247杯目「水面下の攻防戦」
伊織が満面の笑みを浮かべながら子供のように歩み寄ってくる。
ドヤ顔で黄金に輝くサイフォンのトロフィーを見せびらかしている彼女はとても楽しそうで、その目はまさしく宝石のような煌めきを見せていた。
あぁ~、心が浄化されていくんじゃ~。
「あず君、私やりましたよ。世界相手でも必ず勝ってみせます」
「おめでとう。さっすが伊織、もう立派にうちのエースだな」
「ありがとうございます。でもエースはあず君ですよ」
「僕は教える側だぞ」
「あず君も第一線で活躍してるじゃないですか」
「とは言ってもさ、今は会社の経営の方が忙しくなってきたし、バリスタ競技会は控えめになるかも」
「えっ、引退するんですか?」
「引退はしない。でも店を宣伝するっていう当初の目的は十分果たした。教える側の楽しさが段々分かるようになってきたっていうか……」
「でしたら……あず君が大会に出なくなる前に1勝はしたいですね」
伊織が健気ながらも寂しそうな顔で言った。僕とて人間だし、いつかは出なくなる時も来る。もし僕が引退宣言なんてすれば、バリスタ競技会に参加する人が数を減らすかもしれない。バリスタが普通にプロ契約を結ぶ時代を迎えるまでは、引退なんてできねえな。
伊織と共にJBC準決勝のブースまで歩いた。一緒に話していた優子と柚子が観客席に座っていた。2人と合流し、さっきからヘッドジャッジが騒々しく話している様子を聞いた。
優子が言うには、千尋の競技が終わった後から何やらジャッジの様子がおかしい。
冷や汗をかきながら、1人のセンサリージャッジを問い質しているのはヘッドジャッジだった。優子が言っていた通り、不手際でもあったのだろうか。
「じゃあ、優子さんは、あのジャッジの中の1人が杉山グループの手先と踏んでいるわけですね」
「あくまでも推測だけどね。でも杉山グループの人にとって千尋君が優勝するのは不味いわけでしょ。協会全体を動かすのはとてもハードルが高いけど、ジャッジを1人買収するだけなら、まだ気づかれにくいって思ったのかもねー」
「何でそこまで分かるわけ?」
「あたしだったらそうするから」
「――優子が敵じゃなくて良かった」
「全くです」
僕も伊織も呆れながら納得する。ヘッドジャッジに探りを入れてみるか。
伊織たちから離れ、ジャッジが集まっている場所まで赴き、さりげなくヘッドジャッジに話しかけてみることに。白と黒を基調とした運営らしき正装を着ている黒い短髪のヘッドジャッジに声をかけた。
「ちょっといいかな?」
「はい……あれっ、もしかして葉月バリスタですか?」
「ああ。ちょっと気になることがあってさ、1つ聞いてもいいか?」
「あー、いいですよ。お会いできて光栄です」
「さっき怖い顔でジャッジの1人と話してたみたいだけど、何かあったの?」
「えっと、それでしたらこっちで話しましょう」
「分かった」
ヘッドジャッジの山川さんに誘導され、人気のない場所に棒立ちしながらさっきの件を話すことに。彼は不穏な空気を醸し出しながら恐る恐る周囲を確認し、僕と彼以外は誰も近くにいないことを確認すると、彼は闇取引に応じる一般人のような顔で僕の顔を見た。
その姿からはどこか後ろめたいものを感じた。
大会中のヘッドジャッジは最も多忙だ。サクッと話を終わらせよう。
「あまり大きな声じゃ言えないんですけど、センサリージャッジの1人が村瀬バリスタのスコアを低く評価してしまっていたんです」
「それで注意してたのか」
「はい。何度尋ねても、自分の口には合わなかったの一点張りで、結局スコアシートはそのままになってしまいましてね。私よりもスコアシートに書かれているスコアが低いのが気になりましてね」
なるほど、そういうことだったか。あいつらは不正をしている可能性がある。
でもこのままじゃ不味いな。スコアシートがそのままってことは、不当に低いスコアのまま順位が発表されちまうってことだ。山川さんとの話を終えると、今度は千尋のスコアを不当に低く評価したとされるセンサリージャッジの1人の元へと向かった。
今はまだ出番がないようだったし、話しかけてみることに。
少し長めの茶髪を後ろにまとめた人当たりの良い女性だ。
「あのさ、ちょっといいかな?」
「はい……葉月バリスタですよね? 本物に会えるなんて感激です!」
有名アイドルにでも会ったかのような反応で、僕に笑顔を振り撒いてくれた。
内海さんは協会のセンサリージャッジとして、この舞台を何年も見てきたらしい。
毎回この反応をされて話が一旦途切れてしまうから困る。有名人の宿命ってやつなのかな。昔の僕だったら、まず受け入れられなかっただろう……。
「1つ聞きたいことがある」
「はい。何ですか?」
「いくら渡された?」
「えっ……」
急激に熱が冷めたように彼女の顔が固まった。この急所を突かれたような反応。やはり杉山グループが1枚噛んでいたか。この悪事を明らかにした暁には、一度あいつらを黙らせる必要があるな。
