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永遠のデスシンフォニー  作者: 楠木 蓮華
第一幕  月光の剣と一握りの勇気
9/9

ナンバーワンよりオンリーワン……ありのままの自分

投稿が非常に遅くなってしまって本当にごめんなさい


それでは始まります

カーテンの隙間から微かに漏れる光。その光か少し眩しくなって目を覚ます。少し寝ぼけていると、外から聞こえてきた鳥の声で意識が完全に覚醒する。


「ん……あぁ、もう朝か……」


今までに見たこともないような豪華でふかふかのベットで寝ていた。あれはもう癖になる、永遠に寝ていたい。むしろ永眠したい……冗談だけど。


さっとカーテンを開けて朝の眩しい光を浴びる。両手を組んで上にぐっと伸ばす。軽くストレッチをすると気持ちいいと感じるのは俺だけじゃないはずだ。


さて……ここまで見るととても優雅な朝に見てるだろう。俺だってこれだけ見たらそう思える。ちなみに現在時刻は六時半、そして……寝たのは五時半だった。


理由をいえば、昨日先生と話した後、咲から部屋の場所を聞いて部屋に行こうとしたら……見事に迷ってしまった。この学園の建物が既に広いので迷うのは仕方ないと思う、断じて俺が方向音痴とかそういうわけじゃない、断じて。


「眠気覚ましにシャワーでも浴びようかな……」


ふと、お風呂に入っていないことに気付いた俺は咲に聞いた朝食の時間までまだ時間があるからシャワーを浴びることにした。朝食が出されるのは七時半かららしいし、余裕はある。一応、この学園には大浴場もあるらしいのだが、遠いのと男湯女湯が別れてないので行ける訳が無い。


脱衣所で服を脱ぎ、ふと目の前についている大きなガラスを見る。そこには真っ白な肌とスノーホワイトの長髪を靡〈なび〉かせたの自分が腰にタオルを巻いた状態で立っていた。


「本当に女の子みたいだよな……これ」


自分の頬に手を当て、軽く自分の頬を撫でる。すべすべで、今だに自分の体なのかも疑いたくなるほどだった。自分で言うのもなんなのだが、ほっそりとした腕に腰に巻いたタオルからのぞく綺麗な足にはドキドキしてしまう。


「これじゃあまるで変態だな」


そうつぶやきながらも、自分の体なら問題ないという誘惑に勝てず、そっと足の先から太股のつけてまでをゆっくりと撫でる。


「んっ……」


自分でも驚くほどに艷めいた声が出てしまったことに驚いた。心臓が自分でもわかるほどに鼓動が早くなり、少しずつ息も荒くなる。止めたいと思いながらも自分の肌の感触が気持ちよく自分の意思に反して体が勝手に体を撫でる。


「んっ……これは流石にまずいって……んんっ」


自分で自分の体に触れるのが癖になったら流石にまずい、ポリスマンに御用されてしまう。そう思いながら、立っていられなくなりその場に座り込む。


「はぁ……はぁ……はぁ」


鏡を見なくても顔が赤くなっているとわかるくらい体中が火照ってしまい、息が収まる様子もなく……ただぼ〜っと脱衣所の一点を見つめていると……突然、ドアをノックする音が脱衣所にまで響いた。


「ひゃっ!?」


思わず変な声を出してしまったが、そのノックのお陰で意識が完全に覚醒し、さっきまでの夢現の状態からは解放された。しかし、今までの声やさっきの変な声が聞こえてしまったんじゃないかと別に意味で顔が熱くなるのを感じていた。先生だった場合本当に殺されかねない。


「起きて……ます……?」


耳を澄ますと、途切れ途切れの抑揚のない声が聞こえてくる。


「唯楓さん……?」


「うん……合ってる」


「ならよかった……えっと、どうしてここに?」


唯楓さんがわざわざここに来る理由は見つからないし、先生か誰かにお使いを頼まれたって感じかな? やっぱりあの首輪は唯楓さんがパシリだという証なのかも……


「こほん……先生が……蓮さんの制服を……持っていこうとしてたから……自主的に、申し出て届けることにしたんです」


自主的に、というところを強調してくる唯楓さん。少し声を低くして言ってきたので、少し怒っているみたいだ。もうだまっておこう、うん。


「それでは……ドアの近くに置く……から、ね」


「あぁ……ありがとな」


「どういたし……まして」


そう言って足音が遠ざかる。俺はほっと息をついて、脱衣所の壁に寄りかかる。どうやらさっきまでの声は聞こえていなかったらしい。安心してお風呂に入ろうとすると……また足音が聞こえてきて。


