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エクステンデッド・ドリーム 《-Ⅲ- Loading Nightmare》  作者: 華野宮緋来
《EN編》第四章「終わりのない夢」
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《現実世界》⑤’-《E・D内部/ユリア=三原 茜:視点》④ ”正体”

前回からの続きです。新年になってからの初投稿です!

「知ってたの?」


 暗くなった教室。第二の掃除時間に残っていた湊を出迎えたのはそんな一言だった。

 開かれた扉の横で茜が仁王立ちしている。彼女の視線は箒を内包するロッカー前の少年に向けられていなかった。廊下と教室の境界線へと落ちている。


「答えてよ。昨日の夢の時点で、君は気づいていたんだよね。何かを言いかけていたの……分かってるんだから」


 ぎぃぃぃ、と用具を収めるロッカーが錆び付いた音を立てる。


「確証はなかった。……ただ床で転んだのだったら、そんな痕にはならないと思ったんだ」


 結那を保健室まで送った彼は茜と一切の会話を交わさなかった。茜自身も二人きりとなった現在まで近づいていない。

 湊が教室の隅から己の机まで闊歩する。


「平面な場所にぶつけたら大きな内出血が広く出来る。けれど君の話では様子が違っていた。それに自然では考えづらい二度連続の負傷……人為的なら納得できる」


 自分の卓上に置いてあった鞄の中身を整理しながら彼は話す。結那の腕は人為的に傷付いたという推察。湊の虚ろな瞳が映していた証拠が次々と語られてゆく。

 茜は片手に下げていた鞄の持ち手を握りしめた。

 窓際に追いやられた少年の机を睨む。ガラスの奥で満ちる暗黒が湊の身体を曖昧に反射していた。彼女は本人ではなく平面で揺らめく湊と対話する。


「どうして先生に言わなかったの?」

「あの子が……それを望んでいるか分からなかった」

「分からないって……! 君もあの傷を間近で見たでしょうっ?」


 不鮮明な色合いで積み立てられた少年の口に穴が開く。ガラスに映った湊の向こうには黒い虚無が詰まっていた。


「友達だとも聞いた」


 彼は鞄を背負い、夜闇の窓景色に背を向ける。


「僕には」


 茜の瞳が生粋の少年と交差する。


「それを壊す勇気なんて、ない」


 静かに横切る足音が茜の隣を通った。目尻も口角にも彼は変化を来たさなかった。実感を伴わない無表情が彼に張り付いていたのだ。

 湊の足取りが教室の扉近くで遅くなる。金属製の扉に片手が添えられた。

 極小の車輪が駆けた道筋は一直線だった。ゴム製の端が空間を分かつ為に歪な音を上げる。少年の声を上書きするような響きだった。


「…………」


 踏み出した靴の踵を廊下が良く弾く。教室に残された茜にも積み重なる歩行が素早く達した。暫くの間、彼女は湊が漂っていたガラスを凝視し続けた。




《E・D内部/ユリア=三原 茜:視点》

 気分は晴れなかった。

 友達に会う約束を交わしていたのに、今の私は作り笑顔さえ浮かべることが出来ないのだ。自分から誘ったのが申し訳なく思えてくる。


「……行かなきゃ……」


 マイルームのベッド上で私は天井を見上げていた。眠りについてから数秒でE・Dには到着している。それからずっとぼんやり横たわっていたのだ。

 億劫な体に動けと命令を発する。

 予想とは食い違って二、三分後に私はベッドから身を降ろした。理由は分かりきっている。学校での出来事が脳を万遍なく支配しているからだろう。

 私は全力で頭を振った。少しでも哀の感情を絞り出したかった。顔の筋肉が固まったかのような表情ではいけない。ここ最近で関係性が高まった少年がいい例だ。

 宙に人差し指を突き出す。床に向けて三回上下させた。

 すると淡い桃色を背景としたコマンドウインドウが眼の前に舞い降りた。私が設定したジェスチャーが順調に反応したのだ。一片の狂いもないシステムに少しだけ心が安らいだ気がする。


「もう時間だ。そろそろ終わったかな?」


 目指すは日常では全く縁のない場所。――E・D内部に存在する出御高等学校だ。



 メールが返されるのに時間はかからなかった。高校の校門にて待っていると居場所を友人へ送る。

 私は夢の中では自由に生活していた。一貫型の授業を受けている為に夢での授業とは関わりを持っていない。移動先にここを登録はしていたが、こうして訪れるのは入学当初の一回を除いて初めてだ。


「お、鳴った」


 学校の終了を教えるチャイムが響いた。私は校門の影から身を乗り出して敷地を確認する。夢の中、及びゲームの中なので掃除の必要はない。今日は部活動がないと言っていた友人ならばすぐに出てくるだろう。

 思った通り校舎からアバターの姿がぞろぞろと抜け出してきた。私は遠目に男子と考えられる生徒を一覧する。

 ――どうして?

