ヒノモト篇 ワープ中にステータスチェック!
竜人の国を出たアシガルらは、これまでで一番長いワープの最中であった。
その長く果てしないワープの途中で、それぞれのステータスチェックをする三美少女。
そして装備品のチェックをするアシガル。
ステータスパネルは進化していて、これまでチェックした時と比較出来るように進化していたし、見慣れない技名も刻まれていた。
魔法剣士・愛姫子
Lv5→24→33
パワー
74→142→206
スピード
80→167→210
スキル
32→57→80
フォーチュン(運)
120→213→277
LP
85→207→245
MP
30→100→139
覚えたスキル
・ブレイズインパクト(炎系魔法)
・ブレイズブロー(炎系魔法拳)
・バーニングスラッシュ(炎系魔法剣)
・獣人変化
・狼王フェンリル正拳突(格闘)
・破邪拳聖(敵技相殺)
・烈火爆流斬(炎系魔法剣)
・ブレイズガード(防御魔法)
・流星開花(炎系究極魔法)
・ブレストブロワー(炎魔法系支援)
・水拳(水系格闘技)
・聖竜姫変化
装備
・右、竜王牙/左、幻狼剣
※普段は腕輪と獣霊石
・セーラー服
・ライトアーマー
・金の髪飾り
・ロングスカーフ
・ピンクのブルマ
※聖竜姫変身時には白サテンパンティに変化
・レッドグローブ
・ハーフブーツ
・竜王の腕輪
※竜王牙呼び出し効果
「な、何よ白サテンパンティって!」
アシガルは既に目に焼き付けていた事実であるが、当事者はパネルを見て初めて知り、またしても顔を真っ赤にして驚いていた。
狙撃魔女・サトウ美菓子
Lv4→21→30
パワー
22→42→47
スピード
38→78→85
スキル
82→312→431
フォーチュン
130→254→297
LライフPポイント
53→142→175
MマジックPポイント
125→406→468
覚えたスキル
・フロストインパクト(氷系魔法)
・フロストショット(氷系アロー)
・リカバリーアプライ(回復系魔法)
・ライトニング(光系魔法)
・本気パワー(霊力解放)
・蒼の衝撃(霊力波)
・ライトニングネット(光系捕獲魔法)
・フェアリーアップ(妖精変化)
・レインボーアロー(火・水・風・地の圧縮矢)
・ホーリーブリザード(水系究極魔法1)
・凝縮(水系究極魔法2)
・フロストブロワー(水魔法系支援)
・ブレストショット(炎魔法系矢)
・閃光アロー(目眩まし矢)
装備
・薔薇の弓杖
※妖精変化時にはマジカルキュートボウに変化
・セーラー服
・狙撃三角帽子
・セーラー服
・竜気のマント
※邪気振り払い機能
・ロングブーツ
・可愛いリング
・プラチナの首飾り
「いっぱい得意技が増えたなぁ! マジカルキュートボウだってぇ! 私ってばプリティ♡」
確か長嶺に勝手に惚れ、そして勝手に失恋していたはずの美菓子は氷雨の慰めもあってか、打たれ強くでもなったのか長嶺の存在でも消去したかのように自身のステータスに釘付けとなってはしゃいでいた。
忍者・氷雨
Lv8→28→35
パワー
36→111→178
スピード
75→240→400
スキル
59→102→177
フォーチュン
12→36→45
LP
56→179→236
MP
17→17→17
覚えたスキル
・興野流刀殺法
・各種投擲とうてき(手裏剣、くない、他なんでも)
・流星斬り(瞬殺剣技)
・月光突き(瞬殺剣技)
・分身之術(撹乱術)
・水車大回転(水系打撃忍術)
・火炎斬り(炎魔法剣)
・火炎車(炎系打撃忍術)
・苦無柱(くないガード忍術)
・百花繚乱(鋭利茎攻撃忍術)
装備
・忍者刀・時雨しぐれ
・ボディスーツ・月下美人
※フルブースト(双翼のピアスと同等のスピード覚醒能力付き)
・竜心の胸当
※竜の強固な皮膚をまとい、防御力増大
・銀細工の腕輪
・フィットブーツ
・忍びの手袋
・双翼のピアス
※背中に竜の翼が生え、スピード増大
氷雨も自分の忍術が増えていくことに驚き、それは以前から体得していたものもあったが、即席で作り上げた忍術も多々あったのだ。
「私の術も増えたわ。愛姫子に神器を取られた後の戦闘を今のうちに考えておかなければね」
勇者・アシガル
Lv3→11→20
パワー
9→23→30
スピード
8→19→25
スキル
36→85→115
フォーチュン
250→341→455
LP
12→56→73
MP
7→35→41
覚えたスキル
・煩悩貯蓄
・煩悩照射
・他人行儀やめました(愛姫子・美菓子以外への煩悩照射)
・嫌悪蓄積
・嫌悪照射
・煩悩玉(貯め込んだ煩悩を圧縮した玉。一個で一回の煩悩照射に相当)
※誰でも使用可能
・嫌悪玉(貯め込んだ嫌悪を圧縮した玉。一個で一回の嫌悪照射に相当)
※誰でも使用可能
装備
・鍛冶屋の剣
・鍛冶屋の鎧
・鍛冶屋の兜
・心眼の腕輪
・勇者玉の筒
「相変わらず冴えないステータスね。何よ煩悩玉と嫌悪玉って!」
アシガルのステータスを見た愛姫子は先程まで長嶺に言い寄られ失声していた幼気な少女とは打って変わって、いつもの愛姫子に戻っていた。
「ハッハッハ! それが煩悩勇者、アシガルの最大の強みじゃ」
龍神らの前では黙りを決め込んでいた心眼の腕輪は、ワープが始まってから堰を切ったかのようにベラベラと喋り出していた。
心眼の腕輪いわく、その煩悩玉と嫌悪玉は、一日に数回しか照射出来ないアシガルが、貯め込んだ煩悩や嫌悪を形取り、保存しておく玉なのだとか。
従って要領よく玉を作り出していけば、照射だけでなく、玉を使って何度でも何人にでも煩悩と嫌悪が照射できる算段もなる。
そしてそれは誰にでも使える便利アイテムなのだとか。
そんなに照射する日がやってくるのであろうか。
三美少女は顔を見合い首を捻るばかりであった。
つづく




