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ぱち屋バイトよもやま話  作者: 山本遊佑
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香ばしいラインナップ

 あの頃は・・・はっ!


 黒のスラックスに、真っ白のカッターシャツ、それに茶色のベスト、胸には名札という出で立ちで、私はホールにはじめてバイトとして立った。

 まずは掃除、営業がはじまると入り口で「いらっしゃいませ」と一礼をしお客さんを迎える。

 それにしてもと、私はホールを見渡す。

 俺好みだわ~。

 シマのラインナップは本当に素敵だった記憶がある。


 パチンコ、1コースは羽根物「玉ちゃんファイト」「ファインプレー」。

 2コースはいまだに稼働中初代「ギンパラ」(この機種は人気あったけど、古くて置いている店は少なかった)。

 3コース人気機種。

 4コース人気機種。

 5コース新海物語。

 6コースバラエティ。

 スロットコーナは、ぐるり周り半分を「北斗の拳」で配置し、人気機種「吉宗」、その他四号機のストック機、一番端のシマにジャグラーを配置していた。


 たまらんわ~。

 私は、姿勢を正し、起立し両足をやや広げ、へそ付近で手を重ね、右手は左手を包むようにしている。

 じーっ。

 はっ。

 通り過ぎるお客さんに気づくと一礼お迎えしつつ、素敵なホールに目を輝かせていた。



 な~んて言うと、おじさん・・・あっ、おじさんか(笑)。

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