 彼等の服装が目に飛び込んだ瞬間。

 全身の鳥肌が立った。

 男子生徒専用の制服など気には留めていなかった。E・D内での学校ならば尚更だ。しかし、私の身体中を駆け巡る衝撃はその失念を執拗に責めようとしていた。


「……お」


 校門を通り抜けようとする男子の恰好はつい最近見かけたものだったのだ。公共施設で学習に携わる整然とした衣服である。


「同じだ……」


 胸の奥が激しく疼いている気分だった。現実の肉体ではないので心臓は機能していなかった。それでも私の内面が直面した事実に動揺しているのだ。

 悪夢と遭遇する直前。クリムは二人の犯罪プレイヤーと戦闘を交えていた。どちらも黒い大剣を前に一太刀の反撃も許されなかった。何事もなければ私の記憶から存在も抹消されていただろう。


「ここの制服だったっていうの、あれは!?」


 ――出御の男子制服があの二人組の正装と合致していたのだ。目を擦ろうとも次々と湧き出る男子の衣服は変わりようがない。彼等の中に犯罪者の烙印を押された者がいる。疑いようもなく確かな事実だった。

 悪夢が私達の周辺におり、三日前の犯罪者は同じ学校の生徒。ここから導き出されるのは被害者である少女の正体となる。


「もしかしたらあの子もここの生徒っ?」


 思考の余剰熱で立ちくらみが起きそうだった。三原茜の成績など何処かの根暗優等生には遠く及ばない。可能な限りの考察だけが頼りとなる。

 目撃者の少女は犯罪者の二人組に追われていた。その彼等も悪夢の凶刃に襲われてしまった。――本当に偶然だったのだろうか。

 想起すれば武器を所持していた犯罪者達は焦りを露見していた。断罪裂剣との戦闘も望んではいなかった。目的はあのグラデーションの髪色をした少女。たった一人に明確な狙いを付けていたのだ。

 理由は想像と直感で呼び起こす。偶然を用いずに説明するならば、ある仮説が必要となるのだった。


「彼等も悪夢に追われていた……?」


 私は人目も憚らず校門に寄りかかった。過ぎ行く生徒達がメイドの服装をした私を不思議そうに眺めている。

 まだ疑惑の少女が制服を着て通り過ぎた様子はない。自分でも訳の分からない危惧感が粗末な推理をやけに持ち上げていた。不安に私の夢が食い荒らされる。身を預ける柱に私は一層の重心をかけた。

 結那がE・D内部で悪夢に接触した可能性が危ぶまれている。同じ生徒である二人組も悪夢に攻撃されていた。つまり例に倣って当て嵌めれば目撃者の少女も出御高校の生徒かもしれなかった。


「こうしちゃいられない」


 片腕で支えられていた半身を立ち上げる。私は生徒が集ってきた昇降口に強い視線を照射した。髪の毛を基点とした数々の顔を認識してゆく。

 ……あんな危険なアバターは早く退治しないと。その為にはあの子を探さなきゃ。

 心の深い奥底が喚いているのだ。根拠が少ない現状でも私の足は前に進める。何か行動を始めなければ、取り返しのつかないことになってしまう。



 この判断が悪夢事件を大きく左右する真実へ繋がっているとは、当時の私はまだ知らなかった。単純な勧善懲悪で完成した世界はない。私が次に遭遇した出来事はその真理を嫌という程刻み付けた。

 それこそ、夢に出てくるぐらいに――。



「寝ても覚めても走るのか、私はっ」


 私は覚えのない校舎を急いで駆け回る。

 構造的に現実での校舎と大差はなかった。ただ各教室の大きさが比べ物にならない。精神の健康に気を配っているのか、個人の机に許された自由な領域の広さには閉口させられた。コマンドウインドウで教科書を召喚できる世界である。隣人同士で見せ合う行為は無きに等しいのだ。


「……ん!」


 視覚が異変に反応する。私は両足で長い廊下の途上に急停止をかけた。慣性が作用して身体が九の字に曲がった。


「あ、メール」


 すっかり友人のことを忘れていた。視野右端にてメール着信を告げる合図が音と共に踊っている。ウインドウを呼び出して私は内容を確認した。

 見事に文句が並んだ窓だった。『マーディ様』や『サイン』といった単語が文章のあちこちで用いられている。意訳としては私の所在位置を訪ねているのだろう。


「えっと」


 困ってしまう。私が優先すべきなのは友人と悪夢のどちらだろうか。


「………………」


 運動によって鬱憤は取り払われていた。頭の隅にしがみ付いていた汚れが消えたおかげで澄んだ論理が組み上がってゆく。


「一貫型だったら、ここに居るはずないじゃない」


 熱心に走り回っていたことが恥ずかしくなってきた。前提自体が間違っているかもしれないのだ。校門では女子の制服も識別できた。だが、私が探している少女の衣服は全くの別物であった。


