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新たな妻候補あらわる!?

泊まる事になった領主夫妻、お風呂に驚き、トイレに驚き、挙句に一夫多妻フラグが立つわで今回もかなりてんやわんやな回になります。

ハッシュバルト「風呂に入るのはいいが、混浴にするのか?男女で別れるのかな?」


「義兄さん、義姉さん共に説明が必要な物があるしこん「別れましょう!私が説明します!」ゼーナ大丈夫かい?「大丈夫です。物覚えはいい方なんですよ?(上目遣い)」わかったよ今回は男女で別れよう。」


ゼーナ「任せてください♡旦那様ばかり負担はかけられません!」


〜〜〜男湯脱衣所〜〜〜


「ここは、脱衣所です。脱いだ服はこの棚の籠の中に入れてください。」


ハッシュバルト「大人数を想定して、かなりの個数があるな、了解だ」


〜〜〜女湯脱衣所〜〜〜


ゼーナ「お姉ちゃんここが服を脱ぐ所で、端にある姿見は髪のセッティングをする所だよ!そして一番のポイント!旦那様の世界の発明品で"ドライヤー"という物があるんだけど、何とこれが髪を乾かす魔道具ですぐ乾くの!凄いでしょ?」


フローラ「へぇ〜え!?本当なのそれ!?羨ましい!いつも、風邪を引かないように気をつけて何枚もタオルを使ってたのに……屋敷にもくれないかしら?」


ゼーナ「やっぱりそう思うよね。私もそうだったよ。早く服脱いでお風呂入ろ」


〜〜〜男湯風呂場〜〜〜


ハッシュバルト「屋敷の風呂より少し広いぐらいだか…木製だと!?本当に精密で技術力が凄いんだな!ん?端のホースで繋がっている物はなんだね?」


「それは、"シャワー"と言って身体や髪を洗ってお湯で流す時に使う物で先端からお湯が出るようになってます。キレイに流せるので楽ですよ」


ハッシュバルト「そうか、洗い流す時に使ってみるよ」


〜〜〜女湯風呂場〜〜〜


フローラ「嘘!?木製なの!?凄くいい匂い♪にしてもゼーナ、何でケンジ様の提案を潰したのよ?折角ケンジ様の綺麗・素敵で噂の"6パック"を拝めるかと思ったのに…残念」


ゼーナ「それが答えですよお姉ちゃん!あれを見せるわけにはいきません!絶対興奮して抱擁を求めるはずです!」


フローラ「そんなにヤバいの!?「念写ですがママが興奮してました」後で見せなさい!いいわね!?」


ゼーナ「まったく、その状態をお義兄さんの前でしたら、流石に失望されますよ?」


フローラ「うぐ!それは言わないで(´;ω;`)推しなの(´;ω;`)」


ゼーナ「『親が親なら子も子だな』とはよく言った物ですね。私も我慢してるんですよ。人前なので!2人だけの時は、腕に抱きついたり♡…頭を撫でてもらったり♡…もう最高です♪♡」


フローラ「キィーー!!羨ましくなんか(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)ブワァ」


ゼーナ「お姉ちゃんごめんなさい!自慢をしたかったんじゃないの!ただもう少し自制してくださいと言いたかったんです……流石に目で追いすぎですよ?」


フローラ「ごめん…周りが見えてなかったわね…気をつける!気を取り直して他、何か説明するものってあるの?」


ゼーナ「あります!端の体や髪を洗うエリアで壁からホースが伸びてるのが見えると思うんですけどそれが"シャワー"と言うもので体や髪を洗った後洗い流すのに使うものです!これを知ってしまうと今までの苦労は何だったんだと思いますよ?」


〜〜〜トイレ前〜〜〜


「皆さん揃いましたね、説明します。表示がありますが、右が男性用トイレで、左が女性用トイレです。まず男性用から入ってすぐ壁についてる"小便器"と言うのですが小さい方をする為の物です。してから前からさると自動で水が流れて処理されます!奥に四角く壁で覆われ、扉が付いてる物が3箇所あると思いますがそれが"洋式大便器"と言われる物がある所です!これは実物を見た方が早いですね、便座を便器に下ろしてズボンと下着を下におろし便座に座りようをたします。後、出してから右にあるスイッチを押すとお湯でお尻を洗ってくれる機能が付いてます!これもし終わって立ち上がると自動で処理されます!女性用トイレは先程話をした洋式大便器が5箇所設置されてます!最終的な清掃は家の保全機能がしてくれるので大丈夫です」


