383杯目「明暗の審判」
――大会5日目――
この日は予選最終日であると同時に、セミファイナリストが決まる審判の日でもある。
伊織の人生の分岐点だ。だが伊織は怖いくらいに落ち着いている。伊織がうちに入って8年が経つが、あの頃とは比べ物にならないくらいに成長している。何事にもビクビクとしながら生きていたのが嘘のようだ。僕を除けば葉月珈琲最古参だし、この透き通るような可愛らしい童顔からは想像もつかない。早い内から働いているのか、年上の後輩がいることも少なくない。
しかしながら、それは上下関係のない葉月珈琲では苦にならなかった。
伊織と同じ部屋になってから、まだ身内以外の人には気づかれていない。
お互いを守るように寄り添いながら睡眠を取り、朝がやってくる。時々ふんわりと漂う花の香りに鼻が吸い寄せられていく。伊織の長い黒髪に辿り着くと、指でそっとなぞるようにしながら腰に手を置いた。
体を震わせながらも、僕の接触を受け入れ、子犬のように甘えてくる。
「――家だったら、もっと甘えられるのに」
「今も甘えてるじゃん。ていうかここ数日間で痩せたんじゃねえか。あんまり食べてないみたいだし」
「穂岐山珈琲との戦いは、これで最後になるんでしょうか」
「心配すんなって。穂岐山珈琲は残る。今は準決勝進出を決めた後のことを考えろ」
「そうだよ。伊織ちゃんはもっと自分のことを考えた方がいいよ」
「千尋君っ! いっ、いつからいたのっ!?」
伊織が肩を晒したまま、毛布を体に巻きながら僕に抱きついてきた。
ベッドのすぐ近くに音もなく忍び寄っていた千尋。
「さっきからいたよ。やっぱり2人はラブラブなんだねぇ~」
「千尋君だって明日香さんとラブラブじゃん」
「普段は一緒にいないから羨ましいよ。職場でも日常でも一緒のカップルなんて、今時珍しいよ。何なら唯さんよりも一緒にいたりして」
うっ……本当にそうだから困る。帰ったら唯と2人きりの時間を作ってやるか。
ベッドを降りながら着替えると、伊織は千尋に後ろを向いてもらいながら着替えた。
「で? 今日の目玉は何?」
「今日はチェンの応援に行く。2人は結果発表の時間がくるまで準決勝の準備だ」
「それはいいんだけど、そもそもあず君は何のためにここに来たのかな?」
「千尋君何言ってるの。私たちのサポートのために決まってるじゃん」
「サポートするだけだったら、サポーターチームで十分なはずだよ。別に来るなとは言わないけど、前回大会チャンピオンとして今回の優勝トロフィーを渡す役割があるわけでもないし、他に理由があるとしか思えないんだよねー。だからさー、あず君が来た本当の理由、そろそろ教えてよ。伊織ちゃんと一緒に寝るためだけじゃないでしょ」
「やっぱ気づいてたか。僕は別の理由があってここに来た」
ダブリンまで渡航した理由を特に誇張することなく説明する。
千尋は僕が鍛冶社長と水面下で争っていることを知っている。そのことを考えれば尚更怪しい。
「なるほど、ケルティックタイガーの敗戦処理のためか」
「敗戦処理って……」
「だって実質敗戦処理じゃん。事業規模を縮小するのは簡単じゃないよ。失業者を出さずにグループ企業に会社を譲渡するのは良い案だと思うけど、吸収合併した後でクビにされる可能性もあるんだよ。自分のせいで失業者が増えるはずだったのが、誰かのせいで失業者が増えるという状況に代わっただけで、恨まれる対象から外れるようにしただけだよ。あず君はそれでいいと思ってるんだ」
「バリスタオリンピックチャンピオンの神話を守りたいっていうアリスの頼み事を聞いただけだ。アリスがうちのコーヒー豆を分析してくれなかったら、どんな食材と相性が良いのかすら分からなかったことを忘れたわけじゃねえよな。本来なら君らが恩を返すはずだったんだ。でも2人ともバリスタオリンピックの本戦参加者だからそんな時間はない。だったら僕がやるしかないだろ。アリスが僕をここに呼べる数少ないタイミングで、店がこれから先もうまくやっていけるかどうかの瀬戸際にいたんだし」
