31杯目「全ての始まり」
今回から自営業時代編に突入です。
あず君の才能が徐々に開花されていきます。
2006年1月1日、僕は晴れて葉月珈琲を創業した。
うちの創業記念日は元日だ。とは言ってもこの日は日曜日、実際の営業は翌日の月曜日からだ。
基本的に年末年始が唯一の長期休暇であり、それ以外は休日を除き店の営業を行う。2階建ての狭い家ではあるが、1階は外から中の様子が見えるようになっている。店の前には注意書きやメニューの看板があり、ほとんどが日本人を拒絶するように英語で書かれている。外国人観光客限定だが、幸い岐阜市にも時々外国人が来る。自分で宣伝するのは効率が悪いため、客に宣伝してもらう工夫を施した。
元日はいつでも開店できるように準備をした後、親戚の集会に参加した。
みんなはこの年も相変わらずだった。僕はいつも通り端っこにある角の席に座る――。
僕の特等席とみんな分かっていたのか、いつも角の席だけがぽっかりと空いている。ずっと拘るように座り続けた席だ。身内ならではの忖度と言えるだろう。
「あず君、今年の目標は何?」
リサがブロンドの髪をなびかせながら、元日のテンプレのような質問をしてくる。
――今年の目標だと? そんなの店の純利益を安定させることに決まってんだろ……言えないけど。
「今はバリスタになる以外の目標はない」
嘘を吐いた。バリスタになる夢自体は叶っている。願い続けて辛抱強く行動し続けていれば、いつか叶うものだ。あの追放事件がなければ、起業はもっと遅れていたかもしれない。この決断は僕が悪魔の洗脳から抜け出す唯一のチャンスだったのかもしれない。
「あず君はバリスタになって何がしたいの?」
リサが更に踏み込んでくる。リサとはたまに隣の席になるが、喋ることが好きなのか、こういう時は隣にいる人に必ず話しかけるお喋りマシンとなる。
「バリスタになった後は……世界一のバリスタかな?」
無理矢理頭の悪い回答をしちゃったけど、やるからには世界一という願望はあった。
トップバリスタを目指す夢自体は嘘じゃない。
「世界一のバリスタかぁー。あたしもそういう目標があったらいいんだけどなー」
「リサには目標とかないの?」
「うん……ないよ」
「人には夢を聞いておいてか?」
にやりとした顔でからかうように言った。
「あたし、あず君が羨ましいよ」
「えっ? しょっちゅう集団リンチされてるのに羨ましいか?」
「だってあず君は特技も多いし、女子からモテモテだし、カッコ可愛いもん」
リサにはそういう風に見えていたのか。これが俗に言う、隣の芝生は青く見えるってやつか。
いやいや、リサだって十分美人だぞ。ブロンドのポニーテールに端正な顔立ち、恵まれたプロポーションまである……そして何より……でかい。
親戚の僕でさえうっとりしてしまう形と大きさ。
もう恋人の1人くらいいても不思議じゃないと思うんだけどなー。
「そんなにモテてるように見えるかな?」
「見えるよー。あたしが嫉妬するくらいにはね」
「リサの目標は何?」
「あたしは……無事に進級することかな……」
全然夢がないなー。進級の心配よりも、今後変わっていく社会で生きていけるかどうかの心配だったらまだ分からんでもないが、この症状は当分治りそうにないな。
リサたちはすっかり悪魔の洗脳に囚われていた。多分進学からの就職以外は見えていないだろう。
「あず君は彼氏……じゃなかった、彼女はいないの?」
――えっ? 今僕のこと女と間違えたよね? 何故間違えたし。僕自身はストレートだが、せめて恋人はいるのかと聞いてほしかったなー。全員が異性愛者じゃないんだし。
「今はコーヒーが最高の彼女だ」
僕は目の前の長いテーブルに置かれているコーヒーをデレデレとした顔で見つめる。
リサの顔は若干引いていた。この時の顔は璃子にそっくりだ。
「聞いたあたしが馬鹿だった」
