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エクステンデッド・ドリーム 《-Ⅲ- Loading Nightmare》  作者: 華野宮緋来
《LN編》第二章「体育祭&トーナメント」
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《E・D内部/クリム=鈴夜 湊:視点》⑦ ”第一回戦、終了”

簡単なあらすじ。トーナメント開催。クリムは氷妖精フロストのグレークと対戦。氷の身体を利用して戦う相手に、クリムが取った行動は――?

今回はちょっと長いです。

 大剣を片手に、背後へ退こうとする。

 そんな俺の上半身にグレークの剣が重なった。刃がアバターをなぞる。視界が赤く点滅し、損傷率の変動が表示された

 ……斬られた。


「よっしゃ! やり返したぞ!」


 言われなくとも分かっている。見極めが厳しかったが、望み通りのダメージを負う事が出来た。この攻撃を踏まえ、お互いが少なくとも一撃を入れた事になる。

 見せかけの接戦は、ここまでで充分だ。


「……」


 喜ぶ相手の腹部を片方の爪先で狙った。引き戻された剣によって防御される。ガァン、と音が響く。攻撃にはならなかったが、隙を突いたのだ。勢いによって俺達の距離が僅かながら開かれる。


「おいおいおい、反撃できんのかよ! ちょっと見直したぜ!」


 体勢を整えながらグレークは俺を睨んだ。その口元は笑みを作っていた。


「っ」


 思考を切り替え、一部の要素を頭から取り除く。

大剣を自分の身体に引き寄せ、両足に力を込めた。氷雪舞う嵐の中心へと駆ける。突撃に合わせて白銀の武器を撃ち出す。

 自動的に回復するなら……容赦ない戦法も止むを得ない。削り切るにはその速度を超える必要があるからだ。それに俺の戦い方としては――


「そっちの方が、都合がいい――」


 全身を連動させた上で加速。

 威力を上乗せした剣先が、グレークの無防備な片腕を斬り飛ばす。


「……は……?」


 肘から先の上肢が回転しながら落下していった。グレークは氷で出来た腕の断面を見て呆けている。

 流石に部分的な欠損までは回復が難しい筈だ。


「う、うおおおおおおっ!?」


 グレークが即座に氷の剣を振り下ろす。


「ふんっ」


 瞬時に腕を凪ぎ、大剣で軌道ごとへし折った。与えた衝撃は、刃どころか刀身全体にまでヒビを入れさせる。

 半歩、更に踏み込む。剣戟の慣性に抗って再び武器を走らせる。

 弧を描く白銀の残像が、グレークの身体に長い傷口を刻む。胸元から腰にかけて、氷の深い傷跡が空気に晒された。

 まだ足りない。


「もう一撃…」


 俺は更に進み、より近い距離で大剣を振るう。


「――いっ……!」


 相手の氷妖精は必死に反応しようとしていた。だが、懐に飛び込んだ俺の身体で腕を遮っている。この瞬間で、防御はさせない。

 ――バキャッ!!

 一閃。

 光を反射する斬撃の軌跡が真横に駆け抜ける。

 グレークは上半身と下半身の二つに分断された。刹那の拍子を遅らせて、大剣で裂いた烈風がリングに吹き荒れる。


『YOU WIN!』


 システムが俺の勝利を告げた。腰から落ちていく顔が何かを言いたげにこちらを見ていた。「信じられない」という感情だけが伝わって来る。

 決着が付く直前まで優劣が交互していたのだ。過程だけを踏まえるなら、どちらが勝ってもおかしくはなかった。唯一の問題は俺が力を抑えていた事だろう。全力を解き放ったのは最後の場面のみ。そこから本来の実力差が明らかになり、圧勝に至った。


「…………」


 こうした手加減はあまり好まないのだが、下手に注目されるのも困る。形容し難い葛藤だけが積もる。大剣を収納しながら、俺は何も握ってない腕を振るった。少々の虚しさが指先に引っ掛かっていた。