「言い忘れてた……けど……そういうことは……もっと小さい声でやった方がいい……と、思う……」


その瞬間、俺の思考が一瞬停止する。そういうこと? そういうことって……どういうこと? ろくに働かない思考を働かせて考えてみる。この場合のそういうことって言うと……


「って、違うから! そういうのじゃないからっ!」


脱衣所のドアを勢い良く開け放ち、部屋のドアまで全力疾走する。人生で一番早く走ったような気もするが、今はそんなことを気にしてられない。俺の人生の危機だ。


「さっきのは誤解だからーー!!」


部屋のドアを開けると、そこには人っ子一人いる気配もなくただ俺の叫び声が虚しく響いていた。よく耳を澄ますと、俺の声が山彦のように反響している。


「……終わった……俺の人生、終わった」


その場で跪き項垂れる俺、ある意味先生に殺されかけていた時よりも死にそう……というか死にたい。完全に気分が落ち込んだ俺は、そっと部屋のドアを閉める。


「とにかくシャワーを……シャワーをぉぉ」


そのまま腹這いをするようにして脱衣所に入り、シャワー室のドアを開ける。真っ白いタイルがある綺麗なシャワールームだった。湯船はないもののこれくらい広ければ大満足なのだが……今の俺にそんなことを考えている気分ではない。


「あぁ……暖かい……癒されるぅ」


シャワーを浴びてゆっくりと息を吐く。温かいお湯が体に触れて体全体が温まり、さっきの絶望的な心を優しく包んでくれるような感じがする。シャワーってこんなに気持ちよかったっけ……そう思いながらシャワーの温かいお湯を堪能する。


「ふぅ……朝にシャワーを浴びるのも悪くないな、これからは日課にしようかな」


なんてことを考えながらシャワーのハンドルを締めてお湯を止め、シャワールームから出る。近くに備えてあったタオルで体を拭き脱衣所のドアを開く。


「えっと……制服は、あったあった」


この学園の部屋のドアの横には荷物などを外から入れておける場所があり、俗に言う大型郵便受けみたいな物がある。そこを開けるとオリエンタルブルーの箱が入っていた。その箱を取り出し床に置く。


「どんな制服なんだろうな、少しワクワクしてきた」


俺は昔からこういう時はワクワクする体質で、母さんからの贈り物には毎回心を踊らせたものだった。近頃は部屋に篭もりっぱなしでそんなことも感じていなかったけど。


「さてさて、開けるとするか」


箱を開けるとそこには真新しい布地の服が一着、丁寧に畳まれていた。その服を手に取りそっと顔に、ぼふっと当てる。新品の服の匂いは嫌いじゃない。ある意味癖になる香りと言っても過言ではないだろう。


「学ランかな、ブレザーかな……って、あれ?」


畳まれている制服を広げてみると、どこか見覚えがあるものの、自分には縁のない物によく似ている服が目に入った。


「これ……セーラー服じゃね?」


どう見てもセーラー服だった。紛うことなきセーラー服だった。それから、ご丁寧にコバルトブルーとホワイトの二着のセーラー服。そして同じ色のスカートに、ブルーのチェックのリボンとブルーのスカーフ。そして寒さ対策のためかスカイブルーのセーターと黒のニーソックス。


「……まじかぁ」


項垂れる俺、こんなの間違いだ。手違いだ。そうに決まっている。男である俺にわざとセーター服を送るなんてそんなことがある筈がない。


「あは……あはは……」


ゆっくりと立ち上がり、俺が元々着ていた服を着る。そして部屋のドアを開けてしっかりと鍵を閉める。そして咲に教えてもらった食堂への道の方を向き。


「……あのドS教師がぁぁぁぁ!!」


俺はひたすら走った。俺の胸の内から煮えたぎるこの怒りを伝えるために。あのドS教師にこの思いを叩きつけるために。俺は横目もふらずに走った。この時の俺はきっと今までの人生の中で一番速く走っていたと断言できた。


そして走り続けた俺は……


「ここ……どこだろ」


何度目か忘れてしまったが、見事に迷ってしまった。そこは緑が豊かな場所で、風が木々を揺らす音と鳥の鳴き声しかしなかった。


「まじかぁ……」


俺の言葉は誰もいない場所の空気中に溶けていった。



**



「結局、あれから誰とも合うことなく森の中を彷徨い続けているわけだが……この学園の広すぎるだろ」


かなりの距離を歩いているが、一向に森から抜け出すことは出来なかった。本当になんでここまで学園を大きくする必要があったのか、理由はわかるが実際に洗礼を受けると少しは小さくしてくれと愚痴らずにはいられない。


