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プロローグ
「今日もお疲れ様。また頼むよ。」
「はい、了解です。」
とあるコンビニで働いているのはこの神谷 聖という男である。
年齢20歳 身長170と少し、痩せ型で、まぁ言ってみれば何処にでもいそうな人間ではある。
とはいえ顔はイケメンといっても差し支えはない、むしろ下手なアイドルなんかよりはよっぽど顔は整っている。
彼は現在大学生で、コンビニで働いているのは勿論バイトである。
さて、結論から言おう…
この時、この場所、人通りのないこの道を歩いていた神谷 聖はこの世界から消えたのだった。
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〜某所〜
「これより勇者召喚の儀式を始める!」
〜これまた某所〜
「これより邪神様復活の儀を始める!」
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この物語はほんの少しの偶然により起こった…とある異世界で勇者召喚と邪神復活が同時に行われた事により、それに巻き込まれた一人の男の話である。