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社会不適合者が凄腕のバリスタになっていた件  作者: エスティ
第11章 飛翔編
269/500

269杯目「最初の例」

 12月中旬、葉月ショコラのプレオープン当日。


 午前11時、この日は生憎の雨で、そこまでの客足はなかった。


 だがそれでも長蛇の列であることに変わりはなく、以前からショコラティエとしても動画投稿者としても知名度を高めていた璃子を一目見ようと多くのファンが詰めかけている。会えることはほぼないんだけどな。客のほとんどはがっかりするだろう。僕は一般客に紛れ、璃子たちの様子を見守ることに。葉月珈琲は伊織にマスター代理を任せた。最初こそ体をプルプルと震わせていたものの、優子に激励されてからはすっかりその気になっていた。相変わらず人をその気にさせるのがうまい。


 愛梨を葉月ショコラへと就職させるよう誘導するのもな。


 璃子、蓮、静乃、愛梨の4人は、朝早くからチョコ作りに携わり、出来上がったチョコを並べる作業が行われた。ショコラティエでなくてもできる作業は、必要があれば他の人にも手伝ってもらう。


 営業時間は午前12時から午後6時までで、うちと全く同じだ。だがショコラティエたちは朝早くから働く必要がある。チョコを作るには時間がかかる。昼からの営業に間に合わせる目的でチョコを作るわけだが、うちは基本的にボンボンショコラや板チョコが主力商品だ。1つ1つのボールのようなチョコに命を吹き込むかのようにカラーリングや装飾を施し、見栄えを良くしたものをセットで販売する。板チョコは様々な食材を混ぜて単品で販売するが、チョコ余りを防ぐために試食を導入した。みんなそれぞれの制服を着こなし、チョコレート専門店に努めていることが一発で分かるデザインだ。


 スカートには板チョコが描かれており、茶色や黒をモチーフとした制服だ。


「いいか、客に何か言われても決して怒らず、笑顔で冷静に対処することだ。人によっては髪色に文句を言ってくることもあるだろうが、気にする必要はない。やり返すのではなく、ショコラティエとしての実力で敵を捩じ伏せろ。この店の『先駆者』になれ。愛梨ならできる」

「了解っす。ショコラティエとしての基礎は十分に学んだっす」


 右手で敬礼をしながら僕に返事をする――優子から受け継いだ仕草だ。


 目を半開きにさせたまま、白っぽいブロンドのロングヘアーを後ろにまとめ、期待と不安が混じり合ったまま、今日という日を迎えたことに後悔の念はなかった。


 うちの会社では発達障害者としての『最初の例』である。


 こういう類の人間を雇ってもいいのかどうかが彼女で決まると言っていい。もし失敗するようなことがあれば、今後発達障害者がうちで雇われることは一切ないだろう。だがこのことを愛梨自身は知らないままである。彼女はあくまでも発達障害者初のトップショコラティエを目指すつもりでいる。


 発達障害者初だと、今の社会じゃあまりにも不格好だ。何故人が建前を使うのか、その理由がよく分かった気がする。本音を言える人は好きだが、言葉を選ばない人は嫌いだ。彼らが社会から愛されなかった理由がここにある。社会とは傷つけないようにしながら本音を伝えるゲームなのだ。


