表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
匍匐飛行 ~ ヘリコプターパイロットの細腕戦記 ~  作者: 梅小路 双月
第二章 アフリカで両用戦?
102/113

はるひん・ごる?

「第二次世界大戦って確か、日本は1941年から1945年まで戦ったから、4年間ですよね。そう考えると結構な数の戦闘機を開発してますね」

「いや、日本はその前から中国大陸で戦っていたからな。主力だったタイプ九七の後継機がタイプ1で、その開発をナカジマが受けたのが確か1937頃の筈だよ」

「あっ、そう言えば思い出した。タイプ九七ってハルハ河の戦闘の時の日本の主力戦闘機だよ。

 モンゴル/ソビエト連邦のポリカルポフ‐15、‐16と戦ったんだ」

 プリンスは元ソビエト連邦の衛生国家だったハザフエリ共和国出身だから、もしかしたらその辺の教育も受けてるのかもしれないわね。

「プリンス、ハルハ河の戦闘って?」

「何だジュリエット、自分の国の事じゃないか。

 ハルハ河の戦闘は、モンゴルと旧満州の国境紛争だよ。実質はソ連と日本が戦ったんだ。

 えーっと、もしかしたら呼び方が違うのかも。確か他には、ノモンハン戦役とかハルヒン・ゴル戦役とか呼ばれてた筈だけど日本じゃどうなのかな」

「ゴメンね~。私の国って、明治維新以降の歴史ってあんまり受験に関わらないから学校でも詳しく教えないのよ。

 ハルヒン・ゴルかノモンハンね、今度勉強しとく」

 ソビエト連邦の呼称であるハルハ河の戦闘は、日本ではノモンハン事件って呼ばれていたわ。どちらの国も戦闘や事件呼びだけど実態は、大規模な軍事衝突だったみたい。

「とにかくだ。日本の少ないリソースを分散させたと云う批判も無いでは無いが、戦争の進展や敵が送り出すであろう新型機への対応を適切に見極めたとも言えるな」

「因みに、海軍はほぼ零戦で戦ったって話だったけど?」

「ゼロの様に空母で運用する艦上戦闘機の後継は間に合わなかったのだが、陸上基地から出撃する機種はあったな。

 ミツビシJ2Mライデン(雷電)、コードネームはジャック。

 もう一つが、カワニシN1K1シデン(紫電)とN1K2シデン‐カイ(紫電改)。コードネームはどちらもジョージだ」

「紫電改! 聞いた事あるわ。そうだったんだ、紫電があって紫電改なのね。

 でも海軍なのに空母に載せない戦闘機を作ってどうするの?」

「海軍だって陸上に基地を持っているからな、その防衛だよ。

 後はそうだな、根拠地となる軍港に置かれた鎮守府も自分たちで守る必要が有るって訳だな。

 陸上にあっても陸軍の世話にはならないって事だよ。まあ昔から、何処の国でも海軍と陸軍は仲が悪いって相場が決まってるからな」

「そうなの?」

「ま、現場はそれ程でも無いよ。実際に敵と戦ってるんだから、余計な手間を増やす必要も無いだろ。

 上の方は、色々と簡単には行かないみたいだけどね」

 あ、ハーレーは陸軍出身だったか。因みに、サッド隊長とダークは元海兵隊員よ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