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作者: 朔月

貴方の大切な人の事気付けますか

気付いてもらえてますか



棘が刺さって

抜けなくって

痛い痛いと泣いている


いつか慣れていって

痛みに耐えて

耐えられる様に強くならなきゃいけなくて

苦しくても笑ってられる


でも、でもね

棘はまだここにあるよ

ほら、また痛いって

心はちゃんと泣いているよ


ただ、ただ

言葉に上手く出来ないだけ

ああ、また刺さる

痛いのは消えないままだ


ねぇ、今

ちゃんと僕は笑えてるかな?



不用意な言葉でまた刺さる

棘はまた増えていく

見えないから、笑えるから

誰も気付いてくれないだけ


あの子は泣いて

1つで泣いて

皆あの子を慰める


羨ましいとも思う

だけど、そうじゃないの


棘は僕にもあるのに

誰も見えない様に我慢してたのに

それが、困らせない方法だと信じて

そうやって泣けない僕は

必死で笑える僕は

痛い事なんて忘れてるの?


ああ、耐えなきゃ壊れてしまうから

我慢していた僕だけど

あの子が恨めしいよ


二の次でもいいから

あの子の後でもいいからさ

僕に気付いて

お願いだから、僕を見て





なんて、期待も無駄なんだ

最後までお読み下さりありがとうございます。

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