410杯目「強豪からの挑戦状」
翌日、僕らは正午からホテルの一室に集合する。
ロサンゼルスの一般的なカフェがかなりのクオリティを誇る件はみんな知っていた。
スタッフもメニューも葉月珈琲に匹敵するくらいで、カフェ・エンジェルのスタッフが言うには、今のアメリカには大都市を中心に葉月珈琲を模した高級カフェを始める者が後を絶たないんだとか。つまり世界中に葉月珈琲のようなカフェが増えてきたということだが、あくまでも経済的先進国の話だ。
経済的後進国にもカフェはあるが、高級な豆は先進国に輸出されている。
昨日飲んだコーヒーも葉月グループ傘下のコーヒー農園で熟成されたコーヒーだ。
そういや各地の園長が言っていた。アメリカとヨーロッパがうちの豆を優先的に購入していると。
元々はアジアやアフリカに普及させる目的で始めたが、競合が始まればオークションになる。より購買力の高い国がコーヒーを大量に買い漁っていく。当然だが、経済力のある国の方が有利だ。
「ねえねえ、大会の日はどうすればいいの?」
「予定通りの3Dラテアートを作ればいい。観客がいっぱいいて、大盛況になるだろうな。今の内にたくさん緊張して慣れておけ。試合中は作業のことだけ考えろ」
「緊張するなとは言わないんだね」
「僕自身がいつも緊張してるからな。でも没頭していれば、緊張していたことすら忘れる。ずっと大会に参加してきて分かったのは、緊張している内は、集中しきれていないってことだ。観客が見ているからといってカッコつける必要はない。一般大衆の関心は常に流動的だ。カッコつけようが恥をかこうが、余程の事件でも起きない限り、みんな次の日には忘れてるもんだ。いつもの自分でいるのがコツだ。チェンと皐月は他のチームの偵察を頼む」
「分かった。僕はジェシーの競技を見ればいいんだよね?」
「ああ。ジェシーのいるチームシアトルは北アメリカ予選1位通過で、優勝候補筆頭のチームだ。うちが派遣した社員が北アメリカ予選を動画に取ってくれたお陰で分析ができた。動画を見て思ったのは、1位通過したチームはチームのテーマに一貫性がある。例えば南国の動物と決めたら、それ以外は作らないようだな。今回も凜が提案したファンタジーモンスターだ。モチーフは既に作ってるし、テーマからブレないようにすれば勝てるはずだ。チームシアトルは北アメリカの動物で統一してるだろ」
「でもファンタジーに出てくるモンスターって難しいですよ。私もこの前失敗しましたから」
「試合は3戦2勝形式だ。1人負けても残り2人が勝てばいい。たとえミスをしても、チームの足を引っ張ったなんて思うな。失敗を恐れていたら、できることもできなくなる」
僕にできることは、他のチーム全てに勝てる作品を練習させることだ。
結局、準備できた者が勝つ世界だ。そのことを誰よりも知っている僕に思考停止している暇などない。まだ時間はある。ここで徹底的に鍛えなければ。実在の生物じゃない分難度は上がる。でもそれくらいしないと、ジェシーには勝てない。昔は僕が追われる側だった。なら追い上げるのみ。
凜にはひたすら3Dラテアートを作らせた。
特に指導する必要はなかった。自分で修正点を見つける腕前は既に一流だ。
問題は桃花だが、一度覚えれば簡単に習得できるだけの要領の良さがある。穂岐山珈琲で徹底的に叩き込まれたルーチンワークがここで活かされるとは。基礎を鍛える教育は完全に負けている。美羽が何故穂岐山珈琲にいたバリスタの多くをうちに引き入れたのかがよく分かった。
穂岐山珈琲で基礎を鍛え、葉月珈琲でトップバリスタを目指す。
これが最短ルートであることを美羽は知っていた。
親戚の集会で詳細を聞いてみれば、これも璃子が1枚噛んでいたのだ。葉月珈琲時代、事業拡大の第一歩として葉月ローストを始めた時、オープニングスタッフの必要に迫られた僕は、璃子に助けを求めた。考えておくとあしらわれたかと思えば、数日後には美羽から連絡が来た。
丁度空きが出ていたこともあり、桃花や陽向を紹介してくれた時は胸を撫で下ろした。
美月は僕がスカウトしていたこともあり、3人は感動の再会を果たした。
やっぱ凄いや……うちの妹は。
つきっきりで桃花に助言を送り、3Dラテアートの練習を積ませた。僕が手本を見せてから桃花が模写するように同じものを作る。チェンは凜の練習を見ながら、より高度な技を教えていたが、ラテアートの専門家なだけあって説明がうまい。チェンはWLACでジェシーに敗れている。言うなればチームシアトルはチェンの仇でもある。この大会にかける想いが強いのは僕ら3人だけではない。璃子の意図は分からないが、葉月グループの威信が懸かっていることはよく分かる。
