快楽殺人者がホラー映画を見たSAWです。
SAW 2004年 アメリカ映画
頭のおかしいおっさんがワナを仕掛けたり、ゲームを仕掛けたりしてして人を殺す映画だったわ。殺すんじゃなくて、ワナにかかった獲物が自滅していくのを見るのが好きなだけ。自分で手を汚さないのね。見てるだけなんて面白いのかしら?
外科医とカメラマンが廃屋のバスルームのようなところで目覚める。
カメラマンが目覚めたのはバスタブの水の中。
暴れて栓が取れて、水が抜けていく。
このとき、鍵のような物が排水溝へ。
外科医はすでに目覚めている。
お互いに部屋の反対側のパイプにつながれてる。
部屋の真ん中に頭を撃ち抜いて死んだ男の死体が一体。
お前らもこうなるぞ、みたいな。
ゲーム、開始。
カメラマンは人の弱みを写真にとって金を稼ぐような人間。
外科医は社会的には立派だけど、不倫してる。
犯人はジグソウという男。変な仮面つけて出てくるけど、印象がいまいち。
外科医はカメラマンを殺せって指示が出てる。
お互いに鎖でつながれてるから、わーわーぎゃーぎゃー叫ぶだけ。
犯人は外科医の嫁と子供を人質に取って、外科医の自宅から廃屋の実況を見てる。
犯人は外科医の病院の雑役係。
見るからに精神病患者って感じで、がっかり感が半端ないわ。
ジグソウはすでにあちこちで猟奇的殺人を繰り返して、警察に追われているの。
いくつかの猟奇的殺人の方法はなかなかよかったけど、見てるだけなんて、ねえ?
つまらないじゃない?
最後は犯人に捕まってた外科医の奥さんが反撃して、子供と奥さんは無事。
でも犯人と思ってた奴が、実は彼も、ゲームの一コマだったというオチ。
これはなかなか良かったわ。
外科医は脱出するために自分の足先を切断して鎖から逃れるけど、多分、出血多量で駄目でしょうね。
カメラマンは外科医が助けを呼んでくるのを待つんだけど、そのとき、最初に部屋に転がっていた死体の男が起き上がり、実はこいつがジグソウだったという。
最前線で見物してたってわけ。
「お前の鎖の鍵はバスタブの中だ」
最初に排水溝に流れたやつみたいね。
「ゲームオーバー」って言って廃屋から出て行くの。
カメラマンは置き去りにされ、彼の絶叫でエンド。
なかなか面白かったわ。
でもこの殺人鬼には賛同できないわ。
お金も場所も無駄にかかるじゃない。
たいして破壊を楽しめないのに。
ねえ? 了
年間、200本はホラー映画を見てるという噂の美里が話してくれました。
でも、ここにこんなん書いてもええんかな。
怒られたら、削除します。