「なんか大袈裟だな」

「大袈裟なもんか。これは戦いの始まりだ」

「外でお客さんが待ってますけど、開けなくていいんすか?」

「いいんだ。一度例外を作っちゃうと、ややこしいことになる。それにうちは営業時間が決まってるし、早く開店したら、その分早く閉めないといけなくなる」

「それにしても、結構カラフルなチョコがいっぱいあるね」

「璃子が作ったのはどれくらいだ?」

「全体の8割くらいかな。徐々に愛梨ちゃんの割合を上げていく予定だけど、この調子でいけば、来年には五分五分になってると思う」


 そんな会話が続く中、僕は数多くある多種多様な板チョコの中から1枚を摘まんで口に頬張った。


 固まったチョコがパキッと折れる音が鳴り響いた。この食感、たまらねえな。口の中でボリボリと噛み砕き、どっちが作ったのかも分からないまま飲み込んだ。


 この味なら問題ない。冷え固まったチョコの中に入っているピーナッツやピスタチオがチョコの甘さを引き立てている。璃子は以前、僕についてきて以来、ヨーロッパを旅する度に特色あるショコラトリーに赴き、色んな味を覚えてきた。中でも大きな板チョコを店頭のショーケースに入れて売る購買スタイルを気に入り、ずっと自分の店で再現したいと璃子は言った。


 午前12時、葉月ショコラのプレオープンの時間がやってくる。


「ヘーゼルナッツチョコレート2つと、エスプレッソ2つですね」

「キャラメルチョコレートと、お土産用のボンボンショコラデラックスセットですね」


 店内はすぐに満員となり、居座ってチョコやコーヒーを楽しむ者、チョコを土産として持ち帰る者の2通りだが、元から通信販売しているチョコと種類が被らないようにすることで、ここに赴く意味を持たせている。一部は共通のレギュラーメニューを売り出す一方で、店頭のメニューと通信販売のメニューをそれぞれの限定メニューにすることで、どちらも楽しんでもらえるわけだ。


 あまり知られていないが、葉月ショコラの歴史は意外に長い。うちが法人化した2011年には葉月ショコラの公式サイトが完成し、その時からチョコの通信販売を行っていた。璃子のグラビア写真と共にうちのマガジンで宣伝することにより、大きな宣伝効果をもたらす結果となった。


「だからグラビア写真があったんだー。璃子らしくないと思ってた」


 静乃がクスクスと笑いながら、璃子の黒歴史を穿り返した。


「最初は断ったけど、お兄ちゃんが手段を選んでいたらいつまでも貧乏だぞって言うから、結局撮影をすることになっちゃって。この歳から毎年夏を迎える度に、私の誕生日に合わせてグラビア写真集の入ったチョコの宣伝みたいになっちゃったの。なんかもう体を売ってるみたい」

「何言ってんだ。みんな体を売って商売してるんだからさ、誰も人のこと言えねえよ」

「でもこれで重版が決まったのは凄いな」


 そう言いながらも、蓮はクスッと笑った。普段の璃子からは想像がつかないほど恥ずかしいものであると共感するのではなく、僕に振り回されていた頃の可愛らしさを感じるように。


「蓮まで笑わないでよ。本当に恥ずかしかったんだから」

「この後、お見合いの依頼が殺到したんだっけ」

「全部断ったけどね。まあでも、ああいうのに釣られる人って結構多いんだなって勉強になった」


 璃子が何かを悟りながらも、気の抜けた顔を天井へと向けた。


 お袋が積極的に璃子のお見合い相手を探していた時期だな。


 あれは璃子にとって山場とも言える時期だった。璃子との結婚を希望する人が、いずれも専業主婦を求めるような価値観の古い人ばかりで、お見合いの度に璃子もタジタジだった。昭和時代なら間違いなく押し切られていただろう。専業主婦になれば、ショコラティエの夢は諦めなければならず、社会復帰したところで、どうあがいてもチョコ作りが趣味のパートが関の山だ。


 子供ができれば、尚更やりたいことに制約ができる。女にとって結婚は逃げ道になりえるが、それは他の夢を追いにくくなるというある種の呪いと言っていい。璃子に近づく男の中には優良物件もいた。毎度毎度しつこいくらいのアプローチを何度も受けたが、夢を追う妹は苦笑いを見せながらも、のらりくらりとかわし続けた。最後には断られたことを根に持った相手から生意気だと言われ、後味の悪い退散となったことも。その時は今にも泣き出しそうな顔をしていた。


