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SKYVEHICLE【スカイ・ビークル】1巻  作者: じゃがマヨ
【生活安全捜査課所属】 氷室かざねの日常
24/30

第24話




 ドッ




 イノセントは自らの腕を変形させていた。


 変形させ、ある一点に力を集約させる。


 回転する軸。


 ゴォッと唸る風切り音。



 ゴッ——!



 シールドの表面にぶつかる。


 歪な斧の形に変形した敵の腕が、垂直方向に回転するシールドの上っ面を叩いた。


 ぶつかった拍子に湾曲する表面。


 しかし、届かなかった。


 斧は根本から折れたように崩れ去った。


 イノセントは急ぎ体勢を整え、変形した壁が元に戻らないうちに次の攻撃体勢へと移行。


 右。


 その手のひらの上だ。


 高密度のエネルギー弾を生成したのは。


 


 地面に到達した時点で“もう一体”が取っていた行動。


 それはかざねへの直接的な攻撃を実行するものであっても、回転しようとする攻撃の軸を“拡げる“ものではなかった。



 シールドを砕く

 


 そのためだけに注力された敵のモーションは、すでに単一の意識の中にゆり動いていた。


 

 この時、上空には倒壊するビルの被写体が、あった。


 地面へと落下する瓦礫。


 崩れた地面の傾斜によって、その中心に倒れ込むように吸い込まれていく周囲の物体が、空を覆う。



 かざねとイノセントの足元はまだ、かろうじて地面が残っていた。


 かざねが受け流した敵の攻撃は、ビルの側面、——その建物の足元を抉りながら爆風半径を広げていた。


 地面も当然のように抉れた。


 が、周囲を破壊しながら円形に広がっていく衝撃波は、一度かざねの量子流域を媒介したせいで、その威力を落としていた。


 地面がまだらに崩れたのはそのためだ。


 イノセントは即座に連撃をぶつける。


 至近距離からのエネルギー弾。


 迸るスパーク。


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