僕らは時間を忘れて作品を作り続け、太陽の動きがいつもより早く感じた――。
――大会1日目――
午前9時、快晴の中、ハイテンションな司会者による開会式が始まった。
1組ずつ紹介されながら入場する。会場はリトル・トーキョー内のオープンな施設だ。
1つ1つのブースが一定間隔で設けられ、丁度6人分の作業スペースがある。真っ白なアイランドキッチンの上には、エスプレッソマシンも配備され、カップのたくさん裏返されたまま重ねて置かれている。参加者はこのスペース内で競技を行い優勝を目指す。運営側が用意している牛乳は、当然ながらアメリカ産だが、自分で持参することもできる。コーヒーも色分けをするために葉月グループのコーヒーを使い、牛乳は桃花の両親が経営している牧場の脂肪分が多い牛乳を使用する。ミルキューに最も適した牛乳だ。
練習は十分に積んだ。これで駄目ならしょうがないと言えるくらいには。
本戦は予選スイスドローと決勝トーナメントが存在する。
どちらも3対3の対抗戦だ。予選は1つのカップに合計3種類の3Dラテアートを作り、ビジュアル、テクニック、スピードなどが評価され、3人中2人以上が総合スコアで上回れば勝利となる。ABCの対戦文字方式が用いられており、同じ対戦文字の相手と総合スコアを競う。対戦文字がAと書かれている人は同じく、Aと書かれた人と対戦することになるのだが、この大会ではABCの配列がランダムになる。結果発表まで対戦相手が分からないため、どこに誰が来るかの読み合いもできない。
5種類の各グループに20チームが配置され、上位2チームが勝ち抜け、合計10チームと敗者復活戦を勝ち抜いた6チームの合計16チームが決勝トーナメントに勝ち上がる。
予選は2日かけて行われ、3日目が決勝トーナメントとなる。参加チームは五大陸から20チームが通過して合計100チーム300人。世界中から集まっているだけあって十人十色だ。凜は動じていない。英語はまだ不十分だが、葉月ローストでの職場体験や葉月珈琲塾での修行が活きている。チェンと皐月は観客席から僕らを見守り、皐月に至っては双眼鏡を両手に持っている。
「いっぱい人がいるねー。昨日よりずっと多いかも」
「参加者の家族とか同僚も応援しに来てるからな」
「対戦ってどうするの?」
「同じ対戦文字の相手と総合スコアを競うことになるけど、総合スコアが全く同じ場合は3Dラテアート重さで勝敗を決める。そのために体重計の上で作業を行うことになる。100点満点方式で採点するみたいだけど、予定を早く進めるのに適した方法だ。これだけの人数を捌くのは至難の業だ」
「そこまで分かるんだね」
「大会には必勝法がある。そのためにはまず運営側の視点に立って、どんな競技が評価されるのかを見極める必要がある。同点ルールが体重ってことは、運営は3Dラテアートに高さを求めているってことだ。体重で勝てるくらいの質量があれば、必然的に高くなる」
「それで高さのある作品ばかり練習していたんですね」
アジア代表、アフリカ代表、ヨーロッパ代表、南アメリカ代表のチームが発表されると、最後に北アメリカ代表の20組が入場する。チーム名がマイク越しに発表されていく中、チームシアトルの名前が発表されると、会場は大盛り上がりを見せた。ジェシーたちにとってはホームゲームだ。
桃花も凜も熱狂に押され、威嚇に怯む鹿のように口元が強張っている。
司会者は歓声が飛び交う会場に比例するように、地響きを感じるくらいの声だ。
「……! あず君」
凜の肩にそっと手を置いた。服越しに触れた凜の体は思ったより冷たかった。
「凜が緊張しているのは、ドキドキしてるからじゃない。ワクワクしているからだ」
「わ、分かってるよ。離して」
慌てて僕から離れる凜。桃花はそんな彼女を見てクスッと笑った。
「アズサ、久しぶり」
流暢な英語が右耳に入ってくる。発音も単語もアメリカ式だ。
「ジェシー、久しぶりだな」
「アズサならここに来ると思ってた。やっぱり1位通過だったね」
「1位通過できたのは、こいつのお陰だ」
「あら可愛い。ていうか参加できるの?」
「一応年齢制限はクリアしてる。4月からうちのメジャー店舗のマスターになる」
「ふーん、ちょっとは期待できるんだー」
桃花と凜がジェシーと挨拶を交わし談笑する。
2人共完全に遜っている。いかん、僕までジェシーが女王のように見えてきた。
WLAC3連覇の実力はバリスタオリンピックで証明済みだ。去年もWLACに出場していたら、4連覇していたと言われている。他のラテアートの世界大会も制覇しているし、残るはこのWTDのみ。調べるほどに恐ろしい女だ。