「それを言われると弱いね」
アリスはスティーブンの引退が迫っていることを悟っている。
スティーブンはアリスのためにケルティックタイガーを残したい。
今すぐにではないが、数年先にはアリスが後を継ぎたいことが見て取れた。バリスタとして初めて大学講師に選ばれ、初めてのコーヒー研究者として出世を果たしたが、彼女は講師や研究者である前に、やはりバリスタなのだ。僕にはそんなアリスの気持ちが分かるからこそ、この依頼に応じた。
後を継ぐ時に潰れていたら、バリスタオリンピックチャンピオンの神話が崩壊する。
コーヒー業界の地位を向上させる戦いは終わった。今度は高くなった地位をいかに維持するかの戦いが火蓋を切ったような気がした。責任を果たすのは僕らではなく、次世代のバリスタたちだ。
それはきっと、僕らがしてきたことよりもずっと難しいのかもしれない。
「それにさ、伊織と千尋のどちらかが優勝するのを見届けたいからな」
「……それなら納得ですね」
「でもさー、結果発表までずっと準決勝進出できたかどうかが分からないなんて、なんか蛇の生殺しみたいで頭がもやもやするんだけど、とっとと総合スコアを発表してほしいんだけどねー」
「すぐに結果発表なんてしたら、上位の人が怠けてクオリティが落ちてしまうだろ。だから焦らすんだ。良くも悪くも本気で優勝を目指している人しか残れないようになってる。自信のある奴は準決勝と決勝に向けた準備をするし、自信のない奴は片づけ始める。黒柳のようにな」
「黒柳さん、片づけてるんですか?」
「穂岐山珈琲の練習場所に行ったら、練習をしていたのは根本だけだった。黒柳の競技は精彩を欠いていたし、素人目に見ても、予選突破できる確率は限りなく不可能に近い。他が余程ミスらない限り、黒柳の予選落ちは確定したも同然だ。まっ、妨害があったにせよ。誰かの優勝を聞いたくらいで動揺するってことは、黒柳はバリスタオリンピック本戦レベルのバリスタじゃなかったってことだ」
「サポーターに敗退させられるなんて……悲しいですよね」
悔いを呟くように伊織が言った。サポーターが競技者に与える影響は大きい。
根本は沙織の裏切りを知っていたし、沙織は既に帰国していたこともあって事なきを得た。穂岐山社長は沙織の処分をまだ決めかねていると美羽に教えてもらった。
決めかねているんじゃない。決められないんだ。既に会社は奴の手中に収まりつつある。
「あず君が日本に残っていたら、穂岐山珈琲を守れたのかな」
「いや、どこにいようと一緒だ。穂岐山珈琲とは業務提携した仲ではあるけど、吸収合併から守ってやるような集団的自衛権があるわけじゃない。結局見守ることしかできないなら、こっちに来て何かしら得るものがあれば幸いと思っただけだ。できないことを嘆いても仕方ねえよ。だからできることをやる。それに奴に対して宣戦布告するだけの大義名分ができた。帰ったら全力でぶっ潰す」
「もしかして、鍛冶社長の会社を潰すんですか?」
「いや、鍛冶社長個人に痛い目に遭ってもらう。今までの借りを返す。既に2人の世界チャンピオンが出たし、葉月グループとしては十分な収穫だ。でもそれはそれ、これはこれ。2人の内のどっちかがバリスタオリンピックチャンピオンになってくれれば、葉月グループは僕以外の人全員でメジャー競技会を5大会制したことになる。今のうちは僕を除いた葉月グループ全体でのグランドスラムを目指してる」
「葉月グループ全体でのグランドスラム」
神秘的な光景を見るような目を下に向け、伊織がひっそりとしたベッドの上で呟いた。
