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街で色々する

今回は街の色んなところに行って用事をしてさらには天界にも行きます!内容が多すぎて長いですがご容赦くださいσ(^_^;)

次の日


「う〜んよくね…なんか柔らかい?…何で隣でゼーナが寝てるんだ?」寝てる間に潜り込んだか?それにしても俺も婚約を承認したけど初日から攻めてくるな


ゼーナ「ふぁ〜〜♡︎あっケンジ様おはようございましゅ♡」


「いや……おはよう……自分の部屋があるのに何で俺の部屋に?」寝ぼけてる!?やばい可愛いけど知り合ったばかりだからまだ我慢だ(汗)


ゼーナ「う…ん!?ごめんなさい!?トイレで起きて戻る時に部屋を間違えました!戻りますね!」


ドタバタ!


「気が緩んだんだろうな…多分…」部屋のベット、ダブルサイズに作り替えるかな?まだ材料あるし


ゼーナ「先程は本当に失礼しました(汗)」


「いや、大丈夫だよ。結婚したわけじゃないけど同棲してる訳だし結婚するための前段階だと思えば問題ないよ」


ゼーナ「そう言ってもらえると助かります。ですがまだケンジ様の事をわかった訳じゃないから気をつけます。」


「まぁ徐々に距離を縮めて行けば良いよ。無理せずね。とりあえず朝飯にしよう。俺が作るよ!」


ゼーナ「私が「作れるから大丈夫」じゃあ一緒にしましょ?妻になるんですから夫だけ調理場に立たせる訳にはいきません!」言っちゃった♡


「そう言われるとキツイな、わかったよ一緒やろうか」


〜〜〜朝食終了後〜〜〜


「ふぅ〜食べた。食器を片付けたら街に向かう用意をしようか」


ゼーナ「そうですね。出来るだけ早めに終わらせて帰って来たいですね!」ケンジ様は段取りがいいですね。


「そうだ!冒険者ギルドで依頼の確認をしたら受ける受けない関係なく教会に行きたいんだけど良いかな?」


ゼーナ「はっ!?すっかり忘れてました!父や母に会いに行かないと不味いですね。そうしましょう!」


〜〜〜生産ギルドバンドーラ支部前〜〜〜


「ここが生産ギルドか……さすがに考えて作られてるね設計士と職人の心粋(こころいき)が感じられるよ」


ゼーナ「私はそこまではよくわからないですね使いがいいか悪いかしか判断できませんし(汗)まぁ中に入りましょう!」


〜〜〜生産ギルド受付〜〜〜


受付嬢「ようこそ!生産ギルドバンドーラ支部へ、私は受付嬢のニーナと申します。本日の用件はなんでしょうか?」


「ギルドに建築・造成関係の職人として登録しにきたんですがよくわからないので説明をお願いします。」


ニーナ「登録ですね。そしたらこちらの用紙にご自身の情報の記入をよろしくお願いします!それを元に登録を証明するカードを発行します。ただ発行するのに少し時間がかかるのでお待ちください。」


「わかりました。発行するのにどのくらいかかりますか?」


ニーナ「だいたい30分位ですね」


「30分じゃ何も出来ないな。じゃあ待ち合い席で待ってますね。よろしくお願いします」


?「おっ!?ゼーナちゃんじゃないかどうしたんだいこんな所で?珍しい」


ゼーナ「お義兄様!お久しぶりです。こちらのケンジさんの付き添いです!」


ハッシュバルト「この方が噂の職人さんか!初めまして私はこの街の領主をしているハッシュバルトだ!妻から話は聞いたよ。街の外に家を建てたそうじゃないか!今度伺っても良いかな?」