私情のためにバリスタ競技会を汚すようなマネはぜってぇ許せねえ。
「で? どうなの?」
「私には何のことだかさっぱり」
「1つ賭けをしないか?」
「賭けって、どういうことですか?」
「千尋が決勝に進出できなかった時は、これ以上は何も聞かないことにする。でももしあいつが決勝進出を決めた時は、全てを話してくれないか?」
「全てを吐けって言われても、私には何のことだか……」
「あんたらセンサリージャッジに収賄の疑いがかかってる。お金を渡されて千尋のスコアを不当に低く評価している可能性がある。もしあんたが何も話さないなら、僕の口からこのことを大々的に報道する責任がある。そうなったら君もただでは済まない」
「脅してるんですか?」
「当然だろ。脅されるだけのことをこの中の誰かがやっているのは間違いないんだからな。でもあんたが僕に協力すると言うなら、あんたをノーダメージで済ませられるよう最大限の配慮はさせてもらう。もしまたバリスタ競技会で以前のような不正が起きたってことをみんなが知ったら、協会の信用は間違いなく失墜する。あんたは協会側の人間として、本当にそれでいいのか?」
「……」
内海さんが押し黙った。だが僕は彼女を執拗に睨み続けた。
大会は参加者と正当な評価があって、初めて成り立つものだ。
こちとら純粋な知識や技術や熱意で勝負に挑んでんだ。卑怯にもそこに水を差すようなことが起ころうものならバリスタ競技会の価値なんてないに等しい。
仮にもセンサリージャッジならそれくらい分かるだろうに。一度は出来レースに泣いた僕だ。不正には断固たる姿勢を示さなければ……また誰かが悲しむことになる。
「一度だけ反省の機会を与える。もしこれを無視するようなら、容赦はしない」
最後通告を済ませ、立ち去ろうとした時だった。
「私はどうすればいいんですか?」
後ろから弱々しい声が聞こえた。僕は再び内海さんの方を向いた。
「正当な評価をしてやってくれ」
「……村瀬バリスタが決勝までいけなかったらどうするんですか?」
「その時はその時だ。でもあいつなら心配ない。ジャッジがスコアを操作したくらいで価値が落ちるような奴じゃない。あいつのバリスタとしてのセンスは、間近で見ていたあんたなら分かるはずだ」
「……」
さっきよりも申し訳なさそうな表情へと変わり、これ以上話しかけないでほしいと言わんばかりに息を殺しながら、この場に縮こまってしまった。
この人は噓を吐くのが下手だ。もっと演技がうまい人を選ぶべきだったな。
「まっ、そういうことだ。不正をしないと約束するなら、僕はあんたを全力で守る。だから不正にだけは一切関わるな。いいな?」
「分かりました」
言いたいことを全部言ってから結果発表を待った。
観客席に戻ると、伊織たちが僕の様子を心配しながら座っていた。
最終的に素直に白状してくれたから良かったけど、演技派で白を切ってくる奴だったらどうしようかと思った。まあそんな奴が居座る巣窟なら存続価値はない。杉山グループと一緒に潰すだけだ。
「それではようやくスコアの集計が終わりましたので、皆さんお待ちかねの結果発表となります。準決勝を戦った16人のバリスタの中から6人のバリスタが決勝進出となります。それではセミファイナリストの皆さんに入ってきてもらいましょう。どうぞ」
拍手と共に千尋を含む16人のバリスタが入ってくる。
中には根本もいた。JSCでは4位という結果に終わっているが、あの激戦の後でJBCに出場できるあたり、彼のバイタリティは大したものだ。今年だけで5つの大会に出場している。僕も虚弱体質じゃなかったら、あんな風にたくさんの大会に出られたのだろうか。
「最後に5人目のファイナリストの発表です……株式会社葉月珈琲、喫茶葉月米原市本店、村瀬千尋バリスタです。おめでとうございます!」
千尋の名前が呼ばれると共に一歩前へ出た。
本人は当然だと思っているが、恐らくスコア上はギリギリの通過だろう。
皮肉にもバリスタ競技会のレベルの低さに救われる形となった。
大会のレベルが高ければ、ここで敗退していただろう。そう思った僕はホッと胸を撫で下ろした。
杉山親子は唖然としながらその場に立ち尽くしていた。今日にでも婚姻届に判を押させるつもりだったんだろう。だが甘いな。ジャッジを1人動かしたくらいじゃどうにもならんよ。千尋には内緒にしておくようみんなに言っておいた。世の中には知らない方が幸せなこともたくさんある。証拠もないまま杉山グループに突っかかっても困るし、ここは慎重に事を進めたいところだ。
「やれやれ、何で僕は優勝できないんでしょうね」
半ば諦め気味の根本が歩み寄ってくる。
根本は9位であったため、準決勝での敗退が決まり、JBCは3大会連続でファイナリストが全員同じという異例の事態となっていた。
これだけ固定化されてるなら、もう準決勝いらなくねえか?