ゼーナ以外一同「おお!!凄すぎる!!」


〜〜〜談話室〜〜〜


ハッシュバルト「とても癒される空間だった。これでエールがあれば最高なのだかな、流石に持ってこんかったわ」


「それじゃあ、俺の手持ちの酒で"ビール"と言うエールに近い物を出しましょう!冷えていて美味しいですよ!ゼーナ達もいるかい?」


ゼーナ「私はエールは苦手で…果実酒かワインなら飲めるんですけど…あります?」


フローラ「私もゼーナと同じく」


「そうなんだね…在庫は…ある!柑橘系と変わり種で桃味や林檎味色々あるし、ワインも赤と白、両方あるよ!どっちがいい?」


ゼーナ・フローラ「白ワイン?ワインは赤だけじゃないんですか?」


「こちらの世界じゃ白ワインはないのか…えと…簡単に説明すると、赤より喉越しが良くて、口の中に味がずっとすることもないんだ」


ゼーナ・フローラ「それはいいですね、白ワインでお願いします」


「了解!じゃあ出すよ」


ハッシュバルト「おお!?なんだこの奇怪な物は?」


「それは"ビールサーバー"と言う物で常にビールを冷えた状態に保ち簡単に注げるようにした魔道具ですね」


ゼーナ・フローラ「おお!これが白ワインですか!若干緑が入った透明な色なんですね!この透明な物はなんですか?」


「それは"ワイングラス"と言う物でワインを飲む専用のコップだよ」


ハッシュバルト「ケンジ君、セバスに注ぎ方を教えてくれぬか?給仕もしてくれるぞ!」


「わかりました。自分でやるのも乙なんですがね、使うのはこのジョッキで、斜めに傾けてこの注ぎ口の下に持ってきて上のレバーを引くと出てきます。三分の一ぐらいまで注いだらジョッキを真っ直ぐにしてレバーを軽く引いた状態にすると泡だけが出るので、そのまま、満杯まで入れます!これが美味しいビールの入れ方ですね」


セバス「わかりました…やってみます!これは楽でございますね!」


ゼーナ「セバスさんこちらも注いで貰えますか?」


セバス「流石に1人だと大変なのでメイド長を呼んで参りますね。」


クリス「お呼びにより参上しました。メイド長のクリスです。奥様とゼーナ様の給仕は私が行いますのでなんなりと」


フローラ「クリスが来たのね、ワインをグラスに注いで頂戴」


クリス「はい!」


「準備出来たし乾杯!」


一同「乾杯!」


ハッシュバルト「おお!冷えていて美味いし、この濃厚な麦の甘味にアルコールの辛味!泡も美味いではないか!一息で飲めてしまうぞ!?これまで飲んでいたエールは何だったんだ!?」


「飲んだ事ないのでわからないけど、そこまで違いますか?」


ハッシュバルト「まったくの別物だ!そもそも冷やす魔道具がないし、麦の味もここまではっきりとはせんぞ?泡にいたっては、苦すぎて飲めたものではないな」


フローラ「美味すぎるわこれ、今まで飲んできたワインがワインじゃない気がしちゃうわ、葡萄の味がしっかりするし甘味がそれを更に引き立ててるわね、アルコールもきつすぎないし、後味の抜けも私好みだわ!」


ゼーナ「私は美味しいと思いますけど、物足りないですね、旦那様!赤ワインの方も出してもらってもいいですか?」


「構わないよ!新しいグラスもだすから飲み比べてみて!」いい銘柄だけどゼーナは強いんだな覚えておこう


ゼーナ「ありがとうございます♪クリスさんお願いします!」


フローラ「なら、私も飲もうかしら」


クリス「ゼーナ様、奥様どうぞ」


ゼーナ「赤ワインなのに味がスッキリしてる♪飲みやすくていくらでも飲めそう♡」


フローラ「確かにそうね、こちらの世界の赤ワインは渋味が強くて甘味も全然感じないし、違いがはっきりだわ!」


「それは、まったく熟成してないせいですね。渋味が強いワインは瓶に詰めてから暗所と言われる暗く涼しい所で保管するのですが、その年数が早くて10年〜遅いと30年くらいかかるのですよ!逆に、渋味を抑えて飲みやすくした物は半年ぐらい寝かすと飲み頃になります。」


フローラ「私が普段飲んでたワインは熟成が全然足りなかったのね……早くても10年か、長いわね」


ゼーナ「こちらの世界のワイン、アイテムボックスに入ってるので旦那様飲んでみます?」


「まだ開けてないやつでお願い、試してみたい事があるんだ!」


ゼーナ「どうぞ」


「鑑定、どれどれ年数は…まだ3年しか経ってないじゃないか!?中途半端な仕事を!5年ぐらいならまだ飲めるぐらい渋味も落ち着くのに…試しに錬金術・発酵促進7年!よし!飲んでみよう!」


