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妹と寝ることが決定したのと父さんがあっさりしていた件について

ごめんなさい、遊の父親の登場とか諸々でイチャイチャが書けなかったです

イチャイチャは次書きます!

 どうも、藤堂遊です。義理の姉2人と妹に恋愛対象として見ていないと宣言し、少し言い過ぎたかなぁ……なんて思い後悔していた時期も一時期ありました。しかし、今はっきりとわかったことがあります。それは……後悔した俺が馬鹿だった!!ということです。


 さて、そろそろ目の前の現実に目を向けるか。


「お、落ち着けって3人とも」

「お兄ちゃん」

「私たちは」

「すっっっごく落ち着いてるよ~」


 落ち着いている割には目が虚ろで今にも飛び掛かってきそうなんですけど…………


「お、落ち着いている割には今にも飛び掛かってきそうなんですが……」

「そうだね、お兄ちゃんが逃げようとしなければ私たちもこんなことしないよ?」

「私たちは遊、君に拒絶された時本当に悲しかった」

「だから、私たちは遊ちゃんを誰にも離さない、逃がさないって決めたんだ……」


 ヤバい、俺が『恋愛対象として見ていない』とか言ったせいで状況が大変なことになってる!?どうする?考えろ!今こそ俺の灰色の頭脳をフル回転させる時!!ってそんなこと考えている間にも3人が迫っているだと!?


「おにいちゃん……」

「ゆう……」

「ゆうちゃん……」


 遊華たちは徐々に俺との物理的な距離を縮めてきている。万事休すか……いや、1つ秘策を思いついたぞ


「3人ともストップ!」

「「「なに?」」」


 よし!止まった!


「俺は今日ここに来たのは父さん以外は周知の事実だろ?」

「「「うん」」」

「俺の部屋は現在ないのと同じ状態だろ?」

「「「うん」」」」

「だから……」


 俺が思いついた秘策、それは……


「俺と今夜一緒に寝ないか?」

「「「いいの!?」」」

「ああ、さすがに両親の部屋やリビングで寝るわけにはいかないし……」


 何よりリビングで寝て3人に寝込みを襲われるくらいなら3人と日にちをずらして二人で寝た方がマシだ


「しかし、それだと順番をどういう風に決めたものか……」

「そうだね、キスの順番を決める時も結構時間かかったし……」

「またクジにする~?」

「いやいや、キスする順番をそのまま使えばいいじゃないか」


 香月は嬉しそうな表情を浮かべるが2人は若干不満そうな表情を浮かべる


「約2名が不満そう何だが……何か問題でも?」

「「べっつに~何も問題ないんじゃないかな!!」」


 明らかに拗ねてらっしゃる……不覚にも可愛いなんて思ってしまう俺は病気なんだろうか


「何も問題ないならキスの順番でいいな」

「遊、待ってくれ」


 香月が待ったをかけてきた。せっかく纏まったのに何だ?まだ何かあるのか?


「一緒に寝る順番だが、私は遊華に1番を譲るよ」

「「え?」」


 美月と遊華がポカンとしている。俺も香月が言い出したことは意外すぎたのでリアクションに困るのだが……


「何で遊華を1番を譲ったんだ?別に香月が1番でもいいんじゃないのか?」

「遊、この3人の中で1番に君と付き合いの長い人物を言ってくれないか」

「付き合いが1番長いのは遊華だな。当たり前だろ?妹なんだから」

「そう、付き合いが1番長いのは遊華だ。当然、遊がいなくなった時にこの中で1番心配していたのも遊華ということになるとは思わないかい?」


 香月の言うことにも一理ある。俺のいた時代では遊華は俺にいつも冷たかった…………だが、この時代で再会した遊華は俺のために泣いてくれた。10年経って丸くなったと言われたらそれまでだが


「そういうことだ。今回は私は1番を遊華に譲る。美月もそれでいいな?」

「そうだねぇ~私としては1番最初に遊ちゃんと一緒に寝たかったけど、今回は遊華ちゃんに譲るよ~」

「2人とも……」

「遊華、今日はお兄ちゃんにうんと抱きしめてもらうといい」

「うんっ!」


 え?俺は今夜妹を抱きしめて寝なきゃいけないの?マジか……妹とはいえ女だぞ?理性持つかな…………


「おっと、つい話し込んでしまったが、もうこんな時間か。そろそろ父さんが帰ってくるからリビングに行こうか」


 時計を見ると時刻は17時であり、あと30分足らずで父さんが帰ってくる。うっかり忘れそうになるが、俺はタイムトラベルしてきた身だ。父さんに会うのは久しぶりということになる


