1話 全ての始まり
最近はやっと文を書けるようになってきました。ペースは不定期になるとおもいます。
今日も、友達とたわいもない会話をして、退屈な授業を受けていた。しかし、そんな平穏な日常ももうすぐ終わりを迎えようとしていた。
少年は退屈な授業を終えて、家に帰ろうとしていた。途中で友達と別れて、一人家に向かっていると公園に差し掛かろうとしていた。
そこにボールが転がり車道へ出て行ってしまう。それを子供が追いかけていく。ちょうどトラックが子供に突っ込んでくる。
「あ、危ねえ‼︎‼︎」
少年は車道に突っ込んで子供を歩道に引き戻す。しかし、少年はトラックに轢かれてしまう少年の体がグシャっとそこら中に肉片が飛び散る______はずだった。少年以外がまるで時が止まったかのように固まる。風も雲も音も
「あ、あれ?どうしたんだ?ま、周りが止まって?え?」
少年は混乱してあたりを見回すが相変わらず全て止まっている。少年は何かないかとあたりを走り回る。しばらくして曲がり角を曲がった少年の目に異様な光景が飛び込んで来る。紅い空、ボロボロの廃墟、崩れた道路には無数の人骨や顔の無い腐りかけの死体、そして血の海が広がっている。そこは周りとは違い動いているし風も吹いている。鉄っぽい血の匂いが風にのって少年に運ばれて少年はその場にうずくまって吐いてしまう。
「が、うっ!げぉげは!うげぇぇぇぇええええええ」
「な、何なんだよ?これ?どうゆうことだよ?と、とりあえずどうにかしないと。」
少年は何とか冷静さを取り戻し、とりあえず目の前の顔の無い腐りかけの死体を見てみる。始めは「うっ」と吐きそうになり顔を伏せてしまったが直ぐに向き直り死体を見る。
内蔵があるべき場所は無くなっていた。そかを何かに食いちぎられたように。その状態で手に何かを握っていた。少年がそれ見ると家にあるような包丁を握りしめていた。
少年は包丁を手にとってよく見ようとすると、赤黒い血がべっとりと、生温かい血がべっとりと付いていた。少年はその血に驚き悲鳴をあげ、包丁を捨ててしまう。
「うっァァァァァあああ!?あたっ温かいっ?!てっどゆっ!?え?」
少年の叫び声に気づいたのか。何かの足音がこちらに聞こえて来るベチャっ!ベチャっ、と血の海や死体を踏み散らしながら。少年は驚きとりあえず包丁を拾って構える。足音の主が少年に近づく。
足音の主は少年のよく知っている顔をしていた。
「と、父さん?」
だが、彼の知る父親とは違い目は狂気に染まり血走って、顔中に血が付いており耳まで裂けた口からよだれを垂らしていた。そしてその手にはもう一つの彼のよく知る顔を持っていた。彼の母親の首だ。
母親の首は恐怖で表情が固まっており頭が割られて中から脳みそがはみ出ている。
「ゥえ?あ、ぁぁぁあああああああ!?」
少年は半狂乱になって逃げようとするが足がガクガクと震え動かない。
(がっ、に逃げ逃げな、いと!)
彼の父親の姿をした怪物が少年を見つけると満足そうにして母親の頭から脳みそをとって咀嚼する。ニッちゃ、ぬっチャと音を立て食べ終えると怪物は次なる獲物を捕食するため頭を投げ捨て少年に襲いかかる。
少年はとっさに後ろに身を引いたが怪物の爪が少年の胴体を深く削り、追い討ちをかけようと怪物が突っ込んで来る。
「ひッ!がうっァァァァァあああ!」
少年は持っていた包丁を突っ込んできた怪物の腹に潜り包丁を突き刺す。
その瞬間、少年の意思とは関係なく体が動く。その父親の姿をした怪物は殺すため。
一秒がとても長くなる。
少年の体が父親の姿にも躊躇わず突き刺した包丁をさらに深く突き刺し、下から上に力任せに切ると同時に手を突っ込んで内蔵を掻き出すと中から色々な臓器が飛び出てくる。大きく痙攣する怪物。
少年はそれを見て思考が止まる。しかし、体は動き続ける。
内蔵を掻き出され怯んだ父親の姿をした怪物を地面に倒し馬乗りをして包丁を頭にグサッグサッグチャッにちゃっと原型が無くらるくらいに刺しまくる。少年に血や肉、脳が飛び散る。それも気にせず刺し続ける。
「え?あ、うあ」
しばらくして少年は自分が何をしたか思い出し吐く。吐き続ける。
「な、え?がはっゲホっ!」
少年の意識がブツリと途切れる。
まだまだ、素人です。誤字脱字ミス等がありましたら教えて下さい。アドバイスもよろです。