかりで地面がほとんど見えなかった園内は嘘のように隙間が空いている。
単身の客がポツポツいるだけで、家族連れはみんな帰ってしまったようだ。
午後8時、全ての客が帰宅すると、オープン記念挨拶に呼ばれている人だけが残り、アトラクションが行われていた施設の大広間に集合する。全身真っ黒の背広を着ている人ばかりで、全国各地のコーヒー会社代表取締役とその関係者ばかりだ。僕は背広を着て行う仕事は一生しないと決めている。招待券を受付に見せると、千尋と一緒にドレスコードをぶち破りながら中に入った。直後に最初からドレスコードを難なくクリアできる程度の正装を着用していた皐月が立花社長と一緒に入ってくる。
「おやおや、葉月グループはスーツなしですかな」
「葉月珈琲を創業した頃、僕は己に誓った。二度と同調圧力には屈しないとな。スーツなしでも、呼ばれていれば入場できるってことは確認済みだし、無理なら別の人に行かせていたところだ」
「はははははっ! 先駆者は非常識を恐れず! なかなかの心意気ですな!」
「常識を気にする人であれば、今ここにはいないだろうな。私もそうしたかったんだが、親父が反発するせいで、いつもの私服で来れなかったんだ」
「皐月だったら、いつもの私服でもドレスコードを突破できそうだけどな」
「それより、杉山社長はまだなのか?」
「もうすぐ来るんじゃない。さっきからあそこにいるし」
千尋が指差す方向に顔を向けると、杉山社長が歯を見せながら社長たちと談笑する。
一緒にいるのは杉山珈琲の近隣に位置し、関東を拠点とするコーヒー会社の社長ばかり。
中央エリアにいた都道府県代表の中には関東地方全ての代表がいる。
あからさまに結託していると自分から暴露しているようなものだ。中央エリアにいる連中は杉山グループの手に落ちていると考えていい。問題はその中に立花グループもいるということだ。僕の仮説が正しければ、立花社長も杉山グループの陰謀に加担している可能性があると言わざるを得ない。大分県でもプロ契約制度禁止条例が議論され、いずれ条例化されるのではないかと囁かれている。
もしそうだとすれば――皐月も怪しいと見るべきか。
腕を組みながら天井に顔を向け、顎に手を添えながら静かに唸り、思考を巡らせた。
璃子が懸念している未来が段々と現実味を帯びてきた。
やはり皐月にはうちの情報を伝えない方が最善かもしれない。一方で千尋は完全に僕の味方だ。葉月酒造をうちの支配下に置いてるし、稼ぐだけならうちに就職する必要もないし、失うものは何もない。明日香というある意味では最大の弱点も抱えてるし、裏切る心配はないと言っていいが、皐月にはこれほどの材料が揃っていないのだ。スパイであっても何らおかしくない。
杉山社長自身は僕と簡単には接触はできないし、下手に本音を晒すこともない。心を許せる相手にスパイを命じていても何ら不思議ではないが、皐月は戦力的に最大の脅威でもある。1人で2勝してくれて、世界大会の準備にも余念がないが、疑いが晴れたわけではない。
結局読み合いになるのか。めんどくせえ。
立花社長が動いた。大広間中央には杉山社長がいる。杉山社長の手が届く距離には丸いテーブルが設置され、上にはアフタヌーンティーのケーキスタンドが中央に置かれており、そばに置かれた皿に盛られている食品には全く手がつけられていない。僕は妙な違和感を覚えた。
通常は夕方に食べるものだ。他のテーブルには同様のケーキスタンドは置かれていないし、この時間に置いているのも明らかに不自然で、疑ってくださいと言っているようなものだ。上段にはスコーン、中段にはケーキ、下段にはサンドウィッチがやや多めに置かれている。
「千尋、あのケーキスタンド、気にならねえか?」
「あれは恐らく闇信号だよ。さっき近くで様子を見ていたんだけど、杉山社長は全員とは一緒に話さず、1人ずつ喋ってた。人と話す前に、ケーキスタンドの食べ物を1つだけ皿に移動させてる。時々他の社長と距離を置いて2人きりで話してた。どれを移動させるかで、喋る内容を切り替えていることが、別の誰かにも分かるようになってるんだよ。下段は初対面の人への挨拶、中段は知り合いとの雑談、上段は2人きりで話すほどの取り分け重要な話ってとこかな。上段のスコーンを皿に移動させた時だけ、2人でこっそり話してたし」
「何でそこまで分かるわけ?」
「強化合宿の時、あず君が2回コーヒーカップを鳴らしたら、2人きりで会議をするって決めてたよね。あれは父さんに教えてもらった闇信号をヒントに思いついたものでね、誰にもばれることなく、片方がもう片方に意図を伝える初歩的な手段だよ。杉山社長はこの大広間にいる誰かに闇信号を送ってる。でも迂闊だね。こういうことをやるんだったら、夕方にケーキスタンドを置いてやるべきだった」
「それができなかったのは、来園者向けのアトラクションが行われていた営業時間だったからだろ?」
「うん。今日の予定表を見たら、4時以降にオープン記念挨拶を行うって書いてた。きっとアトラクションが思った以上に繁盛しすぎて、予定時間を延長する破目になったんだろうね」
あの光景からここまで見抜くとは……千尋も恐ろしい男になった。
千尋の言っていることが本当だとして、杉山社長が何故誰かに闇信号を送る必要があるのか、どうしても気になるところだ。何かしらの陰謀があるに違いない。
だったらどんな闇信号なのか、じっくり暴いてやろうじゃねえか。
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