堅司、転移後の天界
今回は堅司が転移した後の天界の話です神々の性格やなぜ堅司を呼んだのかなどかなり重要な話になります
創造神視点です
ふぅ〜無理して地球の上位神に頼んで人を融通してもらったのにあやうく無駄にするところだった
堅司君のステータス関係を処理しつつラグナ・メイナ・ライメデに今回の事の説明だな
「ラグナ・メイナ・ライメデ何の説明もなくてごめんよでも今回は緊急の案件なんだ」
ラグナ「緊急の案件?アスラカーンは現在緊急を要すような状態じゃないはずだが?」
メイナ「うーんあのことです?最近各国で規模の大きい紛争が頻発してて建築技術・土地造成技術が衰退してきてるんだよね?」
ライメデ「それだけのような気がせんのはワシの気のせいですかいな?まだありますやろ?」
「紛争で技術が失われてるのもだけど単純に職人が減っているんだよね…スキルとして建築術を洗礼で渡しても使い方がわからないみたいでね」
現在ゼウガル達神々が管理している世界では紛争が各国で起こっており職人はおろか見習いまでも駆り出されており建築技術、土地造成技術が衰退してきているのだ、対策としてスキルを洗礼で渡したのだか技術を教えるものがいないので結果に結びつかないでいた。このままでは世界の人間の生活水準が低下してしまうのをゼウガルが危惧しハンドリ・アイシャに相談し今回の異世界の職人を呼ぶにいたったのである。
「緊急だったとはいえ君たちにも相談しなかったのはごめんよ」
ライメデ「理由は分かりましたわ、謝罪も受けますわ。ただしどの異世界の人間を呼んだんですかいな?初期ステータスであれは普通じゃあり得ないでっせ?」
「地球って言う私達より上位の人達が管理してる世界だよ、私も驚いたけど地球側も初期ステータスでこれはヤバいって言ってたよ」
ライメデ「はっ!?マジかいな?神々の格付けでも最上位に位置する人達でっせ?」
「実は創造神が私の兄でね。相談したら、あちらの世界でも起こってその時は職人を父に融通してもらったらしいんだ。私は兄に融通してもらったんだよ。」
神々の間では己の管理する世界は自身で解決が暗黙の了解になっているのだか、自身で解決出来ない場合上位の世界の管理者ないし身内に相談して解決する事が多々ある。今回は最上位ということでライメデは困惑したがゼウガルの身内ということらしいので胸を撫で下ろした。
ライメデ「お兄さんからなんか見返りの要求はされましたんですかいな?ウチの世界でお返しなんてできるもんあんまないと思いますけど。」
「それは大丈夫だよ、兄は酒と女性が好きでね、私の眷属の可愛い・綺麗どこと名酒を100本くらい待たせて行かせたから」
アイシャ「ゼウちゃん私に隠れてそんな事してらしたの?最近眷属を見かけないと思ったら」
「ア、アイシャ!?違うんだこれには深いわけが……「何が違うのかしら?」うぐ……明日ぐらいには帰ってくるよそれに息抜きは大切だよ?」
アイシャ「それとこれとは話は別です!!やってしまったのは別ですがお姉様にも話をしなければ!」
「それは勘弁して!?義姉は怒るととんでもないんだから!?」
地球の創造神の嫁はアイシャの姉で普段はお淑やかで優しくのんびりしてるのだが怒ると、とても手をつけれない状態になるのだ
ライメデ「痴話喧嘩は後にしてもらえます(怒)話がすすまへんのですけど!」
ゼウガル・アイシャ「ごめんなさい」
ライメデ「異世界人を呼んだ理由はわかりましたわ、ただ、あのステータスなんで最終的にウチらと同等まで成長するのは目に見えてると思いますけどどないするんです?」
ゼウガル「そうくると思ってたよ。そこは私達の娘と結婚してもらって身内にする予定だよ」
アイシャ「その事なんですけど堅司さんを若返らせても?歳の差が開き過ぎてますしあの見た目は……」
ゼウガル「駄目かな?「駄目です」しょうがない試しに若返らせて見よう元に簡単に戻せるし」
アイシャ「ゼーナを呼んできますね」
メイナ・ラグナ「私達も見ていきます!」
ゼウガル「ゼーナも来たね。それじゃ行くよ20歳にまで若返らせるよ!」
女性全員「嘘!?カッコいい〜♡」
ゼウガル「問題ないみたいだねゼーナよろしく頼むよ」
アイシャ・メイナ・ラグナ「私が行こうかしら?」
ゼウガル「勘弁して!?困るから!?」
ゼーナ「ママ、メイナ様、ラグナ様、ごめんなさいね?私のフィアンセ(予定)ですから(嬉)」
ハンドラ・ライメデ「よくわからん(な)」
これにより堅司は若返りさせられたのである
ゼウガル「スキルは私達の下位互換のスキルを覚えさせればいいよねあのステータスだし」
他一同「賛成!」
ゼウガル「満場一致だね、細かい説明は本人にしたいしゼーナ早めに教会に連れてきてね!」
ゼーナ「わかりました私じゃ説明しきれませんし」
ゼウガル「今回の説明会はこれでお開き各自仕事に戻ってね」
次回は、堅司視点に戻って街に移動して冒険者になって身分証を手に入れる回になります