酒場での会話
後日談
ゼロのおすすめしたお店にて、2人は飲む約束をした。
酒を飲む事3時間。酔っ払った[孤独の剣士]はポカポカしながらつまみを食べる。
「エ〜デ〜ン〜…あしたついてきてほしい…」
「ごめんね?。王国の護衛に選ばれたから、離れる訳には行かないんだ…。」
「え〜いいじゃん〜…これうま!!」
「どれ?。あっ!。それ僕のだよ!!。」
「ん〜わかんない…はぁ…ライトもカイトも…磨けば光るのに…な〜んで特訓しないかなぁ〜」
「ん〜。自由に生きたいって思ってるんだと思うよ?。僕も。楽しかったら嬉しいし。」
「…ぁ。なんかごめんな。はぁぁ…縛られる人生。そんなもん望んでる奴は…きっと…幸せを知らない奴だよな…」
「?。人には人の生き方があるから。幸せを定義したら話が終わらないよ。」
「はぁ…俺みたいだな…」
「話…。聞いてる?。」
「ブラック怖いんだよ〜」
「?。ブラックくんは面白いよ?。ちょっと当たりがキツイだけで。」
「馬鹿お前!エデンは好かれてるから良いんだよ…ブラックの俺を見るあの目!!はぁぁ…」
「…それはきっとスキルを使わないからじゃ無いかな?。ブラックはカッコ悪い事が嫌いだから。手を抜く人をカッコいいと思ってないんだと思うよ?。」
「ん〜。俺は俺なりに全力なんだけどなぁ…」
「…それも人それぞれだね。だからこそ。僕はゼロのこと。結構好きだよ?。」
「…具体的にどこら辺が?」
「ん〜雰囲気とかかなぁ…あっ!。自分で確認するまで信じない所とか!!。噂を信じない所?。とか!!。」
「人間不信って意味か?」
「そうかも?。でもゼロって、僕の事は信用してるよね?。」
「…一応…勇者様はみんな信用してる。ライトとカイトも…でも…」
「…でも?。」
「……」
「…?。」
「Zzz」
「…。ゼロ?。」
「……ZZZZzzz」
「…。ふふ。まぁ…いろいろあるよね。あっ!梅ささみ10お願いします!。」
ご覧頂きありがとうございます。
今後[孤独の剣士]ゼロは、どのようなふうにヴァート達と関わるのか?お楽しみに