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LoGin ThE ONe liFe RPG......  作者: ヴァン
1/2

第一話 疑

初投稿作品です

この世は脆い。

この世は不安定。

この世は綺麗。

この世は汚い。

この世は残酷。

この世は非情。

始まりは終わりで、

終わりは始まりで、

死は終わりで、

出生が始まりで、

悪は善と一体で、

人の一生は綺麗で、

人の欲は汚くて、

人の死は儚くて、

人の表情【仮面】は偽りで、

人の心【表情】は様々で綺麗で、

人の体は偽りと真実を表して、

その人の【仮面】と【心】と【体】は.......

他人を思いやり、

他人を助け、

他人を蹴落とし、

他人を踏みつけ、

他人を押しのけ、

他人の手を取り、

まとまりを作り上げ、

協力し、

奪い、与え、考え、力み、足並み揃えて、足を引っ張り、思いを伝える。

こんな生き始めて、綺麗で汚くて儚くて、

偽って、正して、思って、合わせて.....そして最後【死】を迎える。

そんな残酷で優しい世界から、

外からの干渉から、

他人から、友達から、家族から

........僕はにげたんだ。









ジジッ.....

電気が走る音がする。

外からの干渉を一切受けない彼の自室【聖域】。

唯一の光源が彼を照らし出す。


ー君が、外から逃げてからどれだけ立ったのだろうか....ー


引きこもり始めた理由は、ありきたりだった気がする。

イジメだった気もするし、

ちょっとしたトラブルだったのかもしれない。もしかしたら何もなかったのかもしれない。

でも、大事なのは今この場所に自室【聖域】にこもっている事。


ーそれ以外はどうでもいいってかんがえてるんだろうね...ー


勉強だって、社会知識だって、インターネット【世界の縮図】があれば何も事欠かない。

ネットの中ならそこそこ人付き合いをしていると思う。

他人によく思われる仮面を付けて。

ネットの世界はいい。

最新情報だってわかるし、

一回外に出て株にでも出資すれば金は稼げるし、他人の気持ちなんざ考えず否定することも肯定することもできる。

だから、これ以上望まないし、願わないし、いらない。

他人と関われば傷つけられる。

たとえ助けられてもまたどこかで傷つけられる。

そんなことを繰り返して最後を迎えるぐらいなら、好き勝手生きて、暴れて最後を迎えたい。

上げてから下げられるのを繰り返すなんざまっぴらごめんだ。

だから、ゲームへRPGへ逃げ込んだ。

ここの自分はヒーローだし、悪役だし、商人だし、お金持ちだし、多少悪さしたって、何も起きやしない。

此処なら嫌な思いをせず、なんでも得られるのだから。


ーだから君は、君の部屋に君の世界と君に必要なものをすべて詰め込んだ....ー


すべてが自分の物。

自分しかいないから得られる偽物の優越感。

【自分だけ】という気持ちから生まれる自分は特別なんだという思い。


ーだけど、世界は“君”をもう逃しはしないよ?ー


けれど、世界というのはどれだけ小さくしても不安定なようで、

永遠に続くと思っていた自分の世界は“常識”等と一緒にあっけなく瓦解する。


ー世界は無数で、君の居る世界だけが君を保持できるわけではない。それが君が作った世界なら、他の世界にきっとすぐさらわれてしまう....ー


流れる声と機会の起動音が混じり合い、崩してゆく。

今までのすべてが崩れてゆく。

伸ばされた大きな世界の“手”によって、崩された世界から僕の意識と体とそして【仮面】が連れ去られた。







どうでしたでしょうか?


勢いの初投稿作品なので、至らない点もあるかもしれませんが、お願いします。

と言っても作者のモチベーション次第なので感想がこなければ来れで投稿ないかもσ(^_^;)

誤字脱字や矛盾、此の先の展開に関して何かありましたら感想くださいお願いします。


題名は勢いで付けて、意味的にRPGに新たな人生として入る。みたいな感じです。

こんな感じの題名でいいのがありましたら教えてください。


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