 お見合いをさせられるようになるまでは、まともに人から嫌われたことなんてなかった。女が優良物件を蹴ると何故か生意気と言われる。男なら気骨があると言われているところだ。


「それは辛かったね」

「望んでもいないものを世間から与えられるって、あんなに苦痛だったんだ」

「それであず君の気持ちが分かるようになったんだな」

「そんな感じかな。夢を叶えるって……本当に難しい」

「私は子供ができて不自由なこともあるけど、夢はまだ諦めてないよ。隼人が子供の面倒を見てくれるお陰で、こうしてすぐ職場復帰できたわけだし」

「昔だったら考えられなかったな」

「うん。今は本当に自由になったって感じがする。でも当たり前のことじゃなくて、お兄ちゃんみたいに人知れず世間と戦い続けた人がいるからこそ、夢を追いやすくなってることが分かった。だから私、結婚はしない。ずっと自由でいたいから」

「……」


 決心のついた璃子が、再びクローズキッチンへと戻っていく。


 蓮は複雑そうな顔で地面に目線を逸らした。気づいた静乃が蓮に寄り添うように近づいた。


「蓮、璃子が考えに考え抜いた末の決断なんだから、尊重してあげて」

「分かってる。璃子がそう言うなら、俺は事実婚でも構わねえよ」

「今でも璃子とつき合ってるんだ」

「……まあな」

「てっきり……ずっと友達でいるものと思ってた」

「あいつに勇気がなかったら、多分、ずっと友達だったかもな」

「勇気?」


 蓮の言葉には考えさせられるものがあった。


 璃子に足りなかったのは、世間に立ち向かう勇気だ。


 この前は蓮の親が璃子との結婚を急かしてくる始末だったし、璃子としても苗字を変えたくない気持ちをずっと持ち続ける勇気はあっても、蓮とつき合い続ける勇気はなかった。愛梨に感化されてからの璃子は本当に変わった。璃子は自分よりもずっと重い業を背負っている愛梨を見て、自分は比較的楽な立場にいながら何を怖気づいているんだろうと初めて考えたのだ。入れ替わるように奥から愛梨が出てくると、黙々とショーケースの中に板チョコを丁寧に入れていった。


 蓮も静乃も元の業務へと戻っていく。


 僕はスマホをいじりながらカウンター席に腰かけ、みんなの様子を引き続き見守ることに。


 その時だった――。


「ねえ、何でそんなに白いの?」


 カウンター席に座っている1人の客が素朴な疑問を愛梨にぶつけた。


 思わず戸惑う愛梨。だがここまでは想定通りのはず。チョコを作る時は、タイミングを冷静に見極めるだろ。対人関係も冷静に見極めるんだ。璃子にはあえて助けないように言っている。いつかは1人で客を相手にしなければならない時がやってくる。うまくかわしてくれ。


「生まれつきっすよ」

「へぇ~。今はここのバイトみたいだけど、将来的には髪を黒染めした方がいいよ。そうしないと就職できねえからな。人生の先輩からのアドバイスだ」

「就職ならしているので、大丈夫っすよ」

「でも店長が変わったりしたら黒染め要求されるかもよ。ただでさえ普通じゃないんだから、そういうのは今の内にしといた方がいいぜ。おばあちゃんっぽいし、俺だったら耐えられねえなぁ~。ここが潰れたらどうするんだ?」

「その時考えます」


 愛梨は野次とも受け取れる質問に耐え続けた。手が握り拳になり、息も荒くなってきていたが、それでも自分を必死に押さえようとしている姿には、流石に蓮も静乃も見ていられなくなった。