「ああ。伊織と千尋の2人でWBC1回、WBrCが2回、璃子がWLAC、桜子がWCRC、真理愛と響がWCIGSCを1回ずつ制覇してる。残るはバリスタオリンピック、WCC、WCTCだけだ。先は長いだろうけど、僕以外の人だけでグランドスラムを達成すれば、葉月グループは僕なしでも成立することを証明できるってわけだ」
「そこまで考えて、バリスタ競技会にみんなを参加させてたんだね」
「そゆこと。他のコーヒー会社は多くても1大会を制覇した程度だ」
「育成力の差が出てるね。あっ、そろそろチェンの競技時間だよ」
「急がないとな。じゃあ行ってくる」
髪を整えてから外に出た。スティーブンもアリスも店の営業を始めている。
伊織と千尋はキッチンで作業を手伝っている。客足が落ち着いたら競技の準備を始めるようで、やることは全て体が覚えているようだった。時間短縮が追加ポイントになるのだから速さまで求められる。ルールが少し変わっただけでこうも常識が変わるのかと密かな驚嘆を覚えた。僕が知ってるバリスタオリンピックはもうない。今参加している選手こそが最先端なのだ。
チェンの競技は思ったよりも短かった。45分かかっていなかった。
それもそのはず、彼の競技には確かな一貫性があり、何より大きな強みを持っていた。
「チェン、お疲れさん」
「あっ、あず君。やっと終わったよぉ~」
「何言ってんの。これから準決勝と決勝の準備をしないといけないんだぞ。気を抜くなよ」
「準決勝の準備は大会前日と1日目、決勝の準備は2日目と3日目、予選の準備は昨日と今日やったよ。あず君がバリスタオリンピックの攻略法を教えてくれた通りにやったよ。報われる保証はないけど、実力じゃなく運に左右されたって言えるところまではやったつもりだよ」
「本気なんだな」
「もちろん。うちは店が潰れちゃって、もう後がなくなったから」
「えっ……店が潰れたって、どういうこと?」
一瞬言葉が詰まった。自分の店が潰れたことを笑顔で語る人はそうはいない。
内に秘めた辛さと戦いながら、チェンは日々を過ごしてきたことが見て取れた。
「僕、去年の夏頃に店が倒産しちゃってね。それからはバリスタオリンピック経験者であることを活かそうと思って、フリーランスのバリスタトレーナーを始めたんだ。だから今は職場が変わる度に引っ越すようなアパート暮らしをしてる。妻と子供を養うためにも働かないとね」
「チェンって結婚してたっけ?」
「うん。ほら、応援席に妻と子供がいる」
チェンが手を振ると、彼の妻と思われる女性が手を振り返した。
あの顔、恐ろしいほど唯にそっくりだ。隣にいる子供は伊織によく似ている。
これが生命の不思議か。僕も傍から見れば男なのか女なのか分からないくらいに可愛らしい中性的な顔立ちと言われることが多いが、そんな僕にもそっくりな顔立ちの人がいて、その恋人まで似ているとは。いずれも顔が若干日焼けしているからまだ分かるけど、こんな偶然もあるんだな。
「じゃあ今はフリーランスをしながら仕事を探してる感じ?」
「そうなるかな」
「だったらさ、うちに来いよ。給料は保障するし、葉月グループはトップバリスタになりえる人材を探してる。無理にとは言わないけど、もし収入源に困ってるなら力を貸すぞ」
「本当にいいの?」
「ああ。台湾は人口も少ないし、国土も小さい。だから国内だけじゃマーケットが小さすぎて食えない。うちなら世界を相手にできる。でもよく本戦に向けた準備ができたな」
「サポーターは親戚にお願いして、練習は店にあった設備でやって、エスプレッソマシンとかの設備は運営に借りたものだから、経費はほとんどかかってないよ」
――こいつ、僕が昔やっていたのと変わらないやりくりをしている。
もっと良い仕事に就けたはずなのに、ここまでの信念は一体何なんだ?