「初めましてケンジ・ツチカタです。近いうちに私もお義兄さんと呼ばなくてはいけませんね」


ハッシュバルト「あの話は本当なのだな、余りここで話をすると不味いのでここまでにしよう!この後、時間は大丈夫かな?」


「この後、冒険者ギルドに行って依頼の確認をしてから"教会"に行く予定ですのでその後なら……」


ハッシュバルト「そうか……なら"教会"の用事が終わったら私の屋敷を訪ねてくれその時に色々話をしよう!」


執事「ハッシュバルト様そろそろお時間が……」


ハッシュバルト「もう次の予定の時間か、すまないここで失礼するよ」


「わかりました必ず伺います!」


ゼーナ「お義兄様、また後程」


ニーナ「ケンジ様、カードが出来上がりましたのでこちらにどうぞ」


「はい!今行きます!」


ニーナ「簡単に説明をしますね。このカードを掲示すると、この街の建築・造成専門の職人として登録したと証明されます。そして、生産ギルドで仕事を探したり、仕事でいる材料を手に入れるための依頼を出すことが出来るようになります!後、ランクもありまして最低からブロンズ・シルバー・ゴールド・プラチナ・ミスリルと続き最高ランクはオリハルコンとなります。特に問題を起こさなければ資格は停止されることはございませんので心配はありません!以上となります。何かわからない点や質問はございませんか?」


「説明ありがとうございます!1点だけ質問です。ランクによって依頼を出す制限などはあるのでしょうか?」


ニーナ「出せる回数に制限を設けてます。ブロンズ・シルバーは5回まで、ゴールド・プラチナは10回まで、ミスリル・オリハルコンは無制限となっています。他はございませんか?」


「後は、特にないですね」


ニーナ「わかりました。今日から依頼を受けることは可能ですが受けられますか?」


「受けません。この後予定があるので」


ニーナ「そうなんですね。それでは、今回は登録ありがとうございました。」


「それじゃゼーナ行こうか次は冒険者ギルドだね」


〜〜〜冒険者ギルド受付〜〜〜


ネルシュ「今回の用件はなんでしょうか?」


「良い依頼がないか確認しにきました。」


ネルシュ「依頼ですか。今の所はいいのはございませんね……そうでした!ケンジ様とゼーナ様は2人で依頼をこなす予定でしょうか?そうでしたらパーティ申請をされた方が良いですよ?」


ゼーナ「単独で活動してたので抜けてましたね。そうすれば私のランクで依頼を受けれるようになるのでそうしましょう!」


ネルシュ「それではこちらがパーティ申請の用紙になります。説明はいりますか?」


ゼーナ「大丈夫ギルドマスターに一通り叩き込まれたから知ってます」


「一通りかけたけど……パーティ名か……どうする?」


ゼーナ「そうですね……ありきたりでは笑われますし、かと言ってユーモラス過ぎても駄目ですしね。難しいですね。」


「それじゃあ、俺の世界の言葉でも問題ないかな?」


ゼーナ「この際ですからいいですよ」


「"四聖獣の集い"なんてのはどうかな?四聖獣と言うのは北・西・南・東の各方位を護っている霊獣の事だよ架空で実際はいないけどね(苦笑)」


ゼーナ「いるはずですよ?多分世界の民達が自衛出来る程強くなったから姿を隠しただけだと思いますよ。こちらの世界でもいますのでそれは良いですね!」


「それじゃ決定だね。ネルシュさんお願いします!」


ネルシュ「承ります。いい名前ですね!これで受理いたします。冒険者カードにも記載しますので提出をお願いします。」


ケンジ・ゼーナ「お願いします!」


ネルシュ「記載完了しました!お返しします他にはございませんか?」


「ないですね、それでは失礼します。」


〜〜〜教会前〜〜〜


「とうとうか、いざとなると緊張するな」


ゼーナ「そこまで緊張する事はないですよ。むしろ身内になるんですから気楽に行きましょう♪」


〜〜〜教会内〜〜〜


シスター「ゼーナ様!今日も御祈祷でしょうか?」


ゼーナ「そうです!個人部屋は空いてますか?」


シスター「空いておりますよ、ごゆっくりしていってください」


ゼーナ「それじゃ始めましょう」


「そうだね」


パァー


〜〜〜天界〜〜〜


ゼウガル「2人共、いらっしゃい、すぐに来ると思ったんだけどしょうがないか、まだバンドーラの街だけしか見てないけど、こちらの世界はどうだい?」


「お久しぶりです。そうですね…まだ仕事風景を見てないのでなんとも言えませんけど建てられた建物や防壁を見て感じだ事ですけど、肝心な所が出来ていないのが多かったですね、多分ですけど、()()()()()()()()()()所が見受けられますね。街道は、自分からしたら整備していないレベルです。」