「もうこのまま木の養分になってしまうんだろうか……ははっ、そんな人生も悪くないかもな……この血肉がこの森の一部として生き続けるなら……それはそれで」


またいつものネカティブ思考が冴える俺。今日も通常運転のようだ。


「って……光が、出口か!?」


走って森から抜ける。やっと森から開放されると目の前には大きな滝が現れた。勢いはすごく、音も大きい。滝の高さも幅もかなりあり、その雄大な姿を見せていた。


「デッカい滝だなぁ……こんなものもあるのか」


滝の下には池のようなものがあり、人がその滝の下まで普通に行けるようになっていた。池の近くまで近づいてみると、そこには人影があった。


「あれって……咲か?」


行衣を着て目を瞑りながらすごい勢いの滝に打たれている咲がそこにはいた。その姿は普段の咲とは違ってとても落ち着いていて、昨日見せてもらった模擬戦の時の雰囲気を彷彿とさせていた。


「……」


静かに目を瞑っていて、その手には静かにテネブルが生成されていく。掛け声を言わなくてもテネブルを出せるのかと思ったが、この際気にしない。


「はぁぁぁっ!」


咲は刀の鞘から刀のテネブルを抜き、滝の上の方に向かって一閃する。


「まじかよ……」


滝が真二つに割れて一瞬流れる滝が止まり、水が弾けたようにして飛び散り、シャワーのように冷たい水が周りに降り注いだ。せっかく温かいお湯で温まったのに水でまた冷えてしまった……また浴びればいいか。


「く、九葉さん!?」


俺が見ていたのに気づいたのか、テネブルを消して俺がいる方に歩いてくる咲。突然わたわたして近づいてくる様は小動物みたいで可愛い。行衣が透けて下着とかが見えていることは見て見ぬ振りをしよう、反応が気になるけどまた保健室送りにされたらたまらないし。


「み、見ていたんですか?」


「あぁ、バッチリと」


「ど、どこからですか?」


「滝に打たれていて、テネブルだして滝を叩き割るところから」


「ぜ、全部見られていたわけですね」


がっくりと肩を落として落ち込んでいる咲。


「え、えっと、見ちゃ悪かったか?」


「い、いえ、そういうわけではないんですが、この時間にこんなことをしているのは誰にも言ってなかったので」


と言いながら少し頬を染めて恥ずかしそうに苦笑する咲。つまりは自分がこんな時間に練習をしているのを知られて、擽ったい気持ちになっているのかもしれない。俺も昔、縄跳びの練習をしているのを近所の人に知られるとなぜか無性に恥ずかしく感じたし。


「このことは誰にも言わないから安心してくれ、な?」


「はい、そうしていただけると助かりますっ」


「あ、後それから……」


「はい?」


やっぱり透けてるのはいろいろとまずい伝えないといけないかな。それに、今はまだ寒いから風邪を引くかもしれないし。


「そろそろ服を着た方がいいぞ……寒いから風邪引くし」


目を逸らしながらそっと咲の方を指さす。ここで透けてるからとか言ったら本当に保健室送りだ。そんなのたまったもんじゃない。


「へ? は、はいっ……ありがとうございます」


ほんのりと顔を赤く染めながら森の中に向かって歩いていく咲。透けてるってことはバレなかったようだ。本当に良かった。


「そ、そうでした。九葉さん」


「ん? なに?」


少しだけ振り向いてこっちを見てくる咲。


「の、覗かないでくださいね」


「咲は俺のことをどう思ってるんだ」


「い、いえっ、冗談ですよっ」


ささっと森の中に入っていく咲。咲の俺へのイメージがとても気になるところだが、怖くて聞けない。オタクのコミュ力……というか、俺のコミュ力を舐めないで欲しい。


「お待たせしました」


森から出てくる咲。咲はしっかりと俺に渡されたのと同じセーラー服を来ていた。うん、やっぱりセーラー服は女の子が着るものであって男である俺が着るものじゃないよな。俺は間違っていないはずだ。


「いや、待ってないよ」


「それならよかったです。そういえば九葉さんはなぜこんなところに?」


「あ、あぁ……先生に用があったんたが、迷っちゃってな」


セーラー服を渡されたなんてことは言わない。


「確かにこの学園は広いですからね」


そう言いながら苦笑する咲。その意見には大いに賛成だ。


「えっと、それで悪いんだけと先生の所まで案内してくれないか?」


「はい、私でよければ」


「助かるよ」


学園にいる先生がいるところに向かって先導してくれる咲。こういう時に咲みたいなタイプがいてくれると本当に心強い。優等生タイプというところだろうか……少し天然入ってるけど。