「ただ、コーヒー豆だけは親戚が紹介してくれた国内産のコーヒーを使ってる」
「あー、あのコーヒーか。まだほとんど出回っていないはずなのに、よく見つけてきたな」
「僕はあのコーヒーで勝つつもりだよ。他のバリスタの品種にも負けてないし、品質だけの勝負なら品評会で負けるかもしれない。でもシグネチャーと組み合わせれば、まず負けることはないよ」
一切の迷いがない輝いた目を僕に見せるチェン。
確かに台湾にも国内産のコーヒーがある。数は少ないが品質では他の国のコーヒーにも負けていない。シグネチャーとの組み合わせは未知数。未知数ということは、無限の可能性を秘めているということだ。
だがこいつの自信は一体どこから来るんだ?
何も自慢のコーヒー豆だけじゃないはずだ。
「なあ、その国内産のコーヒーだけど、飲ませてもらってもいいか?」
「うん、いいよ。エスプレッソでいい?」
「ああ、構わない」
チェンは手際よくエスプレッソマシンを使い、1杯のとろみがあるエスプレッソを淹れた。
エスプレッソが入った赤茶色のデミタスカップを持ち、口の中に流し込んだ。
……! 何だこの甘さは? 緑茶のような優しさとフルーツのような甘味を持っている。
これはまるで……あの紅茶のようだ。思わず舌が唸るほど洗練されたフレーバーだ。
「チェン、洗練されたコーヒーを使うのは何も君だけじゃない。うちも負けてないぞ」
「ふふっ、みんなで準決勝にいけるといいね。葉月グループに入る件、考えとくよ」
「気長に待ってるよ」
後ろを向いて観客席へと去っていく。
チェンが再び片づけの作業に戻ると、彼の親戚と思われるサポーターが不思議そうに僕を見ている。
――うん、分かるよ、その気持ち。僕も最初にチェンを見た時、同じことを考えていたからな。
今頃は不思議な縁を感じているはずだ。だからこそうちに入れたい。
フリーランスで経営者でもないってことは、無職の求職者とあまり変わらない立場ってことだ。無職とは収入のない個人事業主。あいつはそれになりかけている。日本人にとって安定は最高級の餌だ。だがそれは貧困が目前に迫っている外国人も同じ。
チェンはきっとうちに来る。
観客席に戻り、会場を見渡そうと顔を上げると、目の前には千尋と伊織がいた。
「あれっ、2人とも来てたか」
「あったり前じゃん。だって彼が最後の競技者だもん」
「あっ……そういやそうだったな」
午後7時、予定より2時間も早く、結果発表の時間を迎えた。
参加者たちの競技時間短縮は運営側の負担軽減にも繋がっていた。
「この後は結果発表なんですから、全員揃ってないと」
「審判を下される覚悟はできてるか?」
「もちろんです。ここで終わっても悔いはありません」
「ねえ、これを見てよ」
千尋がスマホを取り出すと、そこには各チームの総合スコアが表示されていた。
ワールドコーヒーイベントは個人の総合スコアを伏せた上で各チームの総合スコアを表示し、どのチームが上位になるのかまでを公開していた。
幸いなことに、他を圧倒していたのはチームクレマだった。
このままいけば伊織にもチャンスはあるが、千尋がいるチームコーヒーカクテルはかなり下の順位だ。10チーム中5位までに入れなければ、ワイルドカードでの準決勝進出はまずなくなる。
「チームクレマが圧倒的1位か」
「たとえ総合スコアでリードされていても、伊織がワイルドカードで進出できるな」
「僕のワイルドカードは消滅して、実力で上位10人に入れなかったら終わりかー。上等だよ。贔屓でもされない限り、負けない自信はあるよ。あっちは自信喪失してるみたいだけど」
「自信喪失?」
千尋が見ている方に目を向けると、そこには予選を終えた競技者とは思えない光景が広がっている。
穂岐山珈琲のバリスタたちからは空気が抜けた風船のように覇気がない。
裏切り者が1人分欠けているサポーターチームは士気が下がり、根本も黒柳も一向に顔を上げようとしない。黒柳はともかくとして、何で根本まで落ち込んでいるんだ?
