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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

妄想「零れ閉づる夢」

作者:オトオリ
 
 無数に煌めく夢があった。進むたび、成長するたび、見える夢は広がった。
 気づくと数えるまでもないほどになっていた。
 わずかに覗く夢の欠片。本当は手に入れたかった、取り零したくなかったそれは、どこにあるのか。
 ──「あのとき私はどうして……」誰も後悔してきた。今もして、し続けて、消えることもない。
 だからこそ探し求める。
 そして、探し求めた夢の破片の奥に何があったか、その全てに答を出して夢を追うひとが、そこにいる。
 
 けれども、無自覚のことについて、伝える必要がある──。
 
 
* * * * * * * * * *
 ※文体・台詞の癖が強いかも知れません。ご理解・ご了承ください。
 更新:一〜二週間置き、金曜日の夜に一頁ずつ掲載予定。
 完結:二二頁を予定。
 関連作品①:本線前作「破綻の日常」「幸福の踏台」「冥姫の断凍」「破滅の怨恨」「共に歩む者」「瑣瑣たるひかり」
 関連作品②:副線前作「水面の木の葉」「不光のひとみ」
* * * * * * * * * *
 
 
始章 誇示
2025/11/14 11:10
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