額に手を当てて首を横に振るようにしながらリサが言った。
ルイはリサを見て笑っている。どうやら笑いのツボにハマってしまったらしい。
「お姉ちゃん、あず君はこういう人だって分かってるでしょ」
「それはそうだけど、何でこうも他人に興味を持とうとしないのかなー」
「あず君にとって自分以外の人間は背景でしかないからね」
「どうりで1人遊びが好きなわけだ」
「今でもこうしてコーヒーと向き合うのが好きなんだよ」
「バリスタって接客業でしょ? だったらもっと人と仲良くしないと駄目じゃない?」
リサが素朴な疑問を僕にぶつけてくる。別に接客業だからと言って、人を好きになる必要はない。
バリスタにとって最高の人生とは何かと言えば、誰にも邪魔されずにコーヒーを淹れて、それを飲んでくれる人がいる人生のことだ。無理に仲良くしようとしなくてもいいのだ。人間関係は敵でも味方でもなく、白黒つけないカフェオレのような関係が1番良い。
好きなものに没頭できる人生が最も幸せだと思う。
「仲良くはしない。何度かそうしようとしたけど、結局対立しちゃってさ、関係が拗れた経験が山ほどあるからな。僕は僕のままやってくつもりだ」
自分に言い聞かせるように宣言する。
「ふふっ、あず君らしいね」
親戚の他愛もない会話を聞きながら、店のことを考えるのだった――。
しばらくの時間が経ち、太陽が西へと沈んでいく。
店に戻ってからずっと開店の準備に追われ、午前2時を回ったところでやっと床に就く。
2006年1月2日、僕は屋号葉月珈琲の営業を始める。
うちの店にとって記念すべき最初の客は親父とお袋だった。
「まだお客さん全然来てないね」
「そりゃそうだ。今店開いたばっかりだし」
「メニューはこれだけ?」
「うん。高級なコーヒーを出す店だから、種類は少なめだ」
「本当にバリスタとしてやっていくつもりなのか?」
「何を今更。僕に普通の人の生き方は合ってないんだよ」
うちの親は僕が普通の道に戻ることを諦めていない。メニューは僕が厳選した高級なコーヒーが数種類ある程度だ。サイドメニューもなければ、コーヒー以外のドリンクメニューもない。
親父とお袋は1杯1000円以上もかかるコーヒーを注文する。この店で1番安いのは500円のエスプレッソ。カプチーノはエスプレッソよりも若干値段が高い600円。注文してもらえればラテアートの練習も兼ねられる。一応元は取れているし、いざとなれば店の営業がない時にインスタントコーヒーでラテアートの練習を行う予定だ。店内は璃子と2人で掃除したためか、清潔さを保っている。
紛れもなくスペシャルティコーヒー専門のカフェだ。
定期的に心配して貢ぎに来てくれるのはありがたいのだが、高校受験の話はしないでほしかったな。何度か通信制の高校を勧められたが、通信制でも真っ平御免だ。
親父とお袋が来てしばらくしたところで、外国人観光客が次々と入ってくる。アメリカやヨーロッパからの客ばかり。僕なりに丁寧な接客を心掛けた。相手が外国人なら怖くない。
僕は色んなコーヒーの製造過程から、フレグランス、アロマ、クレマ、ボディ、フレーバー、アフターテイストなどを英語で説明する。スペシャルティコーヒーのことを知っていたのか、値段にも理解を示していた。基本的にはやってきた外国人観光客と談笑することが多いが、相手の方から話しかけてこない場合は特に会話はしない。他の店とは全く違う工夫に驚いていた。メニューを飛び出す絵本にし、ページを捲る毎に次々と農園の植物や家が飛び出してくる。これは璃子のアイデアだ。
「すげえ! メニューが飛び出してきたぜ!」
「こんな面白いメニュー初めて見たよ」
「なあ、これ友達にメールで伝えようぜ」
「そうだな。この店面白い」
「でもコーヒー以外は売ってないんだろ」
「うん。でも稼げるようになったら、サイドメニューも作ろうと思ってるよ」