千尋はうちに来る前に村瀬グループの人間という立場からJBCに出場し、見事決勝進出を決めていたが、2年前は5位だった。去年は準優勝といずれも結果を残してはいるが、ここまでは決定打に欠けていたが故の順位だった。だが今回は違うはずだ。
葉月珈琲のプライドとして、同じ相手に3回も負けることは許されない。
まずは根本に今までの話しを伺ってみることに。
「選考会の時から何回優勝したの?」
「優勝できたのは1回だけですよ。いずれも予選落ちは免れましたけど。どうして葉月珈琲のバリスタはそんなに優勝できるんですか?」
「うちは好奇心を伸ばす教育を徹底してるから、そのお陰かもな」
「好奇心を伸ばす教育ですか?」
「WBrCでの伊織の競技は見たか?」
「はい。本巣さんは英語が得意なんですね」
「ああ見えてな、学生の時はぶっちぎりの最下位だった」
「えっ、じゃあ何であそこまで上手に話せるようになったんですか?」
「伊織の中にあった2つのメンタルブロックを取り除いた。1つは失敗するくらいなら何もしない方がいいっていう消極的価値観、もう1つは人前で恥をかきたくないっていう羞恥的価値観、この2つを取り除いた。話せるくせに失敗が怖くて話そうとしなかったから、物怖じせずに話す訓練を施した」
悪魔の洗脳は人々を社畜にするため、あらゆる方法で逃げ道を塞ごうとする。
時には世間の力を使い、時には身内の力を利用し、失敗することや恥をかくことを徹底して回避させようとすることで、知らないことには手を出さなくなる。言葉を間違えることを恐れるようなクソ雑魚メンタルで異文化交流なんてできるはずがない。言語なんてどうにでもなる。
「どうやって取り除いたんですか?」
「全てにおいて正しい文法や発音で英語を話している人は全体の10%くらいしかいないっていう話をして外国人と積極的に会話させるようにしたら、普通に話せるようになってた。受験のための英語と、話すための英語は全然違うからな」
「学校で良かれと思ってメンタルブロックを植えつけられた後、それが社会に出てから大きな足枷になるなんて、ホント皮肉な話だよねー」
何食わぬ顔で千尋が僕らの雑談に混ざってくる。可愛らしい制服姿につい見とれてしまった。その可愛さと名前から、最初は司会者に女と間違われていたところが、かつての僕を彷彿とさせていた。
「伊織はまだ軽傷だったからまだセーフだったけど、すっかり大人になって、好奇心が抜けきってからじゃ手遅れだから不登校を推奨してるけど、なかなか伝わらないんだよなぁ~」
「手遅れになった人はどうするんですか?」
「家に引き籠って、ひたすら好きなことに没頭させればいい。何かしら食い扶持を見つけたらしめたものだ。好奇心を取り戻すのに物凄い時間がかかるだろうし、外に出て人に会いに行くような仕事はまず無理だろうだけど、そこまで追いやったのは親と学校なんだから、代償は払うべきだ」
「ふふっ、これからのトップバリスタは、みんな不登校児になるかもしれませんね」
「それでいいんだよ。カフェのマスターとかだったら、そもそも外に出ていく必要ないし、それで生きていければ何の問題もない」
僕、千尋、根本の3人でひたすら雑談をした。
根本は松野の指導に不満を持っているようだ。松野自身は善意から指導を行っているようだが、特に何も困っていない人に指導はいらない。あくまでもどうすればいいか分からなくなり、行き詰った時に指導の意味が出てくるわけで、下手な指導は才能を伸ばすどころか殺してしまう危険すらあることが彼の実績に表れていた。バリスタオリンピック選考会で優勝したのを自分の指導の賜物と思うようになったのか、それからは積極的に指導を行うようになったんだとか。
選考会を突破できたのは根本自身の功績だ。自分のお陰であると考えるのは昭和のコーチだ。穂岐山社長が松野たちにしていたことを、今度は松野が根本にしてしまっている。良くも悪くも、これが教育の成果なんだろう。根本は思ったような成果を上げられずにいた。
これじゃライバルどころか、サブキャラ……いや、モブキャラってとこだな。
「穂岐山珈琲が本戦用のレシピを用意してくれたんですけど、全然しっくり来ないんです」
「そんな様子じゃ、バリスタオリンピックに行っても予選落ちだな」
「じゃあどうしろっていうんですか?」
「自分で考えたレシピとかないの?」
「一応ありますけど、会社が認めてくれないと使えないんですよ」
「前回松野が予選落ちした理由を教えてやろうか?」
