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第3話 聖女との出会い

シェリア・アジュレイはザバサの町にやって来た。町を覆う塀の周りを歩いた分ではあまり広くは無い。四方に四つある門の内、南門から町の中に入った。


門をくぐると、すぐに大通りに出た。質素だがしっかりとした造りの建物が並び、道端では食品や日用雑貨などを売っている者の姿も見えた。小さいながらもよく栄えた町なのだろう、時折、小さな家々の中に背の高い近代的なビルディング式の建物が見える。そびえ立つビルにはまだ珍しいテレビジョンを見るための受信アンテナがついている。

通りには人があふれ、意気の良い客寄せの声も聞こえる。車や自転車が人と一緒に道を走っている。久し振りの大きな町にシェリアの胸も躍った。さてどこに行こうか、何を見ようか、この辺境の町では教会の狂信者たちが追ってくることも無い。安心して散策できる。

こんなに安全な町は久し振りだった。


「もし、旅の方ですか?」

辺りを見回していると背後から声を掛けられた。振り向くとそこには白いワンピースを着た女性が立っていた。

「ええ。確かにそうだけど。」

シェリアが答えると女性は、やっぱり!!と言って微笑えんだ。

「よかったら家においでください。」

女性はニコニコと微笑したままシェリアに言った。


「いいの?こんな見知らない素性の知れない旅人を泊めても?」

訝しげにシェリアが問うと女性は頷いて、

「今日いらっしゃる旅の方をお招きするようにとマザーから言われましたので。」

「マザー?」

自己紹介が遅れましたね。と言うと女性は手を差し出した。



「私、ザバサ教会の修道女でカストレアと言います。」




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