「そうか。じゃあいっぱい宣伝しないとな」
「まだ学生っぽく見えるけど、今何歳なんだ?」
「15歳だよ。日本では珍しいけどね」
「そうかー、まだ子供なのに自立してんだなー」
外国人観光客からは自立している子供という評価を受けた。教室で1人隅っこにいた時はぼっち呼ばわりされていたが、それを自立していると受け取る人がいることを、僕は初めて知るのだった。それにしても、暇潰しに璃子と一緒に作っていたものが、こんなところで役に立つとは思わなかった。
飛び出す絵本は璃子がおばあちゃんに教わってからは自分で好んで作っていた。それを思い出してメニューに応用することを思いついたのだ。メニューは黒板にも書いている。何組客がいても問題ない。制服は去年自分で改造したものを採用した。基本的にうちは自由服だが、自分で作った服を着ることもよくあった。最初は物珍しさから、噂を聞きつけた外国人観光客が来てくれた。飛び出す絵本のレパートリーは季節毎に変えるよう工夫した。
しかし、勢いがあったのは最初だけだった。
開業してからしばらくすると、客足が竜頭蛇尾の如く減っていった。1日あたりの客は多くても5人くらいだ。コーヒーしか出してないため、そこまでの痛手はないが、このままじゃまずいのは確かだ。僕は自営業の厳しさを目の当たりにすることに……それもそのはず。この辺りは人通りが少ない上に、外国人観光客限定という制約まである。しかも周囲にはスーパーやコンビニがあり、大半の客はそこに吸われていた。普通の自営業者ならここで投了だが、僕の場合は違った。
客が来ないなら営業しなければいいんだ。つまり営業時間中に客がいない時は、別の仕事で稼ぐか宣伝をすればいい。僕は璃子と共に早速行動を開始した。客に自分の店を世界中に宣伝するにはどうすればいいのかを聞いた。すると、興味深い答えが返ってくる。うちの店の噂を聞いてやってきたアメリカ人客の言葉が僕の運命を切り開くこととなった。外国人との会話はほとんど英語である。
「僕、この店を世界中に宣伝したいんだけど、君ならどうする?」
「俺なら動画投稿するね」
「動画投稿?」
「ああ。今アメリカで開発された革命的な動画サイトがあるんだ」
「そこに投稿できるの?」
「そうだ。世界中の人が動画を投稿できるんだぜ! すげえだろ」
僕にとっては夢のような話だった。某世界的な動画サイトを使った妙案を思いついた。某世界的な動画サイトを使って店を宣伝すればいいんじゃないかと。動画を見た人が来てくれるかもしれない。
営業を終えると、早速パソコンを開き、某世界的な動画サイトを調べた。彼が言っていた通り、自分で作った動画を投稿できるサイトだった。これだと直感した僕はお小遣いを叩き、動画投稿に必要なカメラを買った。2つのチャンネルを作ると、それぞれのチャンネルでラテアートとピアノの動画を投稿していった。最初は難しかったが、日を重ねるにつれ、徐々に慣れていった。
店舗用チャンネル名は『Hazuki Coffee』。主にうちの店の商品の作り方を投稿している。
個人用チャンネル名は『Azusa Channel』。主に僕自身の趣味の動画を投稿している。
店の宣伝目的で某動画サイトを利用することに。この2つのチャンネルをリンクさせ、10本以上の動画を投稿するまでの作業を月末までに済ませた。
幸いにも世界的な某動画サイトの投稿機能が一般向けに解放されたのは2005年の12月だった。海外では以前から話題になっていたこともあり、知っている外国人は割といた。必要に迫られていたこともあり、編集技術はすぐに習得した。当時はまだ収益化システムもなければ日本語版もなかった。
自分の動画を世界相手に宣伝する上で特に気をつけていたことがある。それは言葉なしで通じるようにすることだ。日本語で宣伝するのは意味がないし、英語で宣伝したとしても、英語が分からない外国人には見てもらえない。ならどうすればいいのか。答えは簡単だ。彼らの五感に訴えればいい。