「今からバリスタオリンピック予選の結果発表を行います。選考会を突破した各国のバリスタ100人の中で、準決勝進出は15人のみとなります。各チームの総合スコアを発表した後、総合スコアの上位10名から発表し、ワイルドカードで準決勝進出となる5人を1人ずつ発表していきます。各チームの1位から5位までのチームにいるバリスタの内、総合スコアで準決勝進出を決めている人を除き、最も総合スコアの高いバリスタが1人ずつ準決勝進出ですので順位が低い人にも準決勝進出のチャンスがあります」
チャンスという司会者の言葉に、ここにいる全員の目の色が変わった。
それは同時に、人がチャンスという言葉に弱いことを意味していた。
各チームが上位から発表されていく。伊織と根本は上位チームに入れたため、最悪ワイルドカードでの進出が可能となった。千尋と黒柳は上位10人に入るしかなくなった。それにしても、チームクレマのスコアが圧倒的だったな。これは何か裏がありそうだが、それは後で分かるだろう。
総合スコアの上位10人が発表されていく。
「まず最初の通過者は……アメリカ代表、マイケル・フェリックス・ジュニアだー!」
マイケルジュニアの準決勝進出は当然だろう。あの隙のない競技はマイケル譲りだ。
ジェシーも2人目のアメリカ代表として当然のように発表された。誰かの名前が発表される度に焦りが走る。当然だが予選落ちが確定すれば、今までの準備が台無しだ。
このプレッシャーと戦ってこの日々を過ごすことは容易ではない。だからこそ人間力が試されるのだ。
「8人目の通過者は……日本代表、チヒロームラセー!」
「「「「「!」」」」」
千尋は静かに喜ぶが、しっかりと両腕でガッツポーズをしている。
観客席にいる葉月グループのサポーターチームが抱き合いながら騒いでいる。
特に歓喜を露わにしていたのは弥生だ。サポーターとしての力があったとは言えないが、精一杯手伝っていることは千尋にも伝わっている。皐月のように励ましの声をかけたり、作業がしやすい位置に道具を設置したりすることはなかったが、千尋もそれは計算済みのようだ。
「まっ、当然だけどねー」
「千尋君、さっきまで腕が震えてたよ」
「や、やだなぁ~、気のせいだよ。僕がビビるわけないじゃん」
「……おめでとう」
「その言葉は僕が優勝してから言ってよね」
「相変わらず減らず口だね」
ここまでは僕の想定内。後はあいつが選ばれるかどうかだ。
「最後の通過者は……台湾代表、リー・チェンミンだー!」
チェンの名前も発表され、おおよそ僕の予想通り、総合スコア上位10人が発表された。
その中に伊織の名前はなく、黒柳の敗退が決定し、不貞腐れた顔のまま下を向く。
続いてワイルドカードでの準決勝進出が発表された。伊織と根本は同じチームだ。準決勝進出が叶うのはどちらか1人のみ。順不同で発表されていき、最後のバリスタが司会の口から意気揚々と発表される。
「ワイルドカードによる最後の通過者は……日本代表、タクミーネモトー!」
「「「「「!」」」」」
この瞬間……無残にも伊織の敗退が確定したのであった。
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