 控室に戻り、壁際のベンチに腰を落ち着かせる。


「ふぅ」


 無事に第一回戦目の試合が終わった。気を使いながらの戦いは疲れたが、厄介な話が起きなかったので安心している。次の試合は第二回戦であり、始まるまでは時間がある。

 余裕が大分あるな。

 第五試合を中継しているモニターをぼんやりと見上げた。魔法と魔獣の使用者が戦っている。


「お疲れ」


 映像の反対方向から聞き慣れた声が聞こえた。振り返ると、そこにはドリンクのボトルを持ったユリアが立っていた。


「ねえ、さっきのってわざと?」

「何が?」

「分かってるんでしょ? 君ってもっと強かった気がするんだけど」


 やはり素性を知っている彼女は騙せない。俺は「その通りだ」と首を縦に振った。


「やっぱり! ……手加減しててアレでしょ? もしかして優勝とかちょー余裕?」

「さあ」


 全参加者の試合を観戦し終わっていない。不確かな断言は控えるべきだ。

 だが、ユリアは今の発言に対して僅かに頬を膨らませた。


「もうちょっと自信持っていいんじゃない? せっかく強いのに、そういうネガティブな所がもったいないよ」

「別に……強くなりたくてなった訳じゃないからな」


 胸の奥で言ったつもりが、意図せず口に出していた。しまった、と思った時点で既に手遅れである。


「え? そうなの?」


 彼女の両目が一段と開いた。大きな瞳の中に豹変した俺のアバターが見える。その光景を維持したまま、ユリアは俺の隣に座った。

 次に来る質問が易々と予想出来た。尋ねられるのが煩わしい、と思った途端に口が滑る。


「二年近く、大剣を振って来た。毎日……がむしゃらに……何度も何度も」


 掌を宙に持ち上げ、見下ろす。指は綺麗な形をしていた。この世界が夢でなかったら、今のこの手はもっと歪な物になっていただろう。


「頭を空っぽにして」


 ――本当はただ目を背けたかっただけだ。


「大剣という重い武器に固執して」


 ――扱いが難しく、時間がかかる武具が良かった。満足に振るう為に多くの時間がかかるからだ。


「何百日も同じ事を繰り返して、目標も持たずに鍛えた。気付いた時にはステータスが限りなく強化されていた。……無意味なのに」


 ――最強のユーザー。

 それは胸を張って言える事ではなかった。騎士団に入ったのも単に偶然が重なったに過ぎない。《クリム》・《断罪裂剣》という名前さえ、アイラから受動的に貰った物だった。


「ああ、そうか……俺には」


 今更になって気付く。

 リアルでもE・Dでも、誰かに誇れる要素が皆無だった。手にした実力には熱意が伴っていない。騎士団を抜けたからこそ悟る。俺は「最強」という名に固執すらしていなかったのだ。興味が無かったからこそ、ただ背負っていた。

 戦いが義務化された組織を離れたのは自分の意志だ。だが、トーナメントを通して執念の浅はかさを嫌でも飲み込んでしまった。


「何も残ってないんだな」


 マーディとの接点より前回の悪夢騒動と関わったせいか、悟るのが異常に遅くなっていた。

 酷く虚しい思いが胸に込み上がる。俺という人格は二つの世界を隔てても本質は変わらない。他人を顧みず、自分の道だけを歩き続ける。それは社会性の面では不適合を引き起こしていた。強さの主張を取り除いた上ではどうしようもない短所だ。

 せめて心の底から何かを求めていたら……こんな冷めた人格には、ならなかったのだろうか…………。


「えい!」


 ふと、隣から手刀が迫る。

 俺の頭上を狙っていたが、音響探知の要領と反射的な動作で受け止める。ほぼ無心で防いだ。睨みつけた時には、彼女はあんぐりと口を開けていた。


「何をする」

「え、いやぁ。変に考え込もうとしてたから、正気に戻そうと」


 ユリアからは悪気が感じ取れなかった。


「だって君……おかしなこと言ってたよ。俺には何も残ってない、とか。人前に出た緊張のあまり、性格があっちの方に戻っちゃったのかと思ったよー」


 天井の方へ人差し指を向け、ユリアは俺を見つめ返した。

 …………緊張とかで切り替わる様なパーソナリティではない。というか、鈴夜湊を何だと思っているんだ?


「悩みがあるなら聞いてあげるけど……その前に一つ言わせて」


 金髪を揺らし、彼女はより俺に顔を近づけた。先の微笑みから若干の真剣さが浮き出ていた。


「君にだってやりたいことはあるでしょ? 私、知ってるもん」

「は?」

「あー! その反応、覚えてないなー!」


 訝しんではいたが、実は幾らかの心当たりがすぐに思い浮かんでいた。俺が心境を大きく吐露した経験など滅多にない。三原茜との関係が密接になってからの話なら尚更である。

 真っ先に脳裏に浮かんだのは、ドリー部創設時のやり取りだった。あの時は恥ずかしながら涙を流してしまった。そしてある願いも口にした。ユリアはそれについて言っているのだろうか。


「ほら、正義の味方とか――」

「待て。止めろ」


 予想を軽く上回っていた。掌を掲げて彼女の発言を遮る。


「あの時は……俺も冷静じゃなかったんだ……」


 俺がそれを言ったのは紛れもない事実だ。

 数か月前、正体不明の悪夢と遭遇した翌日に俺は三原茜に呼び出された。好奇心を高じさせた彼女から詳しい話を求められたのだ。当時は最低限の情報だけを流したが、些細なきっかけで頭に血が上ってしまい、強い口調で黙らせている。