「うー。これって……無駄足?」


 私は喉の奥から不満を響かせる。私と同じコースを少女が受けていれば、E・D内部で見つけることはかなり難しい。訪れる機会が中々少ないからだ。

 慣れないことをやった代価として途方もない疲労が背中に伸し掛かった。成果を出さない探索が予想外に堪えてきた。

 脳裏に浮かんだ冴えない顔立ちの少年。

きっと彼こそが適任者だろう。私では動揺やら迷いが多すぎて感情に飲み込まれてしまう。鈴夜湊のそこが優等生としての長点であり、友好関係での弊害でもあるのだ。


「……仕方ない」


 諦めの言葉を口から吐いた。ウインドウに双眸の焦点を直す。


「昇降口で待ってる、か。戻らないと……」


 戻ってきた道へと踵を返した。なびいた私の金髪が重く感じられる。後ろ髪が引かれているのだと内心で納得した。ここまでの道程は勘に頼った割合が大きい。それらの本能は続けて私の不安を燻らせていた。

 友人を待たせている時間も短くはなかった。ひとまずは昇降口へ出向こうと順番を整理する。マーディさんのサインを彼女に渡してからでも情報収集は出来るはずだ。

 二階から一階にかけての踊り場へ赴く。

 かんかんとした友人が怖かったので会う前からサインを形にしておこうと私は立ち止った。空中で目標物は具現化してゆく。私の両手が召喚エフェクトである粒子を振り切ったサインを抱えた。


「これで許してくれるかな」


 法則性がないサインの字面を覗きつつ、段差へと足を降ろそうとした。

 ドゴンッ!

 強力な衝撃による破壊が波を揺らす。音波と微弱な振動が緊張の糸を引っ張った。


「今のは――!?」


 階下へと私は急いだ。鮮明に聴こえてきたので現場は遠くないはずだ。

 最後から二段目の段差から飛び降りる。足裏に着地の余波が痺れとして広まった。例の悪夢とは無関係なので痛くはない。

 姿勢を立て直し、正面へと顔を上げる。


「!」


 目が見開き、呼吸は苦しく詰まった。

 人の形をした黒い影が出御高校の昇降口に屹立していたのだ。背中からは先端が剣状に尖った触手を四本生やしている。その内の二本が校舎への入り口となる扉に突き刺さっていた。

 形状は微妙に変化しているが、間違いない。


「……悪夢ナイトメア


 顔と思しき真っ黒な部分が私の方へと面する。今の呟きに反応したのだろう。


「……ユ、ユリ……ア……」


 黒いアバターを超えた先では一人の女生徒が座り込んでいた。見覚えがあるどころではない。手に持ったサインを渡すはずの友人だった。


「な」


 彼女に駆け寄ろうと足が動く。けれども、悪夢が残った二本で私を牽制していた。鋭く細い剣が私を貫こうと宙を漂っている。

 ――何が、起こっているの?

 混乱する頭で現状を把握する。精一杯回した頭で理解したのは、悪夢の剣が友人の頭上を完璧に通過しているということだ。


「だ、誰よ……あんた……。いきなり……」


 彼女の虚弱な非難で予想が付いた。床へと落ちた腰を友人は上げようとしなかった。恐らくは力が抜けて立てないのだ。


「……ァァア」


 相も変わらず意図が掴めない奇声を悪夢は発する。伸びた触手が凄まじく蠢いた。深く刺さったのだろう扉からぱらぱらと破片が崩れていく。

 あの二本の剣によって彼女は襲われたのだ。

 幸運にも私の友人は崩れ落ちて難を逃れている。痛覚を与えるという力で苦しんだ様子もなかった。安堵の息がほんの少し口から零れた。

 でも、油断は出来ない。親友が襲撃されている理由を考えるのは後回しだ。とにかく悪夢の手から救い出す方法を考えよう。


「……待ってて。私が、助けるから」

「アアァ」


 ゆらゆらと定位置に納まっていなかった残りの剣が固定された。私に狙いを定めている。

 最初にSOSコールの使用を思いついた。駄目、悪い手段だ。ウインドウを呼び出すジェスチャーの時間が命取りとなるだろう。私を刺すか、進路を逆転させて友人を刺すか。どちらにせよ私は認められなかった。


「なら……」


 手で握っていた貴重なサインを素早く投げつける。

 飛んでゆく物体で悪夢の顔面は遮られた。恐怖に打ちひしがれつつ、私は友人の元へと疾走する。

 黒いアバターの視界を封じた。これで正確な目当てを私に貼れないはずだ。

 ヒュッ!

