表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生したけど好みは変わらん!  作者: あやとり
3/96

3.控えめに言って天使

3歳にもなると手足の感覚が随分今までと違って、やっと自由に動き回れる感じだ。


そうそう、私の容姿はお父様そっくりのプラチナシルバーの髪にブルートルマリンのようなブルーの瞳の美幼女である!!ドヤァ!!!

鏡を見たときはまぁ驚いた!可愛いだろうとは思っていたが、想像より可愛かった。

前世の黒目黒髪が普通だった世界観からすればもう控えめに言って天使である。

真っ白な肌にややふわっとしたシルバーの髪、大きなブルーの瞳。

こちらの世界での美醜の概念はわからないが、私の感覚では最高だ。


髪質以外そっくりのお父様は私のことを溺愛している。

そう。私の顔立ちはお父様にそっくりなのである。幼児だから大きい目だがきっと父に似てクール系の顔立ちになると思う。

お母様は可愛らしい顔立ちをしている。私は色彩が冷たい感じだからそちらに似た方が良かったような気もする。

お母様は初めての女の子にお洋服をたくさん用意していて、だいたいがロリータもびっくりのフリフリである。それはもうフリッフリだ。色もピンクやら水色やら黄色やらやたらパステルカラーのお子様らしい感じだ。

「ティアは可愛いから、何でも似合うわね~。お人形さんみたい」

と親ばかが爆発しているし

小さいころしか着れないだろうということで、私も甘んじて受け入れている。きっと顔立ち的にフリフリは似合わなくなるしね。これはこれで可愛いんだよ?前世でも着たことなかったしね。

でも動きにくいことこの上ないのである。

「おかあさま、ふりふりじゃないのもてぃあにあうとおもうよ?」

と小首を傾げてアピールだ。

「そうね。ティアは何着てもかわいいわよね~」

「んね~」

と、シンプルなワンピースも作ってもらっている。

既製品じゃないのよ。オーダーだよ?異世界あるあるだわ~。お金持ちあるあるだわ~。と思いながら作ってもらっている。

正直すぐ大きくなるしそんな大量の服いらないし、何なら既製品でもいいと思っているがお母様が生きがいにしているしお金を使うのも上位貴族の役目なので諦めている。でもズボンも作ってもらおうと思っている。女の子用のズボンはこの世界にはもちろん無い。だがしかし、私には必要なのだ。

というのも

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