「あまり思い出させないでくれ。……黒歴史だ」


 騎士団に所属していた頃の失言である。


「うん。私も正直言ってドン引きしたよ」

 躊躇いも無く告げられた。流石に胸が重くなる。振り返っただけで背筋に悪寒が走ってしまう。どうして彼女は忘れてくれなかったのだろうか。


「でも、本心なんでしょ? 私に見栄を張ったワケでもないんでしょ?」

「……」


 返答に詰まった。図星を突かれた、という感覚とも違う。もどかしい熱に喉が焼かれていたのだ。


「それが君の持っているモノだよ。なにせ、帰宅部だった私を部長にしちゃうぐらいだもん。私が保証するよ!」


 ユリアは満面の笑みを浮かべ、俺の心臓に人差し指を突き付けた。


「クリムのそれは、君のそこにあるから。……忘れないで」

「……っ……」


 短い間だった。彼女の指先はすぐに俺から離れた。しかし、直に触れ合っていなくとも、その温度が心臓に伝わっていた。


「……分かんなくなった、な」

「うん。実は私も言ってて混乱してきちゃった」


 違う。

 さっきの言葉じゃない。

 ――君が俺をどう見ているのか。“特別”に淡い期待を抱いてしまう。元からの性格があるのだろうが、今のやり取りは他人の枠を完全に超えていた。


「あ」


 手を遠ざけた直後、ユリアが口を開けた。


「試合終わってる……。へえ、魔法使用者が勝ったんだ」


 彼女の視線を追って振り返る。控室のモニターには一人のアバターが立っている場面が映し出されていた。息を切らしているらしい。仮想世界で呼吸は再現されていないが、現実での動作が細かに投影される。

 画面の端へと火の粉が散っていく。どうやらあのユーザーは火属性の魔法を使うみたいだ。


「ちょっとお邪魔し過ぎたかな。私、そろそろ行くね」


 彼女はそそくさと立ち退こうとした。


「ああ……」


 生返事だけがこぼれる。それから、ユリアは踵を返して俺から離れていった。遠くなる背中を見守る。華やかな長い金髪が左右へと揺れている。


「正義の味方……か」


 溜息と共に小さな笑みを吐く。


「――本当なら、それは」


 続くべき言葉は音にならなかった。

控室のモニターでは第六試合がまもなく始まろうとしていた。待機中の出場者は全員がそちらを眺めている。唯一、俺だけは目を向けていない。耳は澄ませていたが、上がった視線が虚空をただ彷徨っていた。




 ――第一回戦、計十六試合が全て行われた。勝者と敗者は振り分けられ、間髪入れずに第二回戦へと突入する。

 第十七試合。

 魔法使用者の少女と妖精使用者の巨人が対決した。向き合った際、どちらもかなりの落ち着きを見せていた。単純な考えなら前者が不利、後者が有利と見なせるだろう。そんな予想を飛び越え、両者は開始まで平静を保っていた。

 中盤までは大が小を圧倒していた。スピードなら魔法使用者の方が上だったが、攻撃が巨体を前に有効だと成り得なかったのだ。

 だが、終盤に差し掛かり、凄まじい逆転劇が起こった。小柄なアバターの少女が巨人の背中に張り付いたのである。そこから密着状態で魔法を連発。相手も必死に抵抗はしていたのだが、最終的に勝利は少女の手に収まった。

 ……あのトロールが背中を地面に打ち付けていたら、彼女は負けていたな。

 戦術の意外性に呆気は取られるだろうが、頭を冷やせば簡単に対処出来た。俺も集中力の断絶には気を付けよう。今は、彼女のおかげで思考が纏まりにくい。

 自分にそう言い聞かせながら、俺はリングへと上がった。


 ――第十八試合。


 槍を使う武具使用者との対戦だ。相手のアバターは既に定位置に足を揃えている。


「…………」


 改めて顔を合わせて分かった。目の前の彼はかなり整った顔付きをしていた。美麗なマーディとは趣が異なる。男性的な輪郭を備えながら、口を交わす以前から爽やかさを漂わせている。

 彼の名前はルークと言った。青い髪と美丈夫じみた面持ち。武装は各関節に少々の防具を付けている程度だ。特筆するなら、両手の黒いグローブと膝下まで達する金属製の脛当てに興味が引かれた。


