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ぱち屋バイトよもやま話  作者: 山本遊佑
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シマ担当見習い

 不思議な雰囲気でしたね。


最初にはじめて担当したシマはデジパチコーナのバラエティ、ここはお客さんも少なく、仕事を覚えるには最適な場所である。

先輩(といっても年下)のスタッフに、仕事のレクチャーを教わる。

ランプ対応、箱の上げ下げ、計数、トラブル対応など。

そのシマの端に立ち、先輩の動きをじっと観察する。

トラブルは一緒に対応する。

のち、私自身が仮担当へと入る。

ここから先、不安はあるが楽しみが勝っていた。

やっぱり、ここはパチンコ好きの経験が活きるというもの、出玉の箱の交換などは、どのタイミングが分かるので難なくこなした。

シマの端に立ち、遊技するお客様の動きを見つつ、時折、巡回する。

呼び出しランプが点いたら、駆けつけ出玉の入った箱をおろし、空箱を手渡しする。

ランプの点灯、お客さんがバッテン印をジェスチャーされたら、出玉の入った箱を抱え、シマの前にある計数機に玉を入れ、計数し、レシートをお渡しする。

トラブル応対は、主に釘に球が乗っかり遊戯ができなくなる(ブドウと呼ばれる)の解消、台の玉詰まり上にあるレールの玉詰まりを直すなどである。

はじめの内は、インカムで先輩を呼び、動きを見ながら対応のアドバイスをもらう。

それから数日後、私にパチンコの盤面をあける鍵が渡された。



 あの空間。

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― 新着の感想 ―
[良い点] これは期待上げ(0゜・∀・)wktk
[一言] ついに鍵が! ちょっと憧れたりします 普段開けられないところの鍵って(*´∀`*)
[一言]  パチバイト!若い頃に半年のみでしたけど、やってました。  僕のバイト先は客足の少ないガラガラの店舗で、あまりにもやることが無さすぎて箱交換や店員の呼び出しボタンが押されると従業員が競うよ…
2022/06/08 20:06 退会済み
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