ハンドラ「ははは、手厳しいのう…ケンジ君が感じた通りじゃよ、鍛治・錬金術・農業に関してはそれなりに進んでいるじゃがいかんせん造成建築関係だけは中々進んでいない、むしろ衰退しているのが現状なんじゃ」


「そうだったんですか!?それは何故です?」


ゼウガル「それは私が説明するよ、ケンジ君を転移で送ったミストラル神聖国を除いた全ての国では、かなり規模の大きい紛争が勃発していてね。それの関係でベテランの職人も駆り出されてかなりの人数が死んでしまったから、若手が育っていないんだ。ケンジ君も知っていると思うけど私達の世界でも、職人は見て盗め、聞いて教わり、やって学べが基本だからね、そのせいで知識が断絶してるんだよ」


「そんな事情があったんですね。本を書いて教えるにしても紙自体が高級品だし、天啓を出しても効果がないんじゃ八方塞がりですね(汗)」


ハンドラ「それじゃから君には頑張って欲しいのじゃよミストラル神聖国も衰退はしとらんが進歩をしておらんからな」


「その事ですけど、生活用品関係も手を出した方がいいですかね?ゼーナと、自身の世界と言うか、俺の国基準で家を建築して住んでるんですけど、その時に生活用品の説明をしたら驚いたり感心したりの連続だったんですよ。それなら広めた方がいいんじゃないかと思って話をしたら、一度ゼウガル様達に相談した方がいいと言われたんで、今、話をさせてもらいましたけど、どうでしょう?」


ゼウガル「そのことか…それはライメデも来てもらった方がいいね。どう思う?」


ライメデ「そうでんな…ワシも見とったけど…あれをまともに売ろうと思ったらひとつだけでも、とんでもない金額になるで?それに、作成出来るのケンジ君だけやろ?そうなったら自分の時間もとれんくなるくらい、いそがしゅうなって、大変な事になるで!金額で思い出したけど、ゼーナ嬢ちゃんお金の話なんもしとらんやろ?「すみません」しゃあないからワシが説明したるわ、ミストラル神聖国だけ教えておくで?最低通貨から順に鉄貨・銅貨・銀貨・金貨・白金貨ときて最高通貨が神金貨となっとるんや、ケンジ君の国の通貨の知識で言うと、鉄貨は10円、銅貨が100円、銀貨が1,000円、金貨が100,000円、白金貨が10,000,000円、滅多にお目にかからんやろうけど神金貨は1,000,000,000円になるんや、一般の市民が扱う貨幣は金貨までやな、そんで白金貨を主に扱ってるのは商人・職人・冒険者やな、最後に、神金貨は国の要職・貴族・王族が扱っとる、と言うか滅多に使用する事は、あらへんな、使用する主な理由は、多額の賠償金支払いぐらいやからな」


ハンドラ「次は儂じゃの、ワシらの世界の職人達じゃあれらの作成、再現は不可能なんじゃ。精密すぎるし技術力が足りんのじゃよ。長さの単位や重さの単位もこれと言って定められておらんし、水平、垂直、通りを見たりを全くせんのじゃよ。ケンジ君が感じた建築物の異常はそのせいじゃろ?」


「ライメデ様、説明ありがとうございます。ハンドラ様、その通りです!長さの単位や重さの単位もなかったんですね。どうりで世界知識検索で調べても出ない訳だ」


〜〜〜女神達〜〜〜


女神一同「ゼーナ!今までの諸行、視てましたよ!調理を一緒に用意するのは良しとしましょう。ですが!同棲したかと思えば今朝のあれは(ワナワナ)あざとかわいいを狙いましたね!?」