料理、音楽、競技であれば、言葉が通じなくても何をしているのかを伝えられる。
ラテアートかピアノに誰かが食いつけば、もっと見たり聞いたりしてみたいと思い、外国から来てくれるかもしれない。サービスの一環でピアノを客に披露していた。コーヒー1杯につき1曲だ。目を瞑ったまま弾くところには相変わらず驚かれた。
タイトルや説明文は全部英語にして、主に英語圏に対して宣伝することになった。
最初は世界的な某動画サイトの視聴者自体が少なかったこともあって、そこまでの宣伝効果はなかったけど、動画を見てここに来てくれる人がちらほら出てきた。客が来ない時間がいけないんじゃない。むしろ宣伝の時間を与えられていると考えるべきだ。フリーのタイミングでどれだけ動けるかがビジネスのコツであることを肌で学んでいった。
日本人が怖かった。外出する時は璃子同伴だ。買い物は全部璃子に任せている。代わりに料理を作る役目だ。璃子と一緒に歩いていると、時々他人から話しかけられるが、璃子に会話を任せている。僕に対して話しかけられた時も、うちの兄は人と話すのが苦手なんですと璃子に言ってもらっている。
しかし、ここで予想外の事態が起きる。
2月を迎えた頃だった。僕が璃子と材料の仕入れに出かけている時、美咲とばったり出会ってしまったのだ。僕らは時間が止まったかのようにポカーンとしていた。
「あっ、梓君……偶然だね。私もこの道をよく通るの」
「あぁ、そうなんだ」
いつも通りに挨拶してくるが、僕はそっけない返事しかできなかった。
美咲はすぐに僕の異常に気づく。
「璃子、先に帰ってて」
「うん……分かった」
璃子を先に帰らせ、ビニール袋に入った荷物を両手に持ったまま去っていく。
足音が聞こえないほど静かに歩きながら雑談を始める。
「女の子にあんな重い荷物持たせてるんだね」
「僕よりも璃子の方が力持ちだからな。適材適所だ」
「どーだか。自分が力仕事するのが面倒なだけに見えるけど」
「面倒なことならしょっちゅうしてるぞ。毎日暴君の面倒見てたし」
「梓君、何か隠してない?」
「えっ……そんなことないけど」
彼女の意外な台詞に冷や汗をかいた。
――まさかっ、僕がこっそりバリスタをやっていることがばれたのか? だとしたらまずいな。
美咲は岐阜市内では顔が広い。彼女なら僕のことを思ってすぐに宣伝するに違いない。
バレていれば一巻の終わりだ。
「聞いたよ。教室中の窓ガラスを全部割ったんだってね」
美咲は笑いながらそう言った。あのシリアスな展開を笑いながら言っているあたり、詳しい事情は知らないようだ。普通の人なら怒るところだが、僕は安心感すら覚えていた。
「何だそんなことか」
思わず本音がポロッと零れる。てっきり店の存在がバレたものと思っていた。でも僕の知り合いの内の誰かがカフェ巡りを趣味にしていれば、いずれバレるのは必至。その時までに何とかしないと。
「そんなことって何?」
「い、いや、もう半年以上前のことだからさ」
心の中でホッと胸を撫で下ろす。
「もう限界だったんだ。どうしてもあそこから逃れたかった。あの悪魔の洗脳から……な」
「そんなに嫌だったの?」
「うん。僕は毎日のように、あのナチ野郎共から集団リンチを受けてた」
「えっ……」
美咲は心配そうな顔で驚愕する。事情を知った彼女は自分のさっきの言動を後悔する。
共感能力の高い彼女だからこそ、相手の心境が手に取るように分かるのだ。
「それで親も担任も同級生も全然助けてくれなくて、ある日突然ぶちぎれた。気がついたら教室中の窓ガラスが全部割れてて、担任とナチ野郎共の書類も教科書もノートも全部破れてた」
「何それ怖っ!」