 蓮が愛梨に質問を繰り返す客と対面する。


「あの、彼女は仕事中なんですよ。それと接客担当でもないので、やめてもらえますか?」

「俺はあの子のために言ってんだよ。顔も髪も真っ白けで将来飯が食えるか?」

「彼女の保護者がそれを言うならまだ分かりますけど、あなたは他人でしょ」

「あんたさー、あいつが何をしたか知らないのか?」

「いえ、知りませんけど、彼女が何かしましたか?」

「あいつは俺の弟の将来を奪った奴だぞ。なのにのうのうとこんな所で働いてるのが心底気に入らねんだよ。風の噂であいつがここで働いてるのを聞いて来てみれば、思った通りあいつだった。なあ、あいつ本当に雇うつもりか?」

「私はマスターじゃないので権限はありません。彼女が過去に何をしていたかは知りませんけど、社会復帰のチャンスは与えてもいいと思います。これ以上騒ぎを大きくするようなら退場処分にしますよ」

「……」


 肝が据わった圧とも言える表情から飛び出した蓮の言葉に、客が黙ってしまった。


 ――弟の将来を奪った? ……まさかあいつ、過去に暴力事件を起こしたとは聞いたけど、もしかしてそのことなのか? 詳細を聞いておけば良かったかな。


 チョコをショーケースに補充し終えた愛梨がクローズキッチンを通り越し、バックヤードまで逃げてしまった。心配になった僕は、すぐさま彼女を追いかけた。バックヤードを除くと、愛梨はロッカー近くの席にぐったりと座りながら啜り泣きをしている。


 ここまでよく耐えた――だが因縁の相手が初日から来るとは思わなかった。


 噂って本当に恐ろしいな。


「ううっ……うっ……」

「さっきの話は本当か?」

「はい……」

「無理にとは言わないけどさ、事情があるなら話してくれないか?」

「言ったらクビになったりしないんすか?」

「クビになんかしないって。君が既に処分を受けた後なら、特に咎める理由はない」

「――私が中学生の時の話っす」


 愛梨は涙を拭きながら事情を話してくれた。その言葉の中には自己弁護も含まれていたが、誰しも自己弁護をしたがるもので、自分は悪くないと思う防衛本能からだ。


 愛梨が中2の時、クラスのいじめっ子たちから白っぽいブロンドという理由で差別的な言葉を浴びせられた。教科書やノートや靴がなくなり、靴下のまま下校したこともあった。靴がなくなってもいじめっ子が一向に咎められないことに対し、靴のまま教室に入ることで抗議の意を示したこともある。


 そんな細やかな抵抗さえ、世間は一向に歓迎しなかった。


 彼女が白っぽいブロンドというだけで、マイノリティは悪いことをして当たり前という偏見が既に成立していた。最初こそ耐え続けていたが、ある日のこと、遂に堪忍袋の緒が切れた愛梨は教室のロッカーにある箒を取り出し、何度も筆頭のいじめっ子をひたすら殴りまくった。


 何度降参と言われてもやめなかった。止めに入った他の生徒までもが怪我をさせられ、筆頭のいじめっ子は全身打撲や靱帯断裂といった重傷を負ってしまった。気がついた時には筆頭のいじめっ子がその場に倒れており、パニックになった愛梨は箒を捨て、教室から逃げ出した。


 学校から脱走するも、帰宅する頃には学校からの電話で事件を知った愛梨の両親が顔を顰めて待ち構えていた。愛梨は無期限の出席停止処分となり、事実上の追放処分となってしまったのだ。しかもその時大怪我をさせた相手は、将来を有望視されていたサッカー部の少年だった。


 なるほど、さっきのクレーマーはそいつの兄だったわけだ。愛梨の両親はその筆頭のいじめっ子に謝罪させようと手を尽くしたが、愛梨本人は白っぽいブロンドであることを理由に、いじめてきたことへの謝罪を要求したため、訴訟にまで発展した。結果、愛梨の両親は慰謝料や治療費を払わされる結果となり、それをきっかけに両親に亀裂ができてしまった。当時は発達障害に対する理解が進んでおらず、親の躾不足であるというのが世間の一般的な評価だった。しかも愛梨の名前が父親の元彼女の名前であると発覚したことまで重なり、修復不可能なところまで、夫婦仲が悪くなってしまった。


