詩 呪われた子供と運命
「呪われた子供なんて、さっさと始末してしまえば良かったのに」
「お前の両親が変な情をかけるから、こんな事になったんだ」
お前の目の前にあるものが現実だ
お前の愚かさが招いた悲劇だ
お前が余計なことをしなければ
こんな事にはならなかった
全てはお前のせいだ
お前さえいなければ
こんな悲劇にはならなかった
こんなにたくさんの犠牲は出なかった
だからお前は存在してはいけないのだ
だからお前は生きていてはいけないのだ
だからお前は生まれてきてはいけなかった
だからお前は俺達の敵なのだ
「どうやっても俺達は仲良くできそうにない」
「最初から決まっていた事だったんだろう」