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公開家計簿  作者: 鹿家加布里
11/18

せっかく収入があっても結局ほとんどは糞と小便に変換して流してるだけといった感じ。

☆収支状況☆

●前回までの財布の中身¥39741


ほうれん草      ¥230

豚バラスライス    ¥351

生椎茸        ¥158

総菜         ¥243

ストロングゼロ    ¥168×2  

△小計(税込)    ¥1298


△居酒屋       ¥4796


△なめこうどん    ¥600


カップ麺       ¥116×2

芋焼酎        ¥1329

ウインナー      ¥224

かまぼこ       ¥57

おにぎり       ¥63

冷凍うどん      ¥213×2

△小計(税込)    ¥2330


なす

きゅうり

みょうが

生姜

△小計(税込)    ¥580


△介護ヘルパー代   ¥2123


支払総額       ¥11727

財布になんか多い   ¥580(まぁいいか)

〇現時点での財布の中身¥28594


●前回までの通帳残高 ¥80431


クレカ引き落とし(8/16~9/15分)

お中元(送り忘れ)  ¥5861

お中元(送り忘れ)  ¥4258

炊き込みご飯の素   ¥4105

レトルトの総菜    ¥4280

サイダー二箱     ¥5000

インスタント味噌汁  ¥3100

ネット回線利用料金  ¥4095

医療費(膵炎経過観察)¥8721

スーパー支払い    ¥2321

スマホ代       ¥5008

JCOM利用料      ¥8869

ETC年会費       ¥550

△合計 ¥56148


(振込)年金給付金  ¥20080


(振込)障害年金   ¥129633


〇現時点での通帳残高 ¥173996



さて、ようやく現金だけではなくカード支払いや収入も出てきて「家計簿」らしくなってきた。

月末になって家賃や光熱費の支払いも出揃えば一通りそろうことになる。

ので、記述形式を変えてみることにした。

今までの書き方では、メモ書きだけで家計簿としてはいまいちだなぁ、と思っていた。

表計算ソフトではないから詳しく書くと糞面倒くさい、というかド糞面倒くさかった。

苦行だが、とりあえず今月いっぱいくらいはこの感じで書いていくつもりだ。

ぐだぐだした駄文を綴るのが面倒だったら、数字を垂れ流しときゃいいし楽。

あと、「,」には消えてもらった。

いちいち打つのがだるいので。


で、だ。

上記の数字を見ていて「ん?」となる文言があるだろう。

介護ヘルパー代と、障害年金だ。

前にも書いたと思うが、これは健常者のカネの流れを赤裸々にしたものではない。

精神障害者の家計簿という、ちと毛色の違うものだ。

誰も得をしない、というか自分が一番大ダメージを受ける家計簿の公開なんてことをやりはじめたのは、今月から本格的に障害年金が入るようになってきて、散財するのを恐れた一面があるからだ。

恐れたというか、既に狸の皮算用で先月分は豪快に使っているので来月のカードの請求書が怖い。

カネに汚いがカネの離れもカネを持ったとたん激しくなる。

最近は電子書籍を使っているので滅多に起こらないが、同じ巻を何度も買いまくる「上客」だった。

その位、もとから悪いほうではあったが、この歳になるととにかく記憶力の劣化が著しいのだ。

業務手順を覚えるのに酷く時間がかかるため、勤務先も健常者では入社できない組織なほどに。

今ではこんな体たらくだが、若い頃は友人とIT系ベンチャー企業立ち上げたり、フリーランスでやりたい放題やって稼いでたのだから恐ろしい。

トップギアの瞬発力もすさまじいが、駄目になったらあっという間に瓦解するピーキー加減。

結果、生活保護に落ちるまで心身ともに駄目になってしまったがそれはまた別の話。

薄っぺらい人生でも、ニッチでアングラな部分を、世間様よりは垣間見てきているだろうとは思う。


よし。

これで、ネタに詰まった時の話題にはしばらく困らない。

障害年金の申請の流れなんかは、このご時世では意外と需要あるかもしれないので、経験談を晒していこう。

正直自分も、手帳は精神障害3級だったので芽はないと思っていたのでまさかのまさかだった。

そもそも障害年金すら知らなかったし、色々あってすぐに動かなかったこともあって存在を教えてくれた人とは袂を分かちてしまったが、人生とはそういうものだと諦めている。

出来る事なら直接感謝を伝えたかったが、今ではもう叶わぬ話なので仕方がない。


しかし疲れた。

数字を打ち込んで財布の中身数えるのがこんなに重労働だとは……。

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