 しばらくして両親の離婚が成立し、親権こそ母親に決まったものの、結局、両方から引き取りを拒否される始末だ。愛梨は自らを責めた。離婚の決定打となった愛梨という名前を嫌悪し、他の人にはこの名前を捩ってアイリーンと呼ばせるようになり、もう誰にも迷惑をかけたくないと思い、一生引き籠りでいることを宣言したわけだが、それでも彼女は外の世界での活躍を心のどこかで願っていた。


「全部私が悪いんすよ。何もかも全部……私さえいなければ」

「愛梨は悪くない。過剰防衛とはいえ、一刻も早く不登校にさせなかった親の責任だ」

「どうしてそう思うんすか?」

「少なくとも、そんな展開になることは予想できたはずだ。でも誰もそのケアをしなかった。それにいじめさえ起らなければ、愛梨がぶちぎれることもなかった。でも世間は君が癇癪を起こした。君は集団生活の場に相応しくないと評価したわけだ」

「それからはずっと、おばあちゃんの家で引き籠ってたんすよ。でもその時には、もう全てがどうでもよくなっていたというか、何もやりたいことがなかったんすよ」

「燃え尽き症候群だな」

「何すかそれ?」


 愛梨が悲しんでいたことも忘れ、半開きの目でこっちを向いた。


「長年にわたって嫌なことを無理に続けさせられたりすると、大人になる頃にその反動が一気に来て、無気力になるっていう現象だ。日本人が学生から大人の間になってしまいがちな現象の1つだ。みんなそれで自我のない社畜か無気力なニートになる。でもその責任は誰も取らない。今までしてきたことが間違いだったって認めたくないんだ。うちの親戚の1人は、社会に出てから燃え尽き症候群に陥って、今じゃ立派なニート系動画投稿者だ」

「誰でも自己弁護をしたくなるものっすよ」

「何だ、分かってるじゃん」

「やっぱり、私みたいなのが外で活躍することを夢見ちゃいけないんすよ――」

「それはない」


 すぐに否定した。いや、否定せずにはいられなかった。


「私にできることなんてないっすよ」

「いいや、あるとも。クローズキッチンに戻ってチョコを作ることだ。チョコをショーケースに補充する作業もある。君はうちに利益をもたらすことができる」

「あんなことを言われた気持ちがあず君に分かるんすか?」

「君にしか分からん。前にも言っただろ。君が先駆者になれ。大勢の客が君を尊敬し、君のチョコを求めてここにやってくる。みんなからの信頼を投げ出す権利はない」

「何で私が有名という前提なんすか?」

「僕が君をうちのショコラティエとして大々的に宣伝しておいたからだ」

「……あの人が今日ここにやって来たのは、あず君が原因なんすね」

「正直、君にとって因縁の相手がここに来るのは想定外だった。でもこれはこれで良い機会だ。これを機にあいつらと和解したらどうだ?」

「今更和解なんて……」


 因縁の相手が原因で、表立って活躍できないと言うなら、一刻も早く忘れるか、相手と和解をするしか方法はない。いつまでも後ろめたい気持ちがある誰かのために自分に蓋をするのは、その誰かに呪いをかけることと同じだ。愛梨は花音と同じ過ちを繰り返そうとしている。


 僕は世間と仲直りするのに10年かかった。その間、ずっとあいつらに心を閉ざしてきた。愛梨は世間を見返す前に、まずはこの問題と向き合うべきだ。どうしても忘れられないなら、尚更立ち向かってもらおうじゃねえか。考えるべきは物事の本質だ。愛梨にもきっと見えているはずだ。


 今を逃せば二度と修正が利かなくなる。やり直すなら早い方がいい。


 相手がどう思っているかは関係ないのだ。何を信じるかよりも、どう行動したかだ。

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