肌に妙な質量を感じたかと思えば、ジェシーが僕の腕にしがみつく。
服越しに大きな膨らみを押しつけてくる。
「やっぱアズサって可愛い~」
真っ白なTシャツの中に大きなメロンが2つもある。目が吸い寄せられ、片方は僕の左腕のせいで変形していて感触が柔らかい。しかも僕の耳元にまで唇を近づける。
その情熱的な魅惑の目は、僕じゃなければ心を奪われるほどだ。
締めつける力が段々強くなる。苦しい……でも柔らかくて気持ち良い。
「アズサ、大会が終わったらつき合ってくれない?」
「つき合うって、買い物とか?」
「連れていきたい場所があるの。楽しみにしていてね」
「別にいいけど、手加減はしないぞ」
「望むところだよ。私も本気でアズサに勝つつもりでいるから」
ようやく僕から離れたジェシーが人混みの中へと消えていく。
厳正なる抽選の結果、AグループからEグループまでチームが発表された。1日目は100チーム全員が戦うのだが、決勝トーナメント進出は16チーム。通過した10チームは進出確定となり、各グループで敗退した合計90チームが2日目を戦い、残り6チームの枠を争う。
大会は午前10時から午後4時まで行われる。今回はダブルエリミネーションルールが採用され、2敗した時点で敗退となる。同じ勝率のチームがグループ内にいた場合は、成績を細かく審査して順位を決定する。敗退した場合は2日目の数少ないチャンスに賭けるしかなくなる。1位通過は2日目を練習時間に使えるため、尚更有利となる。当然ながら、1位通過を第一に狙うべきだ。
凜は体力がない。ここは2日目を休んで3日目に勝つパターンを狙おう。
20チーム1組だ。スイスドローとはいえ、全チームと19戦も戦うわけではなく、2敗したチームと戦う場合は不戦勝扱いとなる。5戦終わった時点でチームの半数以上が消えている。昼休みまでにチームの半数が消え、昼休みの後で1位通過と2位通過が決まるとのこと。
開会式が終わり、観客席にいたチェンと皐月が合流する。
チーム葉月珈琲がどのグループにいるのかを凜が目視で眺めている。
目の前のスクリーンにはAグループからEグループまでの全チームが表示されている。
「えっと、チーム葉月珈琲は――あった、Dグループだよ」
「Dグループですか……ええっ!」
凜と一緒にモニターを見ていた桃花が全身をビクッと震わせた。
「どうした?」
「チームシアトルも……Dグループです」
恐る恐る人差し指を伸ばしながら桃花が言った。
「ということは、どっちかは必ず2日目を戦うことになるわけか」
「1位しか通過できないのに、チームシアトルの相手をしないといけないなんて」
「いや、運が良かった。予選の段階からチームシアトルの腕前がどんなものかを間近で見れる。勝てば決勝トーナメントが楽になるぞ。また当たる可能性もあるけど、2日目の敗者復活戦を突破したチームからは一度も優勝チームが出ていない」
「なるほど、勝ち続けていれば、いずれどこかでぶつかる。なら早い内に潰しておくに越したことはないということか。あず君らしいな」
「どの道倒さないといけない相手だし、ファイトだよ」
両腕の握り拳を見せつけながらチェンが言った。
「任せとけ。桃花、凜、絶対に勝つぞ」
「はいっ!」
「うんっ!」
僕が手の甲を中央に翳すと、桃花、凜、チェン、皐月が自分の手を上に置いた。
「ファイトー!」
「「「おーっ!」」」
「……お、おー」
周囲が僕らの掛け声に注目する中、恥ずかしそうに皐月が後に続いた。
咄嗟に合わせるのは苦手か。分かる、分かるぞ、その気持ち。だがこれだけは言わせてくれ。ほとんどのコミュ障は経験値が足りないだけだ。皐月は最初こそぎこちない言葉使いで、うまく接客ができなかったと弥生から聞いたが、葉月珈琲に来る頃には、とてもコミュ障とは思えないほど改善されている。
スイスドローは勝率が同じくらいのチームと対戦する。
五大陸から4チームずつ綺麗に別れている。北アメリカ代表も20チーム中、4チームがDグループにいるわけだが、ジェシーと当たる確率は5分の1だ。この低確率を見事に引き当てた桃花は顔を下に向けたまま意気消沈する。凜が片言の英語でジェシーと話していた時も、尊敬の眼差しを飛ばしながらサインを強請っていたし、そんなことをしている時点で、自分たちの方が下だと認めているようなものだ。
両方共勝っていれば、昼休み前には当たるなこりゃ。
午前10時、会場の各ブースで同時に予選スイスドローが始まった――。
さっきまでのことをすっかりと忘れた僕らは、クリーンな気持ちで大会に臨んだ。