ゼーナ「やはり視てましたか。調理と同棲は狙いましたが今朝のは完全な寝ボケですね。私が寝起きが良くないのは知ってるでしょう?」


アイシャ「ぐぬぬ!?この子は……どこで教育を間違えたのでしょうか?ケンジ様のあの包容力の塊みたいな肉体美に包まれるなど!」


ラグナ「そうだぞ!ゼーナ!もう少し慎みと言うものをだな?」


メイナ「ゼーナちゃん!念写ナイス♡でも、距離を詰めるのはもう少しゆっくりでもいいんだよ?」


アイシャ・ラグナ「なんですって!?私達にも寄越なさい!」


ワーワーキャーキャー!


男神達・ケンジ「何を話してるんだ?」


ゼウガル「そうだケンジ君!ゼーナとの婚約承諾ありがとう!これで私達も君の事をもっと守りやすくなったよ!それとハッシュバルトとフローラともあったみたいだねあの2人にもあの家を紹介するのかな?」


アイシャ「私も、私達が勝手に決めた事なのに承諾してくれて、ケンジ様どうもありがとうございます!娘の事、よろしくお願いしますね?」


「こちらこそ!こんな可愛い娘さんをありがとうございます。むしろ俺でよかったのかなって迷いましたけど色々意図があるんだろと思い承諾しました!お義兄さんとお義姉さんは案内する予定ですよ」


ゼーナ「私はケンジ様じゃないと嫌ですよ?」


「そうかい?」


女神一同「こら!ゼーナ話が進まないから下界に戻ってからにしなさい!?」


ゼーナ「ごめんなさい」


ゼウガル「気を取り直して、君の世界の物はあまり広めると世が乱れる可能性が高いから私も釘を刺すけど、ケンジ君もよろしく頼むよ、後は君のステータスの話だね」


「はい、わかりました!説明よろしくお願いします!」


ゼウガル「あまり長く話しても覚えられないだろうから要点だけ話すよ。君の加護に異世界の神々の加護があるんだけど、それによってこの世界ではない、君の世界の知識を検索するスキルと、健康な体と言う、健康を維持して病気や疲労に強い身体になってるんだよ。後はパラメーターとスキルだけど、パラメーターは君の素だよ、あまりの高さに驚いたよ。スキルは殆ど君の元のスキルに私達がおかしくないように付け足したんだよ。余りのアンバランスに最初は驚いたよ。」


「パラメーターは素で、スキルは元からあったやつにバランスよくいじっただけですか…元の世界でやばい強かったのはそのせいなんですね納得です。後、不老と若返らせてもらってありがとうございます。」


ゼウガル「その件か理由は「聞きましたね」問題なかったんだね。本当は不老不死になるんだけど下界にいる間は不老しかつけれないんだ。いくらスキルがあるからと言っても油断しちゃダメだよ?」