「俺怒られないかな……」

「お兄ちゃんどうしたの?」

「いや、俺きっとすごく怒られるんだろうなぁって思っただけだ」

「心配するな、遊」

「そうだよ~」

「心配ないよ。お兄ちゃん」


 3人とも俺の不安を少しでもなくそうとしてくれているのか……優しいんだな


「「「怒られたら私たちが慰めてあげるから」」」


 俺は感動の涙で前が見えなくなりそうだった


「「「身体でね」」」


 俺の感動返せ


「ひとまずリビングに行くか。叫んだり、ツッコミ入れたりで喉が渇いた」


 俺は水分を求めてリビングに向かった。10年経った父さんはきっと老けてるんだろうなぁ……なんて思いながら


「あら、遊君。お話は終わったの?」

「ええ、いろいろと疲れましたが、一応は」

「晩御飯できてるけど、今食べる?」

「いえ、父さんが帰って来てからでいいです。仕事が変わっていなければもうすぐですよね?」

「ええ、もうすぐ帰ってくるわよ」


 よかった、仕事は変わってないのか。


 俺はコップに麦茶を注ぎ、リビングに戻った。


「今帰ったぞ~」


 玄関からやけに能天気な声が聞こえた。父さんが帰ってきたんだな


「父さんが帰ってきたんだな。私が出迎えてくるから、ここで待っているんだぞ?遊」


 香月は立ち上がり玄関に向かった。


「俺も行くよ」


 俺も出迎えようと香月さんに声をかけた


「いや、遊は2人とここで待っててくれ。遊華、美月、遊の見張りを頼んだぞ」


 だが、あっさり断られた挙句、遊華と美月さんを見張りにつけられてしまった


「「任せて!」」

「では、行ってくる」


 香月さんは俺と遊華たちを残して行ってしまった。行ってしまったなんて表現をすると戦争に赴く兵隊と勘違いしそうだな……父さんの出迎えってそんなに大変な作業なんだろうか?作業とか言うと父さんが可愛そうになってくるが。そこはあれだ、仕方ないとでも言っておこう


 玄関からは『おかえり、父さん』という香月の声と『今帰った』という父さんの声が聞こえた。むしろそれ以外の会話をする声が聞こえない。例えば、玄関の靴が1足増えていることに対するリアクションとか


 俺がどんな顔をして父さんと会おうか考えているうちにリビングのドアが開いて父さんが入ってきた


「父さん……おかえり」


 これが俺がこの時代に来て初めて父さんにかけた言葉だった。


「遊……」


 この時、俺は父さんに殴られる覚悟はあったし、殴られると思っていた。しかし……


「遊、お前……何で15の姿のままなんだ?」


 俺はここに来て初めて真っ当な反応をする人間を見た。


「父さん……初めてだよ。年齢にツッコミ入れてくれてくれた人は」

「ん?そうか?羽月か娘3人に言われなかったのか?」

「うん……」

「遊……頑張ったな」


 父さんは俺の両肩に手を置いて慰めてくれた。同情するなら家にいてほしかったよ……


 それから少しして晩飯にすることになった。今日の献立はカレーとのことだ


「さて、一家全員そろったし、説明してもらおうか?遊。父さんは特に気にしている様子はないが、私たちは遊がなぜ15歳のままなのか、10年もの間どこで何をしていたのかが知りたいんだ」

「わかっている。元々そのつもりだからな」


 俺は今日未来へ突然タイムトラベルしてきたこと、過去の世界では今日友達と遊びに行こうとして電車に乗ったことを説明した。俺が説明している間、家族は一切口を挿まなかった。


「なるほど、やはりそうだったか……」


 父さんがどこか納得した表情でいた。


「父さん、やはりっていうことは何か知ってるの?」

遊斗(ゆうと)?」

「あ、いや……別に。それよりも遊」

「何?父さん」

「明日僕の書斎に来い」


 家族に言えないことか?それとも下世話な話か?どちらにしても父さんのさっきの反応何かあるな


「わかった」


 俺はこう答えるしかなかった


「じゃあこの話はここで終わりだ。言っておくけど、この話をこれ以上蒸し返さないように!わかった?」


 父さんは俺にじゃなく、女性陣に向けて警告した。俺がタイムトラベルしてきたことは何か都合の悪いことなのか?女性陣はただ頷くしかないような感じだな。これが家長の威厳なのか……


「それより、香月たちは遊にあーんでご飯を食べさせてあげなさい」


 父さんはとてつもない爆弾を投下した。


「「「はーい!」」」

「自分で食べられるんだけど!?」

「遊は1人では食べられないと言っている。早く食べさせてあげなさい」

「父さん、話聞いてた!?」


 父さんの顔を見るとメチャメチャ楽しそうだった。覚えてろよこの野郎


















ちょっと長かったかもしれないですが最後まで読んで頂きありがとうございました

次回も頑張ります!

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