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堅司、異世界初の街に

堅司視点に戻ります。

今回は堅司、街に移動、冒険者ギルドに登録して異世界の身分証を獲得する回です!登録時にハプニングが発生します(笑)

まさか若返えらせてくれるとは、早く教会に行ってお礼をいわないとな!


「今いる場所はどこら辺になるのかな?知識は貰ったけど、どこら辺か全然わからないし」


ゼーナ「世界の名前から説明しますね知識だけではわからないですよね、世界の名前はアスラカーンと言います。現在私達がいる所は、ミストラル神聖国という神々を奉る教会が起こした国の北側にいます。」


「そこまで教えて貰えば後はわかるよ、マップによるとバンドーラって街の近くだね」


ゼーナ「教えてないのに既にスキルを使えるのですか!?」


「知識で誘導されて使ったんだよ、知ってて使ったわけじゃないから」


スキルの使用誘導をつけてたの!?誰かしら?


ゼーナ「そうです、北側最大の街で北側を治めている貴族の領都になります。現在地が分かった事ですし早速移動を開始しましょう!着いてからもやる事はありますし」



〜〜〜領都、バンドーラに移動〜〜〜


「う〜ん……立派な防壁に見えるけど、それを支える基礎底盤がしっかりしてないのは俺としては頂けないな〜積み方はしっかりしてるのに……勿体ない!」


ゼーナ「見ただけでそこまでわかるんですか!?」流石、パパやハンドラ様が認めた職人!


「そりゃね〜親方や先輩に教えてもらいながら、同僚と切磋琢磨してれば目も養われるよ!多分、親方や先輩達が見たら『なんだ!?この三流の仕事は!!』って、言って大笑いしてるかな?」


ゼーナ「そうなんですね。この世界では、スキルやレベルが身体能力の大元になってるので、そこまで物を見る目は養われていないと思います」


「そうなんだね……神様達が考えてる以上に深刻だなこれは、領都内の建物や舗装を見たら愕然となりそうだよ」既にこの街道ですら俺から見たら整備してる内に入らないし(汗)


ゼーナ「そこは思うだけにとどめてくださいね?まだケンジ様は名前が知れているどころか身分証すら持ってないんですから」


「そうしておくよ知識では貴族のお抱えの設計士と職人が施工したってあるし、異世界に来て早々に問題を起こしてもね?」


ゼーナ「長話もなんですし中に入りましょう!入場料は私が出します。」


「そうだね、お金は出世返しするよ(泣)」


〜〜〜通行門へ移動〜〜〜


守衛兵A「ようこそって!?ゼーナ様!?帰られたのですか!隣の方は?」


ゼーナ「彼の冒険者登録と生産ギルドの登録をするためにきました、身元は私が保証します!」


守衛兵B「ゼーナって"風神"の異名を持つランクS冒険者の?規則なので彼の通行料をお願いします」


ゼーナ「はいどうぞ、余り大事にしないでくださいね?お姉様が聞いたらうるさくなるし?」


守衛兵A・B「わかりました!」


「驚いたよ、ゼーナって凄いんだな」


ゼーナ「いえいえ、ケンジ様の方が凄いですよ、私は親が親ですし(苦笑)」


実は北側を治めている貴族は創造神の眷属なのと、その娘の婿でもある。その娘は、ゼーナの姉で、生命神である母より生命神っぽいとよく言われている(創造神・生命神以外一同)


「結構、人通りが凄いね!流石領都って感じだ」


ゼーナ「神聖国内で王都に次いで大きい街ですからね、観光よりも先に、冒険者ギルドに行って登録をしてしまいましょう!移動しながら色々見れますからそれに、他の街に行っても身分確認があって面倒ですし、冒険者だと通行料は無料なんです!」


「そうなんだね、でもなんで無料なの?」


ゼーナ「魔物討伐や護送依頼など色々な依頼達成による信頼とギルドが国と話し合った結果ですね」


〜〜〜冒険者ギルド到着〜〜〜


「移動しながら色々建物を見てきたけどその中でも1番しっかりしてるね(職人目線)」


ゼーナ「冒険者ギルドでもお抱えの設計士と職人がいますからね」今日はお姉ちゃんが来てない事を祈ろう


〜〜〜建物内へ〜〜〜


受付嬢「冒険者ギルド・バンドーラ支部へようこそ!私はネルシュと言います。ご依頼でしょうか?それとも冒険者登録でしょうか?」きゃー♪ゼーナ様じゃない!隣の男性は凛々しい人ねタイプかも♡ギルドマスターは今、留守だしどうしよ?