ゼーナ「パパ私がいるから大丈夫よ!」


ゼウガル「とは言ってもね流石に2人だけは不安だよ……そうだ!ラグナとメイナの眷属で護衛にむいてる人材はいるかい?」


ラグナ・メイナ「それは名案ですね!今すぐ探す(ます)!」


ゼーナ「なんか嫌な予感が」


ラグナ「メイナ、例の念写はどれがいいと思う?私はこれがいいと思うのだか?」


メイナ「ラグナ、これなんてバッチリよ!これを添付して送信!」


ゼーナ「ラグナ様、メイナ様なんて物を送ってるんですか!?そのシーンは……」


ラグナ・メイナ「いいじゃない貴方は生で見てるんだから!」


男神達・ケンジ「本当になんなんだ?」


ラグナ・メイナ「応募が凄いからケンジ君いるし直接選んでもらおう!どの子がいい?」


「俺が選んでもいいんですか?」


ラグナ・メイナ「大丈夫だ(よ)」


ゼーナ「私も負けていられないわ。ママ!精◯と◯の部屋で特訓に付き合って!!」


アイシャ「いいわよ!やるからには正妻よ!いいわね!?」


ゼーナ「もちろん!!燃えてきたわ!!」


男神達「なんか凄い方向に行ってるな?」


〜〜〜30分後〜〜〜


「それじゃこの子とこの子で、お願いします!長かった……はぁ」


ゼウガル「お疲れ様(汗)ゼーナも戻ってきたしそろそろお開きかな選んだ子は下界の明日の朝にそちらの家に着くように言っておくよ。これからハッシュバルトとフローラに会うんでしょ?よろしく言っといて!」


アイシャ「天界と下界の過ぎる時間は違うのよ!下界に戻っても10分くらいしかたっていないわ!」


「そうなんですねそれは助かります!それじゃゼーナ行こうか?皆さん色々とありがとうございました!また何かあったら伺いますね!」


ゼーナ「はい!ケンジ様!」


〜〜〜教会内〜〜〜


「話しの内容が濃かったな、時間も本当に10分しか経ってない……1日ぐらい、いたはずなのに凄いな」


ゼーナ「下界から天界に行くのは、初めてでしたからね。ちなみに下界の10分が天界の1日になります。なので、慣れてないと身体と精神がおかしくなってしまうんです。」


「俺が初めて天界に来た時に出来るだけ早めに転移をしてのは、時間の経つ差のせいだったんだね」


ゼーナ「少し休憩します?まだ時間はありますし」


「大丈夫だよ!早めに帰って家の増築もしたいしね。まさか、建てて早々に人が増えるとは思わなかったよ」


ゼーナ「焦る必要は無いですけど、そうですね!ゆっくり向かいましょう」


〜〜〜領主邸前〜〜〜


「すいません!領主様に他の予定が終わったら来るように言われたケンジとゼーナと申します。話は通ってるでしょうか?」


門番「聞いてます!案内役を呼んできますので少しお待ちください」


執事「ケンジ様、ゼーナ様良くお越しくださいました。紹介が遅れました。私は、執事のセバスと申します以後お見知り置きを、ではご案内しますね。」


ケンジ・ゼーナ「よろしくお願いします」


〜〜〜談話室〜〜〜


ハッシュバルト「ケンジ君、ゼーナちゃん、良くきてくれたね!適当に腰掛けてくれ、まずは婚約おめでとう!」


フローラ「おめでとう!天界の話はお父さんとお母さんから聞けるからいいとして、家の話を早く聞きたいかな私は?」


「家は、建築術スキルと俺のイメージと知識で立てました。先に行っときますね。家の生活用品は世に出すと色々と不味いから辞めてくれとお義父さんからはっきりと言われたので無理ですよ?」


ゼーナ「あのライメデ様やハンドラ様でさえ辞めてくれと言われてたので辞めた方が良いですよ」


フローラ「あら残念…とめる理由は聞いても大丈夫よね?」


「ハンドラ様は、あまりにも精密、技術力が高すぎて、この世界の職人では再現ができないそうです。ライメデ様は、作成した生活用品ひとつだけで莫大な金額になるし作成できるのが俺だけなので忙殺されるぞと」


