好きだから。~これからも続きますように願おう~
~あらすじ~
あなたと出会って
本当に幸せで
数えきれないほどの笑顔を手に入れられたよ
でも、不安もいっぱいだよ
それでも私は幸せな時間を過ごすことが出来た。
あなたを好きになってよかった。
今ではそう思えるよ。
ありがとう。
・
・
・
ピピピピっと
同じ時間に鳴り響く目覚まし時計を止めた。
私はふと、時計がさしている時間を確認した。
”6:30”
私は、もう少し・・・と思いながら
ウトウトしていた。
その時、バン!と大きな音が鳴った。
私は眠い目を擦りながら、リビングに向かった。
そこにいたのは、お父さんだ。
朝から暴れている。
私は夜に充電していたスマホの画面を見る。
友達からのLINEの通知が来ている
その中にあなたの名前もあった。
「おはよう。」
その一言だけでも私は幸せだった。
あなたとの出会いはあるサイトだった。
知らない人同士が繋がり
ブログやタイムライン、メッセージでやり取りをする。
中には、体目的の人も多くいた。
あなたと出会った時は、あなたには彼女がいた。
それでも、あなたは私に話しかけてきてくれた。
毎日話すようになっていった。
ある日、あなたは私に告白をしてくれた。
毎日、好きって言ってくれた。
だけど、私はそれに答えることは出来ない。
そう思っていた。
あなたが、付き合っている彼女と別れると言うまでは・・・。
いつもどうりあなたと話していた。
たわいもない普通の話。
ふと、あなたは彼女と別れるんだよねと言った。
私は、びっくりしていた。
つい最近まで、あんなにラブラブだったのに・・・。
私のせいなんかなと思うようになっていた。
あなたは毎日好きと言ってくれるが、私は複雑でしょうがなかった。
あなたは、別れて、数分後にはまたより戻して、また別れた。
何がしたいのかわからなかった。
まだ好きなんじゃん。
好きだから、より戻せれるんでしょ。
そう思ってしまった、自分に嫌気がさした。
あのサイトを何度も辞めようと思っていた。
だけど、辞めれずにダラダラと続けていた。
あなたはLINEを交換しようと言ってきた。
だけど、私は家のルールでフルネで登録しなければならない。
私は恐る恐る、言った。
あなたは教えるよ!と言ってくれた。
教えてもらった名前を心の中で連呼していた。
りく・・りく・・りく・・
私は、不安でしかなったのにあなたは、心を開いて教えてくれている。
だけど、私は少しずつだがあなたの事が気になっていた。
でも、付き合えるかと言ったら、それは別の話だ。
なぜなら、あなたの事をまだ好きとは思えていなかったからだ。
私は、あなたにちゃんと自分の気持ちを伝えた。
あなたは、わかったと承諾してくれた。
自分の気持ちを素直に伝えることに苦手意識を持っていた。
誰も信じることはなかった。
なのに、あなたは信じてくれた。
私は、「嘘だよ(笑)」って言われることを覚悟して打ち明けた。
え、なんで信じてくれるのって思った。
でも、信じてくれたおかげで、
あなたは、本気で私のことが好きって言うことが実感出来た。
ちゃんと、答えを出さなきゃ・・・。
そう、心の中で決意した。
LINEを交換してから、あのサイトを立ち上げることは少なくなった。
毎日、あなたと話す。
決断出来たのは・・・。
9月4日・・・。
ちゃんと考えた。
正直、不安や希望、
いろんな感情でなんも考えれなかった。
でも、一つだけ言える。
私はあなたが好き。
私は、前に告白してくれたあなたに自分の考えを打ち明けた。
あなたは、喜んでくれた。
こんな私を好きになってくれてありがとう。
まだまだ、やりたいことがある。
だから、まだ一緒にいさせて。
私は、星空の下で
「これからもつずきますように。」
そう、願った。・・・・END