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2-1

 女神フレイヤからは、ゲームのことをほとんど何も聞かされていないので、当然、老執事の名前もメイドたちの名前も分からない。

 こう言うときって、呼びかけたいときに不便だ。


 クララお嬢様が、「あなたたちの名前、思い出せないわ」と、記憶喪失を演じるわけにも行かず、私は一計を案じる。

 まずは、老執事の名前をメイドの口から言わせることに挑戦。


「ねえ? 今日は、ご機嫌斜めかしら?」


 私は、後ろを歩くメイドの一人へ振り返り、小声でそう言って、老執事の背中を指差した。


「ヘラルド様は、いつものご様子ですが」


 ヘラルドって言うんだ。よしよし。


 次は、メイドの名前。

 私は、急いでヘラルドの右横へ向かう。ハイヒールが慣れないので、ちょっと走りにくくて困るのが難点。


「ヘラルド。そんなに急ぐと、後ろの二人が追いつけないわ」


 私の声で立ち止まったヘラルドが、後ろを振り返り、「ニーナ、カレン! 急ぎなさい!」と、二人へ交互に顔を向けながら声を上げた。

 この彼の仕草から推測して、右にいる金髪灼眼がニーナ、左にいる茶髪緑眼がカレンのようだ。


 これで三人の登場人物の名前をゲット。うん、いい感じ。


 そう言えば、私は、クララなにがしだが、どうやってフルネームを調べよう?


 歩きながら質問を考えたが、いいのが思い付かない。

 貴族の家に表札ってあるのかしら?


 異世界の家のことなんて、想像もつかず、まあ、これはなんとかなるだろう、と思うしかない。


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