フローラ「あのお二人がそう言うならそうなんでしょうね。泊まりに行ったり遊びに行く事は可能なの?」


「認識阻害の結界が展開されてるので今の状態だと無理ですね。"泊まりに来る人"で登録すると結界の効果が作用しないので来れるようになります。されますか?」


フローラ「するわ、登録解除はすぐできるの?」


「出来ますよ」


フローラ「よし!なら早速行きましょう♪あの二人とお父さんが止めるほどの物なら実際に見たいし。いいわよねあなた?」


ハッシュバルト「構わんよ。そこまで時間もかかるまい?それにそろそろ夕食の時間だから料理人とメイドを連れて行こうか。大丈夫かな?」


「大丈夫ですけど…明日の朝から人が増えるので、増築しようと思ってたんで、少し待ってもらう事になりますけどいいですか?」


ハッシュバルト「いいとも!セバス!馬車の用意を!」


〜〜〜ケンジ・ゼーナ宅〜〜〜


「到着です!なる早で増築しますね。建築術、1階・2階・3階増築、森側浴場作成」


パァー………すぅ


フローラ「速い!?もう終わったの?かなり大きくなったわね。」


「認識阻害の結界が展開されてるので、大きくしました。義兄さんや義姉さんが泊まりに来るならそれなりの大きさがいるなと思って、3階を俺達夫婦のエリア、2階を泊まりにきた人や従者、今回増える人達のエリア、1階を食事や談話できる憩いのエリアにしました。人数が増えるので森側に拡張して浴場を作成しました。混浴は夫婦限定で、後は男湯と女湯に分けてあります。使用魔力は自然の魔力で賄われてるので大丈夫ですし家内の清掃、保全、遮音、温度管理も魔力でされてるので心配無いですよ。使用した生活用品は自分でキレイにしないダメですけどね」


フローラ「何から何まで本当に凄いわね……このまま住もうかしら?」


ハッシュバルト「フローラ、何を言ってるんだ?まだ中の確認もしてないのに……確かに凄いが」


ゼーナ「流石は旦那様♡凄すぎます♪」


〜〜〜ケンジ・ゼーナ宅内〜〜〜


「皆さんの部屋になるドアに名前をつけてありますので入ってくつろいでいてください!料理人の方は料理場に案内しますのでついてきてください!調理器具の使い方を教えながら手伝いますのでわからなかったらすぐに聞いてください。」


ハッシュバルト「私の屋敷の部屋以上だと!?凄い!ソファーも柔らかすぎず座り心地が良いな」


フローラ「何このベット!?部屋のベットより大きい!あぁ♡これは人を駄目にするわね♡寝心地最高よ♪」


「これが調理器具になります。わからない物があったら聞いてください」


料理長「何だ!?この便利な調理器具の数々は!?腕が鳴るぜ!皆取りかかるぞ、ケンジ様やゼーナ様に俺たちの腕を見せるんだ!」


料理人達「了解です!料理長!!」


メイド「まさか、私達専用の部屋まで用意していただけるなんて、シンプルですが必要な物が揃っていてくつろげすぎますね」


セバス「皆さん!部屋の確認が済みましたら1階の食堂に集合してください!食事の為の段取りを行いますよ!」


メイド達「わかりました!すぐに向かいます!」


〜〜〜1時間後〜〜〜


セバス「失礼します。旦那様食事の用意が整いました!参りましょう」


ハッシュバルト「もうそんな時間か……フローラゆくぞ!」


フローラ「くつろげすぎてやばいわねここ」


〜〜〜食堂〜〜〜


「家主と言うことで私が音頭を取らせてもらいます。いただきます」


ハッシュバルト「料理人が変わったわけでは無いのに味が全然違う!美味い!」


フローラ「見た事ない料理があるわね?これは何かしら?」


「それは私が作った物で"ハンバーグ"と言います。あい挽肉をこねて形を整形し本当は寝かしてから焼くんですけど、時間がないので寝かさずに焼きました。柔らかくて美味しですよ」


フローラ「早速!本当に柔らかい!うん美味しい♡」


ゼーナ「私も!はわぁ〜美味しい♡」


「皆さん満腹みたいですので、ご馳走様でした。」


〜〜〜談話室〜〜〜


ハッシュバルト「ケンジ君!美味しかったよ。今日は時間が時間だから泊まって行きたいのだか、いいかね?」


「構いませんが予定、明日の段取りや屋敷は大丈夫なんですか?」


ハッシュバルト「大丈夫!今日の予定はもう終わってるし、段取りもしてある。屋敷は、セバスに通達させたから大丈夫だ」


「それならこれから浴場に入りに行きましょう!」



最後までお読みくださりありがとうございます!次回はお風呂回と天界で選んだ人達を迎える回です!

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