 意に反して、細い剣達は真っ直ぐ飛翔して来た。


「うっ」


 普通に走れば私は串刺しとなる。実感の湧かなかった痛覚への恐れが私を竦ませようとしてきた。

 無意識に上半身が低落する。記憶にまつわるシナプスが云々という話を刹那に思い出した。脳に保存されている見聞きした映像。特に意外性があり過ぎる騎士の走法をユリアは再現しているのだ。

 二つの風切り音が背後に流れては消える。あの黒い剣を無事に回避できた。


「逃げて!」


 私は全力で叫んだ。右手を伸ばし、友人の身体をその場から押し出そうとする。

 突如、私の目前が爆ぜた。え、と口にした発音も遮られる。埋もれていた二本の剣が引き抜かれてしまった。蛇のように躍動する武器へと私は飛び込んでいるのだ。


「く――」


 友達だけは。

 ユリアを名乗る夢はその思いで満ちる。閉ざされた瞼が世界を暗くしたが、頭は真っ白な爆発の光で放射線状に閃いていった。

 掌が何かを押し出す。

 ヴン。

 鈍い斬撃の音が私の頭上から迸った。


「………………あれ」


 静かに開いた目に飛び込んだのは黒い刃に映り込んだ私の顔だった。上空から駆け抜けた二つの剣先は見当違いの場所を射抜いている。

 外れた?

 でも、こんな近くで?

 床にうつ伏せた体勢であった私は後ろへと首を回す。小さな歩幅で悪夢が前進して来ていた。闇で覆い隠された足が控えめな靴音を鳴らしている。


「ァァ」


 悪夢が私の傍で立ち止った。

 横目で友人の無事を調べる。校舎の扉は見事に彼女の身体を飲み込んでいた。心配そうな表情で私を見詰めている。特に怪我もしてなかったようで、少しだけ胸を撫で下ろした。

 目と鼻の先で真っ黒な壁が持ち上がる。私は抵抗する術も力もないと知りながら、相手への注意を再び高めていく。せめて生徒の誰かがSOSコールで助けを呼んでくれるまでは時間を稼ぎたかった。


「あなたは……一体……」

「……」


 漆黒の仮面が口を開くことはなかった。私の質問を理解しているかさえ怪しい。でも、悪夢とクリムが対面していた際にあった臨時的な間も記憶に新しかった。

 悪夢が纏う不気味さのせいか、数日前までは相手の全容さえ見極められなかった。間近から観察すると随分印象が変わってくる。私と同じかそれ以下の小柄な体格だ。

 ざり、と悪夢は一歩遠ざかった。

 困惑以外に私の浮かぶ感情はない。本当に目的は何だろうか。私の友人を襲撃する意志は明らかに削がれているようだ。


「ァ」


 夜闇のような霧に包まれた片腕を、悪夢は自分の脇腹へと引き寄せる。くっついた二の腕はもう一本の腕で安定させられた。

 私は、その仕草が苦痛を耐えるものだと覚えている。

 ……嘘。

 胸中で否定しつつも、これまでの推理は裏付けを取ってしまっていた。

 二人組の犯罪者は出御高校の生徒。そして目撃者である少女も出御高校に関わりのある人間だと考えた。悪夢は自分達の周辺に居る、という宣言も断罪裂剣が口にした。

 どうして思いつかなかったのだろう。私は心の何処かで考え付いていたんじゃないの?

 E・Dは自分の記憶を要因とした世界だ。味覚などを再現する際に、これまでの経験を踏まえた味が実現される。

 ――痛覚も、同じではないだろうか。


「あ、あ……」


 私とクリムはある少女を悪夢の被害者だと思っていた。

 事実が位置していた場所は対極だった。

 震える唇で、正面の黒いアバターに呼びかける。私の問いかけで全ての事実が日の元に晒されようとしていた。



「……貴女、結那ちゃん?」



 悪夢の能力は相手にシステム上許されない痛覚を与えること。その技術はきっと自分が体験した怪我に基づいているのだ。

 謎の黒いアバターも出御高校の生徒であっても変ではなかった。

 内出血の傷に加え、腕を抑える仕草。

 悪夢の正体は、いじめを受けていた芳野結那だ。


読者の皆様の目に触れるよう色々と工夫していきたいと思います。どうか感想をお願いします。

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