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危険な匂い

作者: 善行望
掲載日:2021/06/28

 

 昨夜の雨から匂うのです


 危険な匂いがするのです


 ギラつくに向かうと


 大人は未成年へと戻るのです


 千鳥足で浜辺を駆けてるのです


 栄養の足りない我利我利の子供らは


 波に酔いしれてるか酔っ払ってるのか


 私には解りません 


 人混みがたくさんの芥を散らかしても


 それはどうでもよいのです


 ヒトゴミになることが怖いのです


 笑って溺れる潮の流れに


 危険な思潮を想うのです


 私は迷うのです


 昨夜の雨の成分を調べなけあならんと


 砂浜に押し寄せられ


 彼らは膝を腹にくっつけてます


 胎内に戻りたいのでしょう


 しかしみな離岸流に身を任せ


 遠くの沖へと消えていきました


 私は迷うのです


 昨夜の雨の成分を分析するのと


 海の底で呼吸する仕方を


 教えてあげようかしまいか


 


 



 

お付き合いいただきありがとうございました。

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