ゼーナ「私も飲んでみたいです!」


「いいのかい?美味しくないかもだよ?「大丈夫です」わかったよ、じゃ一緒に乾杯!」


ケンジ・ゼーナ「美味しい!?」


「やっぱり寝かしが足りなかったね。まさか錬金術の発酵促進が役に立つと思わなかったけど」


フローラ・ハッシュバルト「私達にも飲ませてくれ!」


フローラ「これがいつも飲んでる赤ワインなの?ケンジ様が出してくれた奴ほどじゃないけど美味しくなってるわ!」


ハッシュバルト「いつも私が出てるパーティで出る赤ワインよりも美味いだと?熟成をしっかりするだけでこんなにも違うのか奥が深い物だ。」


「そうですね。ただ後5年ぐらい熟成させればもっと美味くなると思います。」鑑定だと飲み頃が15年ぐらいって出てるしね


フローラ・ハッシュバルト「まだ美味くなるのか!?」


「はい…やってみます?」


フローラ「やって頂戴!更に美味しくなるなら尚更ね♪」


「出来ましたよ!では飲んでみましょう」


一同「乾杯!」


一同「美味い!!」


やはりこの世界は知識が断絶しすぎてる!まさか赤ワインを熟成させることすら知らないとは…お義父さんやお義母さん、他の方々からは、教える必要はないと言われたけど、身近な周りには教えるかな!


「義兄さん、義姉さん!身近な周りだけになるけど建築造成だけじゃなく、他の知識や技術も教えていこうと思ってるんだけど良いかな?」


ハッシュバルト「それは良い提案だ!手伝えることなら手伝うぞ!それとお義父さんが伝え忘れてるみたいだから言うが、一度王都に行った方がいいぞ?ゼーナちゃんやフローラの姉、長女であるゼウリナ様がいらっしゃる!挨拶した方がいいぞ?」


フローラ「ゼウリナお姉ちゃんか、あなたが紹介状を書けばすぐに会えるはずよ?お父さんも念話してるはずだし」


ゼーナ「ゼウリナお姉ちゃんか……私苦手なのよね。手を抜こうとするとすぐ怒るし」


「ゼウリナ様?紹介状?何か要職に就かれてるのですか?」


フローラ・ゼーナ「王妃なのお姉ちゃん!」


「えっ!?冗談じゃ……ないんですね。わかりました。いくらゼーナがいるとはいえ紹介状無しじゃ会えませんね王妃じゃ、義兄さん、紹介状はいつかけます?」


ハッシュバルト「明日早急に書いて、こちらに届けるにしても運ぶ者がおらんしな……どうしたものか?」


「そうだ!明日の朝にラグナ様とメイナ様の眷属の方が来るのでそれが済んだら一緒に向かいましょう!」


フローラ「人が増えると言っていたけど、そう言うことなのね!ゼーナ!お父さんの娘なのだから正妻の座は渡しちゃダメよ?嫌な予感がするから!」


ゼーナ「もちろんよお姉ちゃん!パパの名前に傷をつけるわけにはいかないわ!ママにも言われたし、修行もしたんだから!」


フローラ「やる気はいいけど、もしもやばそうだったら言いなさいよ?協力するわ!」


ゼーナ「ありがとうお姉ちゃん!」


ハッシュバルト・ケンジ「女は怖いな」


「いい時間になったしそろそろお開きにしましょう!飲みすぎて明日辛くなったら不味いですし」


ハッシュバルト・フローラ・ゼーナ「ご馳走様でした!ケンジ君(様)」


〜〜〜翌日、玄関〜〜〜


?・?「おはようございます!ケンジ様・ゼーナ様のお宅で間違い無いでしょうか?ラグナ様・メイナ様の眷属の者です!」


「おはようございます。俺がケンジです!靴を脱いで、家履き(スリッパ)を履いて上がってください!」


?・?「お邪魔します!」


〜〜〜談話室〜〜〜


コハク「皆さんおはようございます!私は、ラグナ様の眷属でコハクと申します!職業は冒険者でランクはAです!戦闘では前衛、中衛どちらもこなせるオールファイターです!」


リース「皆様おはようございます!私は、メイナ様の眷属のリースと申します!職業は同じく冒険者でランクも同じAです!戦闘では主に後衛で補助魔導や結界魔導それと全属性攻撃魔導を使って戦います!」


「紹介ありがとうございます!コハクさん、リースさんは単独活動の冒険者ですよね?」


コハク・リース「そうですね、でも何故?」


「聞いてるとは思いますけど、俺も冒険者でパーティ『四聖獣の集い』のリーダーになります!これから一緒に生活・活動するので所属してくれたらなと思いまして」


コハク・リース「是非♡」


フローラ「ほら!嫌な予感が的中した!あれは確実に狙ってるわよ?」


ゼーナ「私は負けませんよ!まさか、こんなに早くハーレムができるとは思いませんでしたけど」


ハッシュバルト「紹介もそこそこに街に戻ろうじゃ無いか!話は道中でも出来るぞ?」


「すみません!それじゃ早速向かいましょう!」



最後までお読み頂き有難うございます!建築・造成の知識を(他の事も増えてます)教えていくのはまだまだ先になります。話を進めていく前に登場キャラがかなり増えたので、次回はキャラ詳細紹介の回にします!本話はそれ以降となります。中身としては領主邸に行き、紹介状を書いてもらい受け取り冒険者ギルドに寄ってパーティの増員処理をしてもらい、そこから家に戻って増えた2人に家の紹介、部屋決めをする回になります!今後ともよろしくお願いしますm(_ _)m

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