191杯目「過去に倣って」
中津川社長と経営の話が続く。もう完全に大人の会話だ。
相手もこっちを大人と判断して、ビジネスの話を躊躇なく盛り込んでくる。僕よりずっと年上なのに考え方が先進的だ。一方、中津川社長は静乃がバリスタになってくれないことを残念がっている。
静乃にもバリスタになりたいと思った時期はあったはずだ。そこで背中を押していれば、未来は変わったかもしれない。子供の才能が開花しないのは、ほとんどの場合において教育側の責任だ。
「あず君、子供が世の中で活躍できる人間になるには、どうすればいいと思う?」
「子供が何かやりたいと思ってる時に、それを邪魔しないことかな」
「あず君は邪魔されなかったのかな?」
「実を言うと、最初は物凄い邪魔された。でも最終的には干渉してこなくなった。特にうちの事業が波に乗るようになってからは何も言われなくなったな。当時は分からなかったけど、親って子供に活躍してほしいと思ってる生き物なんだって気づいた」
「私も静乃に活躍してほしかった。君のようにね。ジェズヴェの大会を開いたのは、娘にバリスタ競技会の魅力を伝えるためだったんだ。結局参加してはくれなかったけど」
そういうことだったか。結果的に僕には新たなコーヒーの可能性に気づかされる形になった。
中津川社長は静乃の将来が心配なんだ。静乃は無事に就職したものの、就活の時は金髪を理由にどこからも内定が出なかったらしい。それで仕方なく家業を継がせたんだとか。
娘が社会から遠回しに拒絶されていることがかなり応えたようだが、就職できないなら最悪起業するという手もある。今後の子育てをしていく上での参考にはなったかな。
2016年6月23日、長男の葉月雅が誕生した。
黒髪で顔は唯に似ている。赤ちゃんなだけあってぷくぷくしてるけど、これがまた可愛い。多分こういう顔を見ると、守りたくなるように設計されてるんだろうな。
「ずっと気になってたんですけど、あず君は子供に将来どうなってほしいですか?」
唯が素朴な疑問を僕にぶつけてくる。子供の方針はまだ伝えていない。
「子供が決めるとしか言いようがねえよ」
「ふふっ、あず君らしい答えですね」
唯がクスッと笑いながら、隣で手足をバタバタさせている雅を見つめると、雅も唯に微笑み返した。体は比較的小さいが、元気のある子だと一発で分かった。
子供が将来どうなるかは子供が決めることだ。なのに将来子供になってほしい職業を具体的に言えてしまう親の多さよ。子供がその職業に向いてなかったら悲劇なのが分からないのだろうか。
何でも、今は子供に公務員か大手の正社員になってほしいと思う親が増えているんだとか。
それだけ安定を求めたがる世の中なのは理解できるが、あまりにも早計すぎる。子供が成人する頃に公務員の枠や大手企業が安定している保証はない。
「ただ、飯を食える大人にはなってほしいかな」
「それはどの親も望んでいると思いますよ」
「外の世界が嫌でニートになりたいならなってもいいけど、成人してもやりたいことが見つからないようなら、うちを継がせようと思ってる」
「それがあず君の望みですか」
「別に望みってわけじゃねえよ。あくまでも最終手段だ」
「私は、無事に生きてさえいればそれでいいです」
――きっとこれが……無償の愛なんだろうな。
唯は人にスキルとか資格とか、そういったものは一切求めない。
無事に生存しているだけでもありがたいと思える人間なのだ。かつて施設に行った時、利用価値のない人間は死ねと言っている訓練生がいたことを思い出した。利用価値って何だよと思っていたが、僕も深層心理では同じことを考えていたのかもしれない。
「結局人間ってのはさ、誰かに認められることでしか幸せを感じられないのかもな」
「承認欲求の塊ですから」
唯に向けて呟いた時、彼女はやっと気づいたかと言わんばかりの顔だった。
とにかく、無事に生まれてくれて良かった。息子が生まれたことを公表すると、まるで王子が生まれてきたかのような扱いだ。どこにどんな才能があるのかが楽しみになってきた。
7月がやってくると、ジェズヴェの大会結果を聞きつけた客が押し寄せてくる。
ジェズヴェが多く売れるのはバリスタとして嬉しいが、これを究めようとする者はそうそう出てこないだろう。今回だって参加者は10人だけだったし、良い宣伝にはなったけど、始めるならマイナー競技会から始めるのがベストな気がする。唯はJBCに、優子はJCTCに出場するべく、準備を進めている。今年から全員をバリスタにしたのはいいが、結局手が空いた者には料理の習得をしてもらう点に変わりはない。真理愛も今では新しいコーヒーカクテルを作るのに夢中になっているし、唯は出産を終えてコーヒーが解禁となった。
璃子と優子もコーヒーを使ったスイーツを開発している。スイーツは店頭での販売の他、通信販売による売り上げが好調だ。店を開いていない時にもコーヒー豆やスイーツを通信販売で売れるようになったおかげか、店を空けることが増えても収入源を確保できるようになっている。
ある日のこと、吉樹がうちへやってくる。
柚子とは仲直りできたらしい。柚子は就活中だが、なかなか就職先が決まらないでいた。
皮肉にも柚子と吉樹の立場が逆転する現象が起きていた。しばらくは貯金でどうにかやり過ごせそうではあるが、先行きについては心配だ。
「お姉ちゃんが全然就職できなくてさー、もうどうしようって状況だよ」
「今度さ、滋賀県にカフェと抽出器具専門店を建てようと思ってる。その時になっても無職だったら、うちのスタッフとして雇おうかな」
「あず君は事業拡大か。うちとは大違いだなー」
「事業拡大が偉いってわけじゃねえぞ」
「葉月珈琲と葉月ローストの2号店ですか?」
近くで作業をしていた伊織が僕に尋ねた。
「いや、どっちも全く異色の店だ。カフェの方はメイドカフェにして、抽出器具専門店はコーヒーの焙煎器と抽出器具を売る店として機能させる。それと生豆と焙煎した豆を売る活動もする」
「チェーン店にはしないんですか?」
「全部同じにしたら、このやり方じゃ通用しないって分かった時、全店舗改良しないといけなくなる。それだったら最初から全く違うスタイルの店にした方が、時代の変化に対応しやすい。変化の時代を生き抜くには、この方法しかないと思ってる」
1つのやり方や形式に囚われていては、いつか次世代の波が押し寄せてきた時に淘汰されてしまう。
未来のことはよく分からないけど、今までのやり方では通用しなくなるのは確かだ。
バブルが崩壊した頃、労働者はいらないと言わんばかりに不景気の波が押し寄せていた。そこに就職して労働者になる前提の教育しか受けていない氷河期世代の連中がその波にぶつかり、出鼻を挫かれるように一斉に淘汰されていった。義務教育の敗北と言っていいシーンだ。
彼らの経験から学び、店舗拡大をする上で特に意識しているのは画一化を避けることだ。1つ1つの店舗を極力違う性格の店にしようと考えた。唯一の共通点はコーヒーが主役の店であるということだ。
店舗拡大の費用を経費としてじゃんじゃん消費していけば節税にもなるし、景気循環にもなる。
一石二鳥だ。お金はやっぱり使うもんだ。経営は現場の人間に任せる。
最も有能な人をマスターに据えられればいいが……。
「できたら一度行ってみたいですね」
「あず君、お姉ちゃんにメイド服着せる気なの?」
「んなわけねえだろ。あいつは料理できるから厨房担当だ」
「でも何で滋賀県なんですか? 店舗拡大をするんだったら、人口の多い名古屋とか東京の方がずっと儲けが出ると思うんですけど」
良い質問だねぇ~。待ってたよ。
「そうやって人口を理由に集中的な出店をするから、大都市に人が集中するんだ。ただでさえ今の時点でも大都市に人が集まりすぎだし、人口が集中すると、満員電車とか、自然災害とか、テロ事件とか、そういったリスクが大幅に上昇する。あんな無気力な連中を客として迎えたいとは思わない」
東京には何度も行ったから分かる。みんな生気を吸い取られていた。
人口もスケジュールも過密すぎて、疲れていると顔が言っている。
まあでも、名古屋はうちから近いし、都市部の郊外だったら全然問題ないか――。
「そこまで考えてやってるんですね」
「マイナー都道府県でも、うちのやり方を確立できれば勝ちだ。その恩恵に与るには、うちの店舗に来ないといけないわけだからさ」
「じゃあお姉ちゃんに伝えておくよ。オープンはいつなの?」
「来年の1月かな。通信販売専門店とかも考えたけど、通信販売は広告部が担当するから、やる必要がなくなったし、当分はこの4店舗で様子を見るって感じかな」
今は失業と転職の時代でもある。
良い条件で人を募集すれば、有能な人材が転がってくることはまず間違いない。コーヒーの補給路はいくらでも確保してるし、世界中のコーヒー農園と契約を結んでるなら、これくらいはやらないとな。
「お兄ちゃんはバリスタになりたいのか、経営者になりたいのかどっちなの?」
「どっちもだ。今時仕事を1つに絞る必要はない。璃子もショコラティエとバリスタやってるじゃん」
「最初はお兄ちゃんにやらされてた記憶しかないけど」
「細かいことは気にするな」
璃子がジト目で僕を睨んでくる。
あの時は事実上のただ働きだったからなー。もしかしてまだ根に持ってんのか?
「今年はもうバリスタ競技会には出ないの?」
「そうだな。特に予定がなければ出ないけど」
「あず君、それならこの大会はどうですか?」
唯が僕に見せてきたのは競技会のホームページと思われるスマホ画面だった。コーヒーグランプリマスターズワールドチャンピオンシップ、略してCGMのルールが書かれていた。
こんな大会もあるのか。8月にロンドンで行われるらしいが、ルール確認はちゃんとしないとな。
ルールは1対1の対戦方式。数あるコーヒーにまつわる課題の中からランダムに種類が決まり、課題の種類が決まった瞬間からスタートする。例えばカフェオレが課題になったらすぐカフェオレを淹れ、ラテアートが課題になったらすぐに決まった手順でラテアートを描く。味、速さ、動きの一貫性などが評価され、3人のジャッジが調理の後でフラッグを上げる。自分の色のフラッグを2本以上獲得した方の勝ちとなる。予選は総当たりでこの戦いを行い、各ブロックの上位2名、合計16人が決勝トーナメントに進出し、そこから3連勝すれば優勝だ。課題の項目は全部で10種類である。
カフェオレ、カフェモカ、マキアート、フリーポアラテアート、デザインカプチーノ、アイリッシュコーヒー、カフェ・ロワイヤル、キャラメルマキアート、ドリップコーヒー、ビチェリンの10種類の中から毎回ランダムに決まる。決勝トーナメントでは先に2勝した方が勝ちという内容のマッチ戦だ。
ランダム性ありの個人戦か。これはかなり楽しめそうだ。
「結構面白そうじゃん」
「国内予選はないんですか?」
「バリスタ競技会には国内予選がないタイプと、現地集合していきなり本戦を行うタイプの2種類があるんだけど、大規模な大会ほど国内予選のあるものになりやすくて、現地の名物としてお祭り感覚で行われている大会ほど国内予選がない傾向がある。今回は国内予選なしの大会だし、個人的には楽だな」
「いきなり本戦ですか。参加者は何人くらいなんですか?」
「これは最近始まったばかりの大会だし、最大で80人って書いてる」
イギリス人の参加者が毎回5割程度で、イギリス勢以外のチャンピオンが出ていないらしい。これは外国人からすれば道場破りの感覚だ。早速参加登録を済ませた。唯の故郷ではあるが、唯は子育てに大会もあるから同行はしない。今回は珍しく僕1人でロンドンに赴くことに。7月の間はCGMの課題を入念に練習しようと決意する。新しいコーヒーを作るような課題はないけど、これまでの基礎能力が試されている気がする。しかも課題がランダムだ。運の勝負でもある。
ある日のこと、莉奈がうちへとやってくる。表情はいつもより楽しそうだが、うちに来るのは何かあったということだ。繁盛記であるサマーシーズンなら尚更だし、もしかしたら仕事に飽きたのかもな。
「あず君、やりたいことの見つけ方を教えてくれるって言ったよね?」
「莉奈が今実践しているのがそれだ」
「メイドカフェで働くのは楽しいけど、やりたいことかって言われると別にそうじゃないっていうか、これで本当に見つけられるの?」
やけにせっかちだな。自分の興味や才能を探すのって、結構簡単なことだけどな。だがみんなにとってのそれは、広い砂漠の中からたった1つの宝石を見つけるようなものらしい。
もっとシンプルに考えればいいのに。
「少なくともメイドカフェがやりたいことじゃないってことが分かっただろ。今はそれで収入が入るんだからさ、それでパソコンを買うなり、欲しい物を買うなりして、色々試してみたらどう?」
「うん、やってみる」
莉奈が笑顔で答えた。何て健気な女なんだ。
本当は楠木マリッジに行かせる予定だったが、その前に倒産が確定してしまったし、勧めることもできなくなっちまった。苦肉の策で蓮の話に乗ってみたはいいが、そこで監修の仕事をするとは思わなかったな。誰かに教えるのは、思ったよりも遣り甲斐があった。
一定のところまで教えるのと、一流に育て上げるのは全然違う。
でも監修の仕事をしていて分かったことがある。プロになれる人はあんまりいないけど、効率良く鍛えれば誰でも上級者レベルにまでは到達できるようになる。当たり前のことなのに、それに気づくのに時間がかかっちまった。今までは監修なんてやったことなかったわけだし、当然と言えば当然だ。
つまるところ、多くの人間は才能云々以前に、やる気が尽きて途中でやめてしまっているだけだ。
何かで一流になるにはやる気を継続させる工夫が何より重要なのだ。やる気=才能と言ってもいい。僕はやる気を育てる訓練を伊織に施していた。才能がある人は自習ができる。伊織が自習できるようになったのは才能が開花したからだ。今まで情熱を潰さない工夫をしてきた甲斐があった。
莉奈が帰っていくと、璃子たちが僕の元へと集まってくる。
「あず君が1番苦手なタイプですね」
「ああ。よく人生相談受けるんだけど、みんなして口を揃えて、やりたいことがないって言うんだよ。もうあんな台詞は聞き飽きたな」
スタッフ用の椅子にドカッと座った。一仕事終えた時のコーヒーがたまんねえ。
「理由は分かってるんでしょ?」
優子が後ろから僕の両肩を掴みながら訪ねてくる。
「まあな。まず親を直さないと」
「どうして親なの?」
「飯を食えない人間を育てたのは親と学校だ。学校は不登校になれば回避できるけど、親を回避するのは至難の業だ。ありゃ親の方が重症だ」
「会ったことないのに、よく分かるねー」
「分かるよ。伊織の親と会った時も、自分をなくすように伊織を誘導してた。要は自立とかできないように牙を抜こうとしてた」
「牙を抜く?」
真理愛が首を傾げた。比喩表現なのがまずかったな。
「主体性のことだ。生きる力を養う上で最も重要なパーツだ。心配性で忙しい親ほど、良かれと思って無意識の内に子供の主体性を根こそぎ引っこ抜いてしまう」
理由は過度な平和主義を押しつけているからに他ならない。人間は色んな現実や世界とぶつかって成長する。なのに過度な平和主義を持ち込むことで、自分の意思を持つこと、挑戦すること、失敗を通して学ぶことを否定してきたために、戦えない人間になってしまうのだ。学校の場合はみんな仲良し教育によって、親の場合は過度な平和主義によって、子供が戦うことを徹底的に否定してきた結果、子供は学習性無力感が身につき、最悪の場合、働くでもない学ぶでもない無気力な状態になる。伊織と出会った時も、最初は何だか無気力な顔だった。だが今は違う。
彼女には再び笑顔が戻り、戦える大人になれている。
このことをみんなに説明すると、ゆっくりと頷きながら納得してくれた。
「なるほど、そういうことですか」
「確かにうちの伯母もお母さんに似て、子供には結構うるさかったですね」
「伊織ちゃんの場合はどうして持ち直せたの?」
「伊織に親の言うことは聞かないように言った。親の常識は30年ほど遅れてるから、無視するくらいが丁度良いと言っておいた」
「親の言うことなんて聞いていたら一生飯食えないままだぞって言われたら、そりゃそうなりますよ。あず君から親が死んだ後に子供も餓死した話を聞いていましたから」
「あず君は人を動かすのがうまいねぇ~」
恐怖を煽る手段はあまり用いたくはなかったが、足が硬直しきってる人を動かすには最も有効な手段である。これでも動かないならもう手遅れだ。ある意味末期の病気よりも恐ろしい状態だ。
生きながらにして死んでいる。僕はこの手の人間は雇いたくないし、正直関わりたいとも思わない。底辺も貧困もなるべくしてなっているのかもしれない。
「――最初は迷いましたけど、迷った時は人生がうまくいっている人の言うことを参考にします。お母さんには悪いですけど、独立した方がいいんですよね?」
「相手が子離れできてないっていうのもあるけど、今の伊織だったらもう大丈夫だ」
「あの、今年のJBrCの情報を見たんですけど、18歳以上じゃないと出られないみたいです。あと2年も待たないといけないんですね」
「言っとくけど、今の伊織じゃ決勝進出も厳しいぞ。JBrCは世界大会国内予選も兼ねた大会だから、本気で勝とうとする人が何人も出場するはず。だから大会を制覇する実力を身につける時間を貰ったと思えばいい」
「あと2年修行しろってことですね。分かりました」
伊織が言うと、また嬉しそうにコーヒーの抽出作業を始めた。
注文を受けた時こそいつものスペシャルティコーヒーだが、練習の時はいつも世界中から取り寄せたコーヒーを使う。新しいコーヒーに触れる機会も兼ねており、知識と技術の向上を同時に行える。勉強こそできないが、コーヒーの風味はすぐに覚えられるあたり、伊織はやはり持っている。
JBCとJCTCの予選が始まった。
唯も優子もそれぞれの予選を見事に突破した。
遠征に慣れているのか、帰ってきたばかりの2人は翌日に疲れを残さず、悠々と出勤する。
「まずは予選突破、おめでとうございます」
「ありがとー。まっ、いつも通りだけどねー」
「予選は流れ作業を一貫させて、コーヒーの説明をしていました。優子さんもぶっちぎりでしたね」
唯は伊織に抱きつきながら予選の感想を述べた。
「まあねー。色んなスイーツを味わってきたお陰かなー」
優子はいつもと変わらない様子でスイーツを作り始めた。
卵や小麦粉といった基本的な食材を混ぜ合わせ、手慣れた動きでケーキを作っている。コーヒーでなくとも何かを食べるだけで味の違いを理解する訓練になるのがJCTCの長所だ。
必須なのはエプロンくらいだし、バリスタ競技会初心者には、この大会からお勧めしたい。
さて、僕もそろそろ大会の準備をするかな。
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読んでいただきありがとうございます。
コーヒーグランプリマスターズワールドチャンピオンシップは架空の大会です。