「足元、危ないので滑ったりしないように気をつけてくださいね」


「あぁ、わかった」


俺は自分の心配よりも咲の方が心配だ。こういう時って大体……


「きゃぁぁ!?」


「咲!?」


少し高い段差から滑り落ちた咲。そう、こういう時って大体……言った本人が落ちるものなのだ。本当に、ある意味期待を裏切らない優等生さんである。


「痛っ」


「大丈夫か?」


「は、はい……大丈夫です、足をくじいてしまったみたいですが」


そう言いながら自分の足を抑える咲、あの様子だと学園までどれくらいあるかわからないが、歩いていくのは無理そうだった。俺は咲の前で腰を落として言う。


「ほら、そのままじゃ歩けないだろうから……おぶるよ」


「へ……?」


何故か呆然とする咲、そんなにおかしなことを言っただろうか。


「どうかしたのか?」


「い、いえっ! なんでもないですっ! で、でも、悪いですよ……」


申し訳なさそうに俯きながら言う咲。こういう所は日本人の美徳というけれど、俺は素直に受け取っておくべきだと思わなくもない。人からの行為なんだし、なによりそっちの方が得だよな。……うん、俺ってやっぱり腐ってるわ。


「大丈夫だって、それにここで止まってたら朝食に遅れるぞ?」


「そ、それは……」


くぅ〜、と咲が話している途中に可愛い音が鳴る。発生源は言うまでもなく……


「うっ……」


顔を真っ赤にしながら俯き、ぷるぷる震えている咲だ。


「な? 朝食を食べ損なうと昼食まで何も食べられないぞ?」


「……よろしくお願いします」


「は〜い」


諦めて俺におぶられる咲。人をおぶるのは久しぶりな気がするが、最後におぶったのは誰だったかは思い出せない。


「えっと……重くないですか?」


「俺はおんぶなんてほとんどしたことないからわからないけど……重いとは思わないよ」


「そうですか……よかった」


そんなに気にすることでもないだろうに……それに俺は今、重さなんてものに気を取られている暇はない、理由はこの背中に当たっている二つのスイカだ。一体この歳でどんな物を食べたらこうなるんだろうか。


なんてことに気を取られていると……


「おんぶされたのは……私も久しぶりですね」


「そうなのか?」


「はい」


そう答えながら咲が強く俺にくっついてくる。この際胸のことは気にするのをやめよう。


「私が小さい時……ある女性におんぶされたことがありまして」


「そうだったのか……母親か?」


「いえ、その人は、そうですね……近所のお姉さんみたいな人で、小さい時に色々と面倒を見てもらっていたんです」


「なるほどな」


「そういえば……」


「ん?」


「そのお姉さんに、言われたことがあったんです」


「言われたこと?」


「はい」


すると、咲が俺の体を少し強く抱きしめ、悲しみを少し含んだような声音で言った。


「私が小さい頃、自分のことが……大嫌いでした。その時の私は訳あって一番になることを求められていたから……」


俺は咲の言葉に耳を傾けて静かに聞く。


「そんな時にお姉さんと出会って、自分が大嫌いだって言ったんです一番になれない自分が……そうしたら」


ふぅ……と咲が一呼吸おいて、さっきとはうって変わって、優しく嬉しそうな声音で言った。


「ナンバーワンよりオンリーワン、自分を偽らずにありのままの自分でいれば、いつかそんな貴女を好いてくれる人が現れるはずですよ……と」


「……そっか」


その言葉は俺の心にも溶けていった。俺も自分の事が大嫌いだったからだ……落ちこぼれの自分が、自分の全てが大嫌いだったから……


「私はこの言葉が大好きです……私はこの言葉に、お姉さんに救われました」


「そうか……」


「だから私は、自分のありのままで生きていきた言って思ってます」


「応援してるよ……咲」


「ありがとうございます……九葉さん」


それからは大した話はなく、学園への道をただただ歩いていった。しかし、俺の心にはさっきの言葉が何回も浮かんでは消えた。ありのままの自分でいること……それは確かに素敵だと思う。けど俺はそう思うことはできなかった。


俺は変わりたかったから……今の自分から、九葉蓮という存在から……変わりたい。今の九葉蓮を消してしまっても……



**



昇りかけの太陽が俺達を照らしていた。その太陽の光は、咲と同じように俺にとっては眩しすぎる気がした。


咲やほかのみんなと接していけば……変われるだろうか、それこそ……物語に出てくる主人公のような存在に。



**


ーー少年は自然にまぎれるーー


ーー少年は少女と接し、少女の心に近づくーー


ーーそして少年は変わることを……願うーー












皆さん、読んでくださってありがとうございます。


なるべく詳しく書き進めていこうとしてはいますが、なかなか上手くかけずに四苦八苦している今日この頃です。


一章は十万文字いければいいなと思っているんですが、その道のりはまだまだ遠いいです


ですが、頑張りますので皆さんこれからもよろしくお願いしますね

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