美咲は凍りついたような顔で身を守るように両手を畳み、僕から少し離れた。人間ぶちぎれたら何をするか分からない。数ある犯罪メカニズムの1つを彼女は意図せず思い知るのだ。美咲の表情は徐々に深刻な顔へと変わっていく。かつて自分もナチ野郎から迫害を受けていたことを思い出したのだろう。
「ていうかそれいつ知ったの?」
「去年のクリスマスの時に、久しぶりに小夜子と紗綾と香織の4人で集まって、紗綾の家でクリスマスパーティした時に香織から聞いたの」
「またあいつか。プライベートもクソもねーな」
「梓君は知らないだろうけど、香織は悪意で噂を広めているわけじゃないんだよ。梓君のピアノのことだって、梓君の魅力をみんなに知ってもらおうと思ってしたことなんだよ。学校にいる時の梓君は欠点ばかりが目立ってたから見ていられなくなって、ずっとデートの機会を窺ってたって言ってたし、少しは彼女のことも認めてあげてよ」
――何でここまで贔屓にできるんだ? 彼女には……僕には全く見えなかった側面が見えているとでも言うのか? それならそうと言ってくれたらいいのに。
「……本当に仲良いんだな」
「そりゃ4人とも梓君に振られた失恋組だからね」
「コーヒーに負けた女たち……か」
「ダサっ! もうちょっと言い方考えてもよくない?」
美咲が目を細くしながら僕の神経を疑うように言った。
流石に今のタイトルは自分でもダサいと思った。
「……そっか……大変だったね」
美咲に慰められると、しばらく不登校になっていた経緯を説明した。彼女にも日本人恐怖症のことを話して口止めした。もし何の事情も知らないまま、店を発見でもされたら困るからだ。
「そうだったんだ。だからあの時、私たちを近づけさせなかったんだね」
「うん……自分でも……分からない……何で……反射的にあいつらを避けようとするのか」
目から大粒の涙を流していた。美咲が気づくと、ハンカチで僕の顔を拭く。
「もう無理しなくていいよ。梓君の事情はよく分かったから」
美咲が僕にさりげなく密着し、後ろに回り込む。
「……辛かったね」
美咲がそう言って後ろから抱きしめると、また涙が止まらなくなった。
「うっ、ううっ、うううぅぅぅ……ふうぅ……」
啜り泣きしていた。過去形で言ってくれたのも地味に嬉しかった。
あの辛い出来事を……言葉の上でも過去のものにしてくれたのだから。
「治療、できるといいね」
「……うん」
「これからどうするの?」
「風の向くまま、気の向くまま」
「そういうところは変わらないね」
「……かもな」
果たして、これは現代医学で治せるのだろうか。それだけが心配だった。本当は日本人規制法なんて導入している余裕はないというのに。美咲に言ってないことが1つだけある。起業してかなり変わったカフェを開いたことだ。警戒してるわけじゃなかったが、言おうにも言えなかった。今後どうするかは検討中であることだけ伝えた。嘘は言っていない。引き籠りなのは本当だし。
しばらくすると、うちの親から知らせが舞い込んだ。
3月になり、卒業式のシーズンが到来したのだ。
卒業式に卒業証書を持ってくることをお袋の口から伝えられたが、僕は当然断った。
途中で追放されている時点で、卒業アルバムに顔を載せられる資格はないと思った。
僕の最終学歴は、紛れもなく中学校追放処分だ。
名目上は中卒ということになる。学歴を聞かれた時は中卒と答えることになるだろう。中卒だから信用がなさそうだって? ふっ、何も分かってないな。どれだけ学歴を重ねたかじゃない。どれだけ行動し続け、色んな経験を積み重ねてきたかの方が重要だ。今後はそれが社会的信用の指標になる時代がくるはずだ。黙ってレールに乗っていればそれでよかった時代は終わる。
某世界的な動画サイトが出てきた時点で確信すらあった。
少なくとも、学歴を重ねただけのポンコツ共には負ける気がしなかった。
無名人な上に日本人の入店禁止縛り。
冷静に考えると滅茶苦茶首を絞めてるような気がします。