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豚は一生笑わない  作者: Crow
第一章 学園①編
2/5

第二話『学校。』

「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

寝起きにはキツい足への一撃を食らった狩野は叫んだ。

こうして狩野のアホな日常がスタートする。

悶絶すること20秒。

足に絆創膏を貼った狩野は画鋲のあったところを睨む。

カレンダーが剥がれていたのだった。


狩野 斗真

16歳。高校生。

特に秀でたこともなく、特技は水泳。

水に親しいからか魔法は『 水質変化アクア・コントロール

水の水質、量、温度、力の向き、重さなどを操作できる。

ただし、魔力をものすごく食うので長時間使っていると、魔力がなくなってしまうのだ。

魔力を練り出す力を鍛えてこそこの魔法をマスターできるのだが、狩野は、魔力を練り出す力が非常に

低く、連続で使っていられるのも5分といったところである。


狩野が、時計を見ると、時刻は10時23分。

「これは夢だ。絶対夢だ!そう信じるぅ!」

と現実逃避気味に叫ぶと、カレンダーが見えた。

そこに見えたのは9月1日に書いてある、始業式の文字。

「信じない信じないシンジナイー!」

と言いつつ、着替えを終わらせ財布を持って出かけた。


電車に乗って学校に着いた時刻は、11時10分。

ガラリとした学校にひとり狩野は立ち尽くす。

「やっちまったァァァァァ!」

そう叫ぶと、玄関から誰かが出てきた。

出てきたのは、女。

茶髪でポニーテール。茶色の髪はおそらく地毛だろう。

三日月みかずき 碧衣あおい

狩野の 幼馴染おさななじみで同級生。

彼女が狩野を見て、

「ちょっと、うるさい。」

と言った。

狩野は、

「ん。ゴメン」

と一言。


彼女の魔法は

悪魔の足デビルステップ

足を使った技を強化している。

例えば、走る時の地面を蹴る動作も、地面が爆発するように砂煙が出て、その反動で飛ぶように走ることができる。

そんな魔法を使って蹴られたら一溜りもない。


狩野は恐る恐る校舎に入った。

すると後ろから

「狩野くぅぅぅぅぅぅぅぅん!」

と言う激怒している人の声が聞こえた。

狩野はビクっとするように肩を動かす。

「・・・・・・ヤベっ!」

とりあえずヒロイン登場!って感じです。

さぁ狩野君はこれからどうなるのでしょう!

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