「実力でギリギリまで粘ったって聞きましたけど」
「松野は穂岐山珈琲の不手際で予選落ちした」
前回の松野の事情を根本に話した。今なら明かしても大丈夫だろう。
話が進む毎に根本の表情が悪化していく。まあ無理もないわな。
かつての無能上司のために、風味に劣る作品で勝負せざるを得なくなり、責任を感じた松野は穂岐山珈琲を退社し、シグネチャー開発の有望株まで転職で失った。
それからの穂岐山珈琲が各バリスタ競技会決勝から姿を消した話を淡々と続けていく。
「松野が独立したのは、そういう裏事情があったわけだ」
「つまり、松野さんが指導したがるのも、自分の経験からなんですね」
「そゆこと。穂岐山珈琲は役割分業をしすぎて、自らの試行錯誤の経験に裏打ちされたプレゼンを軽視してる。松野はそれに気づいていたけど、当時の無能上司に押されたこともあって未完成のままの自分の作品で勝負したけど、コーヒーコーラが裏目に出てあの有り様だ」
「きっと……予選を突破できなかった責任を自分1人で背負うつもりだったんだろうね」
柚子が背中の後ろに両手を回しながら言った。
いたのかよ。急に出てくるとビビるんだけど。
何も会社まで辞めることはなかったとは思うが、松野はバリスタオリンピックの舞台で二度も敗れているため、これ以上居座ることも我慢できなかった。
自分にはできなかった偉業を次の若手に託した。
「事情は分かりましたけど、僕は自分の完成したレシピで勝負したいです」
「だったら松野にそう言えばいいじゃん」
「でも松野さんは育成部が作った他の人のシグネチャーを使えって言うんですよ」
「それは前回大会で松野が斬新なシグネチャーを使っていたら、準決勝までいけたかもしれないっていう仮の話であって、根本にも当てはまるわけじゃない。こういう大会はな、結局人間力で決まるんだ」
「人間力……ですか」
根本は観客席に座って下を向いたまま、石のように動かない。
松野は自分を貫けずに負けた。いや、権力に屈して負けた。彼はその後悔を根本にまで背負ってほしくないのだ。だがこの信念には大きな穴がある。誰かの作品を自分のプレゼンに使用するのは自信のなさの表れだ。僕とてマリアージュ部門のフードとスイーツは璃子と優子の力を借りたが、最終的に自分のアイデアも詰め込んだものだ。全くの人任せではない。あくまでも最適と思える決断をしただけだ。
多分、どっちを選んでも後悔するだろう。
「僕も来週はウィーンまで行く。その時までに解答を用意しておけ」
「……分かりました」
僕らはこの場を去った。すると、さっき僕と話した内海さんが不穏な顔のまま近づいてくる。
「葉月さん。少しお時間を頂けますでしょうか?」
「うん、いいよ。じゃあ2人きりで話そうか」
「あず君、その人は?」
「さっき知り合った。仕事のことで話があるから、先にホテルまで帰っててくれ。すぐに戻る」
内海さんと共に近くのカフェまで赴いた。
さっきからずっと何かを迷っている表情のまま、自動扉から店内へと入った。
歩き方はさっきまでよりもずっと丁寧だった。2杯のコーヒーを注文すると、しばらくして注文の品が机に並べられ、1杯飲んで落ち着きを取り戻した内海が重い口を開いた。
「あなたの仰る通り、私は正体不明の誰かに、村瀬バリスタのジャッジになった時にスコアを低くするよう言われました。恐らく少し前に、私が村瀬バリスタのセンサリージャッジを務めることが、何者かによって知れ渡っていたと思います」
「まさかとは思うけど、決勝でも千尋のスコアを低くするように言われたとか」
「……はい。しかも報酬を倍にするとまで言ってきたんです」
「準決勝の分は貰ったの?」
「いいえ。村瀬バリスタのスコアは正確に採点したつもりです。そしたらまた正体不明の誰かがやってきたんです。今度しくじったら、スコアを不正に操作したと告発すると言ってました。それでもうどうしたらいいか分からなくなって」
「たとえ嘘であっても、ジャッジが不正を働いていたことが世間の噂になっちまえば、また協会の信用がなくなって、バリスタ競技会の信用に傷がつく」
「はい。それは重々承知しています」
内海さんの目は真剣そのものだった。不正を許せないのは彼女も同じだ。水面下での宣戦布告は既に行われていた。そこで僕は杉山グループに対して罠を仕掛けることを思いつく。
今に見ていろよ。やられた分はきっちり返してやるからな。
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