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馬車の速度

作者: 安楽椅子辞書

ファンタジー作品で大抵出てくる「馬車」と「馬」。

現実世界では、その速さはどれくらいでしょう?


すでにまとまられたサイトさんの情報を統合すると...

速さは馬の頑張り次第ですが、馬は航続距離が意外と短くて15~20kmぐらい。しかも走る速さはあんまり関係ないんです。筋肉内のグリコーゲンを使いきったら動けなくなります。

馬が走りきったら、消費したグリコーゲンの回復に見合った時間の休憩が必須で、10km/hより早いと走った時間より休憩の方が長かったりします。


一方、馬車は速度限界が丈夫さで決まります。全盛期で7~8km/hが常用速度みたいです。

で、代え馬無しで馬車を走らせると、2~3時間に1時間休憩することになり平均速度は5km/h程度に落ちます。

徒歩に慣れた人の速度と変わりません!!実は、長距離移動に対しては、人類は最強クラスな生物なのです。

なので騎兵と歩兵が同じ戦場に移動出来た訳ですね。

ちなみに馬車の真の利点は積載量です。大荷物を担ぐと徒歩では馬車に敵いません。


では、馬車や馬が遅いかと言うと、普通は人が走るより早いです。

その秘訣が途中で馬を代える「駅」の存在です。

馬が疲れて走れないなら、元気なのに乗り換えれば、馬や馬車の巡航速度が平均速度に成ります。


結局、「駅」で馬を代えられるなら馬車や馬は早く、無いと徒歩並みに速度が落ちるのが実情です。

でも、赤兎馬なら、駅無しでも激っ早いです。

ファンタジー世界なら、全ての馬が赤兎って設定にすると、移動が速いですね。

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― 新着の感想 ―
[一言] >馬は航続距離が意外と短くて15~20kmぐらい。 うわあ、そうなんですね。 作中で60km程の道のりを騎馬で一気に駆け抜けさせてしまってました(ちなみに歴史小説です)。 途中の町で馬を乗…
[良い点] 馬車の移動速度とストーリー上移動に使える時間計算したら、世界が異様に狭くなったので、チョコボみたいな不思議生物を代わりに出現させることになりました。
[良い点] 荷物や人間を運ばせるわけですし、馬車は馬にとっては相当な重労働なのですね。 大変勉強になりました。
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