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スキルについて

朝起きたら楓はまだ寝ていた。起き上がろうと思ったけど楓が体を掴んでいて離れれない。楓の方が力があるので普通に抜け出せない。てか、楓ってよく見たら綺麗な顔してるね。こんな状況じゃなかったら嬉しいけど今日中に宿とか見つからないかなあ〜?

そういえば固有スキルに『浮遊』ってあたよね?それ使ってなんとか街見つけれないかな?あれ結構上まで行けたし。うむ、僕って天才かな?とりあえず暇だしステータスでも見てるか。心の中でステータスって唱えてみよ。

(ステータス)

――――――――――――――――――――――――――

『名前』天野 瑠璃 『LV2』

『種族』精霊(幼体)

『筋力』2 『俊敏』20+(5)

『魔力』77+(17) 『器用』20

『耐久』8


『固有スキル』

『契約』『精霊魔法』『浮遊』『共鳴』

『精霊体』


『スキル』

『風魔法』『水魔法』『魔力操作』『魔法適応』


『称号』―――


――――――――――――――――――――――――――

レベルが0から2になってる昨日のイノシシを

倒したからか?まあ、それしか原因はないか。確かに体の中にある魔力の量は増えてる。でもとりあえずこの世界のステータスの平均値が知りたい。てかそういえば『契約』と『共鳴』は試してないな。まあ、『契約』は今使ってもあまり意味ないし、そもそも『共鳴』は使うための条件を達成してないしね。

ちなみに『契約』は気に入った人に力を与えてその人が強くなれば自分も強くなれるらしい。この『契約』はいつでも解除できるらしい。楓とやろうと思ったけど僕は魔法型の精霊だから意味がないぽい。『共鳴』は他の精霊と力を合わせることが出来るらしい。これも

周りに精霊なんて居ないから使えない。そう考えると僕の使えるものは『浮遊』と魔法系だけだ。荷物とかも楓が持ってくれてるし、

あれ?僕って足でまとい?そんな事ないよね?まあ、足でまといにならないように魔法の練習でもするか。昨日は『水魔法』で作った水を圧縮して作った弾丸に『風魔法』で回転をかけた。とりあえずこの魔法に名前を付けよう。なんかかっこいいやつがいいな。

『水弾』でいいかないいやつ思いつかなかったし。というか今思ったんやけど精霊魔法と普通の魔法って何が違うんだろ。精霊魔法の方が威力があったけど、『魔法』も鍛えればあれぐらい出来そうだしな。そういえば普通の魔法は体内の魔力を使うけど精霊魔法は外から魔力を集めてたのか?でもそれなら精霊魔法だけでいいじゃん。他にも何が条件があるのかな?落ち着いたらそれも検証してみよう。しばらく考え事をしていると楓が目を覚ました。

「う〜ん」

「楓、おはよ」

「お、おはよです」

「出来れば離してくれない?」

「っ、ごめんです」

「じゃ、ご飯食べて歩くか

ちなみに僕はお腹空かない体質になってるからいらない」

「わかったです」

それから楓が火を起こして肉を焼いていた。

その間僕は何をしているかと言うと精霊魔法で他の属性が使えないか試していた。水は問題ないし風も出来た2つとも大気から魔力を集めていた。火も試してみたら出来たでも何故か大気からではなく楓の起こした焚き火から魔力を集めていた。ふむなるほど?だいたい分かった。最初は周りから魔力を集めているのかと思っていたが、()()からあつめているのか?水なら空気中に確か水素という原子があった気がする。CMでやってたし。風なら空気全てが風と言える。なるほどね結構理解してきた。とりあえずこの火は一旦地面に放ってすぐさま水魔法で消した。山火事は危ないからね。他にはどんな魔法があるのか分からないから精霊魔法の実験はこれで終わりにしよう。

ちょうど楓も食べ終わったようだ。そういえばレベルが上がったことを伝えておこう。楓も上がってるかもだし。

「楓、今日ステータス見てたらレベル上がってたけど楓はどう?」

「ん〜?今確認するです。ステータス」

ステータスを見てた楓が少し驚いていた。

「どうしたの?」

「新しいスキル獲得したです」

「え?どんな?」

「『体術』て言うやつです」

「そういえば昨日イノシシ殴り飛ばしてたよね?それが関係してるのかな?とりあえずお互いにステータスを地面に書こう。」

「はいです」

――――――――――――――――――――――――――


『名前』古城 楓 『LV1』

『種族』鬼(幼体)

『筋力』56+(6) 『俊敏』32+(2)

『魔力』3『器用』25

『耐久』30


『固有スキル』

『鬼人化』『妖術』


『スキル』

『肉体強化』『刀術』『闘気操作』『武術適応』

『妖力操作』『体術』


『称号』―――


―――――――――――――――――――――

ん?楓はレベル1なのか?もしかしたら種族によって必要経験とか変わる?それともトドメをさしたのが僕だったことが関係してるのか?まあ、それはいいか。

「それよりも早くいこうよ。今日中にはたどり着いておきたい。」

「分かったです。でもどちら方面へ向かいますか?昨日は何も決めずに進みましたけど決めた方がいいのでは?」

「とりあえず僕が『浮遊』で飛ぶからそれから決めよう」

とりあえず高度50メートルの所まできた。下を見てみると楓がかなり小さく見えた。それよりもめっちゃ怖い。落ちたらやばそうだな。てか死ぬ。まあ、それはいいとして周りを見渡してみると街が見えた。やったぜ。このぐらいの距離ならなんとか今日中にはたどり着けそうだな。とりあえずゆっくりと下に降りて楓に伝えに行こ。

「楓、あっちに街あったよー」

「ほ、本当です?どれくらいかかりそうです?」

「今日中にはたどり着けそう」

「早くいくです」

そうして僕たちは街のあった方へと歩き出した。僕は浮いてるけど。こっちの方が楽だからね〜。





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