クラス2人の美少女
教室に着いた頃、俺は瀕死だった、即座に席につき俺は伏せた。だが不可避だった
「おい高宮お前さ、葵とどういう関係なんだよ」
クラスのDQNグループが話しかけてきた、こいつらの中の田中か山田か忘れたか小寺さんの事が好きだったはずきっとそれ関係だろうな。
「小寺さんはただの友達のだよ」
「あっそ」
『お前から話しかけてきたんだろうが！ふざけんなよ！』と心の中でブチギレた。
そこに小寺さん降臨
「空夜くん、なにかされてない？田中くん達に何かされたら言ってね」
小寺さんは田中達を睨め付けた。
「俺達何もしてないよ、た、ただ小寺さんと仲良いだね？って聞いただけだよ、なっ高宮。」
「あっそ」
小寺さんはお怒りです、小寺さんに睨めつけられたダメージはでかそうだ田中元気出せよ。
「あおちゃんどしたの？」
「大丈夫だよ綾ちゃん」
この人は氷室 綾香、うちクラス２大美少女の1人彼女は可愛いだけじゃなく高身長でスポーツできるタイプの人なのだ、小寺さんに並んで人気だ、どうやら後から知ったのだが2人は幼馴染らしい。
「田中くんさ小寺が好きなのはわかるけどちょっかいかけるのは違うんじゃない？」
「う、うるせぇ」
田中達はこの場を去った。やめてあげなよ氷室さん俺が田中だったら泣いてるよ。
「かっこ悪る！」
「高宮くんだっけ？で、あおちゃんとはどういった仲なの？」
「ちょっと綾ちゃん」
「氷室さん僕と小寺さんは友達だよ」
「そっかぁ、まあいいや」
氷室さんも去っていった、ふぅ怖いなぁ女子。
「いろいろ迷惑かけてごめんね！授業始まるから戻るね、また。」
小寺さんは手を振って去っていった。少し可愛いと思ってしまった、彼女に小動物的な何かがあったのだろう。
昼休みになった俺は逃げるように教室を去った
購買でパンを買って屋上に行こうとしたその途中の角で声がした
「やめてください！」
「俺と付き合えよ！なぁ氷室」
氷室さんが上級生3人組に絡まれていた、氷室さんはいくら運動ができるとはいえ男3人相手は無理だということだ、氷室さんは泣きそうだった俺は知り合いを見捨てるほど落ちぶれていなかった、なんたって天使がいつ誘拐されるか分からないからトレーニングを怠っていないのだ、ふんす！。
「おいそのくらいにしてやれよ」
「お前誰だよ」
「俺は氷室さんのクラスメイトだ」
「なら大人しく引っ込んどきな、先輩に対する態度じゃないよな？」
「そういう訳には行かないだろ！」
「ああもういいや氷室さん帰っていいよ俺らこいつで遊んで帰るから、またねー」
「じゃ、氷室さん逃げようか」
「あいついつの間に！」
俺たちは走り去った
「おい待て！」
クラスの方に逃げた。さすがに諦めたみたいだった。
彼女は笑っていた
「高宮くん君無謀にも程があるね、でもありがと、かっこよかったよ」
「いやぁ案外あっさり引いてくれて助かった、あいつらまた来るかもしれないから気をつけなよ氷室さん」
「それは高宮くんの方が危険だと思うよ」
「俺は大丈夫、鍛えてるからね」
「そっかガタイいいもんね」
「じゃあそろそろ休憩終わるから教室もどるね、また」
そして帰宅後
ピコンッ！
珍しく通知が誰だ？『あおちゃんからメアド貰っちゃった、高宮くん今日は本当にありがとうもし良かったら、私の偽彼氏になってくれない？今日みたいに絡んでくるやつら対策が欲しいなと思って高宮くんならそういう感情無さそうだしいいかなって！どうかな？考えといてね。』だと？？？？？いやこっちはうん好きとかでは無いだろうだが俺の日常が壊れるのは間違えない！これも答えはNoだ、だが断る度胸を俺は持ち合わせていない！よし寝よう！