「……今回はよろしく! 正々堂々と、悔いが残らないようお互いに頑張ろう!」


 観察している最中、彼から声をかけられる。その顔からは俺に対する敵意は感じられなかった。

 ――この様に判断を優先するのが駄目なんだ。反応しないと。

 慌てて首を縦に振った。ルークという名のアバターからは清々しい笑みが返された。下手に好感度を下げずに済んだので、内心はほっとしている。

 それ以上の接触は特に無かった。俺が実力を外から見極めている間も、ルークは軽度に身体を動かしていた。対戦に関する淡々とした情熱はこちらとしても有り難かった。

やがて始まる、恒例のカウントダウン。


『3』


 一回戦を顧みると、彼はスピードに特化している。


『2』


 対する俺は、大剣という強力かつ鈍重そうな武器を持っている。相手の立場からすれば取れる手がすぐに思いつくだろう。故に、その対策も容易い。


『1』


 残り一秒。

 俺と彼は互いに重心を落とし、戦いに備えた。武器を召喚と同時に振るう為に、掌も自然と緩まる。


『START!』


 仰々しい宣告が行われた。俺は何よりも先に声を出す。


「召喚」


 ルークの叫びも重なる。


「召喚!」


 自分の手には白銀の大剣《グレイトヴァイス》が収まった。対面のルークは小型の槍を呼び出している。先端が鋭い円錐状だ。持ち手と刺突部分の長さが六対四の割合である。

 彼の武器は全長だけで比べれば、大剣の半分以下だった。逆に言えば、走力への負荷が少ない。現に、軽やかな走りがスキルと共に披露される。


「ゼア・スラストクロス!」


 発動の合図が聞こえると同時に、ルークの身体に強烈な加速がかかった。俺の正面から瞬く間に消える。

 確かに、真っ向から打ち合う必要はない。大剣が届きにくい側面、背後に回り込んで攻撃するのが一番だ。

 ――ギィィィン!

 派手な金属音と火花が散った。白銀の刀身と槍の先端がせめぎ合っている。

 彼の動きを目で追い、正面をずらした。スラストXは短い距離の加速を連発するスキルである。死角の辺りから接近してくると予想していたので、大剣で止めるのは簡単だった。


「くっ」


 ルークが槍を押す力を更に増す。後退して体裁を整えるよりも、ここで俺の攻撃を封じる方が良いと判断したのだろう。

 ただし、大剣は防御の後から全く動いてはいなかった。用いている武器の差がステータスに現れている。筋力は俺の方が遥かに上回っていたのだ。現在の硬直はあくまで手加減の範疇にある。


「……凄いな……っ」


 ふと、近距離で武器を押し付けているアバターが語りかけて来た。


「今の感じ、ずいぶんと……手慣れてるらしいな……!」


 数値の上では俺が有利な立場にある。大剣を弾く事はまず不可能に近い。彼が苦しそうに話しているのが何よりの証拠だ。

 ――でも、おかしい。


「ここまで強い、なんて……! 初めて、知った……よ!」


 彼の言い方に違和感を覚えた。

 どんな相手にでも親しく接するのは、人として素晴らしい長所だと言える。一方で、ルークの態度がやけに馴れ馴れしい印象も持った。

 俺達は初対面の筈だ。なのに、彼は俺の事を知っている様な…………。


「大剣ってトコロも、君らしいな……! 名前がおかしいのが気になるけど! 妹が関係しているのかい……!?」


 ――脳天に落雷が落ちた。


「……っ?」


 そう表現できる位の衝撃が手足の先まで広がる。

 理解してしまった。

 辿り着いてしまった。

 違和感の正体を無意識に暴いてしまった。

 ドリー部には妹思いが苛烈な三年生、高森燈哉が居る。あの人が生徒会の書記を前にして言っていたではないか。ある人物の話題を。それがこの瞬間になって、俺の脳裏に一筋の線を描く。

 目の前に居るルークと高森先輩は知り合いだ。そして、俺の中身が彼であると勘違いされている。


「俺は……!」

「分かってるよ! 今は、戦いの最中だ! 余計なおしゃべりは……いらない、な……!」


 否定を発するつもりだったが、誤解に拍車をかけてしまった。どうにもならない、という心労が俺に焦りを与える。

 くそ。最悪だ。

 自分の不幸を嘆きたくなる。対戦の場では負けてはいないのだが、余計な真実が脳裏を騒がしくしていった。

 これは偶然だ。スタート時点では本当に知らなかったんだ。というか、探しあてるつもりだって……!

 大剣と槍の拮抗が続く。力が抜けた訳ではないが、更に込められる状況でもなかった。


「君には悪いが……! この試合は俺が勝たせてもらう!」


 冷静になれ、と胸中で何度も叫ぶ。

 敗北の心配はしていない。代わりに、溜まりつつある感情の塵に火が点いてしまうのがとても恐ろしかった。

 そんな俺の心境も知らず、槍使いは率直な本心と沸騰した行為を俺に投げかけた。


「格好良く勝つトコロを、見てもらいたい子が、いるからね……!」


 心臓の奥で烈火が迸る。ブチッ、ともバチッとも聞こえる音が聞こえた。視界も一瞬だけ真っ白に染まる。

 限界だった。

 ルーク=東雲和真に対する俺の加減は、跡形も無く吹き飛んだ。


来週が更新出来るかちょっと怪しいです。

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