美菓子と氷雨のステータス!!
狙撃魔女・サトウ美菓子 Lv4
パワー
22
スピード
38
スキル
82
フォーチュン(運勢)
130
LP
53
MP
125
覚えたスキル
・フロストインパクト(氷系魔法)
・フロストショット(氷系アロー)
・リカバリーアプライ(回復系魔法)
・ライトニング(光系魔法)
装備
・薔薇の弓杖
・ハーフマント
・狙撃三角帽子
・ロングブーツ
・可愛いリング
・プラチナの首飾り
忍者・氷雨 Lv8
パワー
36
スピード
75
スキル
59
フォーチュン
12
LP
56
MP
17
覚えたスキル
・興野流刀殺法
・各種投擲(手裏剣、くない、他なんでも)
装備
・忍者刀・時雨
・ボディスーツ・椿
・旅のマント
・銀細工の腕輪
・フィットブーツ
・忍びの手袋
勇者・アシガル Lv3
パワー
9
スピード
8
スキル
36
フォーチュン
250
LP
12
MP
7
覚えたスキル
・煩悩貯蓄
・煩悩照射
装備
・鍛冶屋の剣
・鍛冶屋の鎧
・鍛冶屋の兜
・心眼の腕輪
・聖玉の首飾り
「なるほどね。やっぱりレベルのわりに愛姫子と美菓子は能力が高めね! 愛姫子は物理攻撃と素早さ、美菓子は魔力が高めなのかしら?」
「だね! それにフォーチュン? みんなわりと運がいいのかな? あっヒサ姉は低いか」
「私は悲運のプリンセスなのかしら?」
「アシガルさんは全体的に低いね……フォーチュンだけはメチャクチャ高いんだね……」
「スキル、煩悩だけって……ププッ」
「な、なんすかぁ! そ、そのうちなんか覚えるかもしれないっすよ!」
「まぁ旅は始まったばかり! しっかり女体を眺めて開眼するがいい!」
『しっかり眺められるのもねぇ……』
アシガルらはステータスの話題で持ち切りとなり、国王とローウェン、エピカらは置き去りにされつつあったが、ローウェンは真面目な性格からか、クラス委員長のように話を本題に戻した。
「話を戻しましょう! 情報では魔軍は部隊を二つに別けて進行しているようです! どうでしょう、こちらも二つに別けてみては!」
「たぶん隊長クラスが二人派遣されてくるのよ。魔軍も本腰で全勢力を獣人国に送ってきたってわけね」
「プリンセス氷雨の言う通りのようだな。以前我が国に派遣されていた隊長はやる気がないのか散漫な攻撃しかしてこなかったが、今回ばかりはこちらも全軍をあげて迎え撃たねばならん! ローウェン、すぐに精鋭を組織し、アシガルパーティーと共闘作戦を展開せよ!」
「はっ!」
ローウェン委員長はキリッと返事をすると部隊編成のため、駆け足で去っていった。
「よしっ、じゃあこっちも二手に分かれましょうか!」
「私はローウェンさん側に行きたいなぁ」
珍しく自己主張した美菓子を見て氷雨も美菓子側に付くと言う。
「だったらあたしとアシガルのペアってことで決まりね!」
「であればエピカよ、お前も勇者殿とスズキ殿と共に行け!」
国王に指示されたエピカは存外戦闘馴れしているのかローウェンと同じようにキリッと返事をしたものだ。
(か、勝手に決まってるけど……愛姫子ちゃんとエピカちゃんか! まぁそれはそれで……グヘヘヘヘヘェ)
と、二人を見比べるアシガルであった。
つづく
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