僕、桃花、凜は対戦相手も分からないまま3Dラテアートを作った。制限時間は5分、この間に1つの作品を完成させ、体重計の上に置く。全員の競技が終わったところでABCと書かれた運営スタッフがルーレットを回し、対戦相手が決定する。対戦文字が一致する相手と総合スコアを比べ、数字が上回れば勝利だ。3人中2人以上が総合スコアで上回れば1勝、そうでなければ1敗が記録されるが、同時にどれだけ勝てたのかも記録される。なるべく3対0で勝つことができれば、勝利数で並んでも有利になる。
チーム葉月珈琲は順調に勝利を重ねた。
予選スイスドロー1日目の課題は『陸生動物』。コーヒーの表面を大地に見立て、3人揃って二丁スプーンを使いながら、パーツとなるミルキューを乗せていき、ライオン、ホッキョクグマ、アフリカゾウが並ぶ。エスプレッソで作った陰影がよく描かれている。今にも動き出しそうなくらいの迫力がある。ミルキューが崩れないよう、アフリカゾウの鼻を上向きにしているのが興味深い。
ただ乗せればいいものではない。ミルキューの大きさを調整し、理想通りに作り上げるのは困難だ。
バリスタは本来アルチザンだが、3Dラテアートはアーティストとしての色が強い。
いざやってみると、まるで別の大会に出ているような気分だ。
「次の対戦カードは、チーム葉月珈琲対チームシアトル、優勝候補同士の対戦となります」
待ち望んでいたと言わんばかりに観客の大半が集中し、チェンも皐月も窮屈そうに縮こまっている。
観客はチームシアトルを応援している。どこもかしこも打倒チーム葉月珈琲を目指している。
WTDは2021年から毎年行われ、今回で第4回を迎えるが、開催地はいずれもアメリカ国内だ。しかし、アメリカ代表が優勝したのは第1回のみ。栄冠に返り咲きたいアメリカ代表としてはここまで熱気に溢れるのは当然か。北アメリカ代表20組の内、アメリカ人のみで構成されたチームが18組、カナダ人のみで構成されたチームが2組であることからも、アメリカ代表の強さが見て取れる。
同じ種類の作品を使ってもいいが、それだけでは不十分だ。
ここまでで4勝0敗だが、僕と凜は4勝しているが、桃花は2勝2敗。やや押され気味になっていて自信を削られている。いかにリラックスして制作に取り組めるかが肝だが、これ以上は負けたくないと焦っている。いつもよりスプーンの動きが早い。駄目だ。もっとじっくり造形しないと。
嫌な予感が頭をよぎったその時――。
「おっと、チーム葉月珈琲の1人が3Dラテアートを崩してしまったぁ~!」
「「「「「!」」」」」
一瞬、時間が止まったような感覚が僕らを襲う。
桃花は口を開けたまま視線を逸らさず呆然としている。
緊張状態が極限にまで達している桃花だったが、どうにか落ち着きを取り戻す。作ろうとしたキリンは首が折れてしまい、修復不可能な状態だ。ミルキューは脆いため、慎重に接着しなければ崩れてしまう。ましてやキリンのように首の細長い動物を再現するとなれば、かなりの技術と集中力が必要となる。練習でも失敗していた作品だ。余裕がある時に使う予定だったが、桃花は功を焦ったようだ。
「チーム葉月珈琲対チームシアトルの対決は、1対2でチームシアトルの勝利だー!」
歓声が沸き上がり、桃花は耐えかねて額を抱えてしまった。
「……ごめんなさい。私がミスをしたばっかりに」
「気にしないで。私もジェシーに負けちゃった」
「そうだぞ。まだ1敗だ。残りの試合全部に勝てば問題ない」
「高さのあるキリンを作ってハイスコアを稼ごうとした度胸は評価するけど、途中で失敗したらどうしようなんて考えている内は、アズサの足を引っ張るだけだよ」
「――どうして分かるんですか?」
「作品には作者の全てが表れるの。私は色んな作品を見てきたから、見ればどんな想いで作ったのかくらい分かるよ。あんたの折れたキリンには迷いがある。あんたみたいな未熟な人が、アズサのチームメイトだなんて、ちょっとガッカリだなー」
「……」
哀れみが籠った声でジェシーが告げると、他のチームメイトと共に去っていく。
ジェシーだけじゃない。桃花を破った奴も、僕と対戦した奴もかなりの強敵だった。
サーベルタイガーは長い牙の完成度が高く、桃花が失敗していなかったとしても不利だったことに変わりはない。ステゴサウルスは僕の総合スコアに迫る勢いだ。ジェシーは見事なまでのフラミンゴの立ち姿をミルキューで作り上げてしまい、凜に圧勝していた。
これが……今のアメリカ代表なのか。
思った以上に……強過ぎるっ!
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