ゼーナ「今日は彼の冒険者登録をしに来たんだ、後ギルドマスターは今は留守かい?留守だと助かるんだけど」


ネルシュ「わかりました、それではこちらの用紙に必要事項の記入をお願いします。代筆が必要でしたらこちらで行いますよ。ギルドマスターは留守ですねでも何故?」


「全部読めるし、しかも書けるな、代筆は大丈夫です」


ゼーナ「それだけわかれば大丈夫だ、"ケンジさん"分からないことがあったら聞いて下さいね?教えますから」


「ステータスとスキルはまだ分かってないし、レベルは1だろ……ゼーナ、職はどう書いたらいいかな?」


ゼーナ「職は鈍器使いと魔導・回復術師と書いてください」


「ありかと!……終わった。はい」


ネルシュ「ケンジ・ツチカタ様ですね。ステータスを確認する為の魔道具をお持ちしたのでその水晶に手を置いてください!」


「わかりました」



〜〜〜ステータス〜〜〜


名前 ケンジ・ツチカタ


年齢 20


種族 人族


職業 (多能生産士)(拳闘士) 鈍器使い 魔導・回復術師


〜〜〜パラメーター〜〜〜


レベル 1


HP (6,000,000)50


MP (5,000,000)30


スタミナ (6,000,000)40


STR (30,000)30


DEX (40,000)30


INT (20,000)20


LUK (20,000)20


武器系・身体系スキル


鈍器術(神級)初級 盾術(神級)初級 拳術(創世級)初級 体術(創世級)初級 気配感知(創世級)初級 (罠解除神級)(HP自動回復神級)(不老)


魔導系スキル


魔導術(神級)初級 魔力操作(神級)初級 回復術(神級)初級 (転移魔術)(空間魔術) MP自動回復(神級)初級 アイテムボックス(時停止、容量無制限)容量5t


生産スキル

 

(全)鑑定 調理術(神級)初級 生活魔法(錬金術神級)(鍛治術神級)


(特殊スキル)


(全言語理解)(全文字理解)(世界地図)(ステータス隠蔽・調整)


(固有スキル)


(建築術)(造成術)(測量眼)(異世界知識検索)(世界知識検索)(健康な身体)


〜〜〜加護〜〜〜


(創造神の加護)(生命神の加護)(商業司法神の加護)(異世界の神々の加護)魔導神の加護 戦神の加護 生産神の加護


(〜〜〜称号〜〜〜)


(異世界人)(拳神)(生産を極めた者)(神々の使徒)


(神一同「ゼーナへ、しっかり隠蔽調整しといたよ」)


ネルシュ「素晴らしいステータスですね!加護も3柱の神の加護をお持ちとは」


ゼーナ心の声「パパ、ママや他の皆さんありがとうございます。そしてお疲れ様です」


ゼーナ「ですから連れてきたんですよ!」


ネルシュ「流石ゼーナ様ですね、この情報で登録させて頂きますね、この後は、実力判断の模擬戦を受けていただきます。合否があるわけではないですが、結果がいいとランクの繰り上げになる可能性があるので頑張ってください!終了後に、守って頂きたいルールやランクの説明を行い冒険者カードをお渡しいたします!模擬戦官をお呼びしてくるのでお待ちくださいね」


ゼーナ「ケンジ様、待ってる間に説明しますね。スキルや加護による補正がありますが、()()()手を抜いて下さい!じゃないと相手が大怪我、()()()()()死んでしまうので(汗)」


「そうなの!?そういえば( )されてるのは何なの?」


ゼーナ「それらはケンジ様の()()()()()()()()で、公にできない物です。()()()()()()()()()()()()()()この世界ではありえない数値でトップクラスの騎士や冒険者の最低でも2倍から最高で3倍の差があります!なのでほとんど隠蔽調整されてます」


「だから手を抜いてくれって事なのね了解したよ」


堅司は普段は優しく、誰とでも仲良くなれる世渡り上手なのだが、喧嘩になるとほぼ無傷で制圧してしまう程の実力を誇っており、その戦績は50戦以上しているが全勝無敗で、その強さから建築業界の仲間や他会社の知り合い周りからは"拳神"の異名で呼ばれていたのだ、ステータスの高さは加護の影響もあるが、堅司本人の資質なのだ!


ネルシュ「お連れしました!模擬戦官のネイガルさんです!」


ネイガル「紹介されたネイガルだ、元A級冒険者で今は新人冒険者の教育指導や模擬戦官、FクラスからDクラスまでの昇格試験の試験官をしている。ゼーナさんの推薦だって言うから期待してるぜ!今回はよろしくな!」


「こちらこそ、お手柔らかにお願いします!」


ネイガル「長話もなんだし、早速、訓練場に移動しますか」


〜〜〜訓練場〜〜〜


訓練場では新人冒険者からベテラン冒険者まで、様々な人が模擬戦をしたりフォーメーションの確認をしたり新調した武器の確認などをしていた


「凄い広いな!陸上競技場並みだよ!」


ゼーナ「"ケンジさん"異世界の知識は余り出さないでください皆分かりませんしおかしい人だと思われますよ?」


「ごめん、自然と出ちゃったよ、以後気をつけるよ」


ネイガル「ルールの説明を始めるぞ、武器はこちらから貸出する木でできた物を使用する事、素手も可能だ、それで魔法、魔術、ないと思うけど魔導術の使用は禁止!それ以外のスキルは使用可能だ。1番大事な事は相手を殺すような事は禁止だ普通の奴ならしないけどな!」


「わかりました!素手でやりますね」最初は様子見だな、どのくらいの実力があるか分からないし


ネイガル「いい返事だ!じゃあ始めるけど、誰か試合の号令を出してくれないか?」


ゼーナ「私がやりますよ、両者位置について……模擬戦開始!!」



ネイガル「先手必勝!!」


「おっと!いい斬撃だな流石は元A級冒険者!」それでもゆっくりに見えるけどそう言っておこ


ネイガル「避けてばかりじゃなくて攻めてこいよ!」いくら、ゼーナさんの推薦だと言っても全く隙がなさすぎる!どうする?試してみるか!


ネイガル「剣術技・空波斬!」


「な!?飛ぶ斬撃だと!しょうがない、体術・気纏!はああああ!」


ガキィィン!


ネイガル「なぁ!?体術で防いだだと!?」


「今だ!瞬歩!拳術我流奥義・()()()()!」


ズゥン!


ネイガル「なに!うぐっ!!……冗談…だろ?バタ」


ゼーナ「勝者ケンジ!」


周囲の人A「嘘だろ!?現役を退いたとはいえA級冒険者に勝っただと?」


周囲の人B「新人じゃ勝てない筈のネイガルさんに勝った??凄い逸材ね!凄いカッコいいしパーティに誘おうかしら?」


?「あら?ゼーナちゃんが大型新人を連れてきたって言うから急いで来たのにもう終わっちゃったの??しかも勝ってるし」


ネルシュ「あっ!?ギルドマスター!おかえりなさい!」


ゼーナ「げっ!?()()()()()()()じゃないギルドマスターお久しぶりです」


フローラ「何が『げっ!?』よ、ゼーナちゃん!?女の子がそんな言葉を使っちゃダメよ?(プンプン)ここじゃなんだからギルドマスター室で話しましょうか?ネルシュちゃん案内してあげて!私はネイガル君を回復してから行くから」


ネルシュ「わかりました!ご案内しますついてきてください!」


ゼーナ・ケンジ「お願いします」


〜〜〜ギルドマスター室〜〜〜


フローラ「ネルシュちゃんもう大丈夫よ、業務に戻って頂戴」


ネルシュ「わかりました、何かあったらお呼び下さい!」


フローラ「ネイガルは少し休憩してから業務に戻ってって言ってあるから大丈夫よ、次は『防音結界』これで大丈夫ね、自己紹介がまだね、私はフローラ!領主様の正妻で、バンドーラ支部のギルドマスターよ、後は、創造神と生命神の3姉妹の次女でゼーナちゃんのお姉ちゃんよ!ゼーナちゃんおかえり!それと、天界の様子とお父様とお母様はどうだった?そしてこの方が異世界から呼んだって言う職人さんね?話では40代って聞いたのにあからかに若返ってるわよね!?しかも凄くタイプだし♡狙ってもいいの?」


ゼーナ「お姉ちゃん!私との婚約が内定してるし旦那様がいるんだからダメよ!?ケンジ様もなんでこんなカッコいいかな(溜息)」


「初めまして、ツチカタ ケンジと言います。そんな事言われてもな?この年齢の時は食べても太らないしって、婚約内定?誰と?「ゼーナですよ」マジで?何も聞いてないけど?」


ゼーナ「恥ずかしいですし誰かいる前でと思ってたんで(照)それで両親公認とはいえ答えは(ドキドキ)」


「当然OKだよ!むしろ俺でいいの?」


フローラ「惚気る前にストップ!それに私を除け者にするな!話も進まないから!」


ゼーナ・ケンジ「ごめんなさい!」


ゼーナが天界での話、ケンジの話、先程の訓練場での話をした。そしてフローラはネルシュを呼びDクラスでケンジの冒険者カードを作成する様告げる


フローラ「そう言う事ね、話やステータスだと伝説のランクSSが妥当なんだけど、流石に登録したばかりの人をいきなりする訳にはいかないわね、出来ても繰上でDクラススタートが限界ね」


ゼーナ「そうですよね、流石に、認められないですよね国に」


フローラ「焦らなくても大丈夫よ、ケンジ様ならすぐでしょ?まさかネイガル君を手をかなり抜いてたのに一撃で倒したんでしょ?いい依頼があればすぐよ!ゼーナちゃんみたいにね!」


ゼーナ「だといいのですか」


フローラ「深く考えすぎない!疲れてるのよ。宿はもう取ったの?取ってないなら家に来る?」


「領主邸にお世話になるのは流石に(汗)スキルで街の外側の目立たない所に小屋を建てて過ごしますよ」


ゼーナ心の声「ナイスケンジ様!!」


フローラ「ゼーナちゃん変なこと考えてないでしょうね?「いえ何も?」ホント?お姉ちゃん心配だわ、ケンジ様がこう言ってるし信じましょう!」


コンコン!


ネルシュ「失礼します!ケンジ様の冒険者カードが出来たのでお待ちしました。」


フローラ「ネルシュちゃんありがとう行っていいわよ」


ネルシュ「失礼しました!」


フローラ「カードも出来た事だし今日は解散しましょう、私もそろそろ出ないといけない予定があるしね」

次回は、本文にも出ましたが街の外側にスキルで小屋を作成する話です。

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