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プロローグ
第三次世界大戦
世界大戦、十年後の子供達がこの言葉を聞いたらどう感じるだろう。
ほとんどが「大きな戦争」こう答えるだろう。じゃぁ五年前の人たちがこの言葉を聞いたらどう答えるだろう。
たぶん・・・
「地獄」
こう答えるだろう。
時代というのは誰も止めることができなければ進めることもできない。
時代というのはとても身勝手な存在なのだ。
「過去」
これは変えることができない。では今と未来は変えることができるか?
もちろんできる。じゃぁなんであの時かえられない過去という存在を知っておきながらに人間はこんな惨めな決断をしたのだろうか?
あぁ、頭痛する。あの時のことを考えるだけで僕の脳の神経がしびれる。
恐怖ではない。怖いのではない。
ただ・・・ただ・・・
死にたくないのだ。
死にたくない。死にたくない。死にたくない。
これ以外に何を望むことができただろうか?
今考えると、自分は「神」だ。
あんなことをやりとげるのは神しかいないだろう。そう、私は神だ。
中学生なので暖